JPS6343018Y2 - - Google Patents
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- JPS6343018Y2 JPS6343018Y2 JP1985064913U JP6491385U JPS6343018Y2 JP S6343018 Y2 JPS6343018 Y2 JP S6343018Y2 JP 1985064913 U JP1985064913 U JP 1985064913U JP 6491385 U JP6491385 U JP 6491385U JP S6343018 Y2 JPS6343018 Y2 JP S6343018Y2
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Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ドレツサーを異なる揺動中心で揺動
移動させて砥石をゴチツク状にドレスするように
した砥石のドレス装置に関するものである。
移動させて砥石をゴチツク状にドレスするように
した砥石のドレス装置に関するものである。
(従来技術)
従来より、砥石のドレス装置として、例えば、
溝形状の研削加工を行う円板状砥石を所定形状に
ドレスするについて、この砥石の先端部が2つの
円弧面で構成されるゴチツク形状であるときに、
ドレツサーを移動させる機構が複雑となるもので
ある。
溝形状の研削加工を行う円板状砥石を所定形状に
ドレスするについて、この砥石の先端部が2つの
円弧面で構成されるゴチツク形状であるときに、
ドレツサーを移動させる機構が複雑となるもので
ある。
すなわち、砥石をゴチツク状にドレスする場合
のドレツサーの基本的移動は、上記ドレツサーを
揺動する部材に取付けて、この揺動部材をその揺
動中心によつて揺動させるように設けるととも
に、この揺動中心を2つの位置に移動させ、それ
ぞれの揺動中心で揺動させればよいものである。
そして、上記ドレツサーを取付けた揺動部材を、
例えば、平行移動するようにスライド部材に支持
させて、揺動中心を移動させるようにすればよい
ものである。
のドレツサーの基本的移動は、上記ドレツサーを
揺動する部材に取付けて、この揺動部材をその揺
動中心によつて揺動させるように設けるととも
に、この揺動中心を2つの位置に移動させ、それ
ぞれの揺動中心で揺動させればよいものである。
そして、上記ドレツサーを取付けた揺動部材を、
例えば、平行移動するようにスライド部材に支持
させて、揺動中心を移動させるようにすればよい
ものである。
また、スリーブ内に偏心して回動する支持部材
にドレツサーを取付け、前記スリーブを回動させ
てドレツサーの回転中心を2位置に移動する構造
も提案されている。
にドレツサーを取付け、前記スリーブを回動させ
てドレツサーの回転中心を2位置に移動する構造
も提案されている。
しかるに、いずれれの場合にもドレツサーを所
定の点を中心に揺動させるとともに、この揺動中
心を2位置に移動させる機構とをコンパクトに形
成するとともに、その作動における高いドレス加
工精度を確保するのは困難な問題を有する。
定の点を中心に揺動させるとともに、この揺動中
心を2位置に移動させる機構とをコンパクトに形
成するとともに、その作動における高いドレス加
工精度を確保するのは困難な問題を有する。
(考案の目的)
本考案は上記事情に鑑み、ドレツサーの揺動運
動と、この揺動中心位置をさらに2位置に揺動さ
せるについて、簡単な構成で高い加工精度を維持
するようにした砥石のドレス装置を提供すること
を目的とするものである。
動と、この揺動中心位置をさらに2位置に揺動さ
せるについて、簡単な構成で高い加工精度を維持
するようにした砥石のドレス装置を提供すること
を目的とするものである。
(考案の構成)
本考案のドレス装置は、ドレツサーを取付けた
揺動部材をその一端側の両端部で可動部材に揺動
可能に支持し、駆動機構によつて上記揺動部材を
第1揺動中心線を中心として揺動させる一方、上
記可動部材を第1揺動中心線と平行でかつ所定量
離れた第2揺動中心線上の2箇所で支持基体に支
持し、移動機構によつてこの可動部材の第2揺動
中心線から離れた他端側を作動させて第2揺動中
心線を中心として揺動させ、前記揺動部材の揺動
