JPS5857693B2 - 温度計 - Google Patents

温度計

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JPS5857693B2
JPS5857693B2 JP252979A JP252979A JPS5857693B2 JP S5857693 B2 JPS5857693 B2 JP S5857693B2 JP 252979 A JP252979 A JP 252979A JP 252979 A JP252979 A JP 252979A JP S5857693 B2 JPS5857693 B2 JP S5857693B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
signal
circuit
vibration
signals
Prior art date
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Expired
Application number
JP252979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5594122A (en
Inventor
元善 安藤
恭一 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
Priority to JP252979A priority Critical patent/JPS5857693B2/ja
Publication of JPS5594122A publication Critical patent/JPS5594122A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被測定雰囲気内に振動子を配置しこの振動子の
固有振動数から温度を測定するような温度計に関するも
のである。
従来のこの種の温度計は、水晶振動子を用いたもので、
その感度はあまり大きいものでなかった。
本発明の目的は、この種の温度計で高感度なものを実現
することにある。
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
図は本発明に係る温度計の一実施例を示す構成図である
図において、1は両端が支持された音叉形の振動子、2
,3は振動子1の薄肉部101の振動を検出するため薄
肉部101の端部付近に取付けられた振動検出用圧電素
子、4,5は振動子1を駆動するために圧電素子2,3
に対向して取付けられた駆動用圧電素子である。
6,7はそれぞれ圧電素子2,3の出力信号を受けるチ
ャージアンプ、8,9はチャージアンプ7の出力信号に
一定値をかける係数回路、10はチャージアンプ6およ
び係数回路8の出力信号を加算する加算回路、11はチ
ャージアンプ6の出力信号から係数回路9の出力信号を
引く引算回路である。
また、12.13は2次以下の振動モードの周波数を通
すローパスフィルタ、14.15はそれぞれローパスフ
ィルタ12.13の出力信号を受は振動一定の電圧を出
力するアンプである。
16はアンプ14.15の出力信号を加算したものを圧
電素子4に印加する加算回路、1Tはアンプ14の出力
信号からアンプ15の出力信号を引いたものを圧電素子
5に印加する引算回路、18はアンプ14゜15の出力
信号Ve 、Vfを受けて温度に対応した信号を出力す
る出力回路である。
上記圧電素子2〜5、チャージアンプ6.7、係数回路
8,9、加算回路10,16、引算回路11.17、ロ
ーパスフィルタ12,13、およびアンプ14.15は
、振動子1を駆動させるための駆動部を成す。
この駆動部および振動子1でなる閉ループ上の一点から
出た信号と、この信号が一巡して戻った信号との間には
、1次および2次の振動モードの信号分に関して(正確
には、フィルタ12側を通る信号については1次の、ま
たフィルタ12側を通る信号については2次の各振動モ
ードについての信号分に関して)、はとんど位相差が生
じないように、駆動部が構成されている。
したがって、定常動作状態においては、チャージアンプ
6.7から、次に示す信号Va、Vbが出力される。
ただし、 rnl + ml : 1次の振動モードに起因する信
号分 m2+ rn’2: 2次の振動モードに起因する信
号分 上記係数回路8,9の具体的構成は、チャージアンプ7
の出力信号に、それぞれm2/ m21 ml /m’
1なる値(m2とm≦とは同一モードの信号分、mlと
mfとは同一モードの信号分であるから、これらの比は
一定といえる)をかけるようになっている( rnl
= rnl + rn2−rn≦であれば係数回路8,
9は不要)。
したがって、加算回路10、引算回路11の出力信号V
c 、Vdは次のようになる。
ただし、 k、に’: 係数回路8,9の係数値(具体的にはm
27 m≦、ml/m:である)この(2)式から明ら
かなように、Vc、Vdはそれぞれ1次、2次の振動モ
ードのみに対応した信号である。
そして、このVc 、Vdに対応した信号Ve、Vfが
アンプ14,15から出力され、これを受けた加算回路
16および引算回路17が、1次および2次の振動モー
ドで振動子1を確実に振動させるような電圧を、圧電素
子4,5に印加する。
この実施例における駆動部は、振動子1の振動の検出を
1次および2次の振動モードに起因する信号分のみにつ
いて行っていると同時に、駆動においては、1次および
2次の振動モードで変形するような力を振動子1に加え
る構成となっているので、きわめて安定した状態で、振
動子1が二重振動モード(1次および2次)で振動して
いる。
このときの振動子1の固有振動数を、fl(1次の振動
モードについての振動数)、β2(2次の振動モードに
