JPS6342098Y2 - - Google Patents

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JPS6342098Y2
JPS6342098Y2 JP11602784U JP11602784U JPS6342098Y2 JP S6342098 Y2 JPS6342098 Y2 JP S6342098Y2 JP 11602784 U JP11602784 U JP 11602784U JP 11602784 U JP11602784 U JP 11602784U JP S6342098 Y2 JPS6342098 Y2 JP S6342098Y2
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cutting
pressure
air cylinder
arm
head
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JP11602784U
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JPS6133840U (ja
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はたとえばけがき切断機等に用いられる
切断ヘツドに関し、特にその切断加工圧力を任意
にしかも微小に調整設定することが可能となる切
断ヘツドに関する。
〔従来技術〕
従来この種の切断ヘツドとして、概略第3図に
示すような構造のものが知られている。これを簡
単に説明すると、図中符号1は第2図に詳細に示
す切断機本体側の取付軸24に取付けられる取付
孔1aを有する切断ヘツド本体、2はこの本体1
の側部下方で支軸2aが軸受3にて回動可能に支
持されてなる略L字状を呈する切断チツプ保持用
のアームで、このアーム2の支軸2aから側方に
延びた側端部下側には切断チツプ4が設けられ、
またこのアーム2の上端部2bは前記本体1の側
壁部に沿つて上方に向つて延設されている。5は
このアーム上端部2bの一側面に対向するように
して前記切断ヘツド本体1上部に配設固定され流
体圧として供給される圧縮空気などにより作動さ
れるエアシリンダで、その内部で摺動動作される
ピストン6の作動端に設けられた押付子7が前記
アーム上端部2bに対向しこれを図中矢印で示す
右側側方に向つて押圧してアーム2を図中時計方
向に所定角度宛回動させるように構成されてい
る。また、このアーム上端部2bの前記押付子7
に対向する他側面側には、アーム2の回動量を制
限する切断加工圧力調整手段としてのマイクロヘ
ツド8が回動調整可能に設けられている。なお、
図中9は前記エアシリンダ5に対しエアを供給す
るためのホース(図示せず)が接続される接続端
である。
以上のような構成を有する従来の切断ヘツドに
おいて、エアシリンダ5に対し圧縮空気が導入さ
れ、ピストン6が図中右方向に移動して前記押付
子7が外方に押出されると、マイクロヘツド8に
て設定された位置まで、すなわちアーム2の外側
面側がマイクロヘツド8の内方端に当接する位置
まで前記アーム2が押圧される。そして、このよ
うに押圧されたアーム2は、前記軸受3にて支持
された支軸2aを回動中心として図中時計方向に
回動され、その結果その下端側に設けられた切断
チツプ4が下降されることとなる。
したがつて、このような構成による切断ヘツド
を、第2図に示すような切断機本体の上方に移動
自在に取付けた場合、上述した操作を行なうと、
切断チツプ4は切断機ベツド20上に配設された
真空式吸着回転定盤21の上部にセツトされた被
加工物に対し切断し得る状態にまで下降されるこ
とになる。ここで、切断チツプ4による切断加工
圧力を適切に設定するには、上述したマイクロヘ
ツド8を回動調整してアーム2側に進退動作さ
せ、このアーム2の回動変位量を、切断チツプ4
が前記定盤21上の被加工物と適当な深さで干渉
するように、その下降限界値を設定すればよいも
のである。
そして、上述したようにマイクロヘツド8によ
り設定された変位量にて下降された切断チツプ4
を、切断機本体の定盤21上にセツトされた被加
工物に対し接触させるとともに、その接触状態に
てこの切断チツプ4をその本体1と共に、前記定
盤21上で適宜移動動作させることにより、所要
の切断加工が行なわれることとなる。ここで、こ
の切断チツプ4の被加工物に対する接触時の圧力
は、エアシリンダ5内に供給される圧縮空気の圧
力およびピストン6の断面積の積からなる押付力
と、前記押付子7のアーム2に対する接触位置お
よび軸受3による回動中心間の距離と、前記切断
チツプ4位置および軸受3による回動中心間の距
離との比である。てこの比率から決定され、上述
したエアシリンダ5に対する圧縮空気の圧力の増
減により切断加工圧力の調整を行なえるものであ
る。
ところで、上述した構成による従来の切断ヘツ
ドにおいて、切断チツプ4による切断加工圧力を
微小範囲内で調整するには、その作動流体である
圧縮空気の供給量を微小に制御する必要があり、
特に変動し易い一次側圧縮空気をエア源として用
いるためには精密な減圧弁と必要とするものであ