支点を2つの揺動中心位置に移動させるととも
に、第2揺動中心線上の2箇所の支持部を、2組
のテーパーピンと該ピンのテーパー部が嵌合する
テーパー凹部とで構成するようにしたことを特徴
とするものである。
揺動部材をその一端側の両端部で可動部材に揺動
可能に支持し、駆動機構によつて上記揺動部材を
第1揺動中心線を中心として揺動させる一方、上
記可動部材を第1揺動中心線と平行でかつ所定量
離れた第2揺動中心線上の2箇所で支持基体に支
持し、移動機構によつてこの可動部材の第2揺動
中心線から離れた他端側を作動させて第2揺動中
心線を中心として揺動させ、前記揺動部材の揺動
支点を2つの揺動中心位置に移動させるととも
に、第2揺動中心線上の2箇所の支持部を、2組
のテーパーピンと該ピンのテーパー部が嵌合する
テーパー凹部とで構成するようにしたことを特徴
とするものである。
(考案の効果)
本考案によれば、ドレツサーを取付けた揺動部
材を可動部材に対して第1揺動中心線を中心とし
て揺動させる一方、この可動部材を揺動部材とと
もに第1揺動中心線と平行でかつ所定量離れた第
2揺動中心線上の2組のテーパーピンとテーパー
凹部によつて支持基体に対して揺動させ、さら
に、可動部材の第2揺動中心線から離れた他端側
を作動させるように設けたことにより、ドレツサ
ーの揺動中心を2位置に移動させる構成が、簡単
かつコンパクトにしかも高精度の移動が可能に得
ることができ、砥石を所定のゴチツク形状にドレ
スすることができるものである。
材を可動部材に対して第1揺動中心線を中心とし
て揺動させる一方、この可動部材を揺動部材とと
もに第1揺動中心線と平行でかつ所定量離れた第
2揺動中心線上の2組のテーパーピンとテーパー
凹部によつて支持基体に対して揺動させ、さら
に、可動部材の第2揺動中心線から離れた他端側
を作動させるように設けたことにより、ドレツサ
ーの揺動中心を2位置に移動させる構成が、簡単
かつコンパクトにしかも高精度の移動が可能に得
ることができ、砥石を所定のゴチツク形状にドレ
スすることができるものである。
さらに、前記揺動部材を揺動させる駆動機構を
可動部材に取付けたことにより、可動部材の移動
に関係なく、揺動部材の揺動角範囲を所定範囲に
精度良く保つことができるものである。
可動部材に取付けたことにより、可動部材の移動
に関係なく、揺動部材の揺動角範囲を所定範囲に
精度良く保つことができるものである。
(実施例)
以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図はドレス装置の全体正面図、第2図は−
断面図、第3図は−断面図である。
第1図はドレス装置の全体正面図、第2図は−
断面図、第3図は−断面図である。
ドレス装置1は、円板状の砥石2の外周先端部
をドレスするものであつて、ダイヤモンドドレツ
サー3は略コ字状の揺動部材4の中央部に位置調
整可能に取付けられ、該揺動部材4の上下片4
a,4bが上下の第1枢支ピン5,6によつて、
外側に位置するアーム状の可動部材7の両端部の
上下片7a,7bに対して第1揺動中心線で揺
動可能に支持されている。この上下の第1枢支ピ
ン5,6はそれぞれ揺動部材4に対しては一体に
回動するように固定され、可動部材7に対しては
ベアリング8,8によつて回転自在に支承されて
いる。
をドレスするものであつて、ダイヤモンドドレツ
サー3は略コ字状の揺動部材4の中央部に位置調
整可能に取付けられ、該揺動部材4の上下片4
a,4bが上下の第1枢支ピン5,6によつて、
外側に位置するアーム状の可動部材7の両端部の
上下片7a,7bに対して第1揺動中心線で揺
動可能に支持されている。この上下の第1枢支ピ
ン5,6はそれぞれ揺動部材4に対しては一体に
回動するように固定され、可動部材7に対しては
ベアリング8,8によつて回転自在に支承されて
いる。
上記可動部材7の上片7aには、揺動部材4を
第1枢支ピン5,6すなわち第1揺動中心線を
中心として揺動させる駆動機構10が設置されて
いる。該駆動機構10は、上第1枢支ピン5に固
着されたスプロケツト11にチエーン12を係合
し、このチエーン12の両端がそれぞれ可動部材
7に取付けられた2本の伸縮シリンダ13,13
のロツド13a先端にそれぞれ接続されて構成さ
れている(第2図参照)。このシリンダ13,1
