JPS58577Y2 - 自動車用空気調和装置の温度制御装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置の温度制御装置Info
- Publication number
- JPS58577Y2 JPS58577Y2 JP1978065026U JP6502678U JPS58577Y2 JP S58577 Y2 JPS58577 Y2 JP S58577Y2 JP 1978065026 U JP1978065026 U JP 1978065026U JP 6502678 U JP6502678 U JP 6502678U JP S58577 Y2 JPS58577 Y2 JP S58577Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- indoor
- temperature
- control device
- intake port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用空気調和装置の温度制御装置の改
良に関するものであって、自動制御用空調装置に快適温
度を指示した場合に、応答性、安定性の良好な制御を行
うことができるようにしたものである。
良に関するものであって、自動制御用空調装置に快適温
度を指示した場合に、応答性、安定性の良好な制御を行
うことができるようにしたものである。
従来の温度制御装置は、第1図に示すように、外気取入
口Aに、送風用電動機2により作動される送風機2′、
蒸発器3、熱交換器4を内蔵し、且室内空気取入口Cを
設けた空気調和装置1を取付け、この調和装置の途中か
らダクト1aを分岐して、ベンチュリー効果を生じさせ
るアスピレータ16を取付け、他方、室内空気取入口C
に取付けた室内温度検出器6と前記アスピレータ16と
をダクト17で連結し、室内温度設定ダイヤル10によ
り設定された温度に室内を維持するため、室内温度検出
部6の感熱素子8と、外気取入口Aの附近に設けた感熱
素子9とから、外気温度と室内温度を電気的に検出し、
アンプ11を経て、電気空気変換器12に電気信号を送
り、その負圧制御信号をダイヤフラム13に送ることに
よって、エアミックスバルブ5を作動させ、室内に調節
空気を送ったのである。
口Aに、送風用電動機2により作動される送風機2′、
蒸発器3、熱交換器4を内蔵し、且室内空気取入口Cを
設けた空気調和装置1を取付け、この調和装置の途中か
らダクト1aを分岐して、ベンチュリー効果を生じさせ
るアスピレータ16を取付け、他方、室内空気取入口C
に取付けた室内温度検出器6と前記アスピレータ16と
をダクト17で連結し、室内温度設定ダイヤル10によ
り設定された温度に室内を維持するため、室内温度検出
部6の感熱素子8と、外気取入口Aの附近に設けた感熱
素子9とから、外気温度と室内温度を電気的に検出し、
アンプ11を経て、電気空気変換器12に電気信号を送
り、その負圧制御信号をダイヤフラム13に送ることに
よって、エアミックスバルブ5を作動させ、室内に調節
空気を送ったのである。
然るに、上記公知の温度制御装置においては、空気調和
装置1の途中から、空気の一部を室内に吐出することに
なり、温度コントロールされない空気も室内に吐出され
ることになるから、温度性能の低下、即ち温度調節空気
量の低下と室内温度調節性能の低下をもたらすことにな
る。
装置1の途中から、空気の一部を室内に吐出することに
なり、温度コントロールされない空気も室内に吐出され
ることになるから、温度性能の低下、即ち温度調節空気
量の低下と室内温度調節性能の低下をもたらすことにな
る。
又室内の空気を吸引するに際し、送風機2′により一部
の空気をベンチュリー効果により吸引するため、送風機
の風量低下時、ベンチュリー効果が弱まり温度制御も困
難となる。
の空気をベンチュリー効果により吸引するため、送風機
の風量低下時、ベンチュリー効果が弱まり温度制御も困
難となる。
又、従来の他の温度制御装置として、第2図に示すよう
な温度制御装置が知られている。
な温度制御装置が知られている。
14はインストルメントパネル、15は室外の車体であ
る。
る。
車体15に外気取入口Aを設け、この外気取入口Aの内
部に外気温度用感熱素子9を設ける。
部に外気温度用感熱素子9を設ける。
上記外気取入口Aに空気調和装置1を連結する。
この空気調和装置1には、外気取入口Aの近くに室内空
気取入口Bを設け、内部に、送風用電動装置2を具えた
送風機2′、蒸発器3、熱交換器4を内蔵し、先端に温
度調節空気放出口1b、1cが設けられている。
気取入口Bを設け、内部に、送風用電動装置2を具えた
送風機2′、蒸発器3、熱交換器4を内蔵し、先端に温
度調節空気放出口1b、1cが設けられている。
1dはダンパ、5はエアミックスバルブである。
室内に位置するインストルメントパネル14には、室内
空気取入口Cを設け、この室内空気取入口に温度検出部
を取付ける。
空気取入口Cを設け、この室内空気取入口に温度検出部
を取付ける。
この温度検出部には室内温度用感熱素子8が設けられて
いる。
いる。
