JPS6343134Y2 - - Google Patents

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JPS6343134Y2
JPS6343134Y2 JP5864780U JP5864780U JPS6343134Y2 JP S6343134 Y2 JPS6343134 Y2 JP S6343134Y2 JP 5864780 U JP5864780 U JP 5864780U JP 5864780 U JP5864780 U JP 5864780U JP S6343134 Y2 JPS6343134 Y2 JP S6343134Y2
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JP
Japan
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door
door glass
adhesive
glass
guide
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JP5864780U
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JPS56158322U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ドアガラスの取付装置に関す
るものである。
従来の自動車用ドアガラスの取付装置として
は、前方及び後方のドアフレームに形成されたチ
ヤンネル状のドアガラス昇降ガイド溝に、ドアガ
ラス前後端が嵌め込まれ、同溝に沿つて上下動で
きるよう公知の手段によりドア内に支持されたも
のが一般に多く使用されている。
米国特許第2024773号明細書に記載されている
ドアガラスの取付装置をはじめ従来のドアガラス
の取付装置ではガイドシユー(フランジ7)の取
付部(チヤンネル5)の車室外側辺を除く他の2
辺にガイドシユーの長手方向にリブを設け、該リ
ブ間に接着剤を充填する構成がないので、ガイド
シユーの取付部のドアガラスへの位置決めができ
ないため取付作業性が悪く、また充填する接着剤
がガイドシユーの長手方向に沿つて不規則に流動
拡大するおそれがあり、接着が予定通りに行得
ず、また接着剤のムダが多くなる等の不具合を生
じさせしめるおそれがある。また、前記リブが形
成されないためにドアガラスとガイドシユーとの
間の遊びが増大し、接着剤にこどり力が生じて、
それによつてはくりを起してしまうおそれがあ
る。
本考案は上述の点に鑑み案出したもので、ガイ
ドシユーの取付部の車室外側辺を除く他の2辺に
ガイドシユーの長手方向複数のリブを設け、該リ
ブ間に接着剤を充填せしめる事によつて、前記取
付部のドアガラスへの位置決めを容易となし取付
作業性を向上させ、且つ接着剤がガイドシユーの
長手方向に沿つて不規則な流動拡大するのを防止
するせきの役割を果させ、それによつて接着剤を
予定通り確実に行い得るようにするとともに、接
着剤のムダを省いたドアガラスの取付装置を提供
せんとするものであり、その要旨はドアガラス端
部をコ字形断面の取付部により挟着したガイドシ
ユーをドアガラス昇降ガイド溝内に昇降自在に嵌
入せしめるとともに、前記取付部の車室外側辺を
除く他の2辺にガイドシユーの長手方向に複数の
リブを設け該リブ間に接着剤を充填してなるドア
ガラスの取付装置にあり、以下その一実施例を図
について説明する。
図において、1は自動車のサイドドアであつ
て、ボデー側に開閉自在に取り付けられている。
このドア1は、前方のドアフレームA、上方のド
アフレームB、後方のドアフレームC、ドア本体
Dを含み、その上方部分には、これらのフレーム
A,B,C及びDに囲まれたドアガラス開口部1
0が形成されている。この開口部10の長手方向
に沿つた下縁をウエイトラインという。ドア1の
内部には、ドアガラス2が公知の手段により昇降
自在に支持され、必要に応じ前記開口部10を開
閉できるよう構成されている。
前記ドアフレームA,B及びCは、ドアアウタ
ーパネル11とドアインナーパネル12から構成
されている。(以下、これらを単に「フレーム」、
「アウターパネル」、「インナーパネル」という)
このアウターパネル11の外側面11aは、車体
のボデー外側面の一部を構成し、それとほゞ同一
面上にあり、インナーパネル12の一端をなすL
形の折曲部は、同アウターパネル11の外側面と
重ね合わされ、アウターパネル11の端部をクリ
ンチ(折り返し)13することにより互いに固着
される。このクリンチ部13はドア1の外周縁部
を形成する。
アウターパネル11の他端部は、同パネル11
に重なり合うよう折り返され(14)、更にその
先端には同パネル11に直角方向に伸びるフラン
ジ15が形成されている。この折り返し端部14
は、開口部10の一部を形成する。
インナーパネル12の一端は、前述のように、
アウターパネル11の端部にクリンチ結合され、
一方、クリンチされた他端16は、フランジ15
を挟んで、アウターパネル11の折り返し端部1
4とほゞ平行に配置され、これら各端部の中間に
おいては、アウターパネル11及びそのフランジ
15との間で箱形(中空)断面を形成するよう構
成されている。
アウターパネル11の折り返し端部14とその
