JPS6342056A

JPS6342056A - 自動録画停止装置

Info

Publication number: JPS6342056A
Application number: JP61185101A
Authority: JP
Inventors: Mitsuyoshi Hasegawa; 長谷川　光好
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1986-08-08
Filing date: 1986-08-08
Publication date: 1988-02-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、放送番組、時刻、等の内容を示すデータが重
畳された映像信号を使って、録画不要の番組になると自
動的に録画を停止するようにした自動録画停止装置に関
する。

〔従来の技術〕

ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）により放送番組を録画
する場合、番組予約機能を用いない通常のマニュアル操
作で録画開始をした時、ユーザーが停止の操作をしない
限り録画が続行され、ユーザーにとって不要な番組部分
も録画されてしまう。

従来は、このよう々不要な部分になったら録画を自動的
に停止することに関しては全く考慮されていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記したように、従来のＶＴＲでは、ユーザーがある番
組を録画している場合、録画したい番組が終了した時に
、ユーザーが録画停止の操作をしないと、録画不要の番
組まで録画してしまうという問題があった。

本発明は録画不要の番組になったとき、ユーザ−が録画
停止の操作をせずに自動的にＶＴＲを停止させることを
可能とした自動録画停止装置を提供することを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は各番組の内容を示すデータが重畳された映像
信号からデータを取シ出し０、録画開始時のデータを記
憶し、当該番組の放送終了に伴う該データの変化を検出
してＶＴＲの録画を停止させることにより達成される。

この場合のデータというのは同一番組の中では不変のデ
ータであり、録画中は常に送られて来るデータと録画開
始時に記憶したデータを比較し、番組の終了に伴う該デ
ータの変化によって両者が一致しなくなったときＶＴＲ
を停止させるようにするものである。

ここで、上記した「同一番組の中では不変のデータの例
として、西独におけるビデオプログラムシステム（’ｌ
／ＰＳ）を説明する。

第３図は、ｖＰＳの信号形式を示す説明図である。

このｖＰＳはもともと、予約した番組の開始時刻が遅延
したり番組が中断した場合に、それに応じた録画開始、
中断、再開ができるようにしたシステムである。

第３図において、ｖＰＳ信号は垂直帰線期間の第１６番
目の水平走査線（１６Ｈ）に重畳されて送信される。ｖ
ｐｓ信号は１５ワードから成シ、各々のワードは８ピツ
トの２進コードで構成され、第１ワードはランインで、
ビットコードは例えば（１１１１１１１１）であり、第
２ワードはスタートコード（１０−００−１０−１０−
１０−０１−１０−０１）、第３．第４ワードはｖｐｓ
の追加信号（未定義）、第５ワードは音声データ等の識
別データ、第６〜第１０ワードは’ｌ／ＰＳ用の追加信
号（未定義）、第１１〜第１４ワードはＶＴＲ用のｖｐ
ｓデータ、第１５ワードは予備である。

上記のワードのうち、第１１〜第１４ワードの４ワード
がＶＴＲをコントロールするためのデータとして用いる
ものであり、この４ワードについて、そのビット随０１
がアドレス、２〜６が日、７〜１０が月、１１〜１５が
時、１６〜２１が分、２２〜２５が放送局の国籍を表わ
すコード、２６〜３１は送信局を示す番組源コードとし
て定義される。そして、特にこの第１１〜第１４ワード
に重畳されるデータをｖＰＳコードと称している。

ｖｐｓコードは同一内容の番組放送中は変らず、放送が
遅延して、放送開始がずれても、予告された開始時刻、
日付等のコードのままになっているから、ＶＴＲはこの
ｖＰＳコードが受信されるまで待機状態となっていて、
当該番組の放送が開始されたときに、その放送信号に重
畳されてくるｖＰＳコードを検出して、予約番組の録画
を開始するようにしている。

このｖＰＳ対応のＶＴＲは、日付入力方式の１年タイマ
ーを備えると共に、入力された番組予約の開始時刻、日
付を、ｖＰＳコードの開始時刻、日付データと比較して
、それらが一致のときに録画開始をするようにＶＴＲを
制御する制御装置を備えている。

