JPS6344127A - 体積計 - Google Patents

体積計

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JPS6344127A
JPS6344127A JP18673186A JP18673186A JPS6344127A JP S6344127 A JPS6344127 A JP S6344127A JP 18673186 A JP18673186 A JP 18673186A JP 18673186 A JP18673186 A JP 18673186A JP S6344127 A JPS6344127 A JP S6344127A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヘルムホルツ共鳴子の共振周波数変化を利用
した音響式の体積針に係る。
果実など不定形物体の体積を正確に知るには、通常、物
体を水中に沈めたときに排除される水の体積を測ること
が行われるが、この方法は、浮力に抗して物体を水中に
沈める手段を必要とするなど、多数の物体の自動検査な
どには不適である。
また人体の肥満度を計測するために、被検者を水中に頭
まで沈めて体積を測り、その値と空中での体重とから比
重を算出することが行われるが、この方法はきわめては
ん雑な手続きを必要とし、集団検診などには使えない。
 さらにまた、複雑な形状をした容器の容積を測るにも
水が使用されるが、この方法も容器が大きい場合には容
易ではない。
本発明は、従来のような水を使用する方法ではなく、音
響現象を利用し乾燥状態のままで物体の体積や容器の容
積を測定するものである。すなわち本発明は、容器に音
響管を接続して構成したヘルムホルツ共鳴子の共振周波
数が、容器の容積とその中に入れた物体の体積との差に
応じて変化することを利用するものであるが、特に、上
記のヘルムホルツ共鳴子にもう一つの補助的な音響共振
器を付加するか、あるいは上記のヘルムホルツ共(1り
、子の音響管を補助音響共振器として利用し、この補助
共振器の共振周波数と前記のヘルムホルツ共鳴子の共振
周波数との比をとることにより、温度変化などの影響を
補償して精密な体積測定を可能ならしめるものである。
したがって1本発明の第一の目的は、音の共振を利用し
て乾燥状態のままで果実や人体などの不定形物体の体積
や複雑な形状の容器の容積を簡便に測定する手段を提供
することである。測定される物体は固体に限らず、たと
えば複雑な形状のタンクに蓄えられている液体の体積も
本発明により;(lj+定されうる。
未発明の第二の目的は、上記の音響的方法により体積測
定を行うに際し、温度変化等によって生ずる共振周波数
の変化の影響を、同じく音響的方法を利用することによ
り補償して、正確な測定を可能ならしめる手段を提供す
ることである。
第1図において1は物体7を入れた容器で、その上に副
室8を有する蓋2がのせられている。副室8には内部断
面積S、長さLの音響管3がつけられている。5は駆動
用音源であって、容器1が小容積の場合はイアホンなど
が用いられ、短い管9を通して容器1の内部を音響的に
駆動するが、1が大容積の場合にはスピーカなどが用い
られ、これを容器1もしくは蓋2に直接とりつけて駆動
する。6は容器1の内部の音を検出するマイクロホンで
あって、内部断面積S′、長さL′の音す管4によって
副室8に接続されている。
いま副室8および音響管4の容積S’  l’ を含め
て容器1の全容積をVOとし、物体7の体積をVとする
と、 容器lの内部の残余の空間の体積(Vo  V)
による音響コンプライアンスCはC’= (Vo−V)
/”YPo       (1)である。ここでγは容
器1内部の気体、通常は空気、の定圧定容比熱比、Pa
は気圧である。また音響管3の内部の気体の質量による
音響イナークンスLは L=ρt/S                (2)
である。ここでρは音響管3内部の気体、通常は空気、
の畜度である。上記二つの音響要素は一つの音響共振器
を構成するが、これはいわゆるヘルムホルツ共鳴子であ
って、その共振周波数f、はfr= (1/2w) J
r7ττ −(c/2π)  S/L  (Vo −V)である。
ここでCは音速であり、 c=J”7Σ訂7丁         (4)である。
 (3)式で示されるように、f、は体積の差(VO−
V)の関数であり、もしVoが既知であれば共振層波数