フランジ15及びインナーパネル12の端部16
との間には、ほゞコ字形断面のガイドチヤンネル
3が形成され、その内部には、ウエザーストツプ
4が保持されている。これらはドアガラス2の昇
降ガイド溝を構成する。
ドア本体Dも同様にアウターパネル11とイン
ナーパネル12により構成されているが、その開
口部10には、ドアガラス2の上下動を許すため
のスキマが両パネル間に形成されこのスキマにも
適当なウエザーストリツプが設けられている(図
示せず)。
尚、前記ガイドチヤンネル3は、ウエストライ
ンより上方のフレーム部分に形成されるもので、
同ラインより下方の部分(ドア本体D内の見えな
い部分)では、別に形成されたコ字形断面のチヤ
ンネルを取り付けることにより、ガラスの昇降を
ガイドするようになつている。
このドアガラス2の端部には、ガイドシユー5
が取り付けられている。このガイドシユー5は、
第4図〜第6図に詳細を示すように、合成樹脂又
は亜鉛ダイカスト等の成型品であつて、ドアガラ
ス2の端部に接着された断面ほゞコ字形の取付部
50と、同ガラス2の外側面2aから車室内R側
にオフセツトされた位置で、同ガラス面にほゞ平
行に、その端部から突き出すよう前記取付部50
に一体成型されたガイド部51から構成されてい
る。
前記取付部50は、ガラス2の車室内外側面を
挟んで平行に向き合つた車室側と車室外側との二
つの辺50a,50bと、ガラス2の端面に面
し、前記二つの辺50aと50b間を結ぶ辺50
cよりなるコ字形断面を有し、車室R側の辺50
aは、車室外側の辺50bより長く構成されてい
る。このようなコ字形断面に沿つた二つの面にわ
たつて、即ち車室外側辺50bを除く他の2辺5
0a,50cにリブ52が一体に形成されてい
る。このリブ52は、ガイドシユー5の長手方
向、即ち、ガラス2の端縁に沿つた方向に、適当
な間隔を持つて複数本設けられている。このほゞ
L字形のリブ52と、コ字形断面の車室外側の辺
50bとの間にガラス2が挿入されることにな
る。そして、各リブ52間とガラス2の端面間に
形成される空間に接着剤6が充填され、これによ
りガイドシユー5はガラス2の端面に固着され
る。接着剤6はシリコン系又はウレタン系が好ま
しい。
ドアガラス2はドア1内に公知の適当な支持手
段、例えばウインドレギユレータ装置、パワーウ
インド装置により昇降自在に支持される。
ドアガラス2が開口端10を閉じているときに
は、そのガイドシユー5のガイド部51は、前記
各フレームA,B及びCのガイドチヤンネル3内
にウエザーストリツプ4を介して挿入されている
(即ちドア昇降ガイド溝内に挿入されている)。ガ
イド部51は、ドアガラス2の外側面2aより車
室R内寄りにオフセツトされた位置にあるため、
チヤンネル3内(ウエザストリツプ4内)に保持
された状態で、ガラス2の外側面2aは、ボデー
外側面とほゞ同一面にあるドアアウターパネル1
1の外側面11aとほゞ同一面上に位置する。
ドアガラス2の昇降は、そのガイドシユー5が
ガイドチヤンネル3に沿つてスライドすることに
よりスムーズに行なわれる。ガイドチヤンネル3
のこのようなガイド作用は、主としてフレームC
と、これに平行なフレームAの部分で行なわれ
る。
ドアガラス2の前記ガイドシユー5は、この例
ではその下辺部を除いた端部(縁部)に設けら
れ、ガイドチヤンネル3はこの例ではフレームB
と、フレームAとCの必要部分に設けられる(ド
アガラス2の最下降位置に適合する位置まで設け
られていればよい)。
第7図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、取付部50の車室R側辺50aの先端に、ド
アガラス2の側面に向かう突起(アンダカツト)
53がその長手方向に沿つて形成されている。こ
れにより、接着剤のはみ出しを防止し、強度アツ
プ及び外観を向上させる効果があるので、これを
設けることが望ましい。尚、この場合、前述した
リブ52と併設すれば、その効果がプラスされる
が、設けない場合でも、突起53の効果はそのま
ま得られることはいうまでもない(即ちリブ52
の有無にかかわりなく有効である)。
前記したように、ガイドシユー5の取付部50
のコ字形断面を形成する辺50a,50b及び5
0cのうち、ドアガラス2をはさむ車室R側の辺
50aは長く車室外側の辺50bは短く構成され
ているが、これにより、接着代(面積)が十分確
保され、また接着作業上、成形上、外観上(ドア
ガラスの外側ガラス面積増大)、強度上、有利で
ある。ガイドシユー5がガイドチヤンネル3に嵌
合した状態で、ドアガラス2に対し、室内から室
外方向に力F1(第6図参照)が加えられた場
合、車室R側の長い辺50aとドアガラス2間
(及び辺50c間)の接着剤6の引張強度とドア
ガラス2の車室外側の短い辺50bのストツパ効
果により、支えることができる。
またドアガラス2に対して前記力F1と逆方向
に力F2(第6図参照)が作用した場合、車室R
側の長い辺50aで支持され、またこじり力(第
6図F3参照)に対しては、室外側の辺50bが
ストツパーの役割を果す。
接着剤6は、ガラス2の端面と辺50c間にも
及ぶので、接着強度は著しく向上される。
以上の辺の長短の組み合せによる効果は、前記
リブ52の有無にかかわりなく得られるものであ
る。
更にガイドシユーの前記リブ52は、取付部5
