JPS6344000Y2 - - Google Patents

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JPS6344000Y2
JPS6344000Y2 JP17597483U JP17597483U JPS6344000Y2 JP S6344000 Y2 JPS6344000 Y2 JP S6344000Y2 JP 17597483 U JP17597483 U JP 17597483U JP 17597483 U JP17597483 U JP 17597483U JP S6344000 Y2 JPS6344000 Y2 JP S6344000Y2
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JP
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hand
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fan
lamp
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JP17597483U
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JPS6083497U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 この考案は洗浄後の手に付着する水分を乾燥す
る自動ハンド乾燥機に関し、特に香料拡散機構を
内蔵した自動ハンド乾燥機に関するものである。
従来技術 従来、ホテル、デパート等の化粧室等に設置さ
れる自動ハンド乾燥機は、ヒータ及びフアンを主
体に構成され、そして温風吹出口に手を位置させ
ると、ハンド検出センサによりフアン及びヒータ
が駆動され、吹出口から温風を噴射することで手
に付着する水分を乾かすようになつている。
このような自動ハンド乾燥機は温風発生部分
と、手が温風吹出部にあるか否かを検出するハン
ド検出センサとは別体構造になつているのが一般
であり、このため、ハンド乾燥機の設置場所が限
定されるとともに、ハンドセンサに光電管等を用
いる関係上、ハンドセンサが大型化しコスト高と
なる。
また、化粧室には、内部の清潔性、快適性を維
持するために香料発散器が設置されているのが普
通である。
この種の香料発散器には香料を自然に拡散させ
るもの、あるいはフアンを用いて強制的に拡散す
るものなど種々の方式が提案され実用に供されて
いるが、いずれも室内の壁に固定したり、あるい
は洗面台上に載置するものであり、自動ハンド乾
燥機とは別々になつている。このため、室内の雰
囲気を損わないような香料発散器とするには、香
料発散器自体のデザインも考慮しなければなら
ず、コスト高になるほか、スペースの狭い場所に
自動ハンド乾燥機と香料発散器の両方を別々に設
けることは、室内を見苦しくしてしまうおそれが
ある。
考案の目的 この考案は上記従来の欠点を解消したもので、
その目的とするところは、香料拡散装置及びハン
ド検出手段を内蔵できる構造とすることにより、
機器の集約化及び設置を容易にするとともに、香
料拡散装置及びハンド検出手段の低コスト化を図
るようにした自動ハンド乾燥機を提供するにあ
る。
考案の構成 このために、この考案の自動ハンド乾燥機は前
面に手挿入口を有するケース本体と、このケース
本体内に装着され手挿入側に向けて温風を噴出す
る温風フアンと、上記ケース本体内に装着され香
料をフアンにより強制的に拡散する香料拡散装置
と、上記ケース本体内の上記手挿入口側に設けら
れたハンド検出用のCdsセンサと、上記ケース本
体内に設置されたケース内照明兼用のランプとを
備え、上記ランプからCdsセンサへの光が手によ
り遮断されたとき上記温風フアンを駆動するよう
にしたことを特徴とするものである。
考案の実施例 以下、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図及び第2図はこの考案の自動ハンド乾燥
機の一例を示すもので、1は上下端が閉塞された
ケース本体であり、このケース本体1の前面下部
には手挿入口2が形成され、左側の上部には開閉
蓋3が取付けられているとともに、開閉蓋3には
香料拡散を行わせる通気用のグリル4が形成され
ている。
また、上記ケース本体1内の上部側には支持部
材5が水平に設置され、この支持部材5の中央部
に温風フアン6が設置され、その温風吹出口7は
ケース本体1の下端側に向けて突出されている。
上記温風フアン6は第3図に示す如くフアン付き
モータ6a及びヒータ6bから構成されるもので
ある。
上記支持部材5上には香料容器8が設置され、
この容器8内には固体あるいは液体の香料8bが
収容されるようになつているとともに、香料容器
8の香料放出口8aに対向するケース本体1の内
側には、香料気体をグリル4へ送風するフアン9
が設置されている。また、上記手挿入口2と対向
するケース本体1内の側壁には負特性のCdsから
なるハンド検出センサ10が取付けられており、
さらに上記支持部材5の下面には内部照明を兼ね
たセンサ動作用のランプ11が取付けられてい
る。
第3図はこの考案における温風フアン6、香料
拡散用フアン9及びランプ11の制御回路図を示
すもので、12は100vの商用電源、13は一次
側を商用電源12に接続した変圧器であり、その
二次側に整流器14が接続され、この整流器14
の直流出力端には上記Cdsセンサ10と、可変抵
抗15及び固定抵抗16との直列回路が並列に接
続されている。17,18はトランジスタで、ト
ランジスタ18のコレクタ・エミツタ間は上記整
流器14の直流出力端に並列に接続され、そして
トランジスタ18のコレクタにはリレー19が直
列に接続されているとともに、トランジスタ17
のコレクタ・エミツタは上記トランジスタ18の
ベース・エミツタに接続され、さらにトランジス
タ17のベースは可変抵抗15とCdsセンサ10
との接続点20に接続されている。また、上記リ
レー19の常開接点19aは上記温風フアン6の
フアンモータ6aとヒータ6bの電源回路に直列
に接続されている。
上記変圧器13の二次側にはさらに他の整流器
21が接続され、この整流器21の直流出力端に
は上記香料拡散用のフアン9が接続されている。
また、上記ランプ11は上記商用電源12に接続
されている。なお、22は上記回路構成部品を実
装した基板である。
次に上記のように構成された本実施例の動作に
ついて説明する。
電源スイツチ23をオンすると、電源12に接
