JP2977926B2 - 光サ−キュレ−タ - Google Patents

光サ−キュレ−タ

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JP2977926B2 JP3070014A JP7001491A JP2977926B2 JP 2977926 B2 JP2977926 B2 JP 2977926B2 JP 3070014 A JP3070014 A JP 3070014A JP 7001491 A JP7001491 A JP 7001491A JP 2977926 B2 JP2977926 B2 JP 2977926B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光回路素子、特に、光
ファイバ−通信、光ファイバ−計測等に適する偏光無依
存型の光分岐、結合器として機能する光サ−キュレ−タ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来用いられてきた光分岐・結合器は、
図1で示すような構成のものである。例えば、図1の偏
光無依存型の光サ−キュレ−タは、偏光分離素子、反射
ミラ−、磁気光学素子、旋光性結晶、反射ミラ−、偏光
分離素子の順に光学部分を配置して、偏光に依存しない
ように構成している。ところが、従来のこのような光サ
−キュレ−タでは、偏光分離素子、偏光ビ−ムスプリッ
タ−の特性が良くない点や、反射ミラ−の角度合わせの
精度が、角度にして数秒のオ−ダ−であり、非常に高い
精度に合わせ込まなければならない等の理由から、実用
にはならなかった。
【0003】更に、図1の構成は、特開昭56−137
327号に開示されるように、偏光分離プリズム(偏光
ビ−ムスプリッタ−)19、20、YIGを用いた磁気
光学結晶板(ファラデ−素子)21、旋光性結晶22、
反射ミラ−23、24などを用いて、光ファイバ−11
〜14と結合し、入力光の偏光に無依存となるような構
成としたものであるが、この方式では、入出力部に偏光
分離プリズム19、20を使用しているためクロスト−
クが良くないという点、製作上光学軸合わせが困難であ
るという点、更に、磁気光学結晶板(ファラデ−素子)
21の回転角度誤差が直接光サ−キュレ−タの性能悪化
に大きく影響を及ぼすという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するために為されたもので、特に、光ファイバ
通信等に適する光分岐、結合器として機能する光サ−キ
ュレ−タを提供することを目的とする。即ち、本発明
は、前記のような従来の方式の欠点をなくし、偏光分離
素子、反射ミラ−を使用していないために、挿入損失が
少なく、偏光依存性が無く、特に、双方向通信などに適
した光分岐、結合器を提供することを目的とする。更
に、本発明は、クロスト−クを大幅に低減できる光サ−
キュレ−タを提供することを目的とする。また、本発明
は、制作が容易で、コストを削減できる光サ−キュレ−
タを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
な課題の解決のために成されたもので、第1、第2、第
3、第4の4個のポ−トを有し、第1ポ−トから入射し
た光は、該第2ポ−トから出射し、該第2ポ−トから入
射した光は、該第3ポ−トから出射し、該第3ポ−トか
ら入射した光は、第4ポ−トから出射し、該第4ポ−ト
から入射した光は、該第1ポ−トから出射する非相反性
を有し、更に偏光無依存性と循環性の機能を有し、該第
1ポ−トから該第2ポ−トに向かう方向に沿い、順次、
複合偏光素子2組、ファラデ−回転素子(磁気光学結
晶)、旋光性結晶、複合偏光素子2組を配列し、前記フ
ァラデ−回転素子に対応して永久磁石を配して;前記複
合偏光素子の各々は、一対の少なくとも、光の通過方向
の長さが同一の複屈折結晶の平行平板を各光学軸が反対
向きになるように配置或いは貼り合わせたもので、各複
合偏光素子の長さは、ほぼ同じであり;前記の4個の複
合偏光素子を、該第1ポ−トから該第2ポ−トに向かう
順に、第1〜第4の複合偏光素子とすると、第2の複合
偏光素子は、第1の複合偏光素子に対して、その平行平
板の方向が90度回転されて配置され、第3の複合偏光
素子は、第2の複合偏光素子に対して、その平行平板の