このように、上記ｖＰＳによれば、番組を予約すること
によって、ユーザーは番組放送時刻の変更（遅延）にか
かわらず、何らの操作をすることなく所要番組のみを録
画することができる。

一方、本発明は、上記のよりなりＰＳコードを用いるも
のであるが、番組の予約とは関係なしにその録画終了を
確実にできるようにする点で、上記のｖＰＳシステムと
異なる。

〔作用〕

映像信号に重畳された放送番組のデータと録画開始時の
データが一致しなくなった時点でＶＴＲは自動的に録画
を停止する。それによりＶＴＲのユーザーは録画停止の
操作をすることなく録画不要の部分の録画を防止できる
。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明による自動録画停止装置の一実施例を示
すＶＴＲのブロック図であって、１は高周波増幅・周波
数変換回路を有するチューナ部、２Ｉｌｉ中間周波増幅
回路、５は映像検波回路、４は同期抽出回路、５は音声
信号回路、６はビデオ信号回路（映像信号回路）、７は
記録回路、８はうイン抽出回路、９はデータ検出回路、
１０はデータ記憶回路、１１は録画開始スイッチ、１２
はデータ比較回路、１３はテープ走行制御回路である。

放送波は、その垂直帰線期間の特定水平走査ラインに放
送番組の内容を示すＰＥ（フェーズ・エンコード）した
データが多重して送信される。

垂直帰線期間の水平走査ラインには、テストパターン、
番組切換え信号、試験信号を始めとし、テレテキスト信
号等の各種データが多重可能であり、これらの多重方式
が種々提案又は実施されている。

ここでは、前記ｖＰＳ信号を水平走査ラインの第１６番
目（以下、これを１６Ｈと称する）に多重して送信する
放送波を用いるものとして説明する。

同図において、アンテナまたはケーブルから受信したＶ
ＰＳ信号多重放送波は、チューナ部１で選局、高周波増
幅、周波数変換されて中間周波増幅回路２に入力される
。中間周波増幅回路２は中間周波信号（例えば、映ＩＪ
ｊｓ＆７５ＭＨｚ、音声５４．２５ＭＨｚ）を必要なレ
ベルに増幅すると共に帯域幅、選択度などの特性を調整
する。

なお、音声信号成分は、この回路から音声検波回路を含
む音声信号回路５に供給される。中間周波増幅回路２か
らの映像成分を含んだ信号は映像検波回路３に供給され
、音声成分のトラップ、映像検波を行なう。映像検波回
路３の検波出方（合成映像信号）は映倫信号回路６、同
期抽出回路４に供給される。映像信号回路６は映像増幅
、色復調等の処理を行なって記録回路７に出力を与える
。

記録回路７は映像信号回路６の出力、音声信号回路５の
出力及び同期抽出回路４がらの同期信号を受けて、記録
信号を作成し、これをヘッドに供給する。

同期抽出回路４は、映像増幅した合成映像信号から垂直
、水平の同期信号を抽出、整形して前記記録回路７に与
えると共に、ライン抽出回路８にも出力を与える。

ライン抽出回路８は、映像検波回路３の合成映倫信号出
力を受け、所定レベルに増幅して、同期抽出回路４から
の垂直、水平同期信号を基本として、その垂直帰線期間
の第１６番目の水平走査ライン（１６Ｈ）を抽出する。

なお、ライン抽出回路８は、映像増幅回路６で増幅後の
合成映像信号を入力するよう構成してもよい。

ライン抽出回路８は、抽出した１６Ｈの信号をスライス
し整形して、データ検出回路９に与える。

データ検出回路９は、ライン抽出回路８の出力を受け、
ＰＲ復調することによ、ｐｖｐｓコードを得、これをデ
ータとしてデータ記憶回路１ｏとデータ比較回路１２に
供給する。

データ記憶回路１０は、録音開始スイッチ１１が押され
た時点にデータ検出回路９から入力するｖｐｓコードを
記憶し、以降これを保持する機能を有し、録画終了信号
の発生により記憶していたデータをクリアする。

