JPS6342370Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342370Y2 JPS6342370Y2 JP761181U JP761181U JPS6342370Y2 JP S6342370 Y2 JPS6342370 Y2 JP S6342370Y2 JP 761181 U JP761181 U JP 761181U JP 761181 U JP761181 U JP 761181U JP S6342370 Y2 JPS6342370 Y2 JP S6342370Y2
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- JP
- Japan
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- phase
- ultrasonic
- phase difference
- ship
- receivers
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 8
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- NCGICGYLBXGBGN-UHFFFAOYSA-N 3-morpholin-4-yl-1-oxa-3-azonia-2-azanidacyclopent-3-en-5-imine;hydrochloride Chemical compound Cl.[N-]1OC(=N)C=[N+]1N1CCOCC1 NCGICGYLBXGBGN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
2艘引漁法は2隻の船が並走しながら魚網を曳
航する。この場合、曳網の進路に当たる自船と相
手船との間の水中探知を行なつて魚群の分布状態
をあらかじめ観察するようにすると、漁獲効率を
著しく高めることができる。
航する。この場合、曳網の進路に当たる自船と相
手船との間の水中探知を行なつて魚群の分布状態
をあらかじめ観察するようにすると、漁獲効率を
著しく高めることができる。
上記水中探知は自船の横斜下方向に超音波パル
スを送受波して行なう。このとき、水中探知を行
なう方向は、自船の進行方向に対して横一定方向
に保つことが望ましい。水中探知方向が下安定に
変化すると、探知した魚群と曳網との位置関係を
正確に判断することができず、漁獲効率を高める
こともできない。
スを送受波して行なう。このとき、水中探知を行
なう方向は、自船の進行方向に対して横一定方向
に保つことが望ましい。水中探知方向が下安定に
変化すると、探知した魚群と曳網との位置関係を
正確に判断することができず、漁獲効率を高める
こともできない。
一般に、船の進行方向を特定方向θに設定した
場合、船はヨーイングの補正を行ないながら設定
したθ方向に進行する。従つて、船首方向は常に
θ方向に固定されておらず、設定方向に対して蛇
行しながら進行する。
場合、船はヨーイングの補正を行ないながら設定
したθ方向に進行する。従つて、船首方向は常に
θ方向に固定されておらず、設定方向に対して蛇
行しながら進行する。
このような蛇行しながら進む船から横斜下方向
に超音波パルスを送受波して水中探知を行なう
と、探知物の位置は船首方向の蛇行によつて不安
定に変化し、曳網との位置関係を適確に把握する
ことができない。
に超音波パルスを送受波して水中探知を行なう
と、探知物の位置は船首方向の蛇行によつて不安
定に変化し、曳網との位置関係を適確に把握する
ことができない。
この考案は、船のヨーイングに影響されること
なく、船の進行方向θに対して一定の横斜下方向
に超音波パルスを送受波する装置を提供する。
なく、船の進行方向θに対して一定の横斜下方向
に超音波パルスを送受波する装置を提供する。
以下この考案の実施例について説明する。
第1図においてT01,T02は超音波受波器を示
し、第2図に示すようにθ方向に他船Bと並行す
る自船Aに間隔dを隔だてて配置され、相手船B
から周波数0で送信される超音波信号を受信す
る。受波器T01,T02のそれぞれの受波信号は
各々の増巾器1,2で増巾された後位相比較器3
へ送出される。位相比較器3は受波器T01,T02
の各受波信号間の位相差を測定することによ
り、受波器T01,T02が受波する超音波の到来方
位θを検出する。
し、第2図に示すようにθ方向に他船Bと並行す
る自船Aに間隔dを隔だてて配置され、相手船B
から周波数0で送信される超音波信号を受信す
る。受波器T01,T02のそれぞれの受波信号は
各々の増巾器1,2で増巾された後位相比較器3
へ送出される。位相比較器3は受波器T01,T02
の各受波信号間の位相差を測定することによ
り、受波器T01,T02が受波する超音波の到来方
位θを検出する。
今、第3図において、位相差を有する信号
a,bが受波器T01,T02のそれぞれに受波され
るものとすると、位相差と到来方位θとは次の
関係で示される。
a,bが受波器T01,T02のそれぞれに受波され
るものとすると、位相差と到来方位θとは次の
関係で示される。
=2π/λdsinθ (1)
(λは音波の波長)
従つて、位相差を測定すると音波の到来方位
θを知ることができる。
θを知ることができる。
θ=sin-1(λ/2πD) (2)
又、θが比較的小さいときは
θ≒λ/2πD (3)
で表わされる。
上記において、位相比較器3はアナログ信号
a,bの位相差を測定するものであれば任意の公
知のものを用いることができる。又、測定結果