方向が同じに配置され、第4の複合偏光素子は、第3の
複合偏光素子に対して、その平行平板の方向が90度回
転されて配置され、且つ、第1の複合偏光素子の平行平
板方向に対向するように配置され;また、前記の第1の
複合偏光子の対の一方の第1複屈折性結晶に、第1ポ−
トが付いており、他の一方の第2複屈折性結晶には、第
3ポ−トが付いて配置し、また、前記第4複合偏光子の
対の一方の第7複屈折性結晶には、第2ポ−トが付いて
おり、他の一方の第8複屈折性結晶には、第4ポ−トが
付いて配置したことを特徴とする光サ−キュレ−タを提
供する。また、光学軸が、該第1、第2ポ−トの表面と
傾くように、平行平板とした第1の複屈折性結晶が好適
である。そして、磁気光学結晶としては、45度の偏光
回転作用を有する非相反性磁気光学結晶が好適である。
また、各ポ−トと光ファイバ−との結合には、レンズを
用いると好適である。また、4本の光ファイバ−の内1
本の光ファイバ−の出射コネクタの端面には、使用する
波長に対する反射ミラ−を有し、3ポ−トの循環性にで
きる。
【0006】
【作用】本発明の構成によると、偏光分離素子や反射ミ
ラ−を使用せず、第1ポ−トから第2ポ−トに向かう方
向に沿い、順次、複合偏光素子2組、ファラデ−回転素
子(磁気光学結晶板)、旋光性結晶、複合偏光素子2組
が配列され、前記ファラデ−回転子に対応して配置され
た永久磁石を有し、前記複合偏光素子には、平行平板状
の複屈折性材料が用いられ、前記の複合偏光素子4個の
長さは全部同一であるものである。
【0007】本発明の構成によると、光サ−キュレ−タ
を、光学部品をすべて平行平面板とし、即ち、特性の良
い複屈折結晶の大板を用い、簡単に組立てでき、更に、
磁気光学結晶板(ファラデ−素子)と旋光結晶を用い
る。組立てで精度誤差が、性能悪化の影響を少なくなる
ように、複屈折結晶と旋光性結晶とを組合わせ点に依存
するものである。そのために、偏光に依存しないで、且
つ、分離、結合度の良い光分離、結合器を高精度に実現
できたものである。
【0008】図2に示すように、第1ポ−ト、第2ポ
−ト、第3ポ−ト、第4ポ−トの4個のポ−トを
有し、各ポ−トは入出力ポ−トとして機能する。第1ポ
−トから入射した光Iは、該第2ポ−トから出射す
るが、該第2ポ−トから入射した光IIは、該第3ポ
−トから出射し、そして、第3ポ−トから入射した
光は、該第4ポ−トから出射するが、該第4ポ−トか
ら入射した光は、該第1ポ−トから出射する各々非相
反性を有する。
【0009】本発明の光サ−キュレ−タでは、光は、平
行平板の光学素子中を伝搬させる。通常、複屈折結晶
は、1:100000以上の消光比、即ち、常光と異常
光との分岐比が非常に高く、そのため、全体と4個の複
屈折結晶中を通過するが、本発明の光サ−キュレ−タの
構成では、全体として、クロスト−クは、磁気光学結晶
板(ファラデ−素子)以外は波長特性が小さいので、使
用波長が変化しても、使用上問題にならない。クロスト
−クの悪化はほとんど無い。
【0010】次に、図面を用いて、本発明の光サ−キュ
レ−タを具体的に実施例により説明するが、本発明はそ
れらによって限定されるものではない。
【0011】
【実施例1】図2の(a)は、本発明の光サ−キュレ−
タを上から見た模式的平面図である。図2の(b)は、
同じものを側面から見た模式的正面図である。即ち、第
1ポ−ト、第2ポ−ト、第3ポ−ト、第4ポ−ト
の4個のポ−トを有し、各ポ−トは入出力ポ−トとし
て機能する。第1ポ−トから入射した光Aは、該第2
ポ−トから出射するが、該第2ポ−トから入射した
光Bは、該第3ポ−トから出射し、そして、第3ポ−
トから入射した光Cは、該第4ポ−トから出射する
が、該第4ポ−トから入射した光Dは、該第1ポ−ト
から出射する各々非相反性を有する。
【0012】光サ−キュレ−タは、1対の平行平板複屈
折結晶を有する複合偏光素子を4組(21〜24)備
え、複合偏光素子22と23との間には、磁気光学結晶
4と旋光結晶3が配置され、更に磁気光学結晶4には永
久磁石5が配されている。複合偏光素子21〜24は、
各々、光学軸方向が正反対の平行平板複屈折結晶(例え
ば、11と12)の対を貼り合わせたもので、各々は同
一の長さ(lとする)となっている。各複屈折結晶(1
1〜18)は、図3の(a)に示すような結晶である。
その結晶は図示のようにランダム偏光の光を常光と異常
