JPS6343259Y2 - - Google Patents

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JPS6343259Y2
JPS6343259Y2 JP1980160550U JP16055080U JPS6343259Y2 JP S6343259 Y2 JPS6343259 Y2 JP S6343259Y2 JP 1980160550 U JP1980160550 U JP 1980160550U JP 16055080 U JP16055080 U JP 16055080U JP S6343259 Y2 JPS6343259 Y2 JP S6343259Y2
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JP
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valve
servo
valves
tandem
hydraulic
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JP1980160550U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧式掘削機のメインバルブ電子駆
動装置に関する。
一般に、油圧式ローデイングシヨベル等の油圧
式掘削機における油圧回路のメインバルブには、
複数の弁が連設されて構成されたタンデム弁が用
いられている。また近年、大型の油圧式掘削機に
おいては、機械の省エネルギー化および操作性の
向上を図るために、油圧ポンプおよびメインバル
ブの駆動にサーボ弁や電磁弁が用いられるように
なつた。
ところで、作業機器の重量が大きい大型の油圧
式掘削機においては、作動油量が増大し、これに
対応してメインバルブであるタンデム弁および各
タンデム弁に対応する油圧ポンプの台数が増加す
る。
このようにタンデム弁の台数が増加すると、こ
れに伴つてタンデム弁の各弁に対応して設けられ
るサーボ弁の数も増加し、このサーボ弁に配設さ
れるサーボアンプの数も増加する。従つて、従来
の大型の油圧掘削機におけるメインバルブの電子
駆動装置は複雑なものとなり、これらを収納する
制御筐体は大きなものとなる。この大きな制御筐
体、およびその複雑化したメインバルブの電子駆
動装置は、それらを組立てる組立工数を多くする
ばかりか高価格になり、重量が増加し取扱いも不
便である。
本考案は上述の欠点を除去するためになされた
もので、1つのタンデム弁に対して1つのサーボ
アンプを配設し、タンデム弁を制御する複数のサ
ーボ弁に対してこのサーボアンプを切換えて使用
するようにした、油圧掘削機のメインバルブ電子
駆動装置を提供するものである。
以下、本考案を添付図面の一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る油圧式掘削機のメイン
バルブ電子駆動装置を適用する油圧式ローデイン
グシヨベルの全体を示す側面図である。油圧式ロ
ーデイングシヨベル1は、走行体2および上部旋
回体3により構成される。また、上部旋回体3に
はブーム4が、ブーム4にはアーム5が、さらに
アーム5にはバケツト6がそれぞれ配設される。
また、ブーム4にはブームシリンダ7、アーム5
にはアームシリンダ8、バケツト8にはバケツト
シリンダ9がそれぞれ取り付けられており、ブー
ム4、アーム5、バケツト6はこれらのシリンダ
の伸縮により上下回動される。また、バケツト6
の底部に配設されたボトムシリンダ10は、バケ
ツト6の底部を開閉するものである。
上部旋回体3には旋回モータ11が配設され、
これにより旋回体3が360゜回動する。また、走行
体2の左輪には走行モータ12が、右輪には走行
モータ13がそれぞれ配設され、これらのモータ
により油圧式ローデイングシヨベルは走行する。
第2図は、第1図に示した油圧式ローデイング
シヨベル1における油圧系統および本考案に係る
メインバルブ電子駆動装置の実施例を示すブロツ
ク図である。図中太い線は油圧系統を示し、細い
線(矢印つき)は電気系統を示す。
本考案によれば、タンデム弁内においては油圧
回路が同時に複数形成されないこと、およびタン
デム弁内の複数の弁には優先順位が設定されてい
ることに着目して、タンデム弁ごとにサーボアン
ンプ1つ対応させ、このサーボアンプの出力を加
えるサーボ弁をタンデム弁ごと切換えるようにし
ている。
また、この実施例においては、操作レバーの総
数を7、操作対象機器の総数を7、タンデム弁の
総数を6、タンデム弁内の弁の数を4としてい
る。操作レバーL7はブームシリンダ7の伸縮を
操作する操作レバーである。同様に、操作レバー
L8はアームシリンダ8を、操作レバーL9はバケ
ツトシリンダ9を、操作レバーL10はボトムシリ
ンダ10を、それぞれ操作する操作レバーであ
る。また、操作レバーL11は旋回モータ11を、
操作レバーL12は左走行モータ12を、操作レバ
ーL13は右走行モータ13を、それぞれ操作する
ものである。これらの操作レバーを操作すると、
その操作量に応じた電圧である操作量信号、およ
び操作レバーのオンオフ信号である操作信号が発
生し、それぞれ制御回路Cに加えている。
制御回路Cは各操作レバーから加えられる操作
信号に応じて操作量信号をサーボアンプA11
A16を介してリレーR1〜R6に加えるとともに、リ
