JPS5827523Y2 - 「ろ」波器の電波漏洩防止装置 - Google Patents

「ろ」波器の電波漏洩防止装置

Info

Publication number
JPS5827523Y2
JPS5827523Y2 JP1978055970U JP5597078U JPS5827523Y2 JP S5827523 Y2 JPS5827523 Y2 JP S5827523Y2 JP 1978055970 U JP1978055970 U JP 1978055970U JP 5597078 U JP5597078 U JP 5597078U JP S5827523 Y2 JPS5827523 Y2 JP S5827523Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
plate
wave
housing
radio wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978055970U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54159933U (ja
Inventor
耕一 滝田
Original Assignee
八木アンテナ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 八木アンテナ株式会社 filed Critical 八木アンテナ株式会社
Priority to JP1978055970U priority Critical patent/JPS5827523Y2/ja
Publication of JPS54159933U publication Critical patent/JPS54159933U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5827523Y2 publication Critical patent/JPS5827523Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、戸波器の電波漏洩防止装置に関するものであ
る。
従来済波器においては、第1図及び第2図に示すように
、筐体11内に位置せしめたP波器を構成する共振回路
12より発生した電波が筐体11外に漏洩すること及び
筐体段間仕切板13を介して漏洩することを防止するた
めに、筒状の筐体11及び段間仕切板13を厚さの大き
い金属板により形成し、筐体11の開口を塞ぐよう設け
られる蓋体14とこれら筐体11及び段間仕切板13と
の接触面積が大きく得られるようにし、又筐体11及び
段間仕切板13の壁の端面と蓋板14との密着性を高め
るために、フライス盤加工等により接触面を均一な平坦
面に仕上げ、且つ蓋板14を筐体11及び段間仕切板1
3に密着状態に固定するために取付ねじ15の相互間隔
a及びbの距離を小さくするようにしている。
然しなから斯かる構成においては、筐体11及び段間仕
切板13について、それらの材料として厚さの大きい金
属板を用いるために重量が大きくなる上材料費が多くか
かり、接触面の仕上げ加工が必要であってその加工精度
が低いと電波漏洩が生じて本来の目的を達成することが
できずにF波器の電気特性の劣化を招き、又多数のねじ
15即ち、段間仕切板13の近傍各所にねじ15を用い
る必要があって得られるF波器は、重くて、しかも加工
、組立等の時間が多くかかりコストが高く、外観も悪く
てしかも電波漏洩の虞れが残る等の欠点を有する。
本考案は以上の如き欠点を除くようにしたものであって
、以下図面によって本考案実施の−fIlを説明する。
本考案1/u−hl第3図及び第4図に示すように、例
えば上端開放の金属製筒状筐体1に金属板より族カッ上
端面が鋭利な段間仕切板3を筐体1よりも、その高さ方
向の寸法を若干大きくしておきその上端面が筐体1の壁
の上縁より若干出るように固着し、前記筐体1の開口を
塞ぐようその上端面及び段間仕切板3の上端面上に変形
可能な金属薄板6を配置し、この金属薄板6上には更に
例えば台底ゴムより戒るバッキング7を配置し、このバ
ッキングの上に剛性な蓋板4を配置し、例えば前記筐体
1の隅部内に突出せしめた舌片8を利用してこれにねじ
5により前記蓋板4を取付け、ねじ5を締付けることに
よりバッキング7及び金属薄板6を介して前記蓋板4を
前記筺体1及び段間仕切板3の上端面に押圧せしめるよ
う構成する。
図示の如く筐体1が両端開放のものであれば下端開口に
関しても全く同様に構成する。
尚以上に耘いて、蓋板4はバッキング7の弾力により彎
曲変形しない剛性を有するよう、金属等で形成し又外周
に折曲縁9を設けるのが好ましい。
バッキング7は軟質で弾力性を有し、長期間に亘りねじ
5等により変形された後にも弾力性を失わぬ材質より成
るものが好ましい。
又金属薄板6は導電性の高い金属より成るもの、例えば
銅箔を用いる。
本考案は以上のような構成であるから、ねじ5を締付け
ることによって蓋板4が押圧されるため、第5図に示す
ように金属薄板6及びバッキング7が蓋板4の下面と筺
体1又は段間仕切板3の上端面とにより挟圧されること
と々る結果、筐体1又は段間仕切板3の上端が金属薄板
6をバッキング7内に変形押入せしめて食込んだ状態と
なる。
しかも前記筐体1又は段間仕切板3の上端面に多少の凹
凸があってもバッキング7及び金属薄板6がそれに応じ
て変形するため、伺ら特別の加工を要することなく筺体
1及び段間仕切板3の上端部を確実に金属薄板6に密着
せしめることができる。
そして金属薄板6がシールド板として筐体1及び段間仕
切板3と共に機能するため電波漏洩防止効果をより完全
にすることができ、従来防止し得なかった電波漏洩を少
なくすることができ、P波器の電気特性を向上せしめる
ことができ、又電波漏洩が少ないためP波器の調製を短
時間内に行なうことが可能である。
又本考案において筐体1又は段間仕切板3を形成する金
属板は必要な剛性を有すればその厚さは小さい方が材料
費が安くてすむうえ重量を著しく小さくすることができ
る。
又厚さが小さいときは接触端面な尖鋭ならしめる必要が
ない利点もある。
更に、蓋板4を筐体1に締付は固定するためのねじ5の
数を少なくすることができ、従ってねじ孔形成加工及び
ねじ5の締付けに要する時間を大きく短縮せしめること
がでさ、その上外観体裁についての問題も同時に解決さ
れる。
以上のように本考案F波器の電波漏洩防止装置によれば
極めて簡単な構成により、材料の密着せしめるべき面を
特別に加工することなく確実にしかも十分に密着せしめ
ることができ、電波の漏洩をより完全に防止することが
できてF波器の電気特性を高めることができ、筐体等の
壁の厚さを小さくすることができるため材料が節約され
て重量を小さくすることができ、従って優れたF波器を
低いコストで製作することができ、又その外観体裁も改
善される等大きな利益が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来のF波器の部分破断平面図
及び縦断面図、第3図及び第4図は夫々本考案電波漏潤
坊止装置による済波器の部分破断平面図及び縦断面図、
第5図は第4図の一部の拡大図である。 1・・・・・・筐体、2・・・・・・共振回路、3・・
・・・・段間仕切板、4・・・・・・蓋板、5・・・・
・・ねじ、6・・・・・・金属薄板、7・・・・・・バ
ッキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に共振素子を位置せしめた上端開放或いは上下端開
    放の金属製筐体と、この筐体内を仕切るその端面が鋭利
    かつ前記筐体の上下端より若干とび出るが如く固着する
    段間仕切板と、前記筐体の開口を塞ぐよう前記筐体壁の
    上端面或いは上下端面に配置した変形可能な金属板と、
    この金属板上に配置したバンキングと、このバッキング
    上ニ配置した蓋板と、前記筐体と前記蓋板間に設けた、
    前記金属板及びバンキングを介して前記蓋板な前記筐体
    壁及び仕切板の端面に押圧する機構とより成ることを特
    徴とするF波器の電波漏洩防止装置。
JP1978055970U 1978-04-28 1978-04-28 「ろ」波器の電波漏洩防止装置 Expired JPS5827523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978055970U JPS5827523Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28 「ろ」波器の電波漏洩防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978055970U JPS5827523Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28 「ろ」波器の電波漏洩防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54159933U JPS54159933U (ja) 1979-11-08
JPS5827523Y2 true JPS5827523Y2 (ja) 1983-06-15