光の2つの直交する偏光光束に分割する。
【0013】利用する磁気光学結晶板(ファラデ−素
子)4は、図3(b)に示すように、偏波光の偏光方向
が、+45°回転[或いは−45°]回転するものを使
用する。旋光性結晶3は、図3の(c)に示すように、
偏波方位が22.5°の1/2波長板若しくは+45°
回転の旋光子を使用する。
【0014】図2に示すように、第1ポ−トから入射
した光は、厚さlの複屈折結晶11により、常光と異常
光に分離され、常光は直進するが、異常光成分は、凡そ
l/10だけ垂直方向に移動する。そして、常光は、複
屈折結晶13に入射し、それは、複屈折結晶13に対し
て、異常光として、水平方向にl/10だけ移動して、
旋光結晶4に入射する。複屈折結晶11を出射した異常
光は、複屈折結晶14に入射し、複屈折結晶14に対し
て常光として、直進し、旋光結晶4に入射する。旋光結
晶4に入射した偏波光は、反時計方向に45度、偏波方
向が回転され、磁気光学素子3に入射する。磁気光学素
子3に入射した偏波光は、第1ポ−トから見て時計回り
に45度、その偏波方位が回転され、複屈折結晶15、
16に各々入射する。複屈折結晶15に入射した光は、
その結晶の異常光として水平方向にほぼl/10だけ移
動し、複屈折結晶16に入射した光は、その結晶の常光
として直進する。このように、複屈折結晶15、16を
通過した各々の光は、共に複屈折結晶17に入射して、
再び偏波合成され、第2ポ−トから出射される。
【0015】即ち、第2ポ−トへの経路では、複屈折
結晶(方解石)11により、2つの直交する常光光束と
異常光とに分割され、常光A1は、同図における上段
を、異常光A2は、下段を伝搬する。光束A1は、複屈
折結晶板13により、図示のように、水平移動され、図
2(a)の上側を通り、磁気光学結晶4に入射し、旋光
結晶3を通過し、複屈折結晶16に入射し、更に水平移
動され、下側にもどり、複屈折結晶17に入射する。光
束A2は、複屈折結晶14に入射し、そこを直進し、図
2(a)では、下側から磁気光学結晶4に入射し、旋光
結晶3を通り、複屈折結晶16を直進し、複屈折結晶1
7に入射して、そこで、光束A2とA2は偏光合成さ
れ、第2ポ−トから出射される。
【0016】次に、第2ポ−トから入射した光は、複
屈折結晶17により所定偏波成分に分離され、複屈折結
晶15及び16に入射し、所定の平行移動を受け、旋光
結晶3に入射する。旋光結晶3に入射した偏波光は、第
1ポ−トから見て時計回りに45度、各々の偏波方位が
回転され、磁気光学結晶4に入射する。磁気光学結晶4
に入射した偏波光は、各々時計回りに45度、各々の偏
波方位が回転されて、複屈折結晶13、14に入射す
る。複屈折結晶13に入射した光は常光として直進し、
複屈折結晶14に入射した光は異常光としてほぼl/1
0だけ水平移動い、共に、複屈折結晶12に入射し、再
び、偏波合成され、第3ポ−トから出射されることに
なる。
【0017】次に、第3ポ−トから入射した光は、複
屈折結晶12により偏波分離されるが、複屈折結晶12
の光学軸が複屈折結晶11のそれと反対方向になってい
るために、第1ポ−トから入射した光とは、常光と異
常光の関係が正反対になっているため、第4ポ−トよ
り出射されることになる。その他の機構は、第1ポ−ト
から光が入射した時と同様である。最後に、第4ポ−ト
から入射した光は、複屈折結晶18によって偏波分離
されるが、複屈折結晶18の光学軸が、複屈折結晶17
のそれとは正反対になっているために、第1ポ−トか
ら出射されることになる。その他の機構は、第2ポ−ト
から光が入射したときと同様である。
【0018】本発明の光サ−キュレ−タでは、以上説明
したように、また、図面に示すように、光は、平行平板
の光学素子中を伝搬させる。通常、複屈折結晶は、1:
100000以上の消光比、即ち、常光と異常光との分
岐比を有するものである。従って、本発明の光サ−キュ
レ−タの構成では、全体として、クロスト−クは、磁気
光学結晶板(ファラデ−素子)以外は波長特性が小さい
ので、使用波長が変化しても、使用上問題にならない。
クロスト−クの悪化はほとんど無い。
【0019】更に、光学部品は、すべて、平行平面板で
あるので、組立てが非常に容易になる。例えば、使用す
る各々の複屈折板は、軸出しをして平行平面に研磨して