り、さらにたとえこのように精密な減圧弁を用い
ても上述したような切断加工圧力を微小に制御す
るには面倒かつ煩雑な操作を必要とし、しかも時
間がかかりすぎるといつた実用上困難な問題をも
つものであつた。また、このような切断ヘツドを
使用する各種切断機においては、多数の切断ヘツ
ドが一体的に付設されて多数の切断作業を一度に
行なえるような構造とされている場合が一般的で
あり、この場合には、それぞれの切断ヘツドに対
し減圧弁を設けて上述した面倒な調整作業を行な
う必要があり、適切な切断加工圧力を設定するに
はかなり多くの時間がかかるもので、さらに装置
全体も大掛かりとなる等といつた欠点をもつもの
で、このような欠点を一掃し得る、何らかの対策
を講じることが望まれている。
〔考案の概要〕
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、てこの作用にて切断チツプに対し作動力
を伝達するエアシリンダの推力が作用する方向と
逆の方向からの押付力を、この切断チツプを有す
るアーム側に作用させるばねを設けるとともに、
このばねによる押付力を調整する切断加工圧力微
調整手段を付設するという構成を採用することに
より、エアシリンダ外部に付設した微調整手段に
より切断加工時における切断加工圧力の微調整を
任意にしかも簡単かつ適切に行なうことが可能と
なる簡易型の切断ヘツドを提供するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図a,bおよび第2図は本考案に係る切断
ヘツドの一実施例を示すものであり、これらの図
において、前述した第3図と同一または相当する
部分には同一番号を付してその説明は省略する。
さて、本考案によれば、圧縮空気により作動さ
れるエアシリンダ5の推力にて押付子7を介して
押圧作動されるアーム2の上端部2bに対し、前
記エアシリンダ2の推力が作用する方向と逆の方
向から所要の押付力を作用させるばね10を設け
るとともに、このばね10による押付力を調整す
る切断加工圧力微調整手段としてのマイクロヘツ
ド11を付設するように構成したところに特徴を
有している。
すなわち、本考案によれば、エアシリンダ5側
の押付子7にて押圧されることにより切断チツプ
4を、所要の切断加工圧力にて、切断機本体側の
定盤21上にセツトされた被加工物に押付けるア
ーム2に対し、その可動方向と反対の方向からば
ね10にて付勢力を付与するような構成とするこ
とによつて、上述した切断加工圧力を、前記エア
シリンダ5に対する圧縮空気の圧力とこれに対向
するばね10の抗力とによつて決定するようにし
ている。そして、このように切断加工圧力を決定
する要因としてのばね10の付勢力を、たとえば
0.01mm程度のマイクロヘツド11にて微調整する
ように構成することによつて、このマイクロヘツ
ド11の回動調整のみで、切断加工圧力をフツク
の法則に従つて微調整することが簡単かつ適切に
行なえることとなるものである。
ここで、図中12は前記ばね10のばね受け、
13,14は前記エアシリンダ5側の押圧子7お
よび切断加工圧力調整手段であるマイクロヘツド
8に当接するアーム2の上端部2bに設けられた
超硬球である。
したがつて、このような構成によれば、従来の
ように圧力変動が生じ易い圧縮空気を作動流体と
して用いるエアシリンダ5に対する供給圧力を微
調整する場合に比べて、その微調整作業が簡単か
つ適切にしかも精度よく行なえるもので、その実
用上の効果は大きい。
第2図は上述したような構成とされた切断ヘツ
ドを用いてなる切断加工機の一例を示すものであ
り、図中20はこの切断加工機の本体部を構成す
る切断ヘツド、21はその上部に配置された真空
式吸着回転盤で、この定盤21は切断加工時にお
いて図示せぬ駆動手段にて回転駆動されるととも
に、この定盤21の上部には前述したように切断
チツプ4により切断加工が施される被加工物が載
置された状態で吸着固定されるように構成されて
いる。また、22は前記切断ヘツド20上で一対
の摺動軸23,23にて水平方向に移動可能に支
持された可動部材で、左、右両側の可動部材2
2,22間に支架された取付軸24上には、多数
の切断ヘツド25が適宜整列して取付け固定され
ている。なお、図中26は切断ヘツド20の一側
部に設けられた操作盤で、その内部には前記各切
断ヘツド25に対し供給される圧縮空気を減圧制
御する減圧弁(図示せず)が組込まれているとと
もに、この操作盤26から各切断ヘツド25に対
しエアホース27が引出されて接続されている。
また、図中28は上述した切断ヘツド25を保持
する可動部材22を摺動軸23上に沿つて移動さ
せるためのエアシリンダである。
そして、このような構成による切断加工機によ
れば、前記定盤21上に被加工物をセツトし、さ
らに前記一列の切断ヘツド25に対し、圧縮空気
をアーム2駆動側のエアシリンダ5に供給して前
述したように切断チツプ4を所定の位置まで下降
させた状態で、前記エアシリンダ28にてこれら
切断ヘツド25を定盤21上で移動させることに
より、被加工物に対し所定の切断加工圧力にてけ
がき加工等を施すことがきるものである。このよ
うにして被加工物に対し一列の切断ヘツド25に