上記温度検出部6の下部に吸込ロアを接続し、この吸込
ロア内に電動機7aを具えた送風機7bを取付ける。
ロア内に電動機7aを具えた送風機7bを取付ける。
上記吸込ロアは温度検出部6と連通されており、空気調
和装置1とは分離独立しているものである。
和装置1とは分離独立しているものである。
しかしながら、この場合には室内空気を吸入する室内空
気取入口が日射の影響を強く受けるところに設けられて
いるため、日射の影響を強く受けた室内空気の温度のみ
を検出してしまい日射の影響を受けない部分の空気温度
との差が大きいような場合に適切な温度補正ができ難い
ものとなる。
気取入口が日射の影響を強く受けるところに設けられて
いるため、日射の影響を強く受けた室内空気の温度のみ
を検出してしまい日射の影響を受けない部分の空気温度
との差が大きいような場合に適切な温度補正ができ難い
ものとなる。
この考案は、従来の温度制御装置の上述の欠点を除去し
たものである。
たものである。
この考案を第3図に示す実施例に基いて説明すれば次の
通りである、室内のインストルメントパネル14の日射
の当る面、例えば上面にインストルメントパネル14の
上面に当る日射の熱をインストルメント14の下方に伝
える熱伝導部20を設け、この熱伝導部20の下方にエ
アミックス室を有する室内温度検出部21を形成する。
通りである、室内のインストルメントパネル14の日射
の当る面、例えば上面にインストルメントパネル14の
上面に当る日射の熱をインストルメント14の下方に伝
える熱伝導部20を設け、この熱伝導部20の下方にエ
アミックス室を有する室内温度検出部21を形成する。
尚、熱伝導部20はインストルメントパネル14を部分
的に薄くして設けるとか、樹脂板、ガラス、ヒートパイ
プ等を設けて形成してもよい。
的に薄くして設けるとか、樹脂板、ガラス、ヒートパイ
プ等を設けて形成してもよい。
この室内温度検出部に感熱素子8を設定し、又インスト
ルメントパネル14の日射が当らない面、例えが正面あ
るいは下面に、室内空気取入口Cを設け、前記エアミッ
クス室を有する室内温度検出部21と、空気取入口Cと
をダクト22により連通してなる自動制御用空気調和装
置を示したものであり、外気取入口A1空気調和装置1
、空気調和装置に設けた室内空気取入口B1送風機2′
、蒸発器3、熱交換器4、エアミックスバルブ5、空気
放出口1b、1c感熱素子8、室内温度設定ダイヤル1
0、アンプ11、電気空気変換器12、ダイヤフラム1
3の関連構成は第2図に示す従来技術のものと同様であ
る。
ルメントパネル14の日射が当らない面、例えが正面あ
るいは下面に、室内空気取入口Cを設け、前記エアミッ
クス室を有する室内温度検出部21と、空気取入口Cと
をダクト22により連通してなる自動制御用空気調和装
置を示したものであり、外気取入口A1空気調和装置1
、空気調和装置に設けた室内空気取入口B1送風機2′
、蒸発器3、熱交換器4、エアミックスバルブ5、空気
放出口1b、1c感熱素子8、室内温度設定ダイヤル1
0、アンプ11、電気空気変換器12、ダイヤフラム1
3の関連構成は第2図に示す従来技術のものと同様であ
る。
さらに、エアミックス室を有する室内温度検出部21の
下方に、吸込ロアを形成して上記エアミツス室を有する
室内温度検出部21と連通し、吸込ロアの内部に電動機
7aを具えた送風機7bを設ける。
下方に、吸込ロアを形成して上記エアミツス室を有する
室内温度検出部21と連通し、吸込ロアの内部に電動機
7aを具えた送風機7bを設ける。
上記吸込ロアは空気調和装置1とは分離して独立に設け
られている。
られている。
以上述べた、本考案の空気調和装置によれば、外気取入
口A及び空気調和装置1の室内空気取入口Bから空気調
和装置1内に取入れた空気が、送風機グにより吸引され
て蒸発器3、熱交換器4を経て温度調節され、この温度
調節空気は空気放出[I]1b、lcから室内に放出さ
れ、快適な温度を維持することができるものである。
口A及び空気調和装置1の室内空気取入口Bから空気調
和装置1内に取入れた空気が、送風機グにより吸引され
て蒸発器3、熱交換器4を経て温度調節され、この温度
調節空気は空気放出[I]1b、lcから室内に放出さ
れ、快適な温度を維持することができるものである。
そして本考案による空気調和装置の室温検出は、室内空
気を日射の当らないところに設けた室内空気取入口から
取入れると共に、日射の当る面に熱伝導部を設け、該熱
伝導部の下方にエアミックス室を設け、該エアミックス
室に送るようにして、該エアミックス室を温度検出部2
1とし、該温度検出部21に具えた感熱素子8により行
なうようにした。
気を日射の当らないところに設けた室内空気取入口から
取入れると共に、日射の当る面に熱伝導部を設け、該熱
伝導部の下方にエアミックス室を設け、該エアミックス
室に送るようにして、該エアミックス室を温度検出部2
1とし、該温度検出部21に具えた感熱素子8により行
なうようにした。
このため、エアミックス室に吸入された室内空気は日射
による輻射熱を受けることになり、該エアミックス室に
吸入された室内空気に日射の影響を加味したものとなっ
て、日射による適切な温度補正ができる。
