JPS6343023A - 高速回転用すべり軸受 - Google Patents
高速回転用すべり軸受Info
- Publication number
- JPS6343023A JPS6343023A JP18520286A JP18520286A JPS6343023A JP S6343023 A JPS6343023 A JP S6343023A JP 18520286 A JP18520286 A JP 18520286A JP 18520286 A JP18520286 A JP 18520286A JP S6343023 A JPS6343023 A JP S6343023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- bearing
- oil groove
- groove
- sliding surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 43
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はタービン、ブロワ等のような高速回転体を支承
するすべり軸受に関する。
するすべり軸受に関する。
(従来の技術)
下半受圧面に円周方向に圧力逃し溝を設けた。
いわゆる油溝は軸受はオイルウィップ等の自励振動に対
する安定性を向上させる為、特に大形の回転機械では一
般的に使用されている。第3図にその構造を、また横断
面図を第4図に示す。
する安定性を向上させる為、特に大形の回転機械では一
般的に使用されている。第3図にその構造を、また横断
面図を第4図に示す。
一般に軸受上下半部の分割接合面付近には潤滑油の流れ
を円滑にする為、導油溝に)が接合面より20度から3
0度程度(第4図中α)設けられている。
を円滑にする為、導油溝に)が接合面より20度から3
0度程度(第4図中α)設けられている。
この為、軸受が軸を支承する部分は一般的に120度か
ら140度の範囲(第4図中β)である。
ら140度の範囲(第4図中β)である。
前述の油溝■は軸受下半部中のすべり面■の軸方向中央
部付近に円周方向にすべり面■に沿って設けられている
が、この油溝■の終端位置は前述の導油溝(へ)との交
点第4図中″″A1点であり、その接合面からの角度(
第4図中γ)は15度から20度であるのが一般的であ
る。
部付近に円周方向にすべり面■に沿って設けられている
が、この油溝■の終端位置は前述の導油溝(へ)との交
点第4図中″″A1点であり、その接合面からの角度(
第4図中γ)は15度から20度であるのが一般的であ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
すべり面における油膜圧力の分布を第5図に示す。−膜
内に最下点より回転方向進み側に最小油膜厚さが発生し
く第5図中1B1点)、それ以降油膜圧力は負圧となる
。軸受室等、軸受周りの圧力は一般的に大気圧である為
油膜圧力が負圧の部分では軸受の軸方向端より空気を吸
い込み、気体(空気)と液体(潤滑油)の混在した流れ
となる。
内に最下点より回転方向進み側に最小油膜厚さが発生し
く第5図中1B1点)、それ以降油膜圧力は負圧となる
。軸受室等、軸受周りの圧力は一般的に大気圧である為
油膜圧力が負圧の部分では軸受の軸方向端より空気を吸
い込み、気体(空気)と液体(潤滑油)の混在した流れ
となる。
−膜内に1B1点、即ち油膜圧力が負圧となり気液の混
在した流れとなるのは軸受上下半接合面より50度から
60度程度(第5図中δ)以降であり、この領域(第5
図中1X′領域)において軸受中央部には油溝■が存在
する。
在した流れとなるのは軸受上下半接合面より50度から
60度程度(第5図中δ)以降であり、この領域(第5
図中1X′領域)において軸受中央部には油溝■が存在
する。
軸受の損失は油膜の剪断力に起因しているものが大半で
あるが、その為油膜が気液の混在した流れであると、粘
性の低い空気の影響により剪断力は小さくなり損失が低
下する。
あるが、その為油膜が気液の混在した流れであると、粘
性の低い空気の影響により剪断力は小さくなり損失が低
下する。
このように従来の軸受構造においてはすべり面■におい
て気液の混在した流れになる領域(′″X′X′領域油
溝部においては油が充満している為空気を吸込みにくく
損失が大きくなるという欠点があった。
て気液の混在した流れになる領域(′″X′X′領域油
溝部においては油が充満している為空気を吸込みにくく
損失が大きくなるという欠点があった。
本発明は以上のような点にかんがみなされたもので、そ
の目的とするところは、ロータの自励振動を防止し得、
しかも中央部も空気を吸込むことができる高速回転用す
べり軸受を提供することにある。
の目的とするところは、ロータの自励振動を防止し得、
しかも中央部も空気を吸込むことができる高速回転用す
べり軸受を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は高速回転する軸頚の外力により正の油膜圧力分
布領域と、この領域に隣接して回転進み側に負の油膜圧
力分布領域とが発生する受圧面一に、円周方向の油溝を
設けたすべり軸受を改良するものである。
布領域と、この領域に隣接して回転進み側に負の油膜圧
力分布領域とが発生する受圧面一に、円周方向の油溝を
設けたすべり軸受を改良するものである。
本発明においては、受圧面の少なくとも該負の油膜圧力
分布領域に両軸端部間に亙って前記油溝を設けない面を
形成している。
分布領域に両軸端部間に亙って前記油溝を設けない面を
形成している。
(作用)
このように構成されたものにおいては、油溝により受圧
面の軸方内申を軸受径に比して小さくしてオイルウイッ
プ等の自励振動防止はもとより、負の油膜圧力分布領域
の受圧面中央部にも溝のない平らなすべり面が形成され
ているので軸端部より空気を吸込むようになる。
面の軸方内申を軸受径に比して小さくしてオイルウイッ
プ等の自励振動防止はもとより、負の油膜圧力分布領域
の受圧面中央部にも溝のない平らなすべり面が形成され
ているので軸端部より空気を吸込むようになる。
(実施例)
以下図面に示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図および第2図はすべり軸受の下半部のみを示し、
上半部を省略している。軸受下半部■の内径は図示しな
い軸頚の径に対して所定のクリアランスを付して軸心%
O′を中心とする同心円に形成されている。
上半部を省略している。軸受下半部■の内径は図示しな
い軸頚の径に対して所定のクリアランスを付して軸心%
O′を中心とする同心円に形成されている。
このすべり面■には、すべり面を軸方向に二分するが如
く円周方向に延びる油溝■が設けられている。
く円周方向に延びる油溝■が設けられている。
