JPS6344170Y2 - - Google Patents

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JPS6344170Y2
JPS6344170Y2 JP1985137892U JP13789285U JPS6344170Y2 JP S6344170 Y2 JPS6344170 Y2 JP S6344170Y2 JP 1985137892 U JP1985137892 U JP 1985137892U JP 13789285 U JP13789285 U JP 13789285U JP S6344170 Y2 JPS6344170 Y2 JP S6344170Y2
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JP
Japan
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steel material
brush
brush roll
roll
width
Prior art date
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JP1985137892U
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JPS6246107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は熱間圧延のデスケーリング装置に関す
るものである。
(従来の技術) 鋼材が加熱炉において加熱される際発生する一
次スケール及び圧延過程において発生する二次ス
ケールは、圧延ロールの摩耗を早めたり、製品表
面にスケール欠陥を発生させて製品価値を低下さ
せる原因となる。
このため、従来から、 (1) 粗圧延ロール或は仕上圧延ロール前面におい
て移送されてくる鋼材の表面に高圧デスケーリ
ングヘツダーを介して高圧噴射水を吹き付け、
鋼材表面のスケールを吹き飛ばす方法、 (2) 特開昭58−163520号公報に示されているよう
に、前記の高圧デスケーリングヘツダーの前面
にブラシロールを固定配置し、鋼材にブラシロ
ールを押圧することによりスケールを除去した
り、スケールに微細なクラツクを発生させたり
し、後続して高圧の噴射水を吹き付ける方法、 がある。
(1)の方法では、水圧を高めるポンプを駆動する
ための多大な電力と噴射のための多大な水量とを
必要とするという問題点がある。また、鋼材の表
面に多大な水を噴射するため鋼材の表面温度の低
下を招くことになり、このため加熱炉において前
記の温度低下の分だけ余分に加熱する必要があ
り、燃料消費の面でも問題がある。その上、高圧
噴射水を吹き付けただけでは鋼材表面に強固に付
着したスケールを完全に除去できず、製品表面の
スケール欠陥を確実に防止する手段としては不十
分であつた。
(考案が解決しようとする問題点) また、(2)の方法では、(1)の問題点は解決されて
いるが、長期にわたり使用していると圧延鋼材の
板幅がブラシロールより狭いためブラシロールの
摩耗量が位置によつて異なり、鋼材表面に接する
ブラシロールにむらが生じ、均一にスケール除去
ができなくなるといる問題がある。さらに、その
防止のためブラシロールの押圧を高めると鋼材表
面にブラシロールによる疵が生じる可能性があ
り、ブラシロールの偏摩耗により使用期間が定ま
り、ブラシロールの取り替え回数が多くなるとい
う問題もある。
本考案はこの問題点を解決することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、鋼材の最小幅以下のブラシロールを
上下対に複数列配置し、上記ブラシロールを鋼材
の幅方向に移動可能にした鋼材のメカニカルデス
ケーリング装置である。
(作用) ブラシロールの長さを当該熱間圧延設備におい
て圧延する鋼材のうち最小幅のものの幅と同じ
か、それよりも短いものとすることにより、ブラ
シロールが部分的に鋼材に接触し、その部分だけ
が摩耗により摩り減る偏摩耗を防止することがで
きる。また、ブラシロールを複数個備えて鋼材の
幅方向に移動可能とすることにより、より幅の広
い鋼材のデスケーリングも行なうことができる。
ブラシロールの寸法を具体的にどのよいな数値
にするか、また何列のブラシロールを用いるかは
実際の操業条件に応じて適宜決定することができ
る。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例に基いて詳しく説明
する。
第3図は鋼材の最小幅に等しい3列のブラシロ
ールを有する本考案のメカニカルデスケーリング
装置の一例を備えた圧延ラインの概要を示す側面
図である。4は鋼材、10はテーブルロール、1
1は高圧水を噴射する高圧デスケーリングヘツダ
ー、12は圧延ロールを示し、高圧デスケーリン
グヘツダー11の前面には鋼材4の表裏両面をデ
スケールするブラシロール1〜3が設置されてい
る。ブラシロール1〜3は第1図、第2図に示す
様にスタンド5,6を介して配置され、上下ブラ
シロールともスタンド5,6に設けた圧下シリン
ダ−7,8により適宜な圧下作用が与えられる。
また、ブラシロール1〜3は一方の軸端外に配置
した図示しないモーターとユニバーサルジヨイン
ト9を介して連結され、さらにスタンド5,6の
側面に設けた油圧シリンダー(図示しない)によ
り、鋼材4の幅方向に移動可能に構成されてお
り、第1図、第2図に示す様に、ブラシロール1
〜3の全面が鋼材4に接触するようにする。ブラ
シロール1〜3はモーターにより適宜な速度で鋼
材移送方向とは逆方向に回転される。あるいはま
た、必要に応じて逆転も可能である。
鋼材の板幅が最小幅(=W1)のときには、第
1図に示すようにブラシロール1〜3は中心位置
でデスケーリングを行う。この場合、ブラシロー
ルは3列すべて使用する必要はない。例えばブラ
シロール1および3を使用せずに、スタンド5,
6に設けた圧下シリンダーにより、鋼材4の板厚
に応じてブラシロール2だけ上下ブラシロール間
距離を決定し、図示外のモータにより適宜な速度
で回転させ、鋼材4のデスケーリングを行なうこ
とが可能である。
鋼材の板幅が最小幅より広い(=W)ときに
は、第2図に示したようにスタンド5,6の側面
に設けられた油圧シリンダー(図示しない)によ
り、ブラシロール1および3をそれぞれの端部が
鋼材4の端部に一致するように鋼材の幅方向にa
(=(W−W1)/2)だけ移動させ、ブラシロー
ル2は中心位置のままでデスケーリングを行う。
各ブラシロールは全面が鋼材と接触しており、偏
摩耗は生じない。
鋼材の最小幅より短いブラシロールを用いる場
合には、すべての幅の鋼材の場合に第2図に関し
て説明したところに準じてデスケーリングを行え
ばよい。
(考案の効果) 本考案によれば、ブラシロールは常に全面的に
鋼材に接触することとなり、ブラシロールの偏摩
耗を防いで、長期使用を可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のメカニカルデス
ケーリング装置の一実施例を示す図であり、第1
図は最小幅の鋼材のデスケーリングを示し、同図
aは平面図、同図bは正面図であり、第2図は最
小幅より広い鋼材のデスケーリングを示し、同図
aは平面図、同図bは正面図である、第3図は本
考案のメカニカルデスケーリング装置を備えた圧
延ラインの概要を示す側面図である。 1,2,3……ブラシロール、4……鋼材、
5,6……スタンド、7,8……圧下シリンダ
ー、9……ユニバーサルジヨイント、10……テ
ーブルロール、11……高圧デスケーリングヘツ
ダー、12……圧延ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼材の最小幅以下のブラシロールを上下対に複
    数列配置し、上記ブラシロールを鋼材の幅方向に
    移動可能にした鋼材のメカニカルデスケーリング
    装置。
JP1985137892U 1985-09-09 1985-09-09 Expired JPS6344170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985137892U JPS6344170Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985137892U JPS6344170Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6246107U JPS6246107U (ja) 1987-03-20
JPS6344170Y2 true JPS6344170Y2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=31042369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985137892U Expired JPS6344170Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6344170Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141910U (ja) * 1984-02-29 1985-09-20 日新製鋼株式会社 金属帯ブラツシング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6246107U (ja) 1987-03-20

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