続したランプ11が点灯されるとともに、整流器
21により直流に変換された直流電圧(3v)が
フアン9に印加されることによりフアン9を駆動
し、香料容器8の放出口8aから発散する香料気
体を拡散してケース本体のグリル4からケース本
体1外へ拡散させる。
かかる状態において、手を挿入口2からケース
本体1内に差込むと、手によつてランプ11から
のCdsセンサ10に達する光が遮ぎられそのCds
センサ10の内部抵抗を急激に増大し、これに伴
いCdsセンサ10の両端の電圧が上昇する。即ち
接続点20の電位がトランジスタ17のベース・
エミツタ間電圧になると、トランジスタ17が導
通するとともにトランジスタ18も導通し、リレ
ー19が付勢される。これにより常開接点19a
が閉成するため、フアンモータ6a及びヒータ6
bの電源回路が閉じ、フアンモータ6a及びヒー
タ6bが駆動して温風をフアン6の吹出口7から
手に向けて噴射し、手に付着している水分を蒸発
飛散させて急速乾燥させる。
また、手をケース本体1から抜けば、ランプ1
1からの光はCdsセンサ10に入射されるため、
Cdsセンサ10の内部抵抗は減少し、接続点20
の電位はトランジスタ17のベース・エミツタ間
電圧以下となり、これに伴いトランジスタ17,
18はオフされ、かつリレー19も消勢して常開
接点19aが開き温風フアン6は停止することに
なる。
なお、Cdsセンサ10の動作点は可変抵抗15
を調節することにより調整できる。
上記のような本実施例においては、香料をフア
ン9により強制的に拡散する香料拡散装置をハン
ド乾燥機のケース本体1に内蔵する方式としたの
で、香料拡散装置に意匠的効果を発揮するような
デザインを施す必要がなく、このため香料拡散装
置を低コスト化できるとともに、香料拡散装置を
含むハンド乾燥機の集約化が可能になり、かつ狭
い場所への設置も容易となる。また、ハンド検出
センサ10はケース本体1内に設置され、しかも
ケース本体内照明用のランプ光を手により遮ぎる
ことで手の挿入検出を行わせるため、そのセンサ
10にCds一個使用するのみで十分であり、これ
に伴いハンド検出センサが簡単となり、低コスト
化ができるほか、ケース本体と一体構成になつて
いるため、センサの設置を何等考慮する必要がな
い。
なお、上記実施例では香料拡散用フアン9を常
時作動状態にする場合について述べたが、例えば
タイマーを用いて所定時間間隔で作動させるよう
にしても良い。また、香料拡散装置を構成する香
料容器8は実施例の構造のものに限定されず、例
えば受皿内に香料を入れる簡単な方式であつても
良い。
考案の効果 以上説明した通りこの考案によれば、フアンに
より強制的に拡散される香料拡散装置をハンド乾
燥機のケース本体内に一体に収容する構造とした
ので、香料拡散装置を含むハンド乾燥機の集約化
が可能になり、これに伴い機器の設置も容易にな
るほか、香料拡散装置を低コスト化できる。ま
た、ハンド検出のためのセンサはCdsとケース内
照明兼用のランプで構成されるため、従来の光電
管を用いたものに比しその価格の低減が大幅に向
上され、さらにケース本体内に組込まれるため、
センサの設置場所を考慮することがなくハンド乾
燥機の設置性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動ハンド乾燥機の一例を
示す全体斜視図、第2図はその縦断正面図、第3
図はこの考案における温風フアン、香料拡散フア
ンを含む自動ハンド乾燥機の制御回路図である。 1……ケース本体、2……手挿入口、3……開
閉蓋、5……支持部材、6……温風フアン、8…
…香料容器、8b……香料、9……香料拡散フア
ン、10……ハンド検出用のCdsセンサ、11…
…ランプ、12……商用電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に手挿入口を有するケース本体と、このケ
    ース本体内に装着され手挿入側に向けて温風を噴
    出する温風フアンと、上記ケース本体内に装着さ
    れ香料をフアンにより強制的に拡散する香料拡散
    装置と、上記ケース本体内の上記手挿入口側に設
    けられたハンド検出用のCdsセンサと、上記ケー
    ス本体内に設置されたケース内照明兼用のランプ
    とを備え、上記ランプからCdsセンサへの光が手
    により遮断されたとき上記温風フアンを駆動する
    ようにしたことを特徴とする自動ハンド乾燥機。
JP17597483U 1983-11-16 1983-11-16 自動ハンド乾燥機 Granted JPS6083497U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17597483U JPS6083497U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 自動ハンド乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17597483U JPS6083497U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 自動ハンド乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6083497U JPS6083497U (ja) 1985-06-08
JPS6344000Y2 true JPS6344000Y2 (ja) 1988-11-16

Family

ID=30382705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17597483U Granted JPS6083497U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 自動ハンド乾燥機

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JP (1) JPS6083497U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517995Y2 (ja) * 1986-08-14 1993-05-13

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Publication number Publication date
JPS6083497U (ja) 1985-06-08

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