JP2845514B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2845514B2 JP1252730A JP25273089A JP2845514B2 JP 2845514 B2 JP2845514 B2 JP 2845514B2 JP 1252730 A JP1252730 A JP 1252730A JP 25273089 A JP25273089 A JP 25273089A JP 2845514 B2 JP2845514 B2 JP 2845514B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機における、空気吐出風路の風路面
積の調節に関するものである。
従来の技術 近年の空気調和機(以下空調機という)は省スペース
という観点から、実用新案出願公開実開昭55−17184号
公報にみられるような天井面設置の空調機が普及してき
た。この種の空調機は暖房時温風が床面までとどきにく
い特性を有している。すなわち、被空調室において暖房
時、空調機を通過した空調空気(温風)は非空調空気よ
りも比重が軽いため、非空調室の上層部へ滞留する傾向
にあり、床面まで温風がとどきにくいものである。
発明が解決しようとする課題 前述の如く、天井面設置の空調機は、暖房時、天井面
より温風を床面方向すなわち下方向に吐出させるもので
あるが、どうしても被空調室の温度分布が均一になりに
くく、上下に温度差が生じ、床面近くは快適な暖房効果
が得られない課題を有していた。
そこで、本発明は被空調室の温度分布が均一でない
時、すなわち、上下に温度差が生じたとき温風の吐出風
路面積を調節し(縮少させ)吐出風速を増大させ、温風
の到達距離を伸ばし、床面まで温風がとどく制御と機構
を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明は、天井裏内へ埋設さ
れる箱体内に送風機と熱交換器とを備え、前記箱体の空
気吸入口より吸入した被空調室の空気を前記熱交換器と
熱交換させた後に前記箱体の吐出風路より前記被空調室
へ吐出させ、前記空気吸入口付近に設けられた温度セン
サーで検出された温度と設定温度との差に基づいて運転
制御される天井面設置型の空気調和機において、被空調
室の居住空間の床面の温度を検出する面体温度検出器
と、前記面体温度検出器で検出された温度と前記温度セ
ンサーで検出された温度との差を演算して評価する評価
回路と、前記吐出風路に設けられ風路面積を調節する風
路面積調節装置と、前記風路面積調節装置を駆動する駆
動手段とを備え、前記風路面積調節装置を、暖房運転時
に前記評価回路において、温度差が大きいと評価された
ときに前記風路面積を小さくするように調節され、温度
差が小さいと評価されたときに前記風路面積を大きくす
るように調節されるように構成したのである。
作用 本発明の空気調和機は、暖房時に、面体温度検出器に
より検出した被空調室の床面温度と温度センサーにより
検出した天井面付近の空気温度との温度差が大きくなっ
たと評価回路が評価したとき、吐出風路に設けられ風路
面積を調節する風路面積調節装置が駆動手段により風路
面積を小さくするように調節される。そして、風路面積
が小さくなると吐出風速が早くなり、温風の到達距離が
延び、床面付近が暖められ、被空調室の床面温度と天井
面付近の空気温度との温度差が小さくなり、床面温度と
天井面付近の空気温度との温度差による不快感をなくす
ことができる。
また、暖房時に、面体温度検出器により検出した被空
調室の床面温度と温度センサーにより検出した天井面付
近の空気温度との温度差が小さくなったと評価回路が評
価したとき、吐出風路に設けられ風路面積を調節する風
路面積調節装置が駆動手段により風路面積を大きくする
ように調節される。そして、風路面積が大きくなると吐
出風速が遅くなり、温風の到達距離が短くなり、床面付
近まで十分に暖まっているにもかかわらず被空調室にい
る人に強い温風が直接当たることによる不快感をなくす
ことができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の空調機について、添付の第1
図及び第2図及び第3図を参照しながら説明する。第1
図は被空調室の天井面に設置される空調機の室内側ユニ
ットの縦断面図である。1は箱体で被空調室の天井裏内
へ埋設されている、この箱体内には送風機2、熱交換器
3、空気吸入口4、ドレーンパン5、吐出風路6、被空
調室の天井材7が設けてある。8は床面の温度を検出す
る面体温度検出器、9は吐出風路の風路面積調節装置、
10は風路面積調節装置の駆動用動力部、11は前記面体温
度検出器の出力信号を評価する評価回路などを内蔵した
電装箱、12は被空調室の床面の一部を示す。
以上のような構成において、まず第1図について説明
すると、被空調室の空気は空気吸入口4より2の送風機
をへて、熱交換器3を通過し、このとき、暖房時はこの
部で加熱され温風となり、吐出風路6より被空調室へ吐
出され被空調室は暖房される。被空調室の室温温度調節
は吸入口付近に取付けてある温度センサー13で温度検出
されあらかじめ設定された温度設定値に向って、電装箱
内の制御装置11により空調機の運転,停止により温度調
節される。このとき、第2図で示す吐出風路6内にもう
けてある風路面積調節装置9は9aで示すが如く「開」の
状態である。
しかし、暖房運転時間の径過とともに、温風の空気比
重が、被空調室の空気比重より軽いため、温風は被空調
室の上層部へ滞留し、床面と天井面との間に温度差が生
じるものである。すなわち、床面付近は冷たく快適暖房
が得られにくいものである。この時、第2図で示す、面
体温度検出器8(例えば、輻射温度センサー)により床
面の温度を検出し、前記吸込口付近の温度センサーすな
わち、天井面付近の温度検出値との差が大きくなった
時、その差を電装箱11内の評価回路により演算を行い、
第2図の9bで示すが如く風路面積調節を「閉」にする、
