JPH11122203A - 放送確認システム、及びこのシステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置 - Google Patents
放送確認システム、及びこのシステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置Info
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- JPH11122203A JPH11122203A JP9277542A JP27754297A JPH11122203A JP H11122203 A JPH11122203 A JP H11122203A JP 9277542 A JP9277542 A JP 9277542A JP 27754297 A JP27754297 A JP 27754297A JP H11122203 A JPH11122203 A JP H11122203A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】特定の映像素材信号の内容をチェックし、この
内容が正当に契約されたものであるか否かの確認を自動
的に行ない得る放送確認システムを提供する。 【解決手段】映像素材制作装置11は、特定の映像素材信
号の内容を示す識別情報を映像素材信号の特定位置に重
畳する識別情報重畳手段112 を備え、放送確認装置31
は、放送波により伝送される特定の映像素材信号を含む
テレビジョン信号から識別情報を抽出する識別情報抽出
手段313 と、この識別情報抽出手段313 により抽出され
た識別情報と、放送局21により放送波とは別の伝送経路
で伝送された特定の映像素材信号の識別情報とを比較す
る識別情報比較手段315 と、この識別情報比較手段315
による比較結果に加えて、少なくとも特定の放送信号の
放送時刻及び放送チャンネルを含む確認情報を蓄積する
確認情報蓄積手段316 とを備える。
内容が正当に契約されたものであるか否かの確認を自動
的に行ない得る放送確認システムを提供する。 【解決手段】映像素材制作装置11は、特定の映像素材信
号の内容を示す識別情報を映像素材信号の特定位置に重
畳する識別情報重畳手段112 を備え、放送確認装置31
は、放送波により伝送される特定の映像素材信号を含む
テレビジョン信号から識別情報を抽出する識別情報抽出
手段313 と、この識別情報抽出手段313 により抽出され
た識別情報と、放送局21により放送波とは別の伝送経路
で伝送された特定の映像素材信号の識別情報とを比較す
る識別情報比較手段315 と、この識別情報比較手段315
による比較結果に加えて、少なくとも特定の放送信号の
放送時刻及び放送チャンネルを含む確認情報を蓄積する
確認情報蓄積手段316 とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコマーシ
ャル等の契約された番組素材を含む特定の映像素材信号
が放送局にて放送されたか否かを確認する放送確認シス
テム、及びこのシステムに使用される映像素材制作装置
及び放送確認装置に関する。
ャル等の契約された番組素材を含む特定の映像素材信号
が放送局にて放送されたか否かを確認する放送確認シス
テム、及びこのシステムに使用される映像素材制作装置
及び放送確認装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、例えばテレビジョン放送，有線
放送等においては、多数のコマーシャル放送が行なわれ
ており、このようなコマーシャル放送は、例えば広告代
理店等を介して放送局とスポンサーとの間に、放送時刻
や放送内容等に関する契約が締結されている。
放送等においては、多数のコマーシャル放送が行なわれ
ており、このようなコマーシャル放送は、例えば広告代
理店等を介して放送局とスポンサーとの間に、放送時刻
や放送内容等に関する契約が締結されている。
【０００３】ところで、上記コマーシャル放送において
は、受信側にて所定の放送時間に契約された放送内容が
送信側から伝送されてきたか否かを確認する必要があ
る。この場合、コマーシャル放送が契約されていない内
容のものであったり、放送局の番組編集システム等の障
害によって契約された放送内容が全く行なわれなかった
りすることがあり、これらの確認を行なう。そこで、従
来では、放送局にて放送されたコマーシャル放送を受信
側にてＶＴＲ等に収録してモニタし、所定のコマーシャ
ルが放送されたか否かを監視者が確認し、その確認内容
をスポンサーに連絡し、所定のコマーシャルが放送され
なかった場合には、契約違反による補償をするというよ
うな事が行なわれている。
は、受信側にて所定の放送時間に契約された放送内容が
送信側から伝送されてきたか否かを確認する必要があ
る。この場合、コマーシャル放送が契約されていない内
容のものであったり、放送局の番組編集システム等の障
害によって契約された放送内容が全く行なわれなかった
