JPS6342441Y2 - - Google Patents

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JPS6342441Y2
JPS6342441Y2 JP19773184U JP19773184U JPS6342441Y2 JP S6342441 Y2 JPS6342441 Y2 JP S6342441Y2 JP 19773184 U JP19773184 U JP 19773184U JP 19773184 U JP19773184 U JP 19773184U JP S6342441 Y2 JPS6342441 Y2 JP S6342441Y2
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JP
Japan
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piece
switch
float
weight
microswitch
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JP19773184U
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JPS61116047U (ja
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は水中ポンプ等を制御するためのフロ
ートスイツチに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のフロートスイツチとしては実公昭52−
42766号公報に記載されたものがある。
この公知のフロートスイツチはフロート内に設
けたスイツチケースの内部の一方にマイクロスイ
ツチを固定し、他方にはマイクロスイツチの方向
に自在に移動する錘を設け、フロートが液面の変
化によつて反転すると、錘に設けたスイツチロツ
ドがマイクロスイツチの作用片を押圧し、あるい
は作用片から離れるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のフロートスイツチの場合、
スイツチケース内の錘の動きに対して殆んど抵抗
がないので、フロートが完全に上向きまたは下向
きになるまでに錘が動いてしまい、水位変動が速
い場合、マイクロスイツチのON,OFFの時間間
隔が短かくなり、また、チヤタリング現象を起し
てマイクロスイツチや水中ポンプ等のモータの寿
命を縮めるという問題がある。このため従来は自
己保持性をもたせるためフロートスイツチを2個
用いていた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は、
フロート内のスイツチケース内のマイクロスイツ
チの取付側に、このマイクロスイツチの作用片を
押圧する補助揺動片と、この補助揺動片を押圧す
る揺動片を設け、同スイツチケース内の他方に移
動自在に設けた錘には、この錘がマイクロスイツ
チ側に移動したとき、前記揺動片の端部の係止部
に係止されるとともに、前記揺動片を押圧して補
助揺動片をマイクロスイツチの作用片側へ押圧す
る押圧片を設けたものである。
〔作用〕
この考案は上記の構成であるから、この考案の
フロートスイツチを水中ポンプの起動・停止の制
御用として用いた場合、フロートが下向き、すな
わち、錘を有する側が下方となつたとき、錘に取
付けてある押圧片が、マイクロスイツチ側の揺動
片接触し、このときマイクロスイツチの作用片は
補助揺動片により押されていないから、水中ポン
プのモータは停止している。
つぎに水位が上り、フロートが水に浮んで徐々
に上向きになつていくが、錘の押圧片は揺動片と
接触したままで、まだポンプのモータは回らな
い。
こうしてさらに水位が上昇してフロートが完全
に上向きとなると、錘の全重量が押圧片に作用す
るのでこの押圧片は係止部から外れて錘とともに
下降し、押圧片が揺動片を押圧し、この揺動片が
補助揺動片を押圧する。このためマイクロスイツ
チの作用片が補助揺動片により押されてモータが
起動するとともに揺動片の係止部で押圧片が係止
される。
つぎに水位が下るとフロートが徐々に下向きに
なるが、錘の押圧片が揺動片の係止部で係止され
ているので、フロートが完全に下向きとなると係
止部から押圧片が外れて錘が元の位置に復帰し、
錘等は元に戻り、モータは停止する。
〔実施例〕
第1図ないし第3図において、1は中空の合成
樹脂製フロートであり、このフロート1の一端に
形成した開口部には水中ポンプ等の制御回路に接
続される可撓性ケーブル2が挿入されるフロート
キヤツプ3を着脱自在に取付けてある。
フロート1内およびフロートキヤツプ3内には
円筒状のスイツチケース4を収納し、このケース
内に、第2図のような横断面が欠円状の一対の支
承部材5がその平面部を対向させ、この平面部間
に空間6が作られるように固定する。
7は空間6のキヤツプ3側にビス止め等で固定
したマイクロスイツチで、このスイツチ7の端子
には前記ケーブル2から配線された電線がそれぞ
れ接続されている。
空間6の下方、すなわち、ケーブル2の取付部
から最も離れた位置には、錘8があるが、この錘
8はケース4内の両側に固定されたガイド9に沿
つて、スイツチ7の方向に進退自在とする。11
は前記スイツチ7の一側の後部、すなわち、コー
ド2側の端部において、支承部材5間に架設した
軸で、この軸11に揺動片12の後端を回動自在
に取付ける。
スイツチ7の一側の前部においても軸13を部
材5間に架設し、この軸13に補助揺動片14の
前端を回動自在に取付け、その基部内側をスイツ
チ7の作用片15に接触させ、外端は前記揺動片
12の基部附近の内側に接触させる。
前記錘8の一側には押圧片16の基部を固定し
その先端を前記揺動片12の外側に接触させる。
