JPS6342317Y2 - - Google Patents

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JPS6342317Y2
JPS6342317Y2 JP10024684U JP10024684U JPS6342317Y2 JP S6342317 Y2 JPS6342317 Y2 JP S6342317Y2 JP 10024684 U JP10024684 U JP 10024684U JP 10024684 U JP10024684 U JP 10024684U JP S6342317 Y2 JPS6342317 Y2 JP S6342317Y2
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JP
Japan
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trough
air
seal
air seal
cloth bag
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JP10024684U
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JPS6115500U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は焼結設備冷却機におけるエアーシール
装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来の焼結設備冷却機においては、走行するト
ラフの側部とトラフ走行路の下方に設けられたエ
アーチヤンバとの間に形成される間隙とシールす
るのに、第1図、第2図に示すようなシール装置
が用いられていた。すなわち、第1図において、
1はレール2上を走行するトラフ、3はトラフ走
行路の下方に設けられたエアーチヤンバ、4はエ
アーチヤンバ3に冷却空気5を供給する給気ダク
ト、6はトラフ走行路の上方に設けられた排気回
収フードであつて、エアーチヤンバ3に供給され
た給気ダクト4からの冷却空気5は、トラフ1の
ルーバ状底蓋からトラフ1が積載する焼結鉱7の
間を縫つて上昇し、排気回収フード6に回収され
る。これにより、焼結鉱7の冷却が行われるわけ
であるが、走行するトラフ1の側部下端とエアー
チヤンバ3の側部上端との間には間隙8が形成さ
れるため冷却空気5の漏風を防ぐべくシール装置
9が設けられる。第2図はその詳細を示し、図に
おいて、10はエアーチヤンバ3の側部上端に設
けられたベース部材、11はベース部材10のテ
ーパ面上に載せられた硬質シール部材、12は硬
質シール部材11の上に載せられた重し部材、一
方、13はトラフ1の側部下端に設けられたL字
状のシール板で、このシール板13の垂直面に硬
質シール部材11が重し部材12によつて押され
ることによつて付勢摺接せしめられている。な
お、14,15は硬質シール部材11の抜け止め
用ボルト、ナツト、16は補助シール材である。
従来のエアーシール装置はこのような構成をし
ていたが、重し部材12によつて硬質シール部材
11をシール板13側に付勢摺接する機構は、ト
ラフ1が走行する際の巾方向の振れに対して大き
な自由度をもつて追従することができず、トラフ
1の振れが複雑であつたりすると隙間が生じる場
合があるという問題があつた。また機構上、ベー
ス部材10や硬質シール部材11に特別な機械加
工を施さなければならないという問題があつた。
考案の目的 本考案は上記従来の問題を解消する焼結設備冷
却機におけるエアーシール装置を提供することを
目的とする。
考案の構成 上記目的を達成するため、本考案の焼結設備冷
却機におけるエアーシール装置は、走行するトラ
フの側部とトラフ走行路の下方に設けられたエア
ーチヤンバとの間に形成される間隙をシールする
焼結設備冷却機におけるエアーシール装置におい
て、前記トラフの側部に側方へ張り出すエアーシ
ール板を設け、前記エアーチヤンバの側部上端
に、下端開口がトラフ空間に連通するトラフ走行
方向に長い布袋を備えた取付フレームを設け、こ
の取付フレームの上部に、トラフ内空気圧力によ
つて膨張された前記布袋により押し上げられて上
端が前記エアーシール板に当接するトラフ走行方
向に長いシールバーを昇降自在に設ける構成とし
たものであり、これにより、トラフの振れに対し
て大きな自由度をもつて追従することができると
ともに、シールバー等の構成部材に特別な機械加
工を施さなくて済むものである。
実施例と作用 以下、本考案の一実施例を第3図に基づいて説
明する。
図において、20はトラフ1の側部下端に側方
へ張り出して設けられたL字状のエアーシール
板、21はエアーチヤンバ3側部上端の支持台2
2上に設けられた取付フレームで、下端開口がト
ラフ1下方の空間(トラフ空間)に連通するトラ
フ走行方向に長い布袋23を備えている。24は
布袋23の両側に位置して取付フレーム21に設
けられた布袋保護板である。25は取付フレーム
21の上部中央に昇降自在に設けられたトラフ走
行方向に長いシールバーで、トラフ内空気圧力に
よつて膨張する布袋23によつて押し上げられ、
上端が前記エアーシール板20の下面にメタルタ
ツチで当接する働きをなすものである。26はシ
ールバー25の側面に形成された上下方向の長孔
27を貫通し、取付フレーム21側に固定され係
止ピンで、布袋23が収縮した際にシールバー2
5が脱落するのを防止する働きをなすものであ
る。28はシールバー25の下端に取付けられた
当接用プレートで、シールバー25をソフトにか
つ安定に布袋23上に載せている。29は取付フ
レーム21の上部外側に設けられた立上りフレー
ム、30は立上りフレーム29の上端にトラフ1
側に張り出して設けられたトラフ走行方向に長い
ゴム板で、先端部下面が前記シールバー25の上
面に当接している。
このような構成で、次に動作を説明する。先
ず、トラフ1が走行をはじめると、エアーシール
板20下面とシールバー25の上端、エアーシー
ル板20上面とゴム板30の先端部下面が摺接状
態となる。このとき、シールバー25はトラフ内
空気圧力によつて膨張した布袋23によつて押し
上げられるため、トラフ1の上下方向および巾方
向の振れに大きな自由度をもつて追従し、エアー
シール板20から容易に離れることがない。した
がつて、シールバー25がエアーシール板20に
突つ掛かつて破損するというようなことはない。
また、エアーシール板20とゴム板30によつて
もシールが行われるため、漏風は勿論、これに伴
う粉塵もほぼ完全にシールされることになる。
考案の効果 以上本考案によれば、トラフの振れに対して大
きな自由度をもつて追従することができ、隙間の
発生を最小限に抑えることができる。また、シー
ルバー等の構成部材に特別な機械加工を施さなく
て済み、容易にかつ安価に実施することができ
る。しかも、シールバーの支持に特別な支持装置
が不要であるため、構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示し、第1図は
焼結鉱冷却機の横断面図、第2図は従来のエアー
シール装置の横断面図、第3図は本考案に係るエ
アーシール装置の横断面図である。 1……トラフ、3……エアーチヤンバ、20…
…エアシール板、21……取付フレーム、23…
…布袋、25……シールバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行するトラフの側部とトラフ走行路の下方に
    設けられたエアーチヤンバとの間に形成される間
    隙をシールする焼結設備冷却機におけるエアーシ
    ール装置において、前記トラフの側部に側方へ張
    り出すエアーシール板を設け、前記エアーチヤン
    バの側部上端に、下端開口がトラフ空間に連通す
    るトラフ走行方向に長い布袋を備えた取付フレー
    ムを設け、この取付フレームの上部に、トラフ内
    空気圧力によつて膨張された前記布袋により押し
    上げられて上端が前記エアーシール板に当接する
    トラフ走行方向に長いシールバーを昇降自在に設
    けたことを特徴とする焼結設備冷却機におけるエ
    アーシール装置。
JP10024684U 1984-07-02 1984-07-02 焼結設備冷却機におけるエア−シ−ル装置 Granted JPS6115500U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10024684U JPS6115500U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 焼結設備冷却機におけるエア−シ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS6115500U JPS6115500U (ja) 1986-01-29
JPS6342317Y2 true JPS6342317Y2 (ja) 1988-11-07

Family

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JP10024684U Granted JPS6115500U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 焼結設備冷却機におけるエア−シ−ル装置

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