りすることがあり、これらの確認を行なう。そこで、従
来では、放送局にて放送されたコマーシャル放送を受信
側にてＶＴＲ等に収録してモニタし、所定のコマーシャ
ルが放送されたか否かを監視者が確認し、その確認内容
をスポンサーに連絡し、所定のコマーシャルが放送され
なかった場合には、契約違反による補償をするというよ
うな事が行なわれている。
【０００４】しかしながら、上述した従来の方法では、
監視者がＶＴＲ等に収録した全ての放送内容をモニタに
表示して視認するといった繁雑な作業を行なわなければ
ならないという不都合がある。
監視者がＶＴＲ等に収録した全ての放送内容をモニタに
表示して視認するといった繁雑な作業を行なわなければ
ならないという不都合がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来で
は、監視者が放送局にて放送されたコマーシャル放送を
ＶＴＲ等に収録し、この収録された全ての放送内容をモ
ニタに表示して確認するといった繁雑な作業を行なって
いた。
は、監視者が放送局にて放送されたコマーシャル放送を
ＶＴＲ等に収録し、この収録された全ての放送内容をモ
ニタに表示して確認するといった繁雑な作業を行なって
いた。
【０００６】この発明の目的は、特定の映像素材信号の
放送内容のチェック、またはこの特定の映像素材信号が
放送局にて放送されたか否かの確認を自動的に行ない得
る放送確認システム，及びこのシステムに使用される映
像素材制作装置及び放送確認装置を提供することにあ
る。
放送内容のチェック、またはこの特定の映像素材信号が
放送局にて放送されたか否かの確認を自動的に行ない得
る放送確認システム，及びこのシステムに使用される映
像素材制作装置及び放送確認装置を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放送確認
システムは、放送局により放送される特定の映像素材信
号を制作する映像素材制作装置と、放送局にて放送波に
より伝送される前記特定の映像素材信号を含むテレビジ
ョン放送信号を受信して、特定の映像素材信号の内容の
確認を行なう放送確認装置とを具備し、映像素材制作装
置は、特定の映像素材信号の内容を示す識別情報を特定
の映像素材信号の特定位置に重畳する識別情報重畳手段
を備え、放送確認装置は、テレビジョン放送信号から識
別情報を抽出する識別情報抽出手段と、この識別情報抽
出手段により抽出された識別情報と、放送局よりテレビ
ジョン放送信号とは別の伝送経路で伝送される特定の映
像素材信号の識別情報とを比較する識別情報比較手段
と、この識別情報比較手段による比較結果に加えて、少
なくとも特定の映像素材信号の放送時刻及び放送チャン
ネルを含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とを具
備してなることを特徴とする。
システムは、放送局により放送される特定の映像素材信
号を制作する映像素材制作装置と、放送局にて放送波に
より伝送される前記特定の映像素材信号を含むテレビジ
ョン放送信号を受信して、特定の映像素材信号の内容の
確認を行なう放送確認装置とを具備し、映像素材制作装
置は、特定の映像素材信号の内容を示す識別情報を特定
の映像素材信号の特定位置に重畳する識別情報重畳手段
を備え、放送確認装置は、テレビジョン放送信号から識
別情報を抽出する識別情報抽出手段と、この識別情報抽
出手段により抽出された識別情報と、放送局よりテレビ
ジョン放送信号とは別の伝送経路で伝送される特定の映
像素材信号の識別情報とを比較する識別情報比較手段
と、この識別情報比較手段による比較結果に加えて、少
なくとも特定の映像素材信号の放送時刻及び放送チャン
ネルを含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とを具
備してなることを特徴とする。
【０００８】この構成によれば、放送局によりテレビジ
ョン放送信号とともに放送される特定の映像素材信号の
特定位置に特定の映像素材信号の内容を示す識別情報を
付加しておくようにし、放送局から放送波により伝送さ
れるテレビジョン放送信号から識別情報を抽出し、この
識別情報と、放送局からテレビジョン放送信号とは別の
伝送経路で伝送される特定の映像素材信号の識別情報を
含む放送スケジュールとが比較されることにより、放送
される特定の映像素材信号の内容が正当に契約されたも
のであるか否かの判断がなされ、その判断結果を含み、
かつこの特定の映像素材信号の放送時刻及び放送チャン
ネルを含む確認情報が蓄積される。
ョン放送信号とともに放送される特定の映像素材信号の
特定位置に特定の映像素材信号の内容を示す識別情報を
付加しておくようにし、放送局から放送波により伝送さ
れるテレビジョン放送信号から識別情報を抽出し、この
識別情報と、放送局からテレビジョン放送信号とは別の
伝送経路で伝送される特定の映像素材信号の識別情報を
含む放送スケジュールとが比較されることにより、放送
