JPS6343120A - 光デバイス - Google Patents

光デバイス

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JPS6343120A
JPS6343120A JP18723386A JP18723386A JPS6343120A JP S6343120 A JPS6343120 A JP S6343120A JP 18723386 A JP18723386 A JP 18723386A JP 18723386 A JP18723386 A JP 18723386A JP S6343120 A JPS6343120 A JP S6343120A
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wave
plate
waves
polarization separation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 平行したi二平面で、対角線方向に対向する半面の一方
に、偏光分離膜を他方に全反射膜をそれぞれ形成した平
行ガラス板と、複屈折板とを所望に組合せることにより
、直交する二方向の光路中に挿入して偏光分離度が高く
、且つ製造容易な光デバイスを提供する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、偏光分離膜を備えた光デバイスの改良に関す
る。
偏波光をS波(入射光の電界が入射面に垂直の偏波)と
、P波(入射光の電界が入射面に平行の偏波)とに分離
するという、偏光分離膜を備えた光デバイスは、互いに
直交する二方向の光通信伝送路に広く使用されている。
一方、ガラス板に屈折率の異なる光学膜を所定の膜厚で
、交互に積層した偏光分離膜は、入射角を選択すると、
P波は総て透過し、S波は大部分が反射し、少ない一部
が透過するという、偏光分離性を有する。
このような光デバイスには、製造が容易であること、偏
光分離度の高いことが要望されている。
〔従来の技術〕
第4図の+a+、 (blはそれぞれ従来の光デバイス
の光路図、第5図の(a)、 (b)はそれぞれ従来の
他の光デバイスの光路図、第6図は従来例を適用した装
置の光路図である。
第4図において、光デバイスは平行六面体ガラス板IA
の平行した二平面の一方の面の全面に、偏光分離膜3が
形成され、直角プリズム2が、その斜辺面が偏光分離膜
3の表面に密着して、平行六面体ガラス板IAに固着さ
れている。
いま、第4図(a)のように、光路10より偏光分離膜
3に45度傾斜した面に直交するように、偏波光を平行
六面体ガラス板l^に入射させると、大部分のS波(図
では紙面に垂直な偏波・で示す)は、偏光分離膜3で反
射し、偏光分離膜3に平行する面に投射され、この面で
反射して、光路10に並進した点線で示す光路12より
出射する。
P波(図では紙面に平行な偏波↓で示す)は、偏光分離
膜3を透過して直進し、直角プリズム2を通過して、実
線で示す光路11より出射する。
なお、光路11よりは、偏光分離膜3を透過した一部の
S波が出射する。
また、第4図(b)のように、光路10に直交する光路
20より直角プリズム2を透して、偏光分離膜3に偏波
光を入射させると、P波は偏光分離膜3を透過して直進
し、偏光分離膜3に平行する面に投射され、この面で反
射して、光路12に並進(光路10と光路20とが偏光
分離膜3上で交叉する場合は、光路12に一致する。)
した実線で示す光路21より出射する。
なお、光路21よりは、偏光分離膜3を透過した一部の
S波が出射する。
偏光分離膜3に投射された偏光波の大部分のS波は、偏
光分離膜3で反射して、直角プリズム2の他の面から、
光路21に並進(光路10と光路20とが偏光分離膜3
上で交叉する場合は、光路11に一致する。)した点線
で示す光路22より出射する。
第5図に示す光デバイスは、平行ガラス板)の平行した
二平面の、対角線方向に対向するほぼ半面の一方に偏光
分離膜3が形成され、他方に全反射膜4が形成され、直
角プリズム2が、その斜辺面が偏光分離膜3に密着して
、平行ガラス板1に固着されている。また、直角プリズ
ム5が、その斜辺面が全反射膜4に密着して、平行ガラ
ス板1に固着されている。
いま、第5図(a)のように、光路lOより全反射膜4
に隣接する面から直角プリズム5に偏波光を入射させる