レーR1〜R6に切換え信号を加え、またこのリレ
ーの出力端子を切換える。リレーR1〜R6にはそ
れぞれタンデム弁Vt1〜Vt6のサーボ弁(図中SV
で示す)が接続され、加えられる操作量信号をそ
れぞれのサーボ弁に加えている。
ポンプPM1〜PM6は可変油圧ポンプで、所定
圧力の油をそれぞれタンデム弁Vt1〜Vt6に加えて
いる。また、ポンプPM1〜PM6の油圧は、ポン
プのサーボ弁によつて調節される。このサーボ弁
は、制御回路CからサーボアンプA21〜A26を介
して加えられる油圧制御信号によつて制御され
る。
タンデム弁Vt1〜Vt6はそれぞれ4つの弁が連設
されて構成される。これら4つの弁はおのおの別
個の作業機器あるいはモータに、ポンプPM1
PM6からそれぞれ加えられる油圧を加える。ま
た、これらの弁にはサーボ弁(図中SV)あるい
は電磁弁(図中SOL)が配設される。
ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケツ
トシリンダ9等は、所定タンデム弁Vt1〜Vt2から
油圧が加えられてそれぞれブーム、アームバケツ
ト等を動作する。
例えば、オペレータがブーム用操作レバーL7
を操作すると、操作量信号E7および操作信号S7
が制御回路Cに加えられる。制御回路Cは各タン
デム弁ごとに、ブームに対応する弁をサーボ弁が
駆動する場合は、このサーボ弁に対応するサーボ
アンプA11〜A16に操作量信号E7を加えるととも
にリレーR1〜R6を切換えてサーボアンプの出力
をサーボ弁に加え、またブームに対応する弁を電
磁弁が駆動する場合は、この電磁弁に操作量信号
E7を加える。
操作量信号E7が加えられたサーボ弁および電
磁弁はそれぞれ対応するタンデム弁内の弁を開い
て、ブームシリンダ7に作動油を供給してこれを
伸長させ、ブームを動作させる。
また、操作レバーが2以上同時に操作された場
合は、制御回路Cは各タンデム弁Vt1〜Vt6に設定
された弁の優先順位(ポンプ側から1,2,3,
4と設定される)によつて、サーボ弁あるいは電
磁弁を選択して、それぞれの操作量信号を加え
る。すなわち、各タンデム弁においてより優先順
位の高い作業機器等に対応する操作量信号を、所
定サーボ弁あるいは電磁弁に加えるようにする。
これにより、油圧式ローデイングシヨベルは所望
の動作をする。
第3図は本考案に係る油圧式掘削機のメインバ
ルグ電子駆動装置の具体的実施例を示すブロツク
図である。この図は、第2図における電気系統の
部分回路を詳細に示している。
操作レバー20a〜20gは、順にブーム、バ
ケツトのボトム、左の走行モータ、バケツト、旋
回モータ、アーム、右の走行モータをそれぞれ操
作するものであり、操作されるとおのおの操作量
信号Ea〜Eg、および操作信号Sa〜Sgを発生し、
所定のマルチプレクサ21,22に加える。
マルチプレクサ21には操作レバー20a,2
0b,20c,20dの操作量信号Ea,Eb,
Ec,Edが加えられ、また、それに対応して操作
信号Sa,Sb,Sc,Sdが加えられる。また、マル
チプレクサ22には操作レバー20e,20d,
20g,20aの操作量信号Ee,Ed,Eg,Eaが
加えられ、また、それに対応して操作信号Se,
Sd,Sg,Saが加えられている。マルチプレクサ
21,22は加えられる操作信号により所定操作
量信号をサーボアンプ31,32を介して切換え
リレー41,42の入力接点aに加える。同様に
して、操作量信号を電磁弁61〜64に加える。
また、マルチプレクサ21,22は加えられる操
作信号により所定のサーボ弁を選択する切換え信
号を形成し、切換えリレー41,42に加えてい
る。
切換えリレー41,42はサーボアンプ31,
32の出力を加えるサーボ弁51〜54を切換え
るもので、マルチプレクサ21,22から加えら
れる切換え信号によつて切換え制御される。
サーボ弁51,52および電磁弁61,62は
タンデム弁Vt1に配設されるもので、サーボ弁5
1はブームシリンダ、サーボ弁52は左の走行モ
ータ、電磁弁61はボトムシリンダ、電磁弁62
はバケツトシリンダにそれぞれ供給される作動油
の油量を制御する。
また、サーボ弁53,54および電磁弁63,
64はタンデム弁Vt2に配設されるもので、サー
ボ弁53は旋回モータ、サーボ弁54はバケツト
シリンダ、電磁弁63は右の走行モータ、電磁弁
64はブームシリンダにそれぞれ供給される作動
油の油量を制御する。
タンデム弁内の弁は優先順位が決められてお
り、これらの弁に対応するサーボ弁や電磁弁の優
先順位は第3図において上にあるものが高くなつ
ている。すなわち、タンデム弁Vt1においては、
サーボ弁51、電磁弁61、サーボ弁52、電磁
弁62の順に優先順位が定められ、タンデム弁
Vt2においては、サーボ弁53、サーボ弁54、
電磁弁63、電磁弁64の順に優先順位が定めら
れている。
さて、オペレータが操作レバーを単独で、例え
ば操作レバー20aを操作すると、その操作量に
対応する操作量信号Eaおよび操作信号Saが発生
し、マルチプレクサ21,22に加えられる。
マルチプレクサ21は操作信号Saが加えられ
ると、対応する操作量信号Eaをサーボアンプ3
1に加える。また、切換え信号を加えて切換えリ
レー41を図示の状態にし、サーボアンプ31の
出力をサーボ弁51に加える。これにより、サー
ボ弁51は操作量信号Eaに対応した幅だけタン
デム弁Vt1内の弁を開き、ブームシリンダ7に作
動油を送出させる。