される特定の映像素材信号の内容が正当に契約されたも
のであるか否かの判断がなされ、その判断結果を含み、
かつこの特定の映像素材信号の放送時刻及び放送チャン
ネルを含む確認情報が蓄積される。
【０００９】このため、蓄積された確認情報に基づい
て、特定の映像素材信号の放送状況の確認及び管理を人
の手による操作を必要とすることなく自動的に行なうこ
とが可能となる。
て、特定の映像素材信号の放送状況の確認及び管理を人
の手による操作を必要とすることなく自動的に行なうこ
とが可能となる。
【００１０】この発明に係る映像素材制作装置は、放送
局により放送される特定の映像素材信号を制作する映像
素材制作装置と、放送局にて放送波により伝送される特
定の映像素材信号を含むテレビジョン放送信号を受信し
て、特定の映像素材信号の内容の確認を行なう放送確認
装置とを具備した放送確認システムに使用される映像素
材制作装置を対象にしている。
局により放送される特定の映像素材信号を制作する映像
素材制作装置と、放送局にて放送波により伝送される特
定の映像素材信号を含むテレビジョン放送信号を受信し
て、特定の映像素材信号の内容の確認を行なう放送確認
装置とを具備した放送確認システムに使用される映像素
材制作装置を対象にしている。
【００１１】そして、特定の映像素材信号の内容を示す
識別情報を特定の映像素材信号の特定位置に重畳する識
別情報重畳手段を備えてなることを特徴とする。この構
成によれば、映像素材制作装置側で特定の映像素材信号
の特定位置に特定の映像素材信号の内容を示す識別情報
を付加しておくようにしているので、放送確認装置側で
識別情報を抽出することによって特定の映像素材信号の
内容を確認させることが可能となる。
識別情報を特定の映像素材信号の特定位置に重畳する識
別情報重畳手段を備えてなることを特徴とする。この構
成によれば、映像素材制作装置側で特定の映像素材信号
の特定位置に特定の映像素材信号の内容を示す識別情報
を付加しておくようにしているので、放送確認装置側で
識別情報を抽出することによって特定の映像素材信号の
内容を確認させることが可能となる。
【００１２】この発明に係る放送確認装置は、放送局に
より放送される特定の映像素材信号を制作する映像素材
制作装置と、放送局にて放送波により伝送される特定の
映像素材信号を含むテレビジョン放送信号を受信して、
特定の映像素材信号の内容の確認を行なう放送確認装置
とを具備し、映像素材制作装置では、特定の映像素材信
号の内容を示す識別情報を特定の映像素材信号の特定位
置に重畳しておくようにした放送確認システムに使用さ
れる放送確認装置を対象にしている。
より放送される特定の映像素材信号を制作する映像素材
制作装置と、放送局にて放送波により伝送される特定の
映像素材信号を含むテレビジョン放送信号を受信して、
特定の映像素材信号の内容の確認を行なう放送確認装置
とを具備し、映像素材制作装置では、特定の映像素材信
号の内容を示す識別情報を特定の映像素材信号の特定位
置に重畳しておくようにした放送確認システムに使用さ
れる放送確認装置を対象にしている。
【００１３】そして、テレビジョン放送信号から識別情
報を抽出する識別情報抽出手段と、この識別情報抽出手
段により抽出された識別情報と、放送局よりテレビジョ
ン放送信号とは別の伝送経路で伝送される特定の映像素
材信号の識別情報とを比較する識別情報比較手段と、こ
の識別情報比較手段による比較結果に加えて、少なくと
も特定の映像素材信号の放送時刻及び放送チャンネルを
含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とを具備して
なることを特徴とする。
報を抽出する識別情報抽出手段と、この識別情報抽出手
段により抽出された識別情報と、放送局よりテレビジョ
ン放送信号とは別の伝送経路で伝送される特定の映像素
材信号の識別情報とを比較する識別情報比較手段と、こ
の識別情報比較手段による比較結果に加えて、少なくと
も特定の映像素材信号の放送時刻及び放送チャンネルを
含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とを具備して
なることを特徴とする。
【００１４】この構成によれば、放送局にて放送波より
伝送されるテレビジョン放送信号から特定の映像素材信
号の内容を示す識別情報を抽出し、この識別情報と、放
送局からテレビジョン放送信号とは別の伝送経路で伝送
される特定の映像素材信号の識別情報を含む放送スケジ
ュールとが比較されることにより、放送された特定の映
像素材信号の内容が正当に契約されたものであるか否か
の判断がなされ、その判断結果を含み、かつこの特定の
映像素材信号の放送時刻及び放送チャンネルを含む確認
情報が蓄積される。
伝送されるテレビジョン放送信号から特定の映像素材信
号の内容を示す識別情報を抽出し、この識別情報と、放
送局からテレビジョン放送信号とは別の伝送経路で伝送
される特定の映像素材信号の識別情報を含む放送スケジ