ついての振動数)とすれば、次式%式% ただし、 C1,C2:1次、2次の振動モードによって決まる定
数 t :温度 tO二二基湿温 度o:t=toにおける振動子1(薄肉部101)のヤ
ング率 ρp:t=toにおける振動子の密度 α :Eo/pの温度係数 ρX:X:振動子四周囲体の密度 β1.β2:1次、2次の振動モードにおける密度感度
係数 この(3)式から流体の密度ρXを消去して温度tに関
する式を導くと次のようになる。
f】 γ−− ただし、 β2 この(4)式中の右辺は、fl、γを除き全て定数であ
る。
一方、γはfl + β2を知れば求められるものであ
る。
ここで、fl、β2はアンプ14.15の出力信号Ve
、Vfの周波数から求められる。
したがって、(4)式に基づき、温度tを測定すること
ができる。
(4)式相当の演算は出力回路18が行い、温度tに対
応した信号を出力する。
なお、温度をそれ程高精度に測定する必要がない場合に
は、(4)式そのものを用いずに近似式を用いるように
しても良い。
逆に、より高精度に測定する場合は、(3)式のf12
.fXに関する式におけるαをそれぞれα1.α2とす
れば、二つの振動モードにおける温度係数の微少差によ
る悪影響をも除去できる。
また、上記の説明においては、振動子1を二重振動モー
ド(1次および2次)で同時に振動させる場合を示した
が、時分割方式、例えば1次と2次の振動モードで交互
に振動させるように構成することもできる。
また、振動子1として音叉形のものを示したが、これ以
外であっても同様である。
さらに、振動子1の振動検出および1駆動を圧電素子で
もって行う例を示したが、他の手段を用いることもでき
る。
また、1次および2次の振動モードを選択する場合を示
したが、他の振動モードを選択した場合も同様である。
さらに、振動検出側のモードリジェクションに関し、振
動検出用圧電素子を複数個用いる例を示したが、フィル
タ12.13だけでもって1次、2次の信号弁に分離で
きる場合は、一個あれば十分である。
また駆動用圧電素子を複数個用いて駆動側にもモードリ
ジェクション機能をもたせた場合を示したが、振動検出
側でモードリジェクションがなされているので、実用上
は一個でも十分に動作する。
以上説明したように本発明装置は、(3)式又は(3)
式相当の式から温度を求めるものである。
このため、(3)式から明らかなように、αが大きい材
料を用いれば、fl、f2も大きくなり、高感度な温度
計を実現できる。
また、各振動検出用圧電素子からの信号を加算する回路
と、引算する回路を設け、その出力信号を各ローペスフ
ィルタに印加するようにしたことから、簡単な構成でモ
ードリジェクションを効果的に行なうことができ、振動
子を二重モードで安定に振動させることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る温度計の一実施例を示す構成図である
。 1・・・・・・振動子、2,3・・・・・・振動検出用
圧電素子、4.5・・・・・・駆動用圧電素子、6,7
・・・・・・チャージアンプ、8,9・・・・・・係数
回路、10.16・・・・・・加算回路、11.17・
・・・・・引算回路、12.13・・・・・・フィルタ
、14,15・・・・・・アンプ、18・・・・・・出
力回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定雰囲気内に配置された振動子、この振動子を
    振動させる第1、第2の駆動素子、前記振動子の振動を
    検出する第1、第2の振動検出素子、この第1、第2の
    振動検出素子からの信号を加算する加算回路、前記第1
    、第2の振動検出素子からの信号を引算する引算回路、
    前記加算回路からの信号を入力し第1の周波数成分を通
    過させる第1のローパスフィルタ、前記引算回路からの
    信号を入力し第2の周波数成分を通過させる第2のロー
    パスフィルタ、前記第1、第2のローパスフィルタから
    の信号を加算しこの加算信号を前記第1又は第2の駆動
    素子に与える第1の回路手段、前記第1、第2のローパ
    スフィルタからの信号を弓算しこの引算信号を前記第2
    又は第1の駆動素子に与える第2の回路手段を具備し、 前記振動子は同時に又は時分割で第1、第2の振動モー
    ドで振動し、そのときの各振動モードにおける固有振動
    数から被測定雰囲気内の温度を求めるようにした温度計
JP252979A 1979-01-12 1979-01-12 温度計 Expired JPS5857693B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5594122A JPS5594122A (en) 1980-07-17
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JPH0449030B2 (ja) * 1984-08-16 1992-08-10 Yunion Kaabaido Chem Ando Purasuchitsukusu Co Inc

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US4535638A (en) * 1983-10-03 1985-08-20 Quartztronics, Inc. Resonator transducer system with temperature compensation
JPS60131434A (ja) * 1983-12-20 1985-07-13 Yokogawa Hokushin Electric Corp 温度センサ
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