と、直角プリズム5の他の面で反射して、平行ガラス板
1に入り、偏光分離膜3に45度の入射角で入射する。
この際、大部分のS波は、偏光分離膜3で反射し、全反
射膜4に投射され、全反射膜4で反射して、直角プリズ
ム2に入り、光路10とは90度の方向の点線で示す光
路12より出射する。
偏光分離膜3に投射された偏光波のP波は、偏光分離膜
3を透過して直進し、直角プリズム2に入り、光路12
に並進した実線で示す光路11より出射する。
なお、光路11よりは、偏光分離膜3を透過した一部の
S波が出射する。
また、第5図(b)のように、光路10に逆行する光路
20より直角プリズム2に偏波光を入射させると、直角
プリズム2を透して、偏光分離膜3に入射する。
この際、P波は偏光分離膜3を透過して直進し、全反射
膜4で反射して直角プリズム2の他の面から、光路12
に並進(光路10と光路20とが偏光分離膜3上で交叉
する場合は光路12に一致する。)した実線で示す光路
21より出射する。
なお、光路21よりは、偏光分離膜3を透過した一部の
S波が出射する。
一方、大部分のS波は、偏光分離膜3で反射して、直角
プリズム2の他の面から、光路21に並進(光路10と
光路20とが偏光分離膜3上で交叉する場合は、光路1
1に一致する。)した点線で示す光路22より出射する
第6図は、第4図に示した一対の光デバイスを前段、後
段に直列に並設して、後段の光デハイスは、偏波切換手
段15を介して、前段の光デバイスに対称に配設した装
置である。
第1の伝送路6より偏光波(光信号)を、光路10に投
入し、また第2の伝送路7より偏光波(光信号)を光路
20に投入する。そして、それぞれ装置の出射路側(後
段の光デバイス)には、光路11に対して第3の伝送路
8を、光路21に対して第4の伝送路9がそれぞれ光結
合するように構成しである。
なお、光路10と光路20とは、偏光分離膜3で交叉す
るものとする。
ここで偏波切換手段15は、例えば磁気光学効果を利用
したスイッチであって、磁気光学結晶板(例えばY I
 G−イツトリウム・鉄・ガーネット)よりなり、付与
する磁界の方向を変えることにより、S波をP波に、P
波をS波に変換する機能を有する。
第1の伝送路6の出射光は、前段の偏光分離膜3てS波
とP波に分1坩されて、それぞれ光路12゜光路11を
進み、偏波切換手段15を経て、後段の光デバイスに入
射する。
そして、光路12と光路11とは、後段の光デバイスの
偏光分離膜3で交叉し、一体となる。
即ち、光路12を進んだS波は、偏光分離膜3で反射し
て第3の伝送路8に入射し、光路11を進んだP波は、
偏光分離膜3を透過して、第3の伝送路8に入射する。
第2の伝送路7の出射光は、前段の偏光分離膜3でS波
とP波に分離されてそれぞれ光路22(光路11に同じ
)、光路2ff (光路12に同じ)を進み、偏波切換
手段15を経て、後段の光デバイスに入射する。
そして、光路22と光路21とは、後段の光デバイスの
偏光分離膜3で交叉し、一体となる。
即ち、光路22を進んだS波は、偏光分離膜3で反射し
て第4の伝送路9に入射し、光路21を進んだP波は、
偏光分離lllX3を透過して、第4の伝送路9に入射
する。
このような状態で、偏波切換手段15を作動させ、P波
をS波に、S波をP波にそれぞれ切換えると、光路11
を進んだ光路工0よりのP波は、偏波切換手段15によ
りS波となり、後段の偏光分離膜3で反射して第4の伝
送路9に入射する。また光路12を進んだS波はP波に
なり、偏光分離膜3を透過して第4の伝送路9に入射す
る。
一方、光路21を進んだ光路20よりのP波は、偏波切
換手段15によりS波となり、後段の偏光分離膜3で反
射して第3の伝送路8に入射する。また光路22を進ん
だS波はP波になり、偏光分離膜3を透過して第4の伝
送路9に入射する。
上述のように、第6図に示した装置は、偏波切換手段1
5を操作することにより、第1の伝送路6を第4の伝送
路9に、第2の伝送路7を第3の伝送路8にそれぞれ切
換えることができるという、スイッチ機能を有する装置
である。
尚、第5国に示した光デバイスを、組合せることにより
、説明は省略するが、上述のような切換えスイッチ機能
を有する装置とすることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来例の光デバイ゛スは、平行六面体