ュールとが比較されることにより、放送された特定の映
像素材信号の内容が正当に契約されたものであるか否か
の判断がなされ、その判断結果を含み、かつこの特定の
映像素材信号の放送時刻及び放送チャンネルを含む確認
情報が蓄積される。
【００１５】このため、蓄積された確認情報に基づい
て、特定の映像素材信号の放送状況の確認及び管理を人
の手による確認操作を必要とすることなく自動的に行な
うことが可能となる。
て、特定の映像素材信号の放送状況の確認及び管理を人
の手による確認操作を必要とすることなく自動的に行な
うことが可能となる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図１は、この発明
の一実施の形態である放送確認システムの構成を示して
いる。
いて図面を参照して詳細に説明する。図１は、この発明
の一実施の形態である放送確認システムの構成を示して
いる。
【００１７】図１において、この放送確認システムは、
例えば特定の映像素材であるコマーシャルを制作するコ
マーシャル（以下、ＣＭと称する）製作部１１，放送局
２１及び放送確認部３１からなる。ＣＭ制作部１１は、
ＶＴＲ(Video Tape Recorder) １１１，エンコーダ１１
２及び収録装置１１３により構成されている。すなわ
ち、ＶＴＲ１１１は、ＣＭマスターテープから少なくと
も映像信号を含むＣＭ放送信号を発生させ、エンコーダ
１１２に出力する。
例えば特定の映像素材であるコマーシャルを制作するコ
マーシャル（以下、ＣＭと称する）製作部１１，放送局
２１及び放送確認部３１からなる。ＣＭ制作部１１は、
ＶＴＲ(Video Tape Recorder) １１１，エンコーダ１１
２及び収録装置１１３により構成されている。すなわ
ち、ＶＴＲ１１１は、ＣＭマスターテープから少なくと
も映像信号を含むＣＭ放送信号を発生させ、エンコーダ
１１２に出力する。
【００１８】エンコーダ１１２は、図２に示すように、
ＣＭ放送の内容を含む付加情報を、ＣＭ素材または番組
素材の作成段階でＣＭ放送信号の有効画面の開始ライン
（または有効画面の左端あるいは右端）に重畳してい
る。この付加情報は、例えばＣＭ放送の内容を示す識別
情報としてのＣＭ情報と、このＣＭ放送のスポンサー名
等を識別するためのＣＭコードと、付加情報であること
を受信部で識別できるようにする同期部と、付加情報の
伝送上の誤りの訂正を受信部で行なえるようにする誤り
訂正符号部とからなる。この付加情報の重畳されたコマ
ーシャル放送信号は、収録装置１１３に収録され、後に
放送局２１に伝送される。
ＣＭ放送の内容を含む付加情報を、ＣＭ素材または番組
素材の作成段階でＣＭ放送信号の有効画面の開始ライン
（または有効画面の左端あるいは右端）に重畳してい
る。この付加情報は、例えばＣＭ放送の内容を示す識別
情報としてのＣＭ情報と、このＣＭ放送のスポンサー名
等を識別するためのＣＭコードと、付加情報であること
を受信部で識別できるようにする同期部と、付加情報の
伝送上の誤りの訂正を受信部で行なえるようにする誤り
訂正符号部とからなる。この付加情報の重畳されたコマ
ーシャル放送信号は、収録装置１１３に収録され、後に
放送局２１に伝送される。
【００１９】放送局２１は、ＣＭ制作部１１からＣＭ放
送の依頼があると、このＣＭ放送信号を放送信号送信装
置２１１にてテレビジョン放送信号と一緒にアンテナ２
１２を介して送信する。同時に、放送信号送信装置２１
１は、送信すべきＣＭ放送に対応するＣＭコード，ＣＭ
情報をＣＭコード管理装置２１３に管理させる。
送の依頼があると、このＣＭ放送信号を放送信号送信装
置２１１にてテレビジョン放送信号と一緒にアンテナ２
１２を介して送信する。同時に、放送信号送信装置２１
１は、送信すべきＣＭ放送に対応するＣＭコード，ＣＭ
情報をＣＭコード管理装置２１３に管理させる。
【００２０】そして、受信側の放送確認部３１は、放送
局２１からのテレビジョン放送信号をアンテナ３１１に
て受信し、チューナ３１２を介してデコーダ３１３に出
力する。デコーダ３１３は、入力された放送信号から付
加情報の同期部を抽出して付加情報が映像信号に重畳さ
れていることを確認し、識別コードとそれに続く誤り訂
正符号を読み込み誤り訂正をかけた後に、識別情報とし
てのＣＭ情報を表示装置３１４に出力する。表示装置３
１４は、ＣＭ情報を映像信号とともに表示させ、このＣ
Ｍの内容が正当に契約されたものであるかどうかを監視
者に視認させる。
局２１からのテレビジョン放送信号をアンテナ３１１に
て受信し、チューナ３１２を介してデコーダ３１３に出
力する。デコーダ３１３は、入力された放送信号から付
加情報の同期部を抽出して付加情報が映像信号に重畳さ
れていることを確認し、識別コードとそれに続く誤り訂
正符号を読み込み誤り訂正をかけた後に、識別情報とし
てのＣＭ情報を表示装置３１４に出力する。表示装置３
１４は、ＣＭ情報を映像信号とともに表示させ、このＣ
Ｍの内容が正当に契約されたものであるかどうかを監視
者に視認させる。
