JPS634392Y2 - - Google Patents

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JPS634392Y2
JPS634392Y2 JP9552783U JP9552783U JPS634392Y2 JP S634392 Y2 JPS634392 Y2 JP S634392Y2 JP 9552783 U JP9552783 U JP 9552783U JP 9552783 U JP9552783 U JP 9552783U JP S634392 Y2 JPS634392 Y2 JP S634392Y2
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JP
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housing
casing
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head
screw
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JP9552783U
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JPS603689U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は誘導加熱調理器に関する。
従来例の構成とその問題点 従来の誘導加熱調理器は第1図〜第4図に示す
ように、プラスチツクなどの非導電性材料からな
る筐体1の上面部1aに、トツププレート2と、
これを保持する金属などの導電性材料からなる枠
体3を固定してなる。この枠体3は裏面隅部にネ
ジ孔4を有するボス5が突設され、前記ネジ孔4
に対してネジ6を、筐体1の上面部1aの下方か
ら、筐体1の上面部1aを貫通して螺合すること
により、トツププレート2を枠体3と筐体1間に
挾持する構成となつている。7は前記ボス5と相
対する筐体1裏面に突設したボスで、ネジ6の貫
通孔8が穿設されている。
前記構成によればネジ6の頭部6aが筐体1内
部に位置して、外部にのぞかないものであるの
で、筐体1の外観を損わないという利点がある。
しかし、上記従来の構成では、ネジ6の頭部6a
がボス7下面に位置して、筐体1内に露出したも
のであるので、次のような問題があつた。
すなわち、ネジ6が金属などの導電性材料から
なつていた場合、枠体3に印加された静電気がネ
ジ6を伝つて頭部6aより、筐体1内部の電気部
品9、例えば周波数変換装置に放電し、電気部品
9の誤動作、或いは放電破壊を生じさせるもので
あつた。
枠体3は筐体1外に露呈していて、人体などと
の接触が頻繁に行われており、人体などから枠体
3に印加され、ネジ6の頭部6aより放電する静
電気はかなりの量に達する。したがつて前記静電
気の影響を避けるには、ネジ6の頭部6aと電気
部品9間の距離を長くする必要があり、これでは
筐体1が大型化してしまうという欠点があつた。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点を解消するもので、静
電気による電気部品への悪影響を防止し、よつて
調理器本体の小型化を容易にしようとするもので
ある。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案の誘導加熱
調理器は、非導電性の筐体の上面部に載置したト
ツププレートを導電性の枠体で押さえ、この枠体
を筐体の上面部に下方から取付けた固着具により
固定し、この筐体の上面部の下面に位置する固着
具の頭部と筐体内の電気部品との間に非導電性の
隔壁を設けてなるもので、固着具と電気部品を近
接して配置しても、静電気が枠体から電気部品に
至らず、電気部品の誤動作や放電破壊を防止で
き、よつて、筐体の小型化を容易に実現できるも
のである。
実施例の説明 以下、本考案の実施例について、第5図〜第7
図を参照して説明する。
なお、第5図〜第7図において、従来例と同一
構成物に対し、同一番号を付し説明を省略する。
第5図、第6図において、10は筐体1のボス
7に一体形成された筒状の隔壁であり、ネジ6の
頭部6aを囲んでいる。この非導電材料からなる
隔壁10は、高さHがネジ6の頭部6aの突出寸
法hよりも高くなつている。
従つて、ネジ6の頭部6aの横近くに電気部品
9が配置されていても、頭部6aから発せられた
静電気は隔壁10に阻止されて、電気部品9に至
ることはない。
なお、前記実施例において隔壁10は筐体1の
ボス7に一体に形成しているが、別部材により形
成して接着剤などにてボス7下端に固着してもよ
い。また、隔壁10は頭部6aの全周にわたつて
形成されているが、電気部品9と対向する側に少
なくとも形成されておればよい。さらに第7図に
示すように、ネジ6の下方付近に電気部品9が配
置される場合には、ネジ6を枠体3に螺合した
後、隔壁10の下端開口を非導電性材料からなる
覆体10aによつて閉じてもよい。覆体10aは
接着剤によつて固着されてもよいし、着脱できる
構成であつてもよい。なお、筐体1は上下に分割
形成され、上筐体1aと下筐体1bは下筐体1b
の外底面より上筐体1aの側壁1cに螺合された
ネジ12にて、着脱自在に連結されている。
また、前記各実施例ではネジ6を用いた例を示
したが、その他類似の固着具、例えばボルトなど
を用いてもよい。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案は固着
具の頭部を筐体内に位置させているので、筐体の
美観が損なわれることがないことはもちろんのこ
と、固着具の頭部と電気部品との間には、固着具
から電気部品への静電気の放電を絶つ非導電性材
料からなる隔壁を設けたので、電気部品を固着具
の頭部に近づけても、電気部品が静電気によつて
悪影響を受けることがなく、よつて調理器本体の
小型化を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘導加熱調理器の外観斜視図、
第2図は同分解斜視図、第3図は同誘導加熱調理
器の一部破断側面図、第4図は第3図のA部の拡
大断面図、第5図は本考案の一実施例を示す誘導
加熱調理器の一部破断側面図、第6図は同要部の
拡大断面図、第7図は本考案の他の実施例を示す
誘導加熱調理器の要部断面図である。 1……筐体、2……トツププレート、3……枠
体、6……ネジ(固着具)、9……電気部品、1
0……隔壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に周波数変換装置等の電気部品を有する非
    導電性の筐体と、この筐体の上面部に穿設された
    開口を覆うトツププレートと、このトツププレー
    トの周辺部を前記筐体の上面部に押さえる導電性
    の枠体と、この枠体を前記筐体の上面部に固定す
    る固着具とを備え、前記固着具の頭部は前記筐体
    の上面部の裏面に位置し、かつ、この固着具と前
    記電気部品の間に非導電性の隔壁を設けた誘導加
    熱調理器。
JP9552783U 1983-06-20 1983-06-20 誘導加熱調理器 Granted JPS603689U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9552783U JPS603689U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 誘導加熱調理器

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JP9552783U JPS603689U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS603689U JPS603689U (ja) 1985-01-11
JPS634392Y2 true JPS634392Y2 (ja) 1988-02-03

Family

ID=30228086

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JP9552783U Granted JPS603689U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 誘導加熱調理器

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JPS603689U (ja) 1985-01-11

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