3の互いに逆方向への伸縮作動によつて、チエー
ン12を介して上第1枢支ピン5が回動し、揺動
部材4を該第1枢支ピン5,6を中心として揺動
させるものである。
第1枢支ピン5,6すなわち第1揺動中心線を
中心として揺動させる駆動機構10が設置されて
いる。該駆動機構10は、上第1枢支ピン5に固
着されたスプロケツト11にチエーン12を係合
し、このチエーン12の両端がそれぞれ可動部材
7に取付けられた2本の伸縮シリンダ13,13
のロツド13a先端にそれぞれ接続されて構成さ
れている(第2図参照)。このシリンダ13,1
3の互いに逆方向への伸縮作動によつて、チエー
ン12を介して上第1枢支ピン5が回動し、揺動
部材4を該第1枢支ピン5,6を中心として揺動
させるものである。
また、下方の第1枢支ピン6の先端には、ドレ
ツサー3に向けて洗浄液噴射ノズル14が設けら
れ、下第1枢支ピン6の内部を貫通して形成され
た通路15を介して水等の洗浄液が供給される。
ツサー3に向けて洗浄液噴射ノズル14が設けら
れ、下第1枢支ピン6の内部を貫通して形成され
た通路15を介して水等の洗浄液が供給される。
一方、前記可動部材7の上下片7a,7bは、
上記第1枢支ピン5,6による第1揺動中心線
と平行で後方にずれた第2揺動中心線Yの2箇所
で、上下の第2枢支ピン17,18(テーパーピ
ン)によつて、内側に位置する支持基体19の先
端部に揺動可能に支持されている。上記2組の第
2枢支ピン17,18はテーパー部17a,18
aを有しこのテーパー部17a,18aが支持基
体19の上下に形成されたテーパー凹部17b,
18bに嵌合され、可動部材7を支持基体19に
揺動可能に支持する支持部が構成されている。な
お、可動部材7側にテーパー凹部を、支持基体1
7,18側に第2枢支ピン(テーパー部)を設け
るようにしてもよい。
上記第1枢支ピン5,6による第1揺動中心線
と平行で後方にずれた第2揺動中心線Yの2箇所
で、上下の第2枢支ピン17,18(テーパーピ
ン)によつて、内側に位置する支持基体19の先
端部に揺動可能に支持されている。上記2組の第
2枢支ピン17,18はテーパー部17a,18
aを有しこのテーパー部17a,18aが支持基
体19の上下に形成されたテーパー凹部17b,
18bに嵌合され、可動部材7を支持基体19に
揺動可能に支持する支持部が構成されている。な
お、可動部材7側にテーパー凹部を、支持基体1
7,18側に第2枢支ピン(テーパー部)を設け
るようにしてもよい。
また、上記可動部材7の中央後方に延びる後片
7cと支持基体19との間には、この可動部材7
を揺動させる移動機構20が配設されている。該
移動機構20は、第3図にも示すように、可動部
材7に固着されたブラケツト21に、トラニオン
型シリンダ22のケーシング22aが上下のピン
22dで回動可能に支承され、該シリンダ22の
ピストン22bに連結されたロツド22cの先端
部が、支持基体19に固着された連結ピン23の
先端部に回動可能に連結されて構成されている。
上記連結ピン23は基端部が上記支持基体19側
面に取付けられ、その先端部は、可動部材7の後
片7cの開口を貫通してロツド22cと連結され
ている。
7cと支持基体19との間には、この可動部材7
を揺動させる移動機構20が配設されている。該
移動機構20は、第3図にも示すように、可動部
材7に固着されたブラケツト21に、トラニオン
型シリンダ22のケーシング22aが上下のピン
22dで回動可能に支承され、該シリンダ22の
ピストン22bに連結されたロツド22cの先端
部が、支持基体19に固着された連結ピン23の
先端部に回動可能に連結されて構成されている。
上記連結ピン23は基端部が上記支持基体19側
面に取付けられ、その先端部は、可動部材7の後
片7cの開口を貫通してロツド22cと連結され
ている。
上記シリンダ22は、ピストン22b後方への
流体圧の供給によりロツド22cが伸長方向へ作
動し、可動部材7を第2枢支ピン17,18を中
心として第3図の矢印A方向へ揺動させる一方、
ピストン22b前方への流体圧の供給によりロツ
ド22cを短縮方向へ作動すると、可動部材7を
逆A方向に揺動させるものである。
流体圧の供給によりロツド22cが伸長方向へ作
動し、可動部材7を第2枢支ピン17,18を中