作成すれば良く、例えば、方解石ならば、劈開面を研磨
するだけで良い。そして、使用する旋光性結晶には、例
えば、水晶旋光子を用い、所望の回転角を与える長さに
平行平面に研磨するだけで良い。従って、部品、素子は
全て平行平面板であるために、組立てるときは、表面を
合わせて光学接着剤で貼り合わせるだけで作成できる。
また、多量に作成するときは、複屈折結晶や旋光結晶を
大板のまま(サイズの大きいまま)、接着し、その後
に、小さく切断する作成方法を行なうことができる。
【0020】図4は、本発明の光サ−キュレ−タを用い
て、双方向通信に用いた応用例である。即ち、図4の
(a)は、本発明の光サ−キュレ−タを利用したOTD
R(Optical Time Domain Reflectometer)を示す。即
ち、レ−ザLDを出射した光束は、本発明の光サ−キュ
レ−タ1と被測定光ファイバ−65を介して、対象物に
当り、反射してくる光束(後方散乱光)71を受けて、
本発明の光サ−キュレ−タ1を介して、その光を、検出
器PDに入れて、測定する。即ち、対象物に破断点があ
ると、それは、反射点になり、OTDRにより、反射が
あるかどうか、つまり、破断点がシステムにあるかどう
かを計測し、その反射光が受光されるまでの時間を測定
することにより破断点の位置を検出する。
【0021】図4(b)は、本発明の光サ−キュレ−タ
と、合・分波器などの光学部品とを組合わせて、波長多
重伝送装置に用いた例である。図示のように、本発明の
光サ−キュレ−タ1と、光分波器73と光合成器72か
ら構成され、波長識別性のすぐれた多重伝送装置を作成
できる。、波長λ1,λ2,λ3,を含有する光を、半導体レ
−ザ76、光アイソレ−タ75から出力して、本発明の
光サ−キュレ−タ1を通して、光ファイバ−66を介し
て、伝送路に出力して、そして、各々波長λ4,λ5,λ6
を有する光を、本発明の光サ−キュレ−タ1を通して、
光分波器72と受光ダイオ−ド74に入力することがで
きる。
【0022】即ち、この方式では、狭帯域に波長多重さ
れた信号光について、各信号光を識別して扱うに有効で
ある。このような目的を達成することは、従来の技術で
は、ほとんど不可能であるか、可能であっても、かなり
高コストになってしまう。これに対して、以上のよう
に、本発明の光サ−キュレ−タは、組立ての容易さによ
り、コスト安に構成し、作製することができる。
【0023】
【実施例2】本発明の4ポ−トの光サ−キュレ−タに変
形として、1つのポ−ト(第4ポ−ト)のコネクタ−端
面に反射体8を付けた構成のものを図5に示す。その反
射体は蒸着による誘電体反射膜である。即ち、図5の構
成の本発明の光サ−キュレ−タ1において、第1ポ−ト
から入射した光は第2ポ−トから出射し、第2ポ−トか
ら入射した光は第3ポ−トから出射する。そして、第3
ポ−トから入射した光は第4ポ−トに伝搬するが、その
端部において光反射体8があるため、光は出射されずに
再び光サ−キュレ−タ1に戻り、戻った光は、第4ポ−
トから光が入射した場合と同じように、第1ポ−トから
出射されることとなる。従って、4ポ−トの光サ−キュ
レ−タのうち、1つポ−トを潰して、3ポ−トの光サ−
キュレ−タとすることができる。尚、反射体8は端面に
直接形成しても良いし、あらかじめ作成しておいて後か
ら端面に貼り付けても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光サ−キ
ュレ−タにより、前記のような効果が得られた。それら
をまとめると、次のような顕著な技術的効果となる。即
ち、第1に、光ファイバ通信等に適する光分岐、結合器
として機能する光サ−キュレ−タを提供し、挿入損失が
少なく、偏光依存性が無く、特に、双方向通信などに適
した光分岐、結合器を提供した。
【0025】第2に、安価で、精度良く作製でき、光学
部品をすべて平行平面板とし、平行平板の部品の透過光
のみを使用するだけで、光サ−キュレ−タを構成でき、
従来の構成と比べ、クロスト−クを大幅に改善できる。
第3に、主部品である複合偏光素子は、同一寸法の平行
平板であるため、大板複屈折結晶を軸調整接着固定した
後、切断することで一度の調整で、多数の光サ−キュレ
−タ素子を作製することが可能であり、光サ−キュレ−
タの作製を容易にし、また原価を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光サ−キュレ−タの例をで示す模式構成
