JPS6342577A - デジタルカラ−複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、デジタルカラー複写装置において白黒原稿を
白黒モードでコピーする場合の色消しに関する。

（従来技術） 種々原稿の内、原稿がほとんど黒色である場合、黒トナ
ー色で現像する方が３色又は４色で黒コピーをとる場合
よりもコピースピードが早いので、カラーコピー機でも
白黒コピーモードが設けられる（コピースピードはＡに
なる）。

しかし、黒原稿の中に明るい色部があると、これが黒ト
ナーの付着する部分となって見にくくなる場合がある。

例えば、グラフ用紙の罫線や、ジアゾ原稿の青地（セピ
ア色やブルー色）などフルカラーでコピーする必要はな
い原稿で、しかも色部が黒くなるとに見にくくなる原稿
がある。

このような場合は、いわゆる色消しモードが適用され、
従来のアナログ複写機では光量をアップして潜像電位を
低くするか、現像バイアスをアップするかして消去する
。しかしデジタル画像では、レザービーム光量を頻繁に
変えることは半導体の寿命を短くするし、又現像バイア
スを少々上げても、デジタルのドツト像はエツジ効果に
より潜像電位ポテンシャルが高（、濃度の変化量が少な
い。

（口約） 本発明はこの様な背景に基づいてなされたちのであり、
デジタル複写装置における白黒モード時の色消しモード
（青消し、赤消し）を上述した不具合をなくして行うよ
うにすることを目的とする。

（構成） 本発明ではデジタル画像の場合の色消しモードは、画像
処理において行うのが適している点に着目した。

すなわち、ＲＧＢ　（レッド、グリーン、ブルー）の各
色信号より、ＵＣＲ（下色除去）の処理により黒成分を
抽出した後、この黒成分の内、ＲＧＢいずれかの信号が
強い部分のデータを０　（白）とすることで、色消しが
行われる。

第１図、第２図に基づき本発明の原理をさらに具体的に
説明する。

第１図は薄い青の分光分布〔同図（ａ）〕とＲＧＢ通過
後の各信号値〔同図（ｂ））を示し、第２図は薄い赤の
分光分布〔同図（ａ）〕とＲＧＢ通過後の各信号値〔同
図（ｂ）〕を示すものである。明るい青や赤の色の分光
反射率は、図のようにその色の反射光ばかりでなく他の
領域の光も含んでいるので、ＢＧＲより黒信号を取り出
すＵＣＲ処理をした場合、図中の点線以下の部分が黒信
号になる。よって青や赤の部分は黒く再現される。しか
し第１図（ｂ）。

第２回申）に示す闇値により各色信号を判断し、闇値を
越えた場合にはこれは色信号と見なし、ＵＣＲ処理の結
果をキャンセルし０レベルとする。

第３図は本発明に係るデジタルカラー複写装置のドラム
回りの概略図である。

図において、ｌはポリゴンミー、２はｆθレンズ、３は
ミラー、４はレーザビーム、５は感光体ドラム、６は帯
電器、７はイエロー現像器、８はマゼンタ現像器、９は
シアン現像器、１０はブラック現像器、１１はフォトセ
ンサ、１２は転写前ランプ、１３はパルスカウンタ、１
４は転写ドラム、１５は転写チャージャ、１６はクリー
ニング前除電、１７は分離チャージャ、１８はクリーニ
ング装置、１９はイエロー補給信号ライン、２０はマゼ
ンタ補給信号ライン、２１はシアン補給信号ライン、２
２はブラック補給信号ライン、２３はイエロー現像バイ
アス信号、２４はマゼンタ現像バイアス信号、２５はシ
アン現像バイアス信号、２６はブラック現像バイアス信
号、２７は感光体ドラム回転パルス信号ライン、２８は
フォトセンサ出力ラインである。図示のごとく、このデ
ジタルカラー複写装置は書込用レーザ光学系（ポリゴン
ミラー１．　　ｆθレンズ２．ミラー３．レーザビーム
４等）と、４色、すなわちイエロー、マゼンタ、シアン
およびブラックの各現像器７〜ｌＯと、感光体ドラム５
および転写ドラム１４から構成されている。

第４図は本発明の一実施例に係る制御ブロック図である
。

図において、３０はスキャナ部、３１は本体制御部、３
２は同期制御回路、３３はプリンタ部、３４はレーザ、
３５はレーザユニット、３６はシェーディング補正回路
、３７はＴ補正回路、３Ｂはマスキング処理回路、３９
はＵＣＲ処理回路、４０は濃度パターン回路、４１は多
値化処理回路である。上記構成において、スキャナ部３
０のＣＯＤ受光ユニットで読み取った画像信号は、光学
的な照度ムラをイエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）。

シアン（Ｃ）の各々についてシェーディング補正回路３
６で補正される。各色信号の階調性はＴ補正回路３７で
補正される。マスキング補正回路３８はプリント時に最
適な適性量のイエローＹ、マゼンタＭ、シアンＣを算出
しそしてＵＣＲ処理回路３９で黒色作成のための適性な
ブラックＢｋ量をイエローＹ、マゼンタＭおよびシアン
Ｃから算出する。次いで濃度パターン処理回路４０で６
４階調のうちの各階調に応じたパターン分布を出力し、
そして多値化処理回路４１でパターン内の１〜４値に応
じたパルス巾変調が行われる。同期制御回路３２は上記
各処理回路を同期制御する。

本発明の特徴は、４２で示す色消し処理回路を設けたこ
とにより、ＵＣＲ処理回路３９におけるＵＣＲ処理後の
信号のうちＢｋ信号について補正を加え処理を行う。こ
の処理は通常のフルカラーコピーでは省略される。これ
らの処理の切り換えは、図示されない操作部の入力信号
により本体制御部３１により指示される。

（効果） 本発明は以上述べた通りであり、本発明に係るデジタル
カラー複写装置によれば、半導体レーザの寿命を短くす
ることなく、白黒コピーモードで鮮明な画像を得ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の詳細な説明するための図であ
り、第１図（ａｌは薄い青の分光分布図、同図（ｂｌは
ＲＧＢ通過後の各信号値を示す図、第２図（ａ）は薄い
赤の分光分布図、同図（ｂ）は第１図同様各信号値を示
す図、第３図は一般的なデジタルカラー複写装置のドラ
ム回りの概略図、第４図は本発明の一実施例に係る制御
ブロック図である。 ４２・・・色消し処理回路。 第１図 （ａ）　　　　　　　　　　　（ｂ） 第２図 （ａ）　　　　　　　　　　（ｂ） ４０：）　　５■　　６０Ｄｎｍ　　　　　　Ｂ　　　
Ｇ　　　　Ｒ第３図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）デジタルカラー複写装置において、白黒作像モー
   ドの場合、原稿の白黒以外の色を除去するようＲＧＢ分
   解信号の内、特定色の信号成分があるレベル以上となつ
   た場合、黒信号から特定色の信号を除く画像処理をする
   ことを特徴とするデジタルカラー複写装置。
2. （２）上記特定色をＲ、Ｇ、Ｂの３つの信号の内、任意
   に選択できることを特徴とする特許請求の範囲第（１）
   項記載のデジタルカラー複写装置。