て一直線のけがきを入れた後、定盤21をたとえ
ば90度回転させ、さらに他方列の切断ヘツド25
に対し圧縮空気を供給してこれらを前述した場合
とは逆の方向に移動させると、別のけがきを被加
工物に対し施すことができるものである。そし
て、このような操作を行なうことにより、被加工
物には、直交したけがきが施されるもので、その
後これを取出して上述したけがきに沿つて力を加
え、破断させることにより所定形状寸法の切断加
工を行なえるものである。すなわち、この例で
は、一度に多数枚の加工を行なう場合である。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造等を、適宜変形、変更する
ことは自由である。たとえば上述した実施例で
は、エアシリンダの推力が作用する方向と逆の方
向からの押付力を作用させるばねによる押付力を
調整する切断加工圧力微調整手段として、マイク
ロヘツド11を用いた場合について説明したが、
本考案はこれに限定されず、送りねじ等を用いて
も同様の作用効果を奏することができることは容
易に理解されよう。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る切断ヘツド
によれば、てこの作用にて切断チツプに対し作動
力を伝達するエアシリンダの推力が作用する方向
と逆の方向からの押付力を切断チツプを有するア
ーム側に作用させるばねを設けるとともに、この
ばねによる押付力を調整する切断加工圧力微調整
手段を付設するようにしたので、簡単かつ安価な
構成にもかかわらず、エアシリンダ外部に付設し
た簡易型の微調整手段により、切断加工時におけ
る切断加工圧力の微調整を任意にしかも簡単かつ
適切に行なうことが可能となり、従来のようにエ
アシリンダに対する供給空気圧を制御する場合に
比べその構造上や調整作業性等の面で優れている
等といつた実用上種々優れた効果がある。特に、
本考案によれば、多数の切断ヘツドを一度の動作
させようとする場合において、従来のように各切
断ヘツドに対し減圧弁等を付設するといつた構造
は不用となり、上述した多数の切断ヘツドを共通
の減圧弁にて簡単に動作させることができ、装置
構造の簡素化や小型化等を図れる等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案に係る切断ヘツドの一実
施例を示す概略側面図およびその平面図、第2図
はこの本考案に係る切断ヘツドを用いた切断加工
機の一例を示す概略斜視図、第3図は従来の切断
ヘツドを示す概略側面図である。 1……切断ヘツド本体、2……切断チツプ保持
アーム、2a……支軸、2b……上端部、3……
軸受、4……切断チツプ、5……エアシリンダ、
6……ピストン、7……押付子、8……下限値設
定用マイクロヘツド、10……ばね、11……切
断加工圧力微調整用マイクロヘツド、20……切
断機ヘツド、21……真空式回転定盤、25……
切断ヘツド、26……操作盤、27……エアホー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアシリンダの推力を、てこの作用にて切断チ
    ツプに伝達するように構成された切断ヘツドにお
    いて、前記エアシリンダの推力が作用する方向と
    逆の方向からの押付力を作用させるばねを設ける
    とともに、このばねによる押付力を調整する切断
    加工圧力微調整手段を付設したことを特徴とする
    切断ヘツド。
JP11602784U 1984-07-31 1984-07-31 切断ヘツド Granted JPS6133840U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11602784U JPS6133840U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 切断ヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11602784U JPS6133840U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 切断ヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6133840U JPS6133840U (ja) 1986-03-01
JPS6342098Y2 true JPS6342098Y2 (ja) 1988-11-04

Family

ID=30674975

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11602784U Granted JPS6133840U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 切断ヘツド

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JPS6133840U (ja) 1986-03-01

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