透動片12と押圧片16は何れも弾性材料によ
り製作してあり、揺動片12の先端外側には第4
図のように、外向き突起状の係止部17を設け
る。
また、押圧片16には第4図のように係止部1
7に係脱自在に係合する係合孔18を設け、錘8
が揺動片12の方へ動いたとき係合孔18が係止
部17により係止されるようにする。
上記の構成の実施例において、スイツチ7を水
中ポンプの制御用に用いた場合、このポンプを浸
漬してある貯水槽などの水位がポンプ作動不可の
位置にするとき、フロート1は第1図のよう錘8
側が下になつている。
このとき錘8はスイツチ7から離れた位置にあ
り、補助揺動片14はスイツチ7の作用片15に
接触しているだけで押し込んでいないからスイツ
チ7は切れており、ポンプの駆動モータは止つて
いる。水位が徐々に増加してフロート1が浮き上
り、錘8側が徐々に上方へ移動する。
しかし、揺動片12の屈曲部が第3図のように
押圧片16の屈曲部に接触しているから、錘8は
動かない。
さらに水位が増大し、フロート1が完全に水没
し、錘8がスイツチ7の直上附近に達すると、錘
8の全重量が押圧片16と揺動片12の接触部に
加わるので、押圧片16は錘8とともに揺動片1
2を補助揺動片14の方へ押しながら下降する。
上記のように揺動片12がスイツチ7の方へ押
されるとこの揺動片12に押された補助揺動片1
4が作用片15を第3図のように押し込み押圧片
6の係合孔18と揺動片12の係止部17が第4
図の係合状態となる。
スイツチ7は閉じ、水中ポンプのモータは起動
する。
上記のような運転状態から水位が低下し、フロ
ート1が下方へ回り始めて錘8がスイツチ7より
ある程度下になると、揺動片12の係止部17か
ら押圧片16の係合孔18から外れ、錘8が下方
へ滑り、押圧片16による揺動片12の押圧が解
除され、揺動片12,14は、スイツチ7内に仕
込まれた復元バネの弾力による作用片15の復元
力によつて第1図の状態に復元し、ポンプは停止
する。
〔効果〕
この考案は上記のように、錘に設けた押圧片に
よりマイクロスイツチの作用片を直接押すのでは
なく、マイクロスイツチの側方に設けた揺動片を
押圧片が押すと、この揺動片が直接または補助揺
動片を介してマイクロスイツチの作用片を押すも
のであり、かつ、押圧片は揺動片の係止部に係止
されていてフロートが完全に水没して錘がスイツ
チの直上になると始めて押圧片が揺動片の係止部
から外れて揺動片を押すものであるから、水位が
十分に上昇して始めてポンプが起動する。
従つて、従来のようにリレー等を利用した自己
保持回路を用いずに簡単な回路で水中ポンプ等の
安定した運転が行える。また、揺動片と補助揺動
片の相乗効果により錘による押圧力を拡大してマ
イクロスイツチの作用片に伝えるようにしたから
錘の形状を小型なし得る効果もある。
従来ではフロートスイツチを2個用いて自己保
持性をもたせていたが、この考案の実施により1
個のフロートスイツチにより上記のような自己保
持性が得られるので、構造面やコスト面から見て
多大の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す縦断正面図、
第2図は同上の横断平面図、第3図は要部の作用
を示す拡大縦断正面図、第4図は係止部の拡大縦
断側面図である。 1……フロート、2……可撓性ケーブル、4…
…スイツチケース、5……支承部材、6……空
間、7……マイクロスイツチ、8……錘、12…
…揺動片、16……補助揺動片、17……係止
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性ケーブルを取付けたフロート内にスイツ
    チケースを設け、このスイツチケース内には対向
    内面間に空間を形成する一対の支承部材を設け、
    この両部材間の空間の一方に前記ケーブルと接続
    されるマイクロスイツチを固定し、同空間の他方
    には、前記マイクロスイツチを作用させる錘をマ
    イクロスイツチの方向に移動自在に取付けたフロ
    ートスイツチにおいて、マイクロスイツチの取付
    側には、このマイクロスイツチの作用片を押圧す
    る補助接動片と、この補助揺動片を押圧する揺動
    片を設け、錘には、この錘がマイクロスイツチ側
    に移動したとき、前記揺動片の端部の係止部に係
    止されるとともに、前記揺動片を押圧して補助揺
    動片をマイクロスイツチの作用片側へ押圧する押
    圧片を設けたフロートスイツチ。
JP19773184U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPS6342441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19773184U JPS6342441Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JP19773184U JPS6342441Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS61116047U JPS61116047U (ja) 1986-07-22
JPS6342441Y2 true JPS6342441Y2 (ja) 1988-11-07

Family

ID=30756184

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JP19773184U Expired JPS6342441Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JPS61116047U (ja) 1986-07-22

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