JPS6343644Y2 - - Google Patents
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- JPS6343644Y2 JPS6343644Y2 JP2358983U JP2358983U JPS6343644Y2 JP S6343644 Y2 JPS6343644 Y2 JP S6343644Y2 JP 2358983 U JP2358983 U JP 2358983U JP 2358983 U JP2358983 U JP 2358983U JP S6343644 Y2 JPS6343644 Y2 JP S6343644Y2
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Links
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Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、外装匣体の内部を密封して防水及び
防塵をはかることができ、外装匣体内が密封され
た状態で、外装匣体外から必要な操作が行えるよ
うにされたカセツトテーププレーヤに関する。
防塵をはかることができ、外装匣体内が密封され
た状態で、外装匣体外から必要な操作が行えるよ
うにされたカセツトテーププレーヤに関する。
背景技術とその問題点
通常のコンパクトカセツトテープに対するプレ
ーヤであつて、その外形寸法が、厚さを除いては
使用するテープカセツトの外形寸法に比して若干
大となる程度にまで小型化され、また、それに伴
う軽量化がはかられたカセツトテーププレーヤに
あつては、その特徴が活かされて携帯用とされ、
屋外で使用される機会が多い。このように屋外で
の使用の機会が多い携帯用として用いられるカセ
ツトテーププレーヤは、その外装匣体の内部に
水、塵、埃等が侵入し易い状態とされることが多
く、外装匣体内に侵入した水、塵、埃等に起因す
る故障や動作不良が発生する虞れがあるので、斯
かる虞れを低減すべく、外装匣体が密閉型とされ
て防水及び防塵がはかられることが望まれる。そ
して、外装匣体が密閉型とされる場合には、外装
匣体に設けられて、内部機構に係合する複数の操
作釦等が配置される操作パネル部に於ける密閉を
確実に行うことが、解決すべき課題のひとつとな
る。
ーヤであつて、その外形寸法が、厚さを除いては
使用するテープカセツトの外形寸法に比して若干
大となる程度にまで小型化され、また、それに伴
う軽量化がはかられたカセツトテーププレーヤに
あつては、その特徴が活かされて携帯用とされ、
屋外で使用される機会が多い。このように屋外で
の使用の機会が多い携帯用として用いられるカセ
ツトテーププレーヤは、その外装匣体の内部に
水、塵、埃等が侵入し易い状態とされることが多
く、外装匣体内に侵入した水、塵、埃等に起因す
る故障や動作不良が発生する虞れがあるので、斯
かる虞れを低減すべく、外装匣体が密閉型とされ
て防水及び防塵がはかられることが望まれる。そ
して、外装匣体が密閉型とされる場合には、外装
匣体に設けられて、内部機構に係合する複数の操
作釦等が配置される操作パネル部に於ける密閉を
確実に行うことが、解決すべき課題のひとつとな
る。
考案の目的
斯かる点に鑑み本考案は、外装匣体に収納され
た内部機構に係合した操作釦等を自在に操作する
ことができ、かつ、外装匣体内に対する密封を確
実に行うことができるようにされた操作パネル部
を備えるカセツトテーププレーヤを提供すること
を目的とする。
た内部機構に係合した操作釦等を自在に操作する
ことができ、かつ、外装匣体内に対する密封を確
実に行うことができるようにされた操作パネル部
を備えるカセツトテーププレーヤを提供すること
を目的とする。
考案の概要
本考案に係るカセツトテーププレーヤは、外装
匣体の平面部の操作釦等に対応する位置に透孔が
設けられ、この透孔の位置に対応する操作部とそ
の周囲に広がる平板部とが一体に成型されて成る
弾性部材が、その平板部が外装匣体の平面部に熱
圧着フイルムを介して固着されることにより、外
装匣体に取り付けられて形成された操作パネル部
を備えるものとされる。このようになされること
により、操作パネル部に於いて、内部機構に係合
する操作釦等に対する自由な操作が行えるととも