【００２１】また、このＣＭ情報は、ＣＭ情報比較装置
３１５に供給される。さらに、このＣＭ情報比較装置３
１５には、放送局２１のＣＭコード管理装置２１３によ
り予め割り当てられたＣＭ放送信号のＣＭ情報を含む放
送スケジュールが例えば電話回線等を介して与えられて
いる。そして、ＣＭ情報比較装置３１５は、デコーダ３
１３により抽出されたＣＭ情報と放送局２１から与えら
れたＣＭ情報を含む放送スケジュールとを比較し、この
比較結果に加えて、このＣＭ放送の放送時刻と放送チャ
ンネルとを確認情報として情報蓄積装置３１６に蓄積す
る。なお、放送スケジュールには、放送時刻，放送内容
の種類，スポンサー名，放送チャンネル等の確認情報が
含まれている。
３１５に供給される。さらに、このＣＭ情報比較装置３
１５には、放送局２１のＣＭコード管理装置２１３によ
り予め割り当てられたＣＭ放送信号のＣＭ情報を含む放
送スケジュールが例えば電話回線等を介して与えられて
いる。そして、ＣＭ情報比較装置３１５は、デコーダ３
１３により抽出されたＣＭ情報と放送局２１から与えら
れたＣＭ情報を含む放送スケジュールとを比較し、この
比較結果に加えて、このＣＭ放送の放送時刻と放送チャ
ンネルとを確認情報として情報蓄積装置３１６に蓄積す
る。なお、放送スケジュールには、放送時刻，放送内容
の種類，スポンサー名，放送チャンネル等の確認情報が
含まれている。
【００２２】この情報蓄積装置３１６に記憶されたＣＭ
放送の確認情報は、必要に応じて報告書として帳表出力
されるか、もしくは電話回線を介してＣＭ製作部１１に
通知される。
放送の確認情報は、必要に応じて報告書として帳表出力
されるか、もしくは電話回線を介してＣＭ製作部１１に
通知される。
【００２３】図３は、上記ＣＭ制作部１１のエンコーダ
１１２の一例を示している。図３において、ＣＭ放送の
内容を示すＣＭ情報は、パーソナルコンピュータ等から
なる識別情報作成装置１１２ａにより作成され、ＣＰＵ
(Central Processing Unit) １１２ｂに送られる。ＣＰ
Ｕ１１２ｂは、このＣＭ情報をメモリ１１２ｃに格納す
る。
１１２の一例を示している。図３において、ＣＭ放送の
内容を示すＣＭ情報は、パーソナルコンピュータ等から
なる識別情報作成装置１１２ａにより作成され、ＣＰＵ
(Central Processing Unit) １１２ｂに送られる。ＣＰ
Ｕ１１２ｂは、このＣＭ情報をメモリ１１２ｃに格納す
る。
【００２４】ここで、ＣＭ放送信号は、アナログ信号の
場合に、Ａ／Ｄ(Analog/Digital)変換器１１２ｄにてデ
ジタル信号に変換されて混合回路１１２ｅに入力され
る。またデジタルシリアル信号の場合に、Ｓ／Ｐ(Seria
l/Pararell) 変換器１１２ｆにてパラレル信号に変換さ
れて混合回路１１２ｅに入力される。さらに、デジタル
パラレル信号である場合に、バッファメモリ１１２ｇを
介して混合回路１１２ｅに入力される。
場合に、Ａ／Ｄ(Analog/Digital)変換器１１２ｄにてデ
ジタル信号に変換されて混合回路１１２ｅに入力され
る。またデジタルシリアル信号の場合に、Ｓ／Ｐ(Seria
l/Pararell) 変換器１１２ｆにてパラレル信号に変換さ
れて混合回路１１２ｅに入力される。さらに、デジタル
パラレル信号である場合に、バッファメモリ１１２ｇを
介して混合回路１１２ｅに入力される。
【００２５】混合回路１１２ｅは、入力されたＣＭ放送
信号をＤ／Ａ変換器１１２ｈ，Ｐ／Ｓ変換器１１２ｉ，
ドライバー回路１１２ｊのいずれか一方に出力する。ま
た、混合回路１１２ｅの出力は、判定回路１１２ｋに供
給される。判定回路１１２ｋは、混合回路１１２ｅの出
力がＣＭ放送信号であることを判定した上で、この判定
結果をＣＰＵ１１２ｂに与える。そして、ＣＰＵ１１２
ｂは、混合回路１１２ｅに入力される信号がＣＭ放送信
号である場合に、そのＣＭ放送信号の有効画面の開始ラ
インで、メモリ１１２ｃに格納されたＣＭ情報に切り換
えるように混合回路１１２ｅの切替制御を行なう。
信号をＤ／Ａ変換器１１２ｈ，Ｐ／Ｓ変換器１１２ｉ，
ドライバー回路１１２ｊのいずれか一方に出力する。ま
た、混合回路１１２ｅの出力は、判定回路１１２ｋに供
給される。判定回路１１２ｋは、混合回路１１２ｅの出
力がＣＭ放送信号であることを判定した上で、この判定
結果をＣＰＵ１１２ｂに与える。そして、ＣＰＵ１１２
ｂは、混合回路１１２ｅに入力される信号がＣＭ放送信
号である場合に、そのＣＭ放送信号の有効画面の開始ラ
インで、メモリ１１２ｃに格納されたＣＭ情報に切り換
えるように混合回路１１２ｅの切替制御を行なう。
【００２６】図４は、上記放送確認部３１の表示装置３
１４における表示例を示している。図４において、図４
（ａ）は現行方式の場合を示しており、図４（ｂ）はＥ
ＤＴＶ−２方式の場合を示している。すなわち、ＣＭ情
報は、現行方式の場合に有効画面の開始ライン（または
有効画面の左端あるいは右端）である２３ラインに重畳
されており、ＥＤＴＶ−２方式の場合に有効開始ライン