Family

ID=28952364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978055970U Expired JPS5827523Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28 「ろ」波器の電波漏洩防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5827523Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3654573A (en) * 1970-06-29 1972-04-04 Bell Telephone Labor Inc Microwave transmission line termination

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3654573A (en) * 1970-06-29 1972-04-04 Bell Telephone Labor Inc Microwave transmission line termination

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54159933U (ja) 1979-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5827523Y2 (ja) 「ろ」波器の電波漏洩防止装置
JP2001308577A (ja) Pt板シールド構造
JPS586412U (ja) マイクロ波発振装置
JPS59143102U (ja) 誘電体同軸共振器の固定構造
JPS63194464U (ja)
JPH0392095U (ja)
JPS5811297U (ja) シ−ルド装置
JPS63178394U (ja)
JPH0443001U (ja)
JPH0163100U (ja)
JPS63124795U (ja)
JPS6223495U (ja)
JPS597910U (ja) 段付ワツシヤ
JPH0178860U (ja)
JPS59183886U (ja) ポンプ装置の包装装置
JPS5885111U (ja) 高周波加熱装置
JPS59174701U (ja) マイクロ波回路装置
JPS61182097U (ja)
JPS5888431U (ja) チユ−ナのシ−ルド構造
JPS59131194U (ja) シ−ルドケ−ス
JPS62114496U (ja)
JPH01121999U (ja)
JPS62191067U (ja)
JPS6240894U (ja)
JPH0297286U (ja)