心として第3図の矢印A方向へ揺動させる一方、
ピストン22b前方への流体圧の供給によりロツ
ド22cを短縮方向へ作動すると、可動部材7を
逆A方向に揺動させるものである。
上記シリンダ22のロツド22cの後端部に
は、該ロツド22cの伸長移動量を調整可能に規
制する第1ストツパ24が設けられ、可動部材7
のA方向への揺動停止位置を規制する。上記第1
ストツパ24は、ロツド22cの端部にねじ結合
されており、第1ストツパ24の端面24aがリ
ンダ22のケーシング22aと当接するもので、
第1ストツパ24のロツド22cへのねじ込み量
によりケーシング22aのA方向への移動量を規
制する。なお、24bは第1ストツパ24とロツ
ド22cとのねじ結合状態を保持するロツクボル
トである。また、可動部材7の後片7cの先端部
には支持基体19との当接によつて、可動部材7
の逆A方向への揺動停止位置を調整可能に規制す
るピン状の第2ストツパ25が設けられている。
は、該ロツド22cの伸長移動量を調整可能に規
制する第1ストツパ24が設けられ、可動部材7
のA方向への揺動停止位置を規制する。上記第1
ストツパ24は、ロツド22cの端部にねじ結合
されており、第1ストツパ24の端面24aがリ
ンダ22のケーシング22aと当接するもので、
第1ストツパ24のロツド22cへのねじ込み量
によりケーシング22aのA方向への移動量を規
制する。なお、24bは第1ストツパ24とロツ
ド22cとのねじ結合状態を保持するロツクボル
トである。また、可動部材7の後片7cの先端部
には支持基体19との当接によつて、可動部材7
の逆A方向への揺動停止位置を調整可能に規制す
るピン状の第2ストツパ25が設けられている。
前記支持基体19は支持フレーム27に対し
て、前後方向にスライド移動可能に支持される。
すなわち、支持基体19の上下には、前後方向に
延びるガイドロツド28が挿通されて支持され
(第2図参照)、該ガイドロツド28はブラケツト
29を介して側方の支持フレーム27に取付られ
ている。また、支持基体19の後部には、該支持
基体19を可動部材7および揺動部材4と共に、
支持フレーム27に対して前後方向に移動させる
スライド機構30が配設されている。このスライ
ド機構30は、支持フレーム27に回転可能に支
持された前後方向に延びるネジ棒32が支持基体
19に固着されたナツト部材33に螺合され、こ
のネジ棒32がパルスモータ34の作動によつて
回転駆動されるのに伴つて支持基体19が前後移
動するものである。上記支持基体19のスライド
移動は、近接スイツチ35の作動によつて規制さ
れる。
て、前後方向にスライド移動可能に支持される。
すなわち、支持基体19の上下には、前後方向に
延びるガイドロツド28が挿通されて支持され
(第2図参照)、該ガイドロツド28はブラケツト
29を介して側方の支持フレーム27に取付られ
ている。また、支持基体19の後部には、該支持
基体19を可動部材7および揺動部材4と共に、
支持フレーム27に対して前後方向に移動させる
スライド機構30が配設されている。このスライ
ド機構30は、支持フレーム27に回転可能に支
持された前後方向に延びるネジ棒32が支持基体
19に固着されたナツト部材33に螺合され、こ
のネジ棒32がパルスモータ34の作動によつて
回転駆動されるのに伴つて支持基体19が前後移
動するものである。上記支持基体19のスライド
移動は、近接スイツチ35の作動によつて規制さ
れる。
上記実施例の作用を説明する。このドレス装置
1による砥石2のドレスは、第4図に示すよう
に、その外周先端部の一側面2aを、砥石2の厚
さ方向の中央からずれた位置にある第1揺動支点
C1を中心として半径Rの円弧状にドレスし、次
に他側面2bを第1揺動支点C1とは対称位置に
ある第2揺動支点C2を中心として同様に半径R
の円弧状にドレスするものである。上記第1揺動
支点C1から第2揺動支点C2に対しては、第3揺
動支点C3を中心として半径R0で揺動される。そ
して、上記第1および第2揺動支点C1,C2は前
記第1枢支ピン5,6(第1揺動中心線)の位
置で、第3揺動支点C3は第2枢支ピン17,1
8(第2揺動中心線Y)の位置であり、上記半径
Rは第1枢支ピン5,6の中心からドレツサー3
の先端までの距離で、半径R0は第1枢支ピン5,