に、外装匣体の内部に対する確実な密封を行うこ
とができるものとなる。
匣体の平面部の操作釦等に対応する位置に透孔が
設けられ、この透孔の位置に対応する操作部とそ
の周囲に広がる平板部とが一体に成型されて成る
弾性部材が、その平板部が外装匣体の平面部に熱
圧着フイルムを介して固着されることにより、外
装匣体に取り付けられて形成された操作パネル部
を備えるものとされる。このようになされること
により、操作パネル部に於いて、内部機構に係合
する操作釦等に対する自由な操作が行えるととも
に、外装匣体の内部に対する確実な密封を行うこ
とができるものとなる。
実施例
以下、本考案の実施例について図を参照して述
べる。
べる。
第1図は本考案に係るカセツトテーププレーヤ
の一例の外観を示す。この例は、合成樹脂、例え
ば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共
重合樹脂(ABS樹脂)で形成された外装匣体1
を有し、この外装匣体1にカセツトテープからの
情報再生に必要な機構及び、これに加えて、ラジ
オ受信機としての機能を果すラジオ機構が収納さ
れている。外装匣体1は、カセツトテープの駆動
機構、ラジオ機構等を含む主要機構部が取り付け
られた本体側部分2とテープカセツト保持部が取
り付けられた蓋側部分3とに2分割されており、
蓋側部分3は、蝶番部4を介して、本体側部分2
に対し開閉自在に取り付けられている。この蓋側
部分3が本体側部分2に対して開状態とされて、
テープカセツト保持部に対するテープカセツトの
着脱が行われるのである。これら本体側部分2と
蓋側部分3の夫々の対接端面部の少なくとも一方
には、全周にわたつて弾性シール部材が設けられ
ており、蓋側部分3が本体側部分2に対して閉じ
られた状態では、本体側部分2と蓋側部分3の
夫々の対接端面部間に弾性シール部材が介在され
て、密閉されるようになされている。
の一例の外観を示す。この例は、合成樹脂、例え
ば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共
重合樹脂(ABS樹脂)で形成された外装匣体1
を有し、この外装匣体1にカセツトテープからの
情報再生に必要な機構及び、これに加えて、ラジ
オ受信機としての機能を果すラジオ機構が収納さ
れている。外装匣体1は、カセツトテープの駆動
機構、ラジオ機構等を含む主要機構部が取り付け
られた本体側部分2とテープカセツト保持部が取
り付けられた蓋側部分3とに2分割されており、
蓋側部分3は、蝶番部4を介して、本体側部分2
に対し開閉自在に取り付けられている。この蓋側
部分3が本体側部分2に対して開状態とされて、
テープカセツト保持部に対するテープカセツトの
着脱が行われるのである。これら本体側部分2と
蓋側部分3の夫々の対接端面部の少なくとも一方
には、全周にわたつて弾性シール部材が設けられ
ており、蓋側部分3が本体側部分2に対して閉じ
られた状態では、本体側部分2と蓋側部分3の
夫々の対接端面部間に弾性シール部材が介在され
て、密閉されるようになされている。
そして、本体側部分2の側面部には、回動調整
摘み5やジヤツク部6が取り付けられており、こ
れら回動調整適み5やジヤツク部6等の取付け部
分には、例えば、ゴムパツキングが施されて密閉
がはかられている。
摘み5やジヤツク部6が取り付けられており、こ
れら回動調整適み5やジヤツク部6等の取付け部
分には、例えば、ゴムパツキングが施されて密閉
がはかられている。
また、本体側部分2の平板状部には操作パネル
部7が形成され、ここに、動作モードの選択や解
除を行うための複数の操作釦、例えば、ノーマル
再生動作状態をとらせるためのフオワード釦
(FWD釦)、早送り動作状態とするためのフアス
ト・フオワード釦(FF釦)、巻戻し動作状態とす
るためのリワインド釦(REW釦)、ラジオ機構を
動作状態とするためのラジオ釦及び各動作状態を
解除するためのストツプ釦の夫々の頭部に対応し
て設けられた、FWD釦操作部8、FF釦操作部9
及びREW釦操作部10、ラジオ釦操作部11及
びストツプ釦操作部12とが設けられている。そ
して、この例では、FWD釦、FF釦、REW釦、
ラジオ釦及びストツプ釦は、夫々、押釦とされて
おり、これら操作部8,9,10及び11の夫々
を介してFWD釦、FF釦、REW釦及びラジオ釦
の夫々が押し込まれると、その押し込まれた状態