f、−よりその容器の中に入れた物体の体積Vが知れる
。また容積未知の空の容器があった場合には、v;0で
あるから、その容器の口に第1図のように音g管、音源
、マイクロホン等を接続した蓋もしくは栓をつけること
によりその容積Voが知れる。しかしながら実際には温
度変化などにより音速Cが変化しf、が変化するから、
それに対する補償手段が必要となる。
第1図の装置においては、容器1と音響管3からなるヘ
ルムホルツ共鳴子のほかに、音響管4が補助的な音響共
振器として作用する。その共振周波数は一端閉止の音響
管のそれであってfr’ =c/41’       
   (5)およびその奇数倍の周波数であり、 (3
)式で与えられるヘルムホルツ共鳴子の共振周波数fr
と同様に、音速Cに比例して変化する。したがってこれ
ら補助共振器の共振周波数のいずれも前記の補償に利用
することができるが、いま最低次の共振周波数fr’を
用いることにし、音源5への入力電圧es  (t)(
fは時間を表わす)からマイクロホン6の出力電圧er
a(f>までの周波数特性をG(、f)(、fは周波数
を表わす)とすると、振幅特性IG(、f)Iは第2図
(a)に示すようにf、とfF”の二つの周波数におい
てそれぞれ共振ピークを示す、そしてこれら二つの共振
周波数のうち、frが体積差(Vo  V)に応じて変
化し、また温度変化などにより音速が変った場合には、
f、、j’、’ とも同じ割合で変化する。木発明では
これら二つの共振器を利用して、f、、f、−′なる二
つの周波数で発振する多重発振器を構成する。
なお実際の f、、f、’は (3)式および(5)式
で与えられる値より若干小さくなるが、これは主として
音響管3および4の開口部周辺の気体の付加質量の影響
であり、そのためこれらの音響管の長さが実効的に実際
の長さより若干長くなることによる。第1図の装置にお
いて副室8を設け、これらの音響管をこの副室に接続す
るようにしたのは、物体7が音響管の開口部に近付いて
その音響管の実効長が変化することを防ぐためである。
しかしながら、この副室は本発明において本質的に必要
というわけではない。
第3図は、前記の多重発振器を構成するためにマイクロ
ホン6と音源5の間に接続する電子回路である。マイク
ロホン6の出力em(f)は増幅器10によって増幅さ
れるが、ここで低域フィルタ11および高域フィルタ1
1′によって二つの成分に分離される。これら二つのフ
ィルタのカットオフ周波数fcは、第2図(a)に示し
たようにf、とf 、 lの中間に設定されており、 
ヘルムホルツ共鳴子の共振に係る周波数f、の成分は1
1を通って信号ec(t)となり、 補助共振器の音響
管4の共振に係る周波数t 、 lの成分は11′ を
通って信号ec’(f)となる。12は位相検出器であ
り、電圧制御発振器13とともに一つのフェーズロック
ループ(PLL)を構成している。 すなわち12は信
号ecct)と13の出力eo(t)との位相差に比例
した直流出力Edを発生し、 これによってgo(t)
がec(f)に対して一定の位相差になるように13の
発振周波数を制御する。同様に位相検出器12′と電圧
制御発振器13′も一つのPLL回路を構成し、13′
の出力eo’(f)がec’(t)に対して一定の位相
差になるように13′の発振周波数が制御される。 二
つの出力go(f)とeo’(f)は加算器16によっ
て加え合わされ増幅器15により増幅されて、音源5へ
の入力電圧es(t)となる、 ここで12.13およ
び12’、13’を適当に調整すると、  第2図(b
)の位相特性lG<f)の曲線上のA点およびA′点に
位相をロックして、それぞれf、およびf 、 /の共
振周波数において持続的に発振させることができる。
14は信号処理装置で、上記の発振状態においてeo’
(t)とeo(f>の周波数の比fr′/f、を測定し
、それに引き続く必要な演算等を行う0周波数比測定の
具体的手段には既知の種々の方法があるが、たとえばg
o’(t)をN倍(Nは正整数)に周波数てい倍してN
f、’ なる周波数のパルスを作り、このパルスをクロ
ックとして計数回路を用いてeO(t)の周期1 / 
f rを計数測定するとNfr’/frがえられる。い
ま容器1と音響管4は同一の温度環境にあるものとする
と、 (3)式および(5)式に含まれている音速Cの
値は同じであるから、これらの式からfr’/fr =