データ比較回路１２は、番組の受信中にフレーム毎に入
力するｖＰＳコードをデータ記憶回路１゜に記憶されて
いるｖＰＳコードと比較し、両者が一致し、ている状態
ではテープ走行制御回路１３を走行状態に維持し、不一
致となった時点でテープ走行を停止させるための制御信
号を該テープ走行制御回路１３に与える。

１６Ｈに多重されるＶＰＳ信号には、前記したように、
ＶＴＲ用ｖＰＳコードとして、日付１番組開始時刻、終
了時刻、放送局９国籍等のフードが含まれているが、こ
の実施例ではそのうち、日付と開始時刻のコードを使用
する。

従って、第１図のデータ検出回路９はｖｐｓ信号中の当
該番組に対応する日付、開始時刻のコードを取り出して
データ記憶回路１ｏに記憶させる。

第２図は番組の放送順を示す概念図であって、番組はＡ
、Ｂ、Ｃ，Ｄ、・・・の順に放送されるものとする。そ
して、ユーザーが番組Ａのみを録画したいとすると、ま
ず、番組Ａの放送開始時刻１ａ４５（１８時４５分）Ｖ
Ｃ放送開始に応じてユーザーは第１図の録音開始スイッ
チ１１を押す。

そうすると、受信信号中のｖｐｓ信号のうち”／ＴＲ用
ＶＰＳコードがデータ検出回路９で検出され、これがデ
ータ記憶回路１ｏに記憶される。

その後、番組の録画に沿って、データ検出回路９から、
先にデータ記憶回路１ｏに記憶されているｖＰＳコード
と同一のコードがデータ比較回路１２に供給される。当
該番組の放送中（受信中）は両者は一致するから、テー
プ走行制御回路１５には走行停止の信号は出力されず、
録画は続行する。当該番組Ａが終了すると、例えば１９
．１４（１９時１４分）に終了するものとすると、その
終了と同時に上記ｖｐｓ：ｒ−ドも終了し、１９．１５
（１９時１５分）に新らたに番組ＢのｖＰＳコードが始
まる。従って、データ比較回路１２は、データ記憶回路
１０からのｖｐｓコードとそのとき受信した信号中の新
らたなりＰＳコードとが一致しないことを示す不一致信
号を出力する。この不一致信号によりテープ走行制御回
路１３はテープ走行を停止させるように当該１／ＴＲを
制御して自動的に録画を停止させる。それと共に、デー
タ記憶回路１゜にクリアパルスＣＬを与えてその内容を
クリアする。

このような動作により、第２図に示す番組Ｂ以下、同Ｃ
１同Ｄ・・・までの不要な録画を防止することができる
。

なお、データ記憶回路１０のクリアは上記の態様に限ら
ず、他にスイッチ等に設けるか、新らた々■ＰＳコード
の記憶時にクリアパルスＣＬを発生させる等の手段を用
いてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本考案によれば通常の録画の様に
、必要な番組の終了した時に録画停止の操作を行う必要
がなくなるので、より簡単な操作のＶＴＲの実現ができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による自動録画停止装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は放送局よ）送られる放送番組の
放送順を示す概念図、第５図はｖＰＳの信号形式を示す
説明図である。１・・・チューナ部２・・・中間周波増幅回路３・・・映像検波回路４・・・同期抽出回路５・・・音声信号回路６・・・映像信号回路７・・・記録回路８・・・ライン抽出回路９・・・データ検出回路１０・・・データ記憶回路１１・・・録画開始スイッチ１２・・・データ比較回路１３・・・テープ走行制御回路。 −３：

Claims

【特許請求の範囲】

１、録画開始操作により放送番組の録画を開始し、該番
組の終了と同時に当該録画を自動的に停止するようにし
た自動録画停止装置において、番組とその番組に特有の
データとが重畳されている映像信号からそのデータを取
り出す検出部と、検出したデータを記憶する記憶部と、
該記憶部のデータと該番組と共に送られてくるデータと
を比較する比較部と、録画開始時にその時送られてきた
データをメモリ部に記憶するための手段と、その後送ら
れてくるデータとが一致しなくなった場合に録画を自動
的に停止させる制御手段とを備え、当該番組終了後の不
要な録画を禁止するように構成したことを特徴とする自
動録画停止装置。