ガラス板LAに直角プリズム2を、或いは、平行ガラス
板1に直角プリズム2と直角プ゛ノズム5をそれぞれ固
着することが必要で、直角プリズムの接着作業を必要と
し、且つ出射光の平行精度を高くするためには、接着し
た状態で受光面と出射面との角度を所定に高精度にしな
ければならず、コスト高であるという問題点がある。
また、偏光分離膜3は、もともとP波とS波を完全に分
離する機能がなくて、S波の一部がP波の光路に混在し
ている。
このことに起因して、例えば第6図のような装置に組込
むと、第3の伝送路8に第2の伝送路7のS波の一部が
、第4の伝送路9に第1の伝送路6のS波の一部がそれ
ぞれ混入し、漏話するという問題点がある。
また、偏波切換手段15を単にオン、オフの機能を有す
るスイッチとした場合には、P波とともにS波の一部が
混在していることに起因して、オフ状態でも、この一部
のS波の光パワーを、オフとすることができない。即ち
、消光比が低いという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記従来の問題点を解決するため本発明は、第1図のよ
うに、平行した二平面を有し、対角線方向に対向するほ
ぼ半面の一方に偏光分離膜3が、他方に全反射膜4が、
それぞれ形成された平行ガラス板1と、平行ガラス板1
の光路12(光路21)、光路11(光路22)の出射
路側に配設した複屈折板30と、平行ガラス板1と複屈
折板30との間で、一方の光路光路12(光路21)中
に、偏波面を90度回転させる172波長板35を配設
したものである。
また、第3図のように、1/2波長板35を配設せずし
て、複屈折板30Aを光路12(光路21)の出射路側
に、複屈折板3〇八とは結晶軸が異なる方向を有する複
屈折板30Bを光路11(光路22)の出射路側に配設
したものである。
〔作用〕
上記本発明の手段によれば、第1図(alのように、光
路10より平行ガラス板1に入射した偏波光は、偏光分
離膜3で分離され、大部分のS波は偏光分離膜3で反射
して光路12に進み、さらに全反射膜4で反射して17
2波長板35に入射する。そして、172波長板35に
よりP波に変換され、複屈折板30に常光として入射し
光路12を直進する。
一方、P波と一部のS波は、偏光分離膜3を透過して光
路11に進み、複屈折板30に入射する。そして、P波
は常光として光路11を直進する。しかし、S波は異常
光として複屈折板30に入射するので、屈折して光路1
1に平行ずれした光路L1mを進む。即ち、P波とS波
とは完全に分離される。
また、第1図(b)のように、光路20より平行ガラス
板1に入射した偏波光は、偏光分離膜3で分離され、大
部分のS波は反射して光路22に進み、複屈折板30に
異常光として入射し、屈折して光路11mと同一光路の
光路22を進む。
一方、P波と一部のS波は、偏光分離膜3を透過して、
光路21に進み全反射膜4で反射して172波長板35
に入射する。そして172波長板35によりソレソれS
波、P波に変換される。この結果、S波に変換したP波
は、複屈折板30に異常光として入射し、屈折して光路
21に進み、172波長板35によりP波に変換したS
波は、複屈折板30に常光として入射し、光路12と同
一光路の光路21mを直進する。即ち、S波とP波に完
全に分離する。
したがって、出射側において、光路11及び光路21に
伝送路を光結合させると、漏話する恐れがない。また、
光路11.光路21に、それぞれ偏波切換手段を設けて
、オン、オフのスイッチを機能を持たせると、消光比の
高いスイッチとすることができる。
上述のように、本発明の光デバイスは、平行ガラス板1
に、45度傾斜させて複屈折板30.及び172波長板
35を配設するだけであるので、調整作業を殆ど必要と
せず、低コストである。
また、第3図の光デバイスは、第1図の示したものと同
一段能を有する。即ち、光路10よりの偏波光のうち、
偏光分離膜3を透過した一部のS波は、複屈折板30B
によりP波と分離され、光路11mを進み、光路20よ
りの偏波光のうち、偏光分離膜3を透過した一部のS波
は、複屈折板30AによりP波と分離され、光路21m
を進む。
〔実施例〕
以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、企図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