 (π/21’)  L  (Vo −V) /5とな
る。したがって Vo −V=k  (、fr’  /fr) 2   
(7)となって周波数比f、’/f、より体積差(VO
−V)が求められる。ここでkは定数でに= C21’
  /π)2 (S/l)    (8)であるが、実
際にはこのkの値は、既知の体積を用いた校正により実
験的に定められる。
なお、上記とは逆に、eo(t)の周波fifrをてい
倍し、これをクロックパルスとしてeo″(1)の周期
1 / f r ’ を計数4111定して周波数比f
、/f、’ をえて、その逆数を(7)式に代入して(
Vo  V)を求めるようにしてもよい。なおまた実際
には、理論から導かれた(7)式のような簡単な式では
精度が不十分で、fr’/frから(Vo−V)を求め
るのに、1個もしくは数個のkn  (fr’  /f
r)   (kn、nは定数)なる形の項からなるf、
’/f、−の多項式で求める場合もある。あるいは(V
O−V)とf、’/f、との関係を数式で表わすのでは
なく、校正によってえられた(VO−V)とf、’/f
、もしくはf、/fr’  との関係を表の形式で信号
処理装置内に記憶し、f、’/f、もしくは f、/f
r′の測定値かえられるたびにこの表を引いて(Vo−
V)を求めるようにする場合もある。いずれにせよ重要
なことは、周波数比をとることにより音速Cが互に相殺
されて、その変化が最終結果に影響しないということで
ある。
以上の説明においては、PLL回路を用いて発振器を構
成するようにしたが、これは単なる一手段であって、共
振系を含む発振器を構成するにはこのほかにも既知の種
々の手段がある、たとえば第3図において、  12.
12′を移相回路に、13.13′を増幅器におきかえ
、それらの出力から12.12′にいたるフィードバッ
ク結線はとりさるようにしても発振器を構成することが
できる。また発振波形も完全な正弦波である必要はなく
、たとえば第3図の装置において、13および13′の
出力として、それぞれ周波hf、−およびfr′の三角
波を発生するようにしても差支えない。
以上においては、発振はf、とf 、 jなる周波数に
おいて同時になされ、したがって容器1の内部にはこれ
ら二つの周波数の音が共に存在するものとした。しかし
ながらf、とfr’ の値が接近している場合には、フ
ィルタによってこれら二つの周波数成分を分離してそれ
ぞれの発振回路に導くことが困難になる。このような場
合には、f。
とfr’ での発振を時間的に交互に行わせる。すなわ
ち第3図における加算器16を切換スイッチにおきかえ
、周波数f、の信号eo(f)と周波数f 、 lの信
号eo’(t)を交互に切換えて増幅器15へ導き音源
5から放射する。この場合には一方の周波数の発振が行
われている間は、他方の周波数の発振は停止しているか
ら、それらの周波数の比を前例のように直接に計数測定
することはできない。したがってこの場合には、たとえ
ば第4図に示すように、水晶発振器20から出力される
一定周波数のクロックパルスを、 信号e。
(1)およびeo’ct)によって制御されるゲート2
1および21′を通して計数回路22および22′で計
数することにより、co(f)の周期1 / f rと
eo’(f)の周期1/fr’ をそれぞれ独立に測定
する。これらの計数動作は、上記の発振の切換に同期し
て交互に行われる。ただしこれらの計数動作の開始は、
発振が切換えられるごとに新しい発振が成長し定常状態
となるまで待たねばならず、特にf、が可聴周波数以下
の低周波の場合には、長い待機時間が必要となる。
このようにして計数測定された1 / 、f r、1/
fr′の仙は計数回路22および22′に保持されてい
るので、この段階で両者の比を演算しそれを(7)式に
入れて(Vo  V)を求めることもできるが、第4図
の装置においては、22′に保持されているl / f
 r ’の値は、さらに演算回路23に送られ、そのと
きの温度Tが算出される。
すなわち容器1内部の気体が空気の場合には、音速c(
m/s)と絶対温度T (K)の間には近似的に c=20JT            (9)なる関係
があるから、これと(5)式よりT= (1’ fr’
 ) 2/25       (+0)としてTが算出
される。−力演算回路24においては、 (3)式と(
9)式からえられる関係式Vo −V= (10/π)
 2 (S/ l)T/fr 2により、計数回路22