である５３ラインに重畳されている。なお、このＣＭ情
報は、表示画面上では、人のが見ても分からないような
表示形態となっている。ここで、ＣＭ情報をチェックす
る場合、現行方式の場合に２０〜２６ライン、ＥＤＴＶ
−２方式の場合に５０〜５６ラインにウインドーを開け
デジタル処理でＣＭ情報を検出し、それに付加されてい
るＣＭコードをＣＭ情報比較装置３１５に出力する。
１４における表示例を示している。図４において、図４
（ａ）は現行方式の場合を示しており、図４（ｂ）はＥ
ＤＴＶ−２方式の場合を示している。すなわち、ＣＭ情
報は、現行方式の場合に有効画面の開始ライン（または
有効画面の左端あるいは右端）である２３ラインに重畳
されており、ＥＤＴＶ−２方式の場合に有効開始ライン
である５３ラインに重畳されている。なお、このＣＭ情
報は、表示画面上では、人のが見ても分からないような
表示形態となっている。ここで、ＣＭ情報をチェックす
る場合、現行方式の場合に２０〜２６ライン、ＥＤＴＶ
−２方式の場合に５０〜５６ラインにウインドーを開け
デジタル処理でＣＭ情報を検出し、それに付加されてい
るＣＭコードをＣＭ情報比較装置３１５に出力する。
【００２７】そして、ＣＭ情報比較装置３１５では、表
示装置３１４から送られてきたＣＭコードを含むＣＭ情
報と、放送局２１のＣＭコード管理装置２１３から送ら
れてきたＣＭコードとを、図５に示すようなテーブルに
基づいて、比較を行なうことで、放送されたＣＭの内容
が、どこのスポンサーに属しているのかを判断すること
が可能となる。
示装置３１４から送られてきたＣＭコードを含むＣＭ情
報と、放送局２１のＣＭコード管理装置２１３から送ら
れてきたＣＭコードとを、図５に示すようなテーブルに
基づいて、比較を行なうことで、放送されたＣＭの内容
が、どこのスポンサーに属しているのかを判断すること
が可能となる。
【００２８】したがって、上記実施の形態によれば、Ｃ
Ｍ制作部１１のエンコーダ１１２にてＣＭ放送信号の特
定位置にＣＭ放送の内容を示すＣＭ情報を付加して放送
局２１に伝送し、放送確認部３１のデコーダ３１３にて
放送局２１から伝送されたテレビジョン信号からＣＭ情
報を抽出し、このＣＭ情報と、放送局２１から放送波と
は別の伝送経路を介して与えられたＣＭ情報を含む放送
スケジュールとがＣＭ情報比較装置３１５にて比較され
ることにより、放送波により伝送されたＣＭ放送が正当
に契約されたものであるか否かの判断がなされ、その判
断結果を含み、かつこのＣＭ放送の放送時間及び放送チ
ャンネルを含む確認情報を情報蓄積装置３１６に蓄積し
ている。
Ｍ制作部１１のエンコーダ１１２にてＣＭ放送信号の特
定位置にＣＭ放送の内容を示すＣＭ情報を付加して放送
局２１に伝送し、放送確認部３１のデコーダ３１３にて
放送局２１から伝送されたテレビジョン信号からＣＭ情
報を抽出し、このＣＭ情報と、放送局２１から放送波と
は別の伝送経路を介して与えられたＣＭ情報を含む放送
スケジュールとがＣＭ情報比較装置３１５にて比較され
ることにより、放送波により伝送されたＣＭ放送が正当
に契約されたものであるか否かの判断がなされ、その判
断結果を含み、かつこのＣＭ放送の放送時間及び放送チ
ャンネルを含む確認情報を情報蓄積装置３１６に蓄積し
ている。
【００２９】このため、情報蓄積装置３１６に蓄積され
た確認情報に基づいて、ＣＭ放送の放送状況の確認及び
管理を人の手による確認操作を必要とすることなく自動
的に行なうことが可能となる。また、放送局２１が契約
したＣＭ放送を約束した時間に放送したか否かのチェッ
クを行なうことも可能となる。
た確認情報に基づいて、ＣＭ放送の放送状況の確認及び
管理を人の手による確認操作を必要とすることなく自動
的に行なうことが可能となる。また、放送局２１が契約
したＣＭ放送を約束した時間に放送したか否かのチェッ
クを行なうことも可能となる。
【００３０】また、ＣＭ情報がＣＭ制作部１１のエンコ
ーダ１１２にてＣＭ放送信号の有効画面期間に重畳され
るので、放送局２１側でこのＣＭ情報に手を加えられる
ことなく、これにより番組編集システム等の障害によっ
て契約された放送内容が全く行なわれないということを
防ぐことができる。
ーダ１１２にてＣＭ放送信号の有効画面期間に重畳され
るので、放送局２１側でこのＣＭ情報に手を加えられる
ことなく、これにより番組編集システム等の障害によっ
て契約された放送内容が全く行なわれないということを
防ぐことができる。
【００３１】なお、上記実施の形態において、ＣＭ開始
時間を容易に認識できないようにするため、例えば１５
秒間ランダムな位置にＣＭ情報を付加するようにしても
よい。 また、上記実施の形態において、同一のスポン
サーが多数の放送局からＣＭ放送を行なうように依頼す
ることが多いから、全国各地に放送確認部３１を設け、
各地域における確認情報を電話回線を介してＣＭ制作部
１１に送り、これを収集せしめれば各地域における放送
確認をオンラインで行なうことのできる放送確認システ
ムとなる。
時間を容易に認識できないようにするため、例えば１５