第1図の(al、 (blはそれぞれ本発明の一実施例
の光デバイスの光路図、第2図は本発明の光デバイスを
適用した装置の光路図、第3図の(at、 fblはそ
れぞれ本発明の他の実施例の光デバイスの光路図である
第1図において、平行ガラス仮1の平行した二平面の、
対角線方向に対向するほぼ半面の一方に偏光分離膜3が
形成され、他方に全反射膜4が形成されている。
複屈折板30(例えば方解石、ルチル等)は、砧 ゛晶
軸が受光面に対して45度傾斜している。そして、複屈
折板30は平行ガラス仮1の偏光分離膜3側に配設され
、受光面が平行ガラス板1の出射面に対して45度傾斜
している。
平行ガラス板1と複屈折板30の間には、複屈折板30
に平行に、偏波面を90度回転させる172波長板35
が配設されている。この172波長板35の長さは、複
屈折板30の長さのほぼ半分で、全反射膜4で反射され
る光路、即ち図の光路12,21上に配設しである。
このような光デバイスが 光路10よりの偏波光のP波
が光路11に、大部分のS波が光路12に、一部のS波
が光路11mに分離され、また光路20よりの偏波光の
P波が光路21に、大部分のS波が光路光路22に、一
部のS波が光路21mに分離されることは、前述の通り
である。
第2図は、第1図に示した一対の光デバイスを前段3後
段に直列に並設して、後段の光デバイスは、並列に配設
した偏波切換手段15A、 15Bを介して、前段の光
デバイスに対称に配設した装置である。
第1の伝送路6より偏波光(光信号)を、光路10に投
入し、また第2の伝送路7より偏波光(光信号)を、光
路20に投入する。そして、それぞれ装置の出射路側(
後段の光デバイス)には、光路11に対して第3の伝送
路8を、光路21に対して第4の伝送路9がそれぞれ光
結合するように構成しである。
なお、光路10と光路20とは、前段の光デバイスの偏
光分離膜3で交叉するものとする。
ここで、偏波切換手段15A、 15Bはそれぞれ光路
11.21上に配設された、例えば磁気光学効果を利用
したスイッチであって、磁気光学結晶板(例えばYIG
−・イツトリウム・鉄・ガーネット)よりなり、付与す
る磁界の方向を変えることにより、S波をP波に、P波
をS波に変換する機能を有する。
第1の伝送路6の出射光は、前段の偏光分離膜3でS波
とP波に分離され、それぞれ光路12(図示の光路21
m ) 、光路11を進み、また、偏光分離膜3を透過
した一部のS波は、光路11mに進む。
そして、P波は偏波切換手段15Aを経て、S波は偏波
切換手段15Bを経て後段の光デバイスに入射する。
光路11を進んだP波は、172波長板35によりS波
に変換され、全反射膜4で反射して、偏光分離膜3に入
射し、偏光分離膜3で反射して、第3の伝送路8に入射
する。
また、第2の伝送路7の出射光は、前段の偏光分離膜3
でS波とP波に分離されて、それぞれ光路U(図示の光
路11m ) 、光路21を進み、また、偏光分離膜3
を透過した一部のS波は、光路21r@に進む。この際
光路21を進んだP波は前段の光デバイスの172波長
板35によりS波に変換されて偏波切換手段15Bを経
て後段の光デバイスに進む。
そして、光路21を進んだS波に変換されたP波は、偏
光分離膜3でで反射して、第4の伝送路9に入射する。
なお、光路11m、光路〃を進んだ偏波は、後段の光デ
バイスの偏光分離膜3を透過して光路21に平行に進む
が、光路21とはずれているので、第4の伝送路9に入
射しない。また光路21m1光路12を進んだ偏波は、
後段の光デバイスの偏光分離膜3を透過して光路11に
平行に進むが、光路11とはずれているので、第3の伝
送路8に入射しない。
このような状態で、偏波切換手段15A 、15Bをそ
れぞれ作動させ光路11のP波をS波に、光路21のS
波をP波にそれぞれ切換えると、光路11を進んだ偏波
は光路111I+を進んで、第3の伝送路8は勿論のこ
と第4の伝送路9にも入射しない。また、光路21を進
んだ偏波は光路21mを進んで、第4の伝送路9は勿論
のこと第3の伝送路8にも入射しない。
即ち漏話することがなく、且つ消光比が極めて高い。
第3図において、平行ガラス板1の偏光分離膜3側に、
出射面に45度傾斜して、並列に複屈折板30A、30
Bが配設されている。
複屈折板30^は光路11 (光路22と同じ)上に、
複屈折板30Bは光路21(光路12と同じ)上にそれ