このことにより風の吐出風速は「開」時に比べ早くな
り、したがって風速到達距離は伸び床面まで温風が届く
ことになり、被空調室の上下における温度差が縮少さ
れ、快適暖房効果が得られるものである。この風路面積
と風量と風速の関係を理論的に説明すると一般的に次の
ようになる。
前記、風路面積調節装置9が「開」(すなわち図示9
a)のときの風路面積をA1m2、このときの風量をQ1m3/se
cとすると、吐出風速はL1=Q1/A1m/secである。次に、
図示9bの如く「閉」になったときの風路面積をA2とする
(すなわちA2<A1である)、このときの風量をQ2m3/sec
とすると、送風機2の性能に変化がないとするとQ1=Q2
といえる。このときの吐出風速をL2m/secとすると、L2
=Q2(=θ)/A2、すなわちL2=Q1/A2である、前記の
如くL1=Q1/A1及びA2<A1からL1<L2といえる。したが
って風路面積を縮少すると吐出風速は早くなり、風の到
達距離が伸びるものである。
以上のように本実施例は、天井裏内へ埋設される箱体
1内に送風機2と熱交換器3とを備え、箱体1の空気吸
入口4より吸入した被空調室の空気を熱交換器3と熱交
換させた後に箱体1の吐出風路6より被空調室へ吐出さ
せ、空気吸入口4付近に設けられた温度センサー13で検
出された温度と設定温度との差に基づいて運転制御され
る天井面設置型の空気調和機において、被空調室の居住
空間の床面の温度を検出する面体温度検出器8と、面体
温度検出器8で検出された温度と温度センサー13で検出
された温度との差を演算して評価する評価回路と、吐出
風路6に設けられ風路面積を調節する風路面積調節装置
9と、風路面積調節装置9を駆動する駆動手段10とを備
え、風路面積調節装置9は、暖房運転時に評価回路にお
いて、温度差が大きいと評価されたときに風路面積を小
さくするように調節され、温度差が小さいと評価された
ときに風路面積を大きくするように調節されるように構
成したので、暖房時に被空調室の床面温度と天井面付近
の空気温度との温度差が大きくなったとき、温風の到達
距離を伸ばして、被空調室の床面温度と天井面付近の空
気温度との温度差を小さくでき、これにより、床面温度
と天井面付近の空気温度との温度差による不快感をなく
すことができ、また、暖房時に被空調室の床面温度と天
井面付近の空調温度との温度差が小さくなったとき、温
風の到達距離を短くして、床面付近まで十分に暖まって
いるにもかかわらず被空調室にいる人に強い温風が直接
当たることによる不快感をなくすことができ、快適な暖
房効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、天井裏内へ埋設される箱体内
に送風機と熱交換器とを備え、前記箱体の空気吸入口よ
り吸入した被空調室の空気を前記熱交換器と熱交換させ
た後に前記箱体の吐出風路より前記被空調室へ吐出さ
せ、前記空気吸入口付近に設けられた温度センサーで検
出された温度と設定温度との差に基づいて運転制御され
る天井面設置型の空気調和機において、被空調室の居住
空間の床面の温度を検出する面体温度検出器と、前記面
体温度検出器で検出された温度と前記温度センサーで検
出された温度との差を演算して評価する評価回路と、前
記吐出風路に設けられ風路面積を調節する風路面積調節
装置と、前記風路面積調節装置を駆動する駆動手段とを
備え、前記風路面積調節装置を、暖房運転時に前記評価
回路において、温度差が大きいと評価されたときに前記
風路面積を小さくするように調節され、温度差が小さい
と評価されたときに前記風路面積を大きくするように調
節されるように構成したので、暖房時に被空調室の床面
温度と天井面付近の空気温度との温度差が大きくなった
とき、温風の到達距離を伸ばして、被空調室の床面温度
と天井面付近の空気温度との温度差を小さくでき、これ
により、床面温度と天井面付近の空気温度との温度差に
よる不快感をなくすことができ、また、暖房時に被空調
室の床面温度と天井面付近の空気温度との温度差が小さ
くなったとき、温風の到達距離を短くして、床面付近ま
で十分に暖まっているにもかかわらず被空調室にいる人
に強い温風が直接当たることによる不快感をなくすこと
ができ、快適な暖房効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空気調和機の縦断面
図、第2図は第1図におけるA−A′矢視断面図、第3
図は第1図,第2図における温度検出,風路面積調節装
置の駆動明細図である。 8……面体温度検出器、9……風路面積調節装置、10…
…駆動用動力部、11……電装箱、13……温度センサー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井裏内へ埋設される箱体内に送風機と熱
    交換器とを備え、前記箱体の空気吸入口より吸入した被
    空調室の空気を前記熱交換器と熱交換させた後に前記箱
    体の吐出風路より前記被空調室へ吐出させ、前記空気吸
    入口付近に設けられた温度センサーで検出された温度と
    設定温度との差に基づいて運転制御される天井面設置型
    の空気調和機において、 被空調室の居住空間の床面の温度を検出する面体温度検
    出器と、前記面体温度検出器で検出された温度と前記温
    度センサーで検出された温度との差を演算して評価する
    評価回路と、前記吐出風路に設けられ風路面積を調節す
    る風路面積調節装置と、前記風路面積調節装置を駆動す
    る駆動手段とを備え、 前記風路面積調節装置は、暖房運転時に前記評価回路に
    おいて、温度差が大きいと評価されたときに前記風路面
    積を小さくするように調節され、温度差が小さいと評価
    されたときに前記風路面積を大きくするように調節され
    ることを特徴とする空気調和機。
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