この油溝の周設範囲は記号γで示したように軸受の分割
面よりそれぞれ中心角30度の範囲を除いた下面に設定
されている。すなわち、この油溝■は第5図を参照して
前述した正の油膜圧力分布領域に設けられ、オイルウイ
ップ等の自励振動を防止する。
面よりそれぞれ中心角30度の範囲を除いた下面に設定
されている。すなわち、この油溝■は第5図を参照して
前述した正の油膜圧力分布領域に設けられ、オイルウイ
ップ等の自励振動を防止する。
一方、各分割面には窪んだ油溜り0が形成されており、
さらにこの油溜り0に、下方に貫通した孔■がそれぞれ
穿設されている。この孔■は給油孔と排油孔とになるも
ので、本例の場合ロータの回転方向は矢印で示したよう
に時計方向であるから、紙面の左側が給油孔であり右側
が排油孔である。
さらにこの油溜り0に、下方に貫通した孔■がそれぞれ
穿設されている。この孔■は給油孔と排油孔とになるも
ので、本例の場合ロータの回転方向は矢印で示したよう
に時計方向であるから、紙面の左側が給油孔であり右側
が排油孔である。
又、すべり面■の各分割面側にはそれぞれくさび状の導
油溝に)が設けられており潤滑油を給排しやすくする役
目をする。
油溝に)が設けられており潤滑油を給排しやすくする役
目をする。
したがってこの導油溝(イ)の始端部と前記油溝■の終
端部との間には軸受の両軸端部に亙って連続したすべり
面(3a)が形成される。そしてこのすべり面(3a)
の周方向範囲は、第7図で説明した負の油膜圧力分布領
域に設定する。
端部との間には軸受の両軸端部に亙って連続したすべり
面(3a)が形成される。そしてこのすべり面(3a)
の周方向範囲は、第7図で説明した負の油膜圧力分布領
域に設定する。
なお、上記実施例ではすべり面(3a)は油溝■の周方
向両側に設けたが1本発明はこの実施例に限らず、回転
方向遅れ側は負の油膜圧力分布領域がないので、油溜り
0と連通した油溝■を設けてもよい、このように構成し
ても本発明の作用効果を奏することができる。
向両側に設けたが1本発明はこの実施例に限らず、回転
方向遅れ側は負の油膜圧力分布領域がないので、油溜り
0と連通した油溝■を設けてもよい、このように構成し
ても本発明の作用効果を奏することができる。
さらに、油溝■は上記実施例のように1条のものに限ら
ず、2以上の複数条とする軸受であっても同様である。
ず、2以上の複数条とする軸受であっても同様である。
以上説明したように1本発明は受圧面に自励振動防止の
ため円周方向の油溝′を設け、この油溝と隣接する回転
方向進み側に両軸端部間に互って油溝のない面を形成し
たので、該面部における空気の吸込みが助勢され安定性
の高い高速回転用すべり軸受を提供できる。
ため円周方向の油溝′を設け、この油溝と隣接する回転
方向進み側に両軸端部間に互って油溝のない面を形成し
たので、該面部における空気の吸込みが助勢され安定性
の高い高速回転用すべり軸受を提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示す軸受下半部の斜視図、
第2図は第1図の縦断面図、第3図は従来の軸受下半部
の斜視図、第4図は第3図の縦断面図、第5図は高速軸
受の油膜圧力分布状態を示した説明図である。 1・・・軸受下半部 2・・・油溝3.3a・・・
すべり面 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
第2図は第1図の縦断面図、第3図は従来の軸受下半部
の斜視図、第4図は第3図の縦断面図、第5図は高速軸
受の油膜圧力分布状態を示した説明図である。 1・・・軸受下半部 2・・・油溝3.3a・・・
すべり面 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 高速回転する軸頚の外力により正の油膜圧力分布領域と
、この領域に隣接して回転進み側に負の油膜圧力分布領
域とが発生する受圧面に、円周方向の油溝を設けたすべ
り軸受において、受圧面の少なくとも該負の油膜圧力分
布領域に両軸端部間に亙って前記油溝を設けない面を形
成したことを特徴とする高速回転用すべり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18520286A JPS6343023A (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 高速回転用すべり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18520286A JPS6343023A (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 高速回転用すべり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6343023A true JPS6343023A (ja) | 1988-02-24 |
Family
ID=16166653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18520286A Pending JPS6343023A (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 高速回転用すべり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6343023A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011169355A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Hitachi Ltd | 組合せ軸受装置 |
WO2014097417A1 (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | 三菱重工業株式会社 | 浮動ブッシュ軸受装置及びこれを備える過給機 |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP18520286A patent/JPS6343023A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011169355A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Hitachi Ltd | 組合せ軸受装置 |
WO2014097417A1 (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | 三菱重工業株式会社 | 浮動ブッシュ軸受装置及びこれを備える過給機 |
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