による輻射熱を受けることになり、該エアミックス室に
吸入された室内空気に日射の影響を加味したものとなっ
て、日射による適切な温度補正ができる。
又外気取入口Aの附近に設けた外気温度用感熱素子9か
らの信号と、乗員が要求するコントロール信号をアンプ
11に送り、アンプ11からの信号を電気空気変換器1
2で負圧量を制御し、負圧制御信号をダイヤグラム13
に送ることにより、エアミックスバルブ5を作動させ、
室内温度設定ダイヤル10により設定された快適室温を
得るように制御される。
らの信号と、乗員が要求するコントロール信号をアンプ
11に送り、アンプ11からの信号を電気空気変換器1
2で負圧量を制御し、負圧制御信号をダイヤグラム13
に送ることにより、エアミックスバルブ5を作動させ、
室内温度設定ダイヤル10により設定された快適室温を
得るように制御される。
この考案は以上述べたように、日射の当らない面に室内
空気取入口を設け、日射の当る面に熱伝導部を設け、該
熱伝導部下方にエアミックス室を設け、該エアミックス
室と室内空気取入口とを連通させ、該エアミックス室を
室内温度検出部とし、該室内温度検出部に感熱素子を設
けたので、室内温度検出部に吸入される室内空気は日射
の影響を強く受けることがなく、又、日射による輻射熱
によって、該室内空気は加温されるため日射の影響を加
味した温度となり、良好な室内温度検出ができる。
空気取入口を設け、日射の当る面に熱伝導部を設け、該
熱伝導部下方にエアミックス室を設け、該エアミックス
室と室内空気取入口とを連通させ、該エアミックス室を
室内温度検出部とし、該室内温度検出部に感熱素子を設
けたので、室内温度検出部に吸入される室内空気は日射
の影響を強く受けることがなく、又、日射による輻射熱
によって、該室内空気は加温されるため日射の影響を加
味した温度となり、良好な室内温度検出ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の空気調和装置の温度制御装置の
断面図、第3図はこの考案の実施例を示す縦断面図であ
る。 8・・・・・・感熱素子、6,21・・・・・・室内温
度検出部、7・・・・・・吸込口、7a・・・・・・電
動機、7b・・・・・・送風機。
断面図、第3図はこの考案の実施例を示す縦断面図であ
る。 8・・・・・・感熱素子、6,21・・・・・・室内温
度検出部、7・・・・・・吸込口、7a・・・・・・電
動機、7b・・・・・・送風機。
Claims (1)
- インストルメントパネル上面等日射が当る面に熱伝導部
を設け、該熱伝導部の下方にエアミックス室を形成して
室内温度検出部を設け、該室内温度検出部に感熱素子を
設けると共に、インストルメントパネル正面あるいは下
面等日射が当らない面に室内空気取入口を設け、該室内
空気取入口と前記エアミックス室とを連通し、かつ、室
内空気を吸入してエアミックス室に送る送風機を設けた
ことを特徴とする自動車用空気調和装置の温度制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978065026U JPS58577Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 自動車用空気調和装置の温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978065026U JPS58577Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 自動車用空気調和装置の温度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS551102U JPS551102U (ja) | 1980-01-07 |
JPS58577Y2 true JPS58577Y2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=28969700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978065026U Expired JPS58577Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 自動車用空気調和装置の温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58577Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831693Y2 (ja) * | 1978-03-07 | 1983-07-14 | 株式会社デンソー | 自動車用空調装置の温度検出装置 |
-
1978
- 1978-05-17 JP JP1978065026U patent/JPS58577Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS551102U (ja) | 1980-01-07 |
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