で保持されてその釦に応じた動作状態がとられ、
また、操作部12を介してストツプ釦が押し込ま
れると、各動作状態の解除が行われる。
部7が形成され、ここに、動作モードの選択や解
除を行うための複数の操作釦、例えば、ノーマル
再生動作状態をとらせるためのフオワード釦
(FWD釦)、早送り動作状態とするためのフアス
ト・フオワード釦(FF釦)、巻戻し動作状態とす
るためのリワインド釦(REW釦)、ラジオ機構を
動作状態とするためのラジオ釦及び各動作状態を
解除するためのストツプ釦の夫々の頭部に対応し
て設けられた、FWD釦操作部8、FF釦操作部9
及びREW釦操作部10、ラジオ釦操作部11及
びストツプ釦操作部12とが設けられている。そ
して、この例では、FWD釦、FF釦、REW釦、
ラジオ釦及びストツプ釦は、夫々、押釦とされて
おり、これら操作部8,9,10及び11の夫々
を介してFWD釦、FF釦、REW釦及びラジオ釦
の夫々が押し込まれると、その押し込まれた状態
で保持されてその釦に応じた動作状態がとられ、
また、操作部12を介してストツプ釦が押し込ま
れると、各動作状態の解除が行われる。
上述の操作パネル部7は、例えば、分解状態を
あらわす第2図及び第1図の−線に於ける断
面をあらわす第3図に示される如くに形成されて
いる。即ち、外装匣体1の本体側部分2の平板状
部に於ける周囲より一段低くされた平面部13
の、各操作釦、即ち、FWD釦14、FF釦15、
REW釦16、ラジオ釦17及びストツプ釦18
に対応する位置に、透孔19,20,21,22
及び23が設けられ、各操作釦14〜18の頭部
がこれら透孔19,20,21,22及び23の
夫々から外部に臨ましめられる。
あらわす第2図及び第1図の−線に於ける断
面をあらわす第3図に示される如くに形成されて
いる。即ち、外装匣体1の本体側部分2の平板状
部に於ける周囲より一段低くされた平面部13
の、各操作釦、即ち、FWD釦14、FF釦15、
REW釦16、ラジオ釦17及びストツプ釦18
に対応する位置に、透孔19,20,21,22
及び23が設けられ、各操作釦14〜18の頭部
がこれら透孔19,20,21,22及び23の
夫々から外部に臨ましめられる。
また、上述のFWD釦操作部8、FF釦操作部
9、REW釦操作部10、ラジオ釦操作部11及
びストツプ釦操作部12と、それらの周囲に広が
る平板部24とが一体に成型され、全体として、
本体側部分2の平面部13の輪郭形状に合致する
輪郭形状を有する板状体とされた弾性部材25が
用意される。この弾性部材25は、例えば、ブタ
ジエンアクリロニトリルゴム(NBR)とポリ塩
化ビニル(PVC)の混合材で形成され、FWD釦
操作部8、FF釦操作部9、REW釦操作部10、
ラジオ釦操作部11及びストツプ釦操作部12
は、夫々、本体側部分2の平面部13に設けられ
た透孔19〜23に対応する位置にあるものとさ
れ、また、夫々、その周囲が柔軟な屈曲部26を
介して平板部24に接続されていて、上方から容
易に押し下げることができ、押し下げる力がかか
らなくなると、屈曲部26の弾性力で元の位置に
戻るようにされている。これら、各操作部8〜1
2は、それらの表面が平板部24の表面より若干
低くなるようにされて、不所望に押し不げられる
ことを回避できるようにされている。また、その
平板部24の表面及び各操作部8〜12の夫々も
しくは一部のもの、例えば、ストツプ釦操作部1
2の表面に、各操作釦に関する表示(矢印、
“FM”,“OFF”等)が施されている。
9、REW釦操作部10、ラジオ釦操作部11及
びストツプ釦操作部12と、それらの周囲に広が
る平板部24とが一体に成型され、全体として、
本体側部分2の平面部13の輪郭形状に合致する
輪郭形状を有する板状体とされた弾性部材25が
用意される。この弾性部材25は、例えば、ブタ
ジエンアクリロニトリルゴム(NBR)とポリ塩
化ビニル(PVC)の混合材で形成され、FWD釦
操作部8、FF釦操作部9、REW釦操作部10、
ラジオ釦操作部11及びストツプ釦操作部12
は、夫々、本体側部分2の平面部13に設けられ
た透孔19〜23に対応する位置にあるものとさ
れ、また、夫々、その周囲が柔軟な屈曲部26を
介して平板部24に接続されていて、上方から容
易に押し下げることができ、押し下げる力がかか
らなくなると、屈曲部26の弾性力で元の位置に