6と第2枢支ピン17,18との距離である。
1による砥石2のドレスは、第4図に示すよう
に、その外周先端部の一側面2aを、砥石2の厚
さ方向の中央からずれた位置にある第1揺動支点
C1を中心として半径Rの円弧状にドレスし、次
に他側面2bを第1揺動支点C1とは対称位置に
ある第2揺動支点C2を中心として同様に半径R
の円弧状にドレスするものである。上記第1揺動
支点C1から第2揺動支点C2に対しては、第3揺
動支点C3を中心として半径R0で揺動される。そ
して、上記第1および第2揺動支点C1,C2は前
記第1枢支ピン5,6(第1揺動中心線)の位
置で、第3揺動支点C3は第2枢支ピン17,1
8(第2揺動中心線Y)の位置であり、上記半径
Rは第1枢支ピン5,6の中心からドレツサー3
の先端までの距離で、半径R0は第1枢支ピン5,
6と第2枢支ピン17,18との距離である。
上記砥石2のドレスは、支持基体19をスライ
ド機構30で前進移動させた状態で行う。まず、
移動機構20のシリンダ22の作動により、可動
部材7をA方向に揺動させ第1ストツパ24によ
つて所定位置に停止させる。この状態で駆動機構
10を作動して揺動部材4を揺動させ、ドレツサ
ー3を第1枢支ピン5,6を中心(第1揺動支点
C1)とした円弧状の移動によつて砥石2の先端
一側面2aのドレスを行う。続いて、移動機構2
0を前記と逆に作動させて可動部材7を逆A方向
に揺動させて、第2ストツパ25によつて反対側
の所定位置に停止させる。これにより第1枢支ピ
ン5,6による揺動中心は移動し、この状態で再
び駆動機構10を作動して揺動部材4を揺動さ
せ、ドレツサー3を第1枢支ピン5,6を中心
(第2揺動支点C2)とした円弧状の移動によつて
砥石2の先端他側面2bのドレスを行うものであ
る。
ド機構30で前進移動させた状態で行う。まず、
移動機構20のシリンダ22の作動により、可動
部材7をA方向に揺動させ第1ストツパ24によ
つて所定位置に停止させる。この状態で駆動機構
10を作動して揺動部材4を揺動させ、ドレツサ
ー3を第1枢支ピン5,6を中心(第1揺動支点
C1)とした円弧状の移動によつて砥石2の先端
一側面2aのドレスを行う。続いて、移動機構2
0を前記と逆に作動させて可動部材7を逆A方向
に揺動させて、第2ストツパ25によつて反対側
の所定位置に停止させる。これにより第1枢支ピ
ン5,6による揺動中心は移動し、この状態で再
び駆動機構10を作動して揺動部材4を揺動さ
せ、ドレツサー3を第1枢支ピン5,6を中心
(第2揺動支点C2)とした円弧状の移動によつて
砥石2の先端他側面2bのドレスを行うものであ
る。
上記のようにトラニオン型シリンダ22の採用
により、簡単な構成で第1枢支ピン5,6による
ドレツサー3の揺動中心を2位置に移動させ、そ
れぞれの位置での揺動によつてドレスを行うよう
にして、砥石2の外周部を2つの円弧面による断
面ゴチツク状にドレス加工できるものである。
により、簡単な構成で第1枢支ピン5,6による
ドレツサー3の揺動中心を2位置に移動させ、そ
れぞれの位置での揺動によつてドレスを行うよう
にして、砥石2の外周部を2つの円弧面による断
面ゴチツク状にドレス加工できるものである。
また、可動部材7を支持基体19に揺動可能に
支持する支持部がテーパーピンによる第2枢支ピ
ン17,18と該ピンのテーパー部17a,18
aが嵌合するテーパー凹部17b,18bとから
なり、テーパー部17a,18aまたはテーパー
凹部17b,18bを可動部材7、支持基体19
のそれぞれに設けたことにより、支持基体19に
対する可動部材7の揺動時における支持が確実と
なり、可動部材7の揺動における揺動部材4の揺
動支点が所定の位置へ精度よく割出すことができ
る。これにより、ドレス加工の精度が向上してい
る。
支持する支持部がテーパーピンによる第2枢支ピ
ン17,18と該ピンのテーパー部17a,18
aが嵌合するテーパー凹部17b,18bとから
なり、テーパー部17a,18aまたはテーパー
凹部17b,18bを可動部材7、支持基体19
のそれぞれに設けたことにより、支持基体19に
対する可動部材7の揺動時における支持が確実と
なり、可動部材7の揺動における揺動部材4の揺
動支点が所定の位置へ精度よく割出すことができ
る。これにより、ドレス加工の精度が向上してい
る。