に保持されているl / f rの値と演算回路23に
よって(10)式により算出されたTの値より体積差(
VO−V)が求められる。温度変化に対するこのような
補償方法では、周波数比f、’  /f、に直接対応す
る信号はどこにも現われないが、  (10)式を(1
1)式に代入すると(7)式に帰着することから明らか
なように1周波数比によって体積差を求めるという本発
明の木質的な点においては、なんら変るものではない。
第5図は第1図の装置とは逆に、マイクロホン6が接続
される管4の長さを短くし、かわりに音源5が接続され
る管9の長さを長くするようにした実施例である。 す
なわちこの場合の補助共振器は、内部断面積S″、長さ
L ”の音響管9であり、したがってこのときの補助共
振器の共振周波数は fr’ =c/41”          (12)お
よびその奇数倍で与えられる。 また振幅特性IG(、
f)Iは第2図(a)に示すようになり、第1図の場合
と全く同様にして、周波数比f 、 1/f、より体積
差(Vo−V)が求められる。
第6図は補助共振器として、主たるヘルムホルツ共鳴子
とは別に、小さなヘルムホルツ共鳴子を使用した実施例
である。すなわち小容積v1の容器31と内部断面積が
51で長さが11の音響管30からなるヘルムホルツ共
鳴子が副室8に接続され、音源5は容器31に接続され
ており、この補助ヘルムホルツ共鳴子を介して容器1、
蓋2、副室8および音1番管3からなる主たるヘルムホ
ルツ共鳴子を駆動する。またマイクロホン6も容器31
に接続されている。上記の補助共振器の共振周波数はV
lがVoにくらべて十分に小であればfr ’ =CC
/ 2π)  5z / Lx Vs  (13)とな
り、振幅特性IG (7)Iは、この場合も第2図(a
)に示すようになる。したがってマイクロホン6と音源
5の間に第3図の回路を接続すれば、前二例と同様にf
、とf r ’ の二つの周波数において発振し、周波
数比f、’/f、より体積差(Vo  ¥)が求められ
る。
第7図は液体の体積を測定する実施例である。
容積voの容器1の中には測定される物体7として液体
が体積Vだけ入れられている。容器1には栓40がはめ
られており、音響管3が栓40を貫通してとり付けられ
ている。 栓40には音源5が接続された短いL字管4
1も貫通しており、音源5はこのL字管を通して容器1
の内部を駆動する。この実施例の場合、ヘルムホルツ共
鳴子に接続される補助音響共振器はなく、またマイクロ
ホン6は音響管3の途中に接続されている。これはつぎ
に説明するように、ヘルムホルツ大口1子の構成要素で
ある音響管3を補助音響共振器として兼用するためであ
る。
上述のように、音響管3を補助共振器とみなした場合、
その共振周波数は、音響管3内体は長さLの両端開放の
管であるから fr’  =c/21             (1
4)およびその整数倍となる。 音響管3と容器1とか
らなるヘルムホルツ共鳴子の共振周波数f、は(3)式
で与えられるが、ここでf、の変化の原因は、温度変化
や液体の蒸気の混入などにより音響管3内部の気体密度
ρが変化し、 (2)式で表わされる音響イナータンス
Lが変化するためである。 すなわち(3)式中の音速
Cは、厳密にいえば、音響管3内部の音速とみなすべき
ものである。前に説明した三つの実施例は、ヘルムホル
ツ共鳴子に別途に用意した補助音響共振器を接続する方
式であるので、音g管3と補助共振器の温度が不均一の
場合やそれらの内部の気体の組成が異なる場合などには
完全な補償はなしえない。その点、本実施例では、 (
14)式の音速Cは音響管3内部の音速であるので、よ
り完全な補償が可能である。この点は前二例にはみられ
ない本実施例に特有の効果である。
第7図の装置において、 音源5への入力電圧es(t
)  からマイクロホン6の出力電圧em(1)までの
振幅特性IG(f)lは  12図(a)に示すように
なり、マイクロホン6と音源5の間に、第3図に示すよ
うな電子回路を接続することにより、frとfr’の二
つの共振周波数において同時に発振する。これら二つの
発振周波数の比より体積差(VO−V)を求め、それよ
り液体の体積Vを求めることは前と同様である。また1
が容積未知の空の容器である場合、その口に第7図に示
したような音響管等をつけた栓40をはめることにより
、その容積VOが求められることはいうまでもない。