ぞれ配設され、その結晶軸は、光路に45度傾斜し、且
つ傾斜方向が異なる。
したがって、光路10より平行ガラス板1に入射した偏
波光は、第3図(a)のように、偏光分離膜3で分離さ
れ、大部分のS波は偏光分離膜3で反射して光路12に
進み、さらに全反射膜4で反射して複屈折板30Bに入
射する。そして、複屈折板30Bに異常光として入射し
屈折して光路12を進む。
一方、P波と一部のS波は、偏光分離膜3を透過して光
路11に進み、複屈折板3〇八に入射する。
そして、P波は異常光として入射し、屈折して光路11
を進む。しかし、S波は常光として複屈折板30A入射
するので、直進して光路11mを進む。
即ち、P波とS波とは完全に分離される。
また、光路20より平行ガラス板1に入射した偏波光は
、第3図(b)のように、偏光分離膜3で分離され、大
部分のS波は反射して光路22に進み、複屈折板3〇八
に常光として入射し、直進して光路22(光路11mに
同じ)を進む。
一方、P波と一部のS波は、偏光分離膜3を透過して、
光路21に進み全反射膜4で反射して、複屈折板30B
に入射する。そしてP波は常光として複屈折板30Bに
入射して、直進して光路21を進む。
しかし、S波は異常光として複屈折板30Bに入射する
ので、屈折して光路21m(光路12に同じ)を進む。
即ち、S波とP波に完全に分離する。
上述の光デバイスを、第2図と同様に組合せると、漏話
することがなく、且つ消光比が極めて高いことは勿論で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、偏波光をP波とS波に完
全に分離することができ、通信伝送路に挿入して漏話が
なく、且つ消光比が高く、さらにまた低コストである等
、実用上で優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)、 (b)はそれぞれ本発明の一実施例
の光路図、 第2図は本発明を適用した装置の光路図、第3図の(a
l、 (blはそれぞれ本発明の他の実施例光路図、 第4図の(al、 (blは従来例の光路図、第5図の
fan、 (b)は従来の他の例の光路図、第6図は従
来例を適用した装置の光路図である。 図において、 1は平行ガラス板、    3は偏光分離膜、4は全反
射膜、      6は第1の伝送路、7は第2の伝送
路、   8は第3の伝送路、9は第4の伝送路、 30、3OA、 30Bは複屈折板、 35は172波長板をそれぞれ示す。 第212] (σ) (鱒 木全明め化0突茫◇・Jq兄路図 第3図 (a)(す 1)(Jミイク・ld7 、を昆 Pつ昂4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平行した二平面を有し、対角線方向に対向するほぼ
    半面の一方に偏光分離膜(3)が、他方に全反射膜(4
    )が、それぞれ形成された平行ガラス板(1)と、 該平行ガラス板(1)の入・出射路のいずれか一方の光
    路に、配設される複屈折板(30)とを備えたことを特
    徴とする光デバイス。 2、前記平行ガラス板(1)と前記複屈折板(30)の
    間の選択した光路中に、1/2波長板(35)が配設さ
    れたことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
    光デバイス。
JP61187233A 1986-08-09 1986-08-09 光デバイス Expired - Lifetime JPH0738049B2 (ja)

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Cited By (2)

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US5751480A (en) * 1991-04-09 1998-05-12 Canon Kabushiki Kaisha Plate-like polarizing element, a polarizing conversion unit provided with the element, and a projector provided with the unit
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