なお、揺動部材4の駆動機構10および可動部
材7の移動機構20は、それぞれ上記構造に限定
されるものではなく、適宜設計変更可能である。
また、揺動部材4、可動部材7および支持基体1
9の形状についても、ドレス装置1を設置するス
ペース、ドレス形状等の変更に応じて適宜設計変
更されるものである。
材7の移動機構20は、それぞれ上記構造に限定
されるものではなく、適宜設計変更可能である。
また、揺動部材4、可動部材7および支持基体1
9の形状についても、ドレス装置1を設置するス
ペース、ドレス形状等の変更に応じて適宜設計変
更されるものである。
第1図は本考案の一実施例におけるドレス装置
を一部断面にして示す全体正面図、第2図は第1
図の−線に沿う断面図、第3図は第1図の
−線に沿う断面図、第4図は砥石のドレス形状
を示す断面図である。 1……ドレス装置、2……砥石、3……ドレツ
サー、4……揺動部材、5,6……第1枢支ピ
ン、7……可動部材、10……駆動機構、17,
18……第2枢支ピン、19……支持基体、20
……移動機構。
を一部断面にして示す全体正面図、第2図は第1
図の−線に沿う断面図、第3図は第1図の
−線に沿う断面図、第4図は砥石のドレス形状
を示す断面図である。 1……ドレス装置、2……砥石、3……ドレツ
サー、4……揺動部材、5,6……第1枢支ピ
ン、7……可動部材、10……駆動機構、17,
18……第2枢支ピン、19……支持基体、20
……移動機構。
Claims (1)
- ドレツサーを2つの揺動中心によつて揺動させ
て砥石をドレスするドレス装置であつて、上記ド
レツサーが取付けられた略コ字状の揺動部材と、
揺動部材をその一端側の両端部で揺動可能に支持
するアーム状の可動部材と、該可動部材に取り付
けられ、上記揺動部材を可動部材に対する第1揺
動中心線を中心として揺動させる駆動機構と、上
記可動部材を第1揺動中心線と平行でかつ所定量
離れた第2揺動中心線上の2箇所で揺動可能に支
持する支持基体と、第2揺動中心線から離れた可
動部材の他端側を作動させて可動部材を支持基体
に対する第2揺動中心線を中心として揺動し揺動
部材の揺動支点を2つの揺動中心位置に移動させ
る移動機構とを備え、可動部材を支持基体に揺動
可能に支持する支持部が第2揺動中心線上に位置
する2組のテーパーピンと該ピンのテーパー部が
嵌合するテーパー凹部とからなり、テーパーピン
とテーパー凹部とは可動部材と支持基体とのいず
れかに設けられていることを特徴とする砥石のド
レス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985064913U JPS6343018Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985064913U JPS6343018Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61181662U JPS61181662U (ja) | 1986-11-12 |
JPS6343018Y2 true JPS6343018Y2 (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=30596434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985064913U Expired JPS6343018Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6343018Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51119093U (ja) * | 1975-03-24 | 1976-09-27 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP1985064913U patent/JPS6343018Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61181662U (ja) | 1986-11-12 |
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