JPS6342648Y2 - - Google Patents

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JPS6342648Y2
JPS6342648Y2 JP7939284U JP7939284U JPS6342648Y2 JP S6342648 Y2 JPS6342648 Y2 JP S6342648Y2 JP 7939284 U JP7939284 U JP 7939284U JP 7939284 U JP7939284 U JP 7939284U JP S6342648 Y2 JPS6342648 Y2 JP S6342648Y2
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JP
Japan
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air
air intake
temperature
duct
instrument panel
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JP7939284U
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JPS60191509U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、自動車用空気調和装置において車室
内の温度を検出する車室内の温度検出装置に関す
る。
(技術の背景) アスピレータフアンやベンチユリタイプアスピ
レータなどにより微小の車室内空気を絶えず吸入
し、車室内温度の変化を抵抗値に交換して検出す
る内気センサーは、外気センサー、室内温度設定
器(PTC)ミツクスドアー位置検出抵抗(PBR)
と共に抵抗値の変化によつて変位する電圧をオー
トアンプに入力してミツクスドアー位置吹出口、
吸入口、風量ウオーターコツクのオン、オフを制
御し吹出口温度を決定するためのものである。
まず、一例として実公昭58−577号公報に示さ
れるている従来の内気センサ1を第1図A,Bに
より説明する。
第1図Aに示すように、車室内のインストルメ
ントパネル2には内気センサ1の空気取入口3が
形成されており、この空気取入口3は、第1図B
に示すように空気取入れダクト4が連通し、この
空気取入れダクト4内には、図示しない自動車用
空気調和装置の制御部と接続されている感温素子
5内気センサーが配設されている。さらに、この
感温素子5の背部には、モータ6により回転駆動
されるフアン7が配設されている。
(先行技術の問題点) 前述した構成によれば、フアン7を駆動するこ
とにより車室内の空気が空気取入口3から空気取
入れダクト4内に導入され、感温素子5を通過す
るのでこの感温素子5が検知した温度信号を自動
車用空気調和装置の制御部に出力することにより
吹出口温度を制御して最適の室内を得ることがで
きる。
(先行技術の問題点) しかしながら、このような従来の内気センサに
おいては、空気取入口3から空気取入れダクト4
に導入される車室内空気の一部が空気取入口3か
ら導入される際にインストルメントパネル2に接
触するため、インストルメントパネル2の熱容量
の影響を受けることになる。又インストルメント
パネル内の熱の影響も受ける。このため、インス
トルメントパネル2が室内温度に対し低いとか高
いとか大きな温度差がある場合には、感温素子5
が正確に室内温度を検知できず、応答性に遅れを
生じすることになる。
(考案の目的) 本考案は、このような従来のものにおける欠点
を除去し、感温素子が正確な室内温度を検知し得
るようにした内気センサを提供することを目的と
する。
(考案の構成) 上記目的を達成するための本考案は、インスト
ルメントパネルに形成した空気取出口に連通する
空気取入れダクト内に感温素子を配設してなる車
室内の温度検出装置において、前記空気取入口の
外周に空気取入口を囲撓する空気排出口を形成
し、この空気排出口に連通する空気排出ダクトを
前記空気取入れダクトと接続したことを特徴とす
る車室内の温度検出装置である。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第2図は本考案の第1実施例を示すものであ
り、フアンタイプの実施例を示している。
第2図において、インストルメントパネル2に
は空気排出口9が形成されており、この空気排出
口9には空気排出ダクト8が接続されている。一
方この空気排出ダクト8内には、この空気排出ダ
クト8と同心状に空気取入れダクト4が配設され
ており、この空気取入れダクト4の前端には、イ
ンストルメントパネル2から突出した位置に空気
取入口3が形成されている。そして、この空気取
入れダクト4内には感温素子5が配設されてい
る。
一方両ダクト4,8の最奥部にはモータ6によ
り回転駆動されるフアン7が配設されており、空
気取入れダクト4からの空気を空気排出ダクト8
へ排出するようになつている。
前述した構成によれば、フアン7の回転駆動に
より空気取入口3から空気取入れダクト4に車室
内の空気が導入され、この空気の温度を感温素子
5が検知するが、フアン7が吸引した空気は、空
気排出ダクト8を介して空気取入口3を囲撓して
いる空気排出口9から車室内に放出されることに
なる。したがつて、この空気排出口9から放出さ
れる空気により空気取入口3から導入される空気
はインストルメントパネル2との接触を阻害され
るので、また二重構造となり外側も同温度の空気
が通るため断熱作用にもなり感温素子5は車室内
の空気温度を正確に検知することができる。よつ
て、自動車用空気調和装置の応答性が向上する。
第3図は本考案の第2実施例を示すものであ
り、ベンチユリータイプアスピレーターの実施例
を示している。
本実施例においては、空気取入れダクト4の内
端部を空気排出ダクト8の内端部内に臨ませ、こ
の空気排出ダクト8の内端部内にA/Cユニツト
の大気圧より静圧の高い位置(I/Blower,
C/Unit,H/Unit)からの空気を導入し、こ
の空気により、いわゆるベンチユリー効果をなす
霧吹きの原理により車室内の空気を空気取入れダ
クト4から吸引するようになつているが、空気取
入口3を空気排出口9が囲撓している点は前述し
た第1実施例と同様であり、本実施例において
も、第1実施例と同様の作用効果を奏することが
できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る内気センサ
ーは、インストルメントパネルの空気取入口を囲
撓する空気排出口を形成したので、この空気排出
口から放出される空気により空気取入口へ導入さ
れる空気のインストルメントパネルへの接触を阻
害することができ、したがつて、感温素子が正確
に室内温度を検知でき、自動車用空気調和装置の
応答性が向上するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車室内の温度検出装置を示すも
ので、第1図Aは空気取入口を示すインストルメ
ントパネルの正面図、第1図Bは同図Aにおける
概略断面図、第2図および第3図はそれぞれ本考
案に係る車室内の温度検出装置の実施例を示す概
略断面図である。 1……内気センサー、2……インストルメント
パネル、3……空気取入口、4……空気取入れダ
クト、5……感温素子、7……フアン、8……空
気排出ダクト、9……空気排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネルに形成した空気取出口
    に連通する空気取入れダクト内に感温素子を配設
    してなる車室内の温度検出装置において、前記空
    気取入口の外周に空気取入口を囲撓する空気排出
    口を形成し、この空気排出口に連通する空気排出
    ダクトを前記空気取入れダクトと接続したことを
    特徴とする車室内の温度検出装置。
JP7939284U 1984-05-31 1984-05-31 車室内の温度検出装置 Granted JPS60191509U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7939284U JPS60191509U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 車室内の温度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7939284U JPS60191509U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 車室内の温度検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60191509U JPS60191509U (ja) 1985-12-19
JPS6342648Y2 true JPS6342648Y2 (ja) 1988-11-08

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ID=30624262

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JP7939284U Granted JPS60191509U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 車室内の温度検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2602589Y2 (ja) * 1990-10-29 2000-01-17 カルソニック株式会社 温度センサ取付用ハウジング

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Publication number Publication date
JPS60191509U (ja) 1985-12-19

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