JPS6343393Y2 - - Google Patents

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JPS6343393Y2
JPS6343393Y2 JP1983100102U JP10010283U JPS6343393Y2 JP S6343393 Y2 JPS6343393 Y2 JP S6343393Y2 JP 1983100102 U JP1983100102 U JP 1983100102U JP 10010283 U JP10010283 U JP 10010283U JP S6343393 Y2 JPS6343393 Y2 JP S6343393Y2
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JP
Japan
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cover
cleaning hole
cord
connector
engine
Prior art date
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JP1983100102U
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English (en)
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JPS608426U (ja
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Publication of JPS608426U publication Critical patent/JPS608426U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンのシリンダーと点火用の起
電装置とを覆うエンジンのカバーに係るものであ
る。
従来、エンジンのシリンダーを覆うカバーにお
いては、点火用の起電装置はカバー内に、また点
火栓はカバーを貫通して外部に突出して設けられ
ているので、起電装置と点火栓とを接続するコー
ドがカバーを貫通する貫通孔にゴム等の弾性材よ
りなるグロメツトを嵌合せしめてこのコードを保
持していた。この貫通孔はグロメツトを介してコ
ードを保持するのみの目的で設けられていたの
で、コードを保持するために必要な最小限の孔径
を備えており、したがつてコードを貫通孔を通し
てのち、点火栓の接続具を取り付ける等、組み付
けが厄介であり、また貫通孔が小さいので、内部
の清掃に利用することはできなかつた。
本考案は、このカバーの冷却用のフアンに連通
する位置に清掃孔を設け、この清掃孔を覆う軟質
材料よりなる蓋部を着脱自在に係止して設けると
ともに、この蓋部を把持して取り外ずすためのつ
まみ部を設け、カバーの外部において点火栓に着
脱自在に固着する接続具と、カバー内の起電装置
とを接続するコードをこの蓋部を貫通して保持せ
しめるとともに、この清掃孔を、接続具が通過可
能な形状に形成することにより、コードの先端に
点火栓の接続具を装着した状態で、清掃孔を通過
することを可能としてカバーの組み付け、分解を
容易とし、しかも蓋部を外ずしてエンジンを駆動
することによつてフアンの送風で内部の塵埃を吹
き出さしめて清掃することができるエンジンのカ
バーを提供しようとするものである。
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
図において、1はエンジンのシリンダーで、内
部にピストン3が摺動自在に嵌合している。5は
クランクケース7に軸支されたクランク軸、9は
クランク軸5のクランクアーム11に固着するク
ランクピン、13は1端をクランクピン9に枢着
する連結杆で、他端はピストンピン15によつて
ピストン3に枢着されている。17はクランク軸
5の1端に固着するマグネツトホイルで、内側面
にフアン19,19が設けられ、外側面には遠心
クラツチ21が設けられてクラツチドラム23を
介して出力軸25に動力を伝達するものである。
27は点火用の起電装置で、マグネツトホイル1
7の円周の一部に埋設されたマグネツト(図示せ
ず)に感応して起電するものである。29はシリ
ンダー1と起電装置27とを覆うカバーで、シリ
ンダー1を覆うシリンダーカバー31と、起電装
置27およびフアン19を覆うフアンカバー33
とに分割形成されている。35はカバー29に設
けた清掃孔で、フアン19に連通している。37
は清掃孔35を覆うゴム等の軟質材料よりなる蓋
部で、縁部に設けた係合溝39により清掃孔35
の縁部に着脱自在に係止している。41は蓋部3
7の端部に設けたつまみ部で、手で把持して蓋部
37を取り外ずすものである。43は蓋部37を
貫通するコード孔で、起電装置27と点火栓45
の接続具47とを接続するコード49を貫通、保
持する。なお、清掃孔35は接続具47が通過自
在の大きさに形成されている。
以上の実施例において、エンジンの点検、整備
のためカバー29を取り外ずす際には、接続具4
7を点火栓45から外ずし、つまみ部41を把持
して蓋部37を清掃孔35から取り外ずし、カバ
ー29をシリンダー1、クランクケース7等に固
定しているねじ(図示せず)を弛めてカバー29
を取り外ずすが、コード49は先端の接続具47
および途中に係合する蓋部37が清掃孔35を通
過可能に設けられているので、コード49または
接続具47を取り外ずす必要がない。またカバー
29内の塵埃等を除去する際には、蓋部37のみ
外ずして、エンジンを駆動すると、フアン19の
送風により塵埃が吹きとばされて清掃孔35から
排出されるものである。
本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、コード先端の点火栓の取付具を装着した
ままカバーの装脱が容易で、エンジンの点検、整
備作業を容易とし、しかもカバー内部の塵埃の除
去をカバーを取り外ずすことなく容易に行なうこ
とができるものである。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の側断面図、第2図
は要部の正断面図、第3図、第4図、第5図はそ
れぞれ要部の平面図、側面図、正面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
シリンダー、19……フアン、27……起電装
置、35……清掃孔、37……蓋部、45……点
火栓、47……接続具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンのシリンダー1と点火用の起電装置2
    7とを覆うカバーにおいて、冷却用のフアン19
    に連通する位置に清掃孔35を設け、前記清掃孔
    35を覆う軟質の材料よりなる蓋部37を着脱自
    在に係止して設けるとともに、前記蓋部37を把
    持して取り外ずすためのつまみ部41を設け、前
    記カバーの外部において点火栓45に着脱自在に
    固着する接続具47と、前記カバー内の起電装置
    27とを接続するコード49を前記蓋部37を貫
    通して保持せしめるとともに、前記清掃孔35を
    前記接続具47が通過可能な形状に形成したこと
    を特徴とするエンジンのカバー。
JP10010283U 1983-06-30 1983-06-30 エンジンのカバ− Granted JPS608426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10010283U JPS608426U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 エンジンのカバ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP10010283U JPS608426U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 エンジンのカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS608426U JPS608426U (ja) 1985-01-21
JPS6343393Y2 true JPS6343393Y2 (ja) 1988-11-11

Family

ID=30236954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10010283U Granted JPS608426U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 エンジンのカバ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528341Y2 (ja) * 1986-04-08 1993-07-21

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830495U (ja) * 1971-08-16 1973-04-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137822Y2 (ja) * 1980-01-31 1986-11-01
JPS6224740Y2 (ja) * 1981-03-26 1987-06-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830495U (ja) * 1971-08-16 1973-04-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS608426U (ja) 1985-01-21

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