は、アナログ電圧、デイジタル出力いずれで送出
してもよい。
a,bの位相差を測定するものであれば任意の公
知のものを用いることができる。又、測定結果
は、アナログ電圧、デイジタル出力いずれで送出
してもよい。
位相比較器3の出力は移相器4及び5へ送出さ
れ、発振器6から送出される発振信号の移相量を
制御する。移相器4及び5は、共に同一の移相量
を有し位相比較器3の出力に応じて移相量が制御
される。移相器4及び5は、アナログ信号を移相
させ、かつ、その移相量が任意に変化させ得るも
のであれば任意の公知のものを用いることができ
る。そして、移相器4及び5の移相量は位相比較
器3の出力によつて決定され、受波信号a,bの
位相差がのとき基準発振器6の出力信号を′ず
つ移相させる。
れ、発振器6から送出される発振信号の移相量を
制御する。移相器4及び5は、共に同一の移相量
を有し位相比較器3の出力に応じて移相量が制御
される。移相器4及び5は、アナログ信号を移相
させ、かつ、その移相量が任意に変化させ得るも
のであれば任意の公知のものを用いることができ
る。そして、移相器4及び5の移相量は位相比較
器3の出力によつて決定され、受波信号a,bの
位相差がのとき基準発振器6の出力信号を′ず
つ移相させる。
上記のようにしてそれぞれ移相された信号のう
ち、移相器5の出力は切換器7を経て送受波器
T11へ導かれる。又、移相器4の出力は切換器8
を経て送受波器T12へ導かれる。又、発振器6の
発振出力は切換器9を経て送受波器T13へ導かれ
る。送受波器T11,T12,T13は自船Aの進行方向
に配列され、自船Aから相手船B方向の斜下方向
に周波数2の超音波信号を送受波する。そして、
移相器4及び5の各移相量は、送受波器T11,
T12,T13によつて送信される超音波の合成指向
特性がθ方向になるように設定されている。これ
によつて、上記受波器T01,T02が受波する超音
波と同方向に超音波信号を送信することができ
る。又、発振器6は送信器10に基ずいて出力を
送出し、送信器10が送出するパルス波が持続す
る間だけ出力を送出する。従つて、送受波器
T11,T12,T13は送信器10が駆動する毎に超音
波パルスをθ方向に送波する。
ち、移相器5の出力は切換器7を経て送受波器
T11へ導かれる。又、移相器4の出力は切換器8
を経て送受波器T12へ導かれる。又、発振器6の
発振出力は切換器9を経て送受波器T13へ導かれ
る。送受波器T11,T12,T13は自船Aの進行方向
に配列され、自船Aから相手船B方向の斜下方向
に周波数2の超音波信号を送受波する。そして、
移相器4及び5の各移相量は、送受波器T11,
T12,T13によつて送信される超音波の合成指向
特性がθ方向になるように設定されている。これ
によつて、上記受波器T01,T02が受波する超音
波と同方向に超音波信号を送信することができ
る。又、発振器6は送信器10に基ずいて出力を
送出し、送信器10が送出するパルス波が持続す
る間だけ出力を送出する。従つて、送受波器
T11,T12,T13は送信器10が駆動する毎に超音
波パルスをθ方向に送波する。
水中に送波された超音波パルスは探知物体で反
射され、送受波器T11,T12,T13に再び受波され
る。そして、切換器7,8,9の各々を経て増巾
器11,12,13でそれぞれ増巾された後、混
合回路14,15,16の各々に送出される。混
合回路14,15,16は局部発振器17の発振
信号と上記受波信号との混合を行ない、混合回路
14は移相器18と19で移相した局発信号と受
波信号とを混合し、混合回路15は移相器18で
移相した局発信号と受波信号との混合を行なう。
又、混合回路16は局部発振器17の発振出力と
受波信号との混合を行なう。
射され、送受波器T11,T12,T13に再び受波され
る。そして、切換器7,8,9の各々を経て増巾
器11,12,13でそれぞれ増巾された後、混
合回路14,15,16の各々に送出される。混
合回路14,15,16は局部発振器17の発振
信号と上記受波信号との混合を行ない、混合回路
14は移相器18と19で移相した局発信号と受
波信号とを混合し、混合回路15は移相器18で
移相した局発信号と受波信号との混合を行なう。
又、混合回路16は局部発振器17の発振出力と
受波信号との混合を行なう。
移相器18及び19は共に同一の位相量を有
し、その移相量は位相比較器3の出力によつて制
御される。すなわち、位相比較器3の検出位相が
のとき、移相器18,19のそれぞれは局発信
号を″ずつ移相させる。
し、その移相量は位相比較器3の出力によつて制
御される。すなわち、位相比較器3の検出位相が
のとき、移相器18,19のそれぞれは局発信
号を″ずつ移相させる。
送受波器T11,T12あるいはT13が受波する信号
を V1sinw1t 又、移相器18あるいは19によつて移相され
た局発信号を V2sin(w2t−″) とすると、両信号の混合出力は、 V1sinw1t×V2sinw2t =1/2V1V2sin{(w1+w2)t−″}+ 1/2V1V2sin{(w1−w2)t+″} となり、移相器″を含む和周波成分と差周波成
分が送出される。その結果、混合出力は受波器
T11,T12あるいはT13の受波信号が移相されたこ
とになる。
を V1sinw1t 又、移相器18あるいは19によつて移相され
た局発信号を V2sin(w2t−″) とすると、両信号の混合出力は、 V1sinw1t×V2sinw2t =1/2V1V2sin{(w1+w2)t−″}+ 1/2V1V2sin{(w1−w2)t+″} となり、移相器″を含む和周波成分と差周波成
分が送出される。その結果、混合出力は受波器