また、マルチプレクサ22は操作量信号Saが
加えられると、対応する操作量信号Eaを電磁弁
63に加える。これにより、電磁弁63はタンデ
ム弁Vt2内の対応する弁を開き、ブームシリンダ
7に作動油を送出させる。
したがつて、ブームシリンダ7が伸長しブーム
4が動作する。
次に、オペレータが操作レバー20a(ブーム
用)および20d(バケツト用)を操作した場合、
操作量信号Ea,Edおよび操作信号Sa,Sdが発生
し、マルチプレクサ21,22に加わる。タンデ
ム弁Vt1における弁の優先順位によればブーム用
弁がバケツト用弁よりも優先されるから、マルチ
プレクサ21は操作量信号Eaをサーボアンプ3
1に加える。これ以後は前述と同じにして、ブー
ムシリンダ7に作動油が供給される。
ところで、タンデム弁Vt2においては、バケツ
ト用弁がブーム用弁よりも優先されるから、マル
チプレクサ22は操作量信号Edをサーボアンプ
32を介して切換えリレー42に加えるととも
に、切換え信号を切換えリレー42に加えそれを
図示と反対の状態にする。これにより、サーボ弁
54に操作量信号Edが加えられ、タンデム弁Vt2
のバケツト用弁が操作量信号Edに対応する幅だ
け開き、作動油をバケツトシリンダ9に供給す
る。これにより、バケツトシリンダ9が伸長し、
バケツトが動作する。
なお、第3図に図示されない他のタンデム弁
Vt3〜Vt6においても、そのタンデム弁が対応する
シリンダやモータに同様にして作動油が供給され
る。また、他の操作レバーが操作された場合も、
同様にしてシリンダやモータに作動油が供給され
る。
以上のように、本考案によればサーボアンプの
数が著しく減少するので、制御筐体が小形軽量化
し取り扱いが容易となる。また、組立て工数も減
少し、コストが低減できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る油圧掘削機のメインバ
ルブ電子駆動装置を適用する油圧式ローデイング
シヨベルの全体を示す側面図、第2図は、本考案
に係る油圧式掘削機のメインバルブ電子駆動装置
の実施例および油圧系統を示すブロツク図、第3
図は、本考案に係る油圧式掘削機のメインバルブ
電子駆動装置の部分回路を示すブロツク図であ
る。 A11〜A16,A21〜A24,31,32…サーボア
ンプ、L7〜L13,20a〜20g…操作レバー、
R1〜R6,41,42…切換えリレー、C…制御
回路、21,22…マルチプレクサ、Vt1〜Vt6
タンデム弁、7…ブームシリンダ、8…アームシ
リンダ、9…バケツトシリンダ、10…ボトムシ
リンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の操作信号に対して作動する少なくとも2
    つのサーボ弁を有するタンデム弁を複数配設する
    とともに、前記サーボ弁は前記各タンデム弁ごと
    に前記作動の優先順位が設定され、該優先順位に
    応じた前記サーボ弁の作動によつて少なくとも1
    つの操作機器を駆動させる油圧掘削機のメインバ
    ルブ電子駆動装置において、 前記各タンデム弁に対応してそれぞれ配設され
    る1つのサーボアンプと、 前記各サーボ弁の作動に際し、前記サーボアン
    プを前記作動サーボ弁に切換え接続する切換制御
    回路と を具えたことを特徴とする油圧式掘削機のメイン
    バルブ電子駆動装置。
JP1980160550U 1980-11-10 1980-11-10 Expired JPS6343259Y2 (ja)

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JP1980160550U JPS6343259Y2 (ja) 1980-11-10 1980-11-10

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JP1980160550U JPS6343259Y2 (ja) 1980-11-10 1980-11-10

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JPS5785060U JPS5785060U (ja) 1982-05-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2583127B2 (ja) * 1989-06-30 1997-02-19 株式会社小松製作所 油圧式掘削機の走行・作業機操作装置
US5873244A (en) * 1997-11-21 1999-02-23 Caterpillar Inc. Positive flow control system

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JPS4910870A (ja) * 1972-05-30 1974-01-30
JPS5316876A (en) * 1976-07-29 1978-02-16 Tomoharu Kurose Termimal board and its fabrication device

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JPS5785060U (ja) 1982-05-26

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