本実施例で利用した音響管3の共振は、 第1図、第5
図あるいは第6図に示した装置においても潜在的には存
在している。しかしその共振の強さはきわめて小さく、
そのままでは利用し難い。
第7図のように、音響管3の途中にマイクロホン6を接
続するなどの工夫によって、始めてこの音響管自身の共
振をヘルムホルツ共!!β子の共振と同程度の強さで検
出することができ、その利用が可能となるものである。
以上を要するに、 本発明の基本的思想は、容器にMt
、lp管を接続してヘルムホルツ共鳴子を構成し、その
共振周波数によって容器の容積やその中に入れた物体の
体積を測定する場合において、補助的な音響共振器をヘ
ルムホルツ共鳴子につけ加えるか、あるいはヘルムホル
ツ共鳴子の音響管自体を補助共振器として用い、この補
助共振器の共振周波数が、温度などが変化した際に、主
たるヘルムホルツ共鳴子の共振周波数と同じ割合で変化
することを利用して温度変化等の影響を補償することで
ある。その結果として、不定形の物体や容器の体積の音
響的手法による測定が始めて実用的に可能となったもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例、第2図は音響系の周波数特
性、第3図は本発明の電子回路部分の一例、第4図は信
号処理装置の一例、第5図は本発明の第二の実施例、第
6図は本発明の第三の実施例、第7図はヘルムホルツ共
鳴子の音響管を補助共振器に兼用する場合の一実施例で
ある。 1−一−−容器、2−−−一蓋、3−一一一音響管、4
−−−−マイクロホンを接続する管、5−−−一音源、
6−−−−音検出器のマイクロホン、7−−−−物体、
8−一一一副室、9−一一一音源を接続する管、10−
−−一増幅器、11.11’−−−−フィルタ、12.
12’−一−−位相検出器、  13. 13’ −−
−一電圧制御発振器、14−−−一信号処理装置、15
−−−一増幅器、16−−加算器、20−−−一水晶発
振器、  21.21′−−−−ゲート、22.22’
−−−一計数回路、23゜24−−−一演算回路、30
−−−一音響管、31−−−一小容器、40−−−一栓
、41−−−−短いL字管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  容器に音響管を接続してヘルムホルツ共鳴子を構成し
    、上記ヘルムホルツ共鳴子にこれを駆動する音源と音検
    出器のマイクロホンとを接続し、上記マイクロホンと上
    記音源との間に電子回路を接続して発振を生ぜしめるよ
    うになし、上記ヘルムホルツ共鳴子にさらに補助音響共
    振器を接続するか、あるいは上記ヘルムホルツ共鳴子の
    音響管を上記補助音響共振器として兼用し、上記補助音
    響共振器の共振周波数の一つと上記ヘルムホルツ共鳴子
    の共振周波数とにおいて発振せしめ、これら二つの発振
    周波数の比によって上記容器の容積もしくは上記容器に
    入れた物体の体積を求めることを特徴とする体積計。
JP18673186A 1986-08-11 1986-08-11 体積計 Expired - Lifetime JPH0692904B2 (ja)

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JPS6344127A true JPS6344127A (ja) 1988-02-25
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63298013A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Yasushi Ishii 体積計
CN101893469A (zh) * 2010-07-19 2010-11-24 南京农业大学 一种测定果实体积的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63298013A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Yasushi Ishii 体積計
CN101893469A (zh) * 2010-07-19 2010-11-24 南京农业大学 一种测定果实体积的方法

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