戻るようにされている。これら、各操作部8〜1
2は、それらの表面が平板部24の表面より若干
低くなるようにされて、不所望に押し不げられる
ことを回避できるようにされている。また、その
平板部24の表面及び各操作部8〜12の夫々も
しくは一部のもの、例えば、ストツプ釦操作部1
2の表面に、各操作釦に関する表示(矢印、
“FM”,“OFF”等)が施されている。
さらに、本体側部分2の平面部13の輪郭形状
に合致する輪郭形状とされ、平面部13に設けら
れた透孔19〜23の夫々に対応する透孔19′,
20′,21′,22′及び23′が設けられた熱圧
着フイルム27が用意される。この熱圧着フイル
ム27は、例えば、第4図に示される如く、薄い
ポリエチレン・シート28の両面にNBR系の接
着剤の層29が被着され、さらに、これらNBR
系の接着剤の層29の一方にブタジエンスチレン
ゴム(SBR)系の接着剤の層30が被着された
ものとされる。
に合致する輪郭形状とされ、平面部13に設けら
れた透孔19〜23の夫々に対応する透孔19′,
20′,21′,22′及び23′が設けられた熱圧
着フイルム27が用意される。この熱圧着フイル
ム27は、例えば、第4図に示される如く、薄い
ポリエチレン・シート28の両面にNBR系の接
着剤の層29が被着され、さらに、これらNBR
系の接着剤の層29の一方にブタジエンスチレン
ゴム(SBR)系の接着剤の層30が被着された
ものとされる。
そして、本体側部分2の平面部13の上面と弾
性部材25の平板部24の裏面との間に、熱圧着
フイルム27が、そのNBR系の接着剤の層29
が平面部13に接し、SBR系の接着剤の層30
が弾性部材25の平板部24に接するようにして
介在され、加熱及び加圧(例えば、120℃,3〜
3.5Kg/cm2程度)処理が行われて、弾性部材25
の平板部24が本体側部分2の平面部13に固着
され、これにより、弾性部材25の本体側部分2
への取り付けがなされる。その場合、取付けをよ
り強固なものとすべく、弾性部材25は、全体の
ハロゲン処理による油抜きや、その平板部24の
裏面のサンドブラスト処理等がなされるのがよ
い。弾性部材25が本体側部分2に取り付けられ
た状態に於いては、弾性部材25の各操作部8〜
12の夫々が、本体側部分2の平面部13に設け
られた透孔19〜23の夫々から外部に臨む
FWD釦14、FF釦15、REW釦16、ラジオ
釦17及びストツプ釦18の夫々の頭部を覆うよ
うにして配されることになる。
性部材25の平板部24の裏面との間に、熱圧着
フイルム27が、そのNBR系の接着剤の層29
が平面部13に接し、SBR系の接着剤の層30
が弾性部材25の平板部24に接するようにして
介在され、加熱及び加圧(例えば、120℃,3〜
3.5Kg/cm2程度)処理が行われて、弾性部材25
の平板部24が本体側部分2の平面部13に固着
され、これにより、弾性部材25の本体側部分2
への取り付けがなされる。その場合、取付けをよ
り強固なものとすべく、弾性部材25は、全体の
ハロゲン処理による油抜きや、その平板部24の
裏面のサンドブラスト処理等がなされるのがよ
い。弾性部材25が本体側部分2に取り付けられ
た状態に於いては、弾性部材25の各操作部8〜
12の夫々が、本体側部分2の平面部13に設け
られた透孔19〜23の夫々から外部に臨む
FWD釦14、FF釦15、REW釦16、ラジオ
釦17及びストツプ釦18の夫々の頭部を覆うよ
うにして配されることになる。
このようにして、弾性部材25が各操作釦14
〜18に対応する位置に透孔19〜23が設けら
れた本体側部分2に取り付けられ、弾性部材25
の各操作部8〜12を介して各操作釦14〜18
を操作し得るようにされて、操作パネル部7が形
成されているのである。この場合、本体側部分2
の平面部13に設けられた透孔19〜23は、こ
れらの夫々を取り囲む平面部13に於いて熱圧着
フイルム27を介して接着された弾性部材25の
各操作部8〜12及びその周囲の屈曲部26によ
つて塞がれることになり、また、平面部13での
接着に於いては、平面部13の上面と熱圧着フイ
ルム27との接着がNBR系の接着剤の層29に
よつて確実になされるとともに、弾性部材25の
平板部24の裏面と熱圧着フイルム27との接着
がSBR系の接着剤の層30によつて確実になさ
れたものとなり、しかも、NBR系の接着剤の層
29は耐水性が高いので、操作パネル部7は、