図である。
【図2】本発明の光サ−キュレ−タの構成を示す模式的
構成図である。
【図3】本発明の光サ−キュレ−タに用いる各光学部品
を示す説明図である。
【図4】本発明の光サ−キュレ−タを用いた応用例を示
す構成図である。
【図5】本発明の光サ−キュレ−タの他の例の構成を示
す模式的構成図である。
【図6】本発明の光サ−キュレ−タの構成を示す模式的
斜視図である。
【符号の説明】
3 磁気光学結晶板(フ
ァラデ−素子) 4 旋光結晶 11〜18 複屈折結晶板 21〜24 複合偏光素子 51〜54 レンズ 61〜69 光ファイバ− 、、、 各ポ−ト

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2、第3、第4の4個のポ−ト
    を有し、第1ポ−トから入射した光は、該第2ポ−トか
    ら出射し、該第2ポ−トから入射した光は、該第3ポ−
    トから出射し、該第3ポ−トから入射した光は、第4ポ
    −トから出射し、該第4ポ−トから入射した光は、該第
    1ポ−トから出射する非相反性を有し、更に偏光無依存
    性と循環性の機能を有し、 該第1ポ−トから該第2ポ−トに向かう方向に沿い、順
    次、複合偏光素子2組、ファラデ−回転素子(磁気光学
    結晶)、旋光性結晶、複合偏光素子2組を配列し、前記
    ファラデ−回転素子に対応して永久磁石を配して、 前記複合偏光素子の各々は、一対の少なくとも、光の通
    過方向の長さが同一の複屈折結晶の平行平板を各光学軸
    が反対向きになるように配置或いは貼り合わせたもの
    で、各複合偏光素子の長さは、ほぼ同じであり、 前記の4個の複合偏光素子を、該第1ポ−トから該第2
    ポ−トに向かう順に、第1〜第4の複合偏光素子とする
    と、第2の複合偏光素子は、第1の複合偏光素子に対し
    て、その平行平板の方向が90度回転されて配置され、
    第3の複合偏光素子は、第2の複合偏光素子に対して、
    その平行平板の方向が同じに配置され、第4の複合偏光
    素子は、第3の複合偏光素子に対して、その平行平板の
    方向が90度回転されて配置され、且つ、第1の複合偏
    光素子の平行平板方向に対向するように配置され、 また、前記の第1の複合偏光子の対の一方の第1複屈折
    性結晶に、第1ポ−トが付いており、他の一方の第2複
    屈折性結晶には、第3ポ−トが付いて配置し、また、前
    記第2複合偏光子の対の一方の第3複屈折性結晶には、
    第2ポ−トが付いており、他の一方の第4複屈折性結晶
    には、第4ポ−トが付いて配置したことを特徴とする光
    サ−キュレ−タ。
  2. 【請求項2】光学軸が、該第1、第2ポ−トの表面と傾
    くように、平行平板とした第1の複屈折性結晶である請
    求項1に記載の光サ−キュレ−タ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の光サ−キュレ−タにおい
    て、磁気光学結晶としては、45度の偏光回転作用を有
    する非相反性磁気光学結晶を用いたことを特徴とする請
    求項1に記載の光サ−キュレ−タ。
  4. 【請求項4】請求項1或いは2に記載の光サ−キュレ−
    タにおいて、各ポ−トと光ファイバ−との結合には、レ
    ンズを用いたことを特徴とする請求項1に記載の光サ−
    キュレ−タ。
  5. 【請求項5】請求項1或いは2或いは3に記載の光サ−
    キュレ−タにおいて、4本の光ファイバ−の内1本の光
    ファイバ−の出射コネクタの端面には、使用する波長に
    対する反射ミラ−を有することを特徴とする請求項1に
    記載の光サ−キュレ−タ。
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US6002512A (en) * 1998-10-20 1999-12-14 Lucent Technologies, Inc. Optical circulator using latchable garnet

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