秒間ランダムな位置にＣＭ情報を付加するようにしても
よい。 また、上記実施の形態において、同一のスポン
サーが多数の放送局からＣＭ放送を行なうように依頼す
ることが多いから、全国各地に放送確認部３１を設け、
各地域における確認情報を電話回線を介してＣＭ制作部
１１に送り、これを収集せしめれば各地域における放送
確認をオンラインで行なうことのできる放送確認システ
ムとなる。
【００３２】また、この発明は上記実施の形態に必ずし
も限定されるものではなく、この他その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できることはもちろんのこと
である。
も限定されるものではなく、この他その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できることはもちろんのこと
である。
【００３３】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
特定の映像素材信号の放送内容のチェック、またはこの
特定の映像素材信号が放送局にて放送されたか否かの確
認を自動的に行ない得る放送確認システム，及びこのシ
ステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置
を提供することができる。
特定の映像素材信号の放送内容のチェック、またはこの
特定の映像素材信号が放送局にて放送されたか否かの確
認を自動的に行ない得る放送確認システム，及びこのシ
ステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置
を提供することができる。
【図１】この発明に係る放送確認システム、及びこのシ
ステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置
の一実施の形態を示すブロック構成図。
ステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置
の一実施の形態を示すブロック構成図。
【図２】同実施の形態におけるＣＭ情報が重畳されたＣ
Ｍ放送信号を説明するために示す図。
Ｍ放送信号を説明するために示す図。
【図３】同実施の形態におけるＣＭ制作部のエンコーダ
の一例を示すブロック構成図。
の一例を示すブロック構成図。
【図４】同実施の形態における放送確認部の表示装置の
表示例を示す図。
表示例を示す図。
【図５】同実施の形態における各スポンサー名に対応し
たＣＭコードのテーブルを示す図。
たＣＭコードのテーブルを示す図。
１１…ＣＭ制作部、 １１１…ＶＴＲ、 １１２…エンコーダ、 １１３…収録装置、 ２１…放送局、 ２１１…放送信号送信装置、 ２１３…ＣＭコード管理装置、 ３１…放送確認部、 ３１３…デコーダ、 ３１４…表示装置、 ３１５…ＣＭ情報比較装置、 ３１６…情報蓄積装置。
Claims (8)
- 【請求項１】 放送局により放送される特定の映像素材
信号を制作する映像素材制作装置と、前記放送局にて放
送波により伝送される前記特定の映像素材信号を含むテ
レビジョン放送信号を受信して、前記特定の映像素材信
号の内容の確認を行なう放送確認装置とを具備し、 前記映像素材制作装置は、前記特定の映像素材信号の内
容を示す識別情報を前記特定の映像素材信号の特定位置
に重畳する識別情報重畳手段を備え、 前記放送確認装置は、前記テレビジョン放送信号から前
記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、 この識別情報抽出手段により抽出された前記識別情報
と、前記放送局より前記テレビジョン放送信号とは別の
伝送経路で伝送される前記特定の映像素材信号の識別情
報とを比較する識別情報比較手段と、 この識別情報比較手段による比較結果に加えて、少なく
とも前記特定の映像素材信号の放送時刻及び放送チャン
ネルを含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とを具
備してなることを特徴とする放送確認システム。 - 【請求項２】 前記映像素材制作装置の前記識別情報重
畳手段は、前記識別情報を前記特定の映像素材信号の有
効画面期間に付加する手段を有してなることを特徴とす
る請求項１記載の放送確認システム。 - 【請求項３】 前記識別情報には、同期信号と誤り訂正
符号とが付加されていることを特徴とする請求項１記載
の放送確認システム。 - 【請求項４】 前記放送確認装置の識別情報抽出手段
は、前記識別情報に付加されている同期信号を検出し、
続いて前記識別情報に付加されている誤り訂正符号に基
づいて、前記識別情報に対して誤り訂正を行なった後
に、前記識別情報を抽出する手段を有してなることを特
徴とする請求項１または３記載の放送確認システム。 - 【請求項５】 放送局により放送される特定の映像素材
信号を制作する映像素材制作装置と、前記放送局にて放
送波により伝送される前記特定の映像素材信号を含むテ