T11,T12あるいはT13の受波信号が移相されたこ
とになる。
従つて、混合出力に含まれる移相量″が、θ
方向から受波器T11,T12,T13に到来した受波信
号に生じる位相差に相当するように設定しておく
と、混合器14,15,16の各出力を位相合成
することにより、等価的にθ方向の受波信号を抽
出することができる。
方向から受波器T11,T12,T13に到来した受波信
号に生じる位相差に相当するように設定しておく
と、混合器14,15,16の各出力を位相合成
することにより、等価的にθ方向の受波信号を抽
出することができる。
混合器14,15,16の各出力は加算回路2
0で互いに加算された後、帯域通過フイルター2
1において、和周波成分、差周波成分のいずれか
が選出される。そして、帯域通過フイルター21
で選出された周波信号は表示器22へ導かれて表
示される。
0で互いに加算された後、帯域通過フイルター2
1において、和周波成分、差周波成分のいずれか
が選出される。そして、帯域通過フイルター21
で選出された周波信号は表示器22へ導かれて表
示される。
上述のように、この考案によれば、2艘引漁法
において、曳航船の横方向の垂直断面の水中探知
を行なつて、魚群が二船間に位置しているかどう
かを観察し、漁網を探知した魚群位置へ効率的に
誘導することを可能とする装置を提供することが
できる。この考案による装置は、曳航船が風力、
潮流等の影響に対するヨーイング補正に伴つて蛇
行する場合にも、曳航船の蛇行角に応じて超音波
ビームの送受波方向を制御して、常に曳網の曳航
路に対する垂直断面方向に超音波信号を送受波し
て魚群等を探知することができる。
において、曳航船の横方向の垂直断面の水中探知
を行なつて、魚群が二船間に位置しているかどう
かを観察し、漁網を探知した魚群位置へ効率的に
誘導することを可能とする装置を提供することが
できる。この考案による装置は、曳航船が風力、
潮流等の影響に対するヨーイング補正に伴つて蛇
行する場合にも、曳航船の蛇行角に応じて超音波
ビームの送受波方向を制御して、常に曳網の曳航
路に対する垂直断面方向に超音波信号を送受波し
て魚群等を探知することができる。
第1図はこの考案の実施例を示し、第2図はそ
の動作を説明するための図、第3図はその動作を
説明するための波形図を示す。 第1図において、1及び2は増巾器、3は位相
比較器、4及び5は移相器、6は発振器、7,8
及び9は切換器、10は送信器、11,12及び
13は増巾器、14,15及び16は混合器、1
7は発振器、18及び19は移相器、20は加算
器、21は帯域通過フイルター、22は表示器を
それぞれ示す。
の動作を説明するための図、第3図はその動作を
説明するための波形図を示す。 第1図において、1及び2は増巾器、3は位相
比較器、4及び5は移相器、6は発振器、7,8
及び9は切換器、10は送信器、11,12及び
13は増巾器、14,15及び16は混合器、1
7は発振器、18及び19は移相器、20は加算
器、21は帯域通過フイルター、22は表示器を
それぞれ示す。
Claims (1)
- 2艘引漁法において並走する相手船から自船へ
向けて送信される超音波信号を受波する受波器で
上記並走方向に間隔dを隔だてて配置される一対
の超音波受波器と、該一対の超音波受波器が受波
する超音波信号の位相差を測定することにより上
記超音波信号の到来方向を検出する位相差検出器
と、上記並走方向に複数個の振動子が配列され自
船から自船と相手船との間の斜下方向に超音波パ
ルスを送受波して水中探知を行なう超音波送受波
装置と、上記位相差検出器が検出した位相差に基
ずいて上記配列された各振動子が送受波する超音
波信号の位相制御を行なうことにより一定方向の
斜下方向を水中探知させる位相制御器とを具備し
てなる2捜引漁法における水中探知超音波送受波
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP761181U JPS6342370Y2 (ja) | 1981-01-21 | 1981-01-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP761181U JPS6342370Y2 (ja) | 1981-01-21 | 1981-01-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57120272U JPS57120272U (ja) | 1982-07-26 |
JPS6342370Y2 true JPS6342370Y2 (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=29805833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP761181U Expired JPS6342370Y2 (ja) | 1981-01-21 | 1981-01-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6342370Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-21 JP JP761181U patent/JPS6342370Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57120272U (ja) | 1982-07-26 |
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