0とドアガラス2との間隙を常に一定に保持する
から、ドアガラス2への位置決めに役立つので取
付作業性を向上させ、また、接着剤6が長手方向
に沿つて不規則に流動拡大するのを防ぐ「せき」
の役割を果たすので接着が予定通り確実に行なわ
れる。またドアガラス2とガイドシユー5間の遊
びを少なくし、接着剤にこじり力が働くのを防止
し、そのはくりを防ぐことができるものである。
接着剤6は、ガイドシユー5の長手方向全周にわ
たつて設ける場合と、適当箇所に設ける場合があ
る。いずれにしても、上記リブ52は、接着剤の
ムダを省き、効率の良い作業を行なうのに役立つ
ものである。
以上のように、本考案によるドアガラスの取付
装置は、ドアガラス端部をコ字形断面の取付部に
より挟着したガイドシユーをドアガラス昇降ガイ
ド溝内に昇降自在に嵌入せしめるとともに、前記
取付部の車室外側辺を除く他の2辺にガイドシユ
ーの長手方向に複数の設け該リブ間に接着剤を充
填してなるので次のような効果がある。
先ず、前記複数のリブを設けるので、前記複数
のリブによつてガイドシユーの取付部とドアガラ
スとの間隙を常に一定に保持することができるた
め、前記取付部のドアガラスへの位置決めが容易
となり、取付作業性の向上が図れる効果がある。
また、前記複数のリブによつてガイドシユーの
取付部とドアガラスとの間隙を一定に保持できる
ため、接着剤の充填量も常に一定(定量化)に保
持できるから、接着剤のムダを省ける効果があ
る。
更に前記複数のリブによつて接着剤がガイドシ
ユーの長手方向に沿つて不規則に流動拡大するの
を防ぐせきの役割を果たさせ、それによつて接着
を予定通り確実に行ない得るとともに、接着剤の
ムダを省ける効果がある。
また、前記複数のリブによつてドアガラスとガ
イドシユー間の遊びを減少せしめ、接着剤にこじ
り力が働くのを防止し、そのこじり力の反復によ
つてもたらされる接着剤のはくりも防止できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるドアを備えた自動車の
斜視図で、ドアのみを実線で示す図、第2図は第
1図の−矢視断面図、第3図は第1図の−
矢視断面図、第4図〜第6図は、本考案のガイ
ドシユーの一実施例を示すもので、第4図はガラ
ス端に取り付けられた断面図であり(第5図の
−矢視断面図)、第5図は第4図の−矢視
断面図、第6図は第5図の−矢視断面図、第
7図は本考案の他の実施例を示す第6図と同様な
断面図である。 符号1……ドア、A,B,C……ドアフレー
ム、D……ドア本体、11……ドアアウターパネ
ル、12……ドアインナーパネル、2……ドアガ
ラス、5……ガイドシユー、52……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアガラス端部をコ字形断面の取付部により挟
    着したガイドシユーをドアガラス昇降ガイド溝内
    に昇降自在に嵌入せしめるとともに、前記取付部
    の車室外側辺を除く他の2辺にガイドシユーの長
    手方向に複数のリブを設け該リブ間に接着剤を充
    填してなるドアガラスの取付装置。
JP5864780U 1980-03-31 1980-04-28 Expired JPS6343134Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5864780U JPS6343134Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28
US06/802,959 US4689916A (en) 1980-03-31 1985-11-29 Door glass assembly for automotive vehicles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5864780U JPS6343134Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56158322U JPS56158322U (ja) 1981-11-26
JPS6343134Y2 true JPS6343134Y2 (ja) 1988-11-10

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ID=29653124

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JP5864780U Expired JPS6343134Y2 (ja) 1980-03-31 1980-04-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008003252A1 (de) * 2008-01-04 2009-07-16 Rehau Ag + Co Scheibenanordnung
WO2015049902A1 (ja) * 2013-10-04 2015-04-09 本田技研工業株式会社 車両用ドア

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JPS56158322U (ja) 1981-11-26

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