水、塵、埃等の本体側部分2内への侵入を許さな
い、充分な密閉がなされたものとなる。
〜18に対応する位置に透孔19〜23が設けら
れた本体側部分2に取り付けられ、弾性部材25
の各操作部8〜12を介して各操作釦14〜18
を操作し得るようにされて、操作パネル部7が形
成されているのである。この場合、本体側部分2
の平面部13に設けられた透孔19〜23は、こ
れらの夫々を取り囲む平面部13に於いて熱圧着
フイルム27を介して接着された弾性部材25の
各操作部8〜12及びその周囲の屈曲部26によ
つて塞がれることになり、また、平面部13での
接着に於いては、平面部13の上面と熱圧着フイ
ルム27との接着がNBR系の接着剤の層29に
よつて確実になされるとともに、弾性部材25の
平板部24の裏面と熱圧着フイルム27との接着
がSBR系の接着剤の層30によつて確実になさ
れたものとなり、しかも、NBR系の接着剤の層
29は耐水性が高いので、操作パネル部7は、
水、塵、埃等の本体側部分2内への侵入を許さな
い、充分な密閉がなされたものとなる。
本考案に係るカセツトテーププレーヤは、上述
の例の如くにして密閉がはかられた操作パネル部
を伴う外装匣体を有するものであるが、操作パネ
ル部に於ける操作部の種類、数、配置等は、上述
の例に限られることなく、種々の態様がとられて
よいものであり、また、カセツトテープに対する
再生機能に加えて記録機能を具えていてもよいこ
と、あるいは、ラジオ機構を内蔵していなくても
よいこと勿論である。
の例の如くにして密閉がはかられた操作パネル部
を伴う外装匣体を有するものであるが、操作パネ
ル部に於ける操作部の種類、数、配置等は、上述
の例に限られることなく、種々の態様がとられて
よいものであり、また、カセツトテープに対する
再生機能に加えて記録機能を具えていてもよいこ
と、あるいは、ラジオ機構を内蔵していなくても
よいこと勿論である。
考案の効果
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るカ
セツトテーププレーヤにあつては、外装匣体外か
ら、内部機構に対する操作釦等による制御を行う
ために設けられる操作パネル部が、比較的簡単な
構成をもつて、外装匣体内に対する密閉を確実に
行えるものとなる。しかも、本考案に係るカセツ
トテーププレーヤの操作パネル部は、密閉構造と
されることによつて操作釦等の操作性が損われる
ということがなく、また、操作釦等の操作動作に
関連しての耐久性も極めて高いものとなる。
セツトテーププレーヤにあつては、外装匣体外か
ら、内部機構に対する操作釦等による制御を行う
ために設けられる操作パネル部が、比較的簡単な
構成をもつて、外装匣体内に対する密閉を確実に
行えるものとなる。しかも、本考案に係るカセツ
トテーププレーヤの操作パネル部は、密閉構造と
されることによつて操作釦等の操作性が損われる
ということがなく、また、操作釦等の操作動作に
関連しての耐久性も極めて高いものとなる。
第1図は本考案に係るカセツトテーププレーヤ
の一例の外観を示す斜視図、第2図は第1図に示
される例に於ける操作パネル部の説明に供される
分解斜視図、第3図は第1図の−線に於ける
断面図、第4図は第1図に示される例に用いられ
る熱圧着フイルムの説明に供される断面図であ
る。 図中、1は外装匣体、2は本体側部分、3は蓋
側部分、7は操作パネル部、8はFWD釦操作部、
9はFF釦操作部、10はREW釦操作部、11は
ラジオ釦操作部、12はストツプ釦操作部、13
は外装匣体1の平面部、14はFWD釦、15は
FF釦、16はREW釦、17はラジオ釦、18は
ストツプ釦、19,20,21,22及び23は
透孔、24は弾性部材25の平板部、25は弾性
部材、27は熱圧着フイルムである。
の一例の外観を示す斜視図、第2図は第1図に示
される例に於ける操作パネル部の説明に供される
分解斜視図、第3図は第1図の−線に於ける
断面図、第4図は第1図に示される例に用いられ
る熱圧着フイルムの説明に供される断面図であ
る。 図中、1は外装匣体、2は本体側部分、3は蓋
側部分、7は操作パネル部、8はFWD釦操作部、
9はFF釦操作部、10はREW釦操作部、11は
ラジオ釦操作部、12はストツプ釦操作部、13
は外装匣体1の平面部、14はFWD釦、15は
FF釦、16はREW釦、17はラジオ釦、18は