レビジョン放送信号を受信して、前記特定の映像素材信
号の内容の確認を行なう放送確認装置とを具備した放送
確認システムで使用される映像素材制作装置において、 前記特定の映像素材信号の内容を示す識別情報を前記特
定の映像素材信号の特定位置に重畳する識別情報重畳手
段を備えてなることを特徴とする映像素材制作装置。 - 【請求項６】 前記識別情報重畳手段は、前記識別情報
を前記映像素材信号の有効画面期間に付加する手段を有
してなることを特徴とする請求項５記載の映像素材制作
装置。 - 【請求項７】 放送局により放送される特定の映像素材
信号を制作する映像素材制作装置と、前記放送局にて放
送波により伝送される前記特定の映像素材信号を含むテ
レビジョン放送信号を受信して、前記特定の映像素材信
号の内容の確認を行なう放送確認装置とを具備し、前記
映像素材制作装置では、前記特定の映像素材信号の内容
を示す識別情報を前記特定の映像素材信号の特定位置に
重畳しておくようにした放送確認システムに使用される
放送確認装置において、 前記テレビジョン放送信号から前記識別情報を抽出する
識別情報抽出手段と、 この識別情報抽出手段により抽出された前記識別情報
と、前記放送局より前記テレビジョン放送信号とは別の
伝送経路で伝送される前記特定の映像素材信号の識別情
報とを比較する識別情報比較手段と、 この識別情報比較手段による比較結果に加えて、少なく
とも前記特定の映像素材信号の放送時刻及び放送チャン
ネルを含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とを具
備してなることを特徴とする放送確認装置。 - 【請求項８】 前記識別情報には、同期信号と誤り訂正
符号とが付加されており、 前記識別情報抽出手段は、前記識別情報に付加されてい
る同期信号を検出し、続いて前記識別情報に付加されて
いる誤り訂正符号に基づいて、前記識別情報に対して誤
り訂正を行なった後に、前記識別情報を抽出する手段を
有してなることを特徴とする請求項７記載の放送確認装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9277542A JPH11122203A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 放送確認システム、及びこのシステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置 |
| US09/044,229 US6388712B1 (en) | 1997-10-09 | 1998-03-19 | System for verifying broadcast of a commercial message |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9277542A JPH11122203A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 放送確認システム、及びこのシステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11122203A true JPH11122203A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17585006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9277542A Pending JPH11122203A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 放送確認システム、及びこのシステムに使用される映像素材制作装置及び放送確認装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11122203A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1997
- 1997-10-09 JP JP9277542A patent/JPH11122203A/ja active Pending
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051003 |
|
| A02 | Decision of refusal |
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|
| A521 | Written amendment |
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|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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