ストツプ釦、19,20,21,22及び23は
透孔、24は弾性部材25の平板部、25は弾性
部材、27は熱圧着フイルムである。
Claims (1)
- 外装匣体の平面部の操作釦等に対応する位置に
透孔が設けられ、該透孔の位置に対応する操作部
とその周囲に広がる平板部とが一体に成型されて
成る弾性部材が、上記外装匣体の平面部に上記平
板部が熱圧着フイルムを介して固着されることに
より、上記外装匣体に取り付けられて形成された
操作パネル部を備えることを特徴とするカセツト
テーププレーヤ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2358983U JPS59130208U (ja) | 1983-02-19 | 1983-02-19 | カセツトテ−ププレ−ヤ |
US06/574,157 US4649453A (en) | 1983-02-08 | 1984-01-26 | Cassette tape player having sealing means |
CA000446134A CA1217560A (en) | 1983-02-08 | 1984-01-26 | Cassette tape players |
AU23879/84A AU565163B2 (en) | 1983-02-08 | 1984-01-27 | Miniature cassette player |
KR2019840000994U KR910000649Y1 (ko) | 1983-02-08 | 1984-02-08 | 카셋트 테이프 플레이어 |
AT84300799T ATE34866T1 (de) | 1983-02-08 | 1984-02-08 | Geraet fuer bandkassetten. |
DE8484300799T DE3471794D1 (en) | 1983-02-08 | 1984-02-08 | Cassette tape player |
EP84300799A EP0116463B1 (en) | 1983-02-08 | 1984-02-08 | Cassette tape player |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2358983U JPS59130208U (ja) | 1983-02-19 | 1983-02-19 | カセツトテ−ププレ−ヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59130208U JPS59130208U (ja) | 1984-09-01 |
JPS6343644Y2 true JPS6343644Y2 (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=30154663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2358983U Granted JPS59130208U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-19 | カセツトテ−ププレ−ヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59130208U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180116121A (ko) * | 2016-09-29 | 2018-10-24 | 어플라이드 일렉트로닉스 코포레이션 | 센서 |
-
1983
- 1983-02-19 JP JP2358983U patent/JPS59130208U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180116121A (ko) * | 2016-09-29 | 2018-10-24 | 어플라이드 일렉트로닉스 코포레이션 | 센서 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59130208U (ja) | 1984-09-01 |
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