JPH1169322A - Tvコマーシャル放送チェック用信号挿入方法及びシステム並びにtvコマーシャル放送チェック方法及びシステム - Google Patents

Tvコマーシャル放送チェック用信号挿入方法及びシステム並びにtvコマーシャル放送チェック方法及びシステム

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JPH1169322A
JPH1169322A JP9238879A JP23887997A JPH1169322A JP H1169322 A JPH1169322 A JP H1169322A JP 9238879 A JP9238879 A JP 9238879A JP 23887997 A JP23887997 A JP 23887997A JP H1169322 A JPH1169322 A JP H1169322A
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JP
Japan
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commercial
broadcast
data
signal
audio
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JP9238879A
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Inventor
Akira Hirota
昭 廣田
Takaaki Iwamoto
隆明 岩本
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VIDEO BUNKA KENKYUSHO KK
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
VIDEO BUNKA KENKYUSHO KK
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TV放送局から放送されたコマーシャル・メ
ッセージ(CM)をチェックする。 【解決手段】 TVコマーシャル放送チェックシステム
のエンコーダ1により、TVコマーシャル放送信号の1
フレームを構成する第1、第2フィールド中で各フィー
ルドの垂直・水平ブランキング期間を除いて一方又は両
方のフィールドのCM映像信号の先頭ライン近傍又は最
終ライン近傍に、TVコマーシャル識別用のCM・ID
データを挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ(TV)放
送局により放送されるコマーシャル・メッセージ(C
M)が正規に放送されていることをチェックするための
TVコマーシャル放送チェック用信号挿入方法及びシス
テム並びにTVコマーシャル放送チェック方法及びシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、TV放送によるCM放送は、放
送局とスポンサーなどとの間の契約によってあらかじめ
取り決められた放送日時、放送秒数などのスケジュール
に基づいて放送される。しかしながら、実際にはCM放
送がスケジュール通りに放送されるとは限らないし、さ
らにTV放送局側の手違いにより全く放送されない場合
もあり、スポンサーなどにとって実際に放送されたこと
を確認することが必要になる。
【0003】従来、この種のコマーシャル放送のチェッ
ク方法としては、例えば特開平7−79206号公報に
示されるようにTV放送信号の内、音声信号に基づいて
CM音声信号をチェックする方法が提案されている。な
お、放送局側がチェックする方法としては、例えば特開
平5−145851号公報に示されるようにCM名称を
示す文字スーパー信号をCMビデオ信号にスーパーイン
ポーズして放送し、これをモニタで目視で確認する方法
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、TV放
送信号のCM音声信号によりチェックする方法では、音
声を含まないCMも存在するし、さらに、CM映像は放
送されたがこのCMの音声信号がTV放送局側のミスで
放送されない場合もあるので、不完全であるという問題
点がある。ところで、上記問題点を解決するために、あ
らかじめTV放送信号のブランキング期間にCMのID
データを重畳し、このIDデータに基づいてチェックす
る方法が考えられる。しかしながら、CM素材が放送局
に供給される形態は、磁気テープなどの記録媒体の他、
放送電波による場合もあり、また、供給を受けた放送局
では、映像以外の信号を自局の放送機器のものに置き換
える場合もあるので、ブランキング期間に重畳されたC
MのIDデータが途中で消去されることもあり、したが
って、この場合にも不完全であるという問題点がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、TV放送局に
よりコマーシャル・メッセージが正規に放送されている
ことを確実にチェックするためのTVコマーシャル放送
チェック用信号挿入方法及びシステム並びにTVコマー
シャル放送チェック方法及びシステムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、TVコマーシャルの映像信号の先頭ライン
近傍又は最終ライン近傍に、TVコマーシャル識別用の
CM・IDデータを挿入し、これをチェックすることに
より所望の内容のTVコマーシャルが予定どうり放送さ
れたか否かをチェックできるようにしたものである。す
なわち本発明によれば、TVコマーシャル放送信号の1
フレームを構成する第1、第2フィールド中の垂直・水
平ブランキング期間を除いて一方又は両方のフィールド
のCM映像信号の先頭ライン近傍又は最終ライン近傍
に、TVコマーシャル識別用のCM・IDデータを挿入
するステップを有するTVコマーシャル放送チェック用
信号挿入方法が提供される。
【0007】また本発明によれば、複数のTV放送局か
らそれぞれ送信されたTVコマーシャル放送信号を受信
するステップと、受信した前記TVコマーシャル放送信
号の1フレームを構成する第1、第2フィールド中の垂
直・水平ブランキング期間を除いて一方又は両方のフィ
ールドのCM映像信号の先頭ライン近傍又は最終ライン
近傍に挿入されたTVコマーシャル識別用のCM・ID
データを抽出するステップと、抽出した前記CM・ID
データに基づいてCM放送実績データを作成するステッ
プとを、有するTVコマーシャル放送チェック方法が提
供される。
【0008】また本発明によれば、TVコマーシャル放
送信号の1フレームを構成する第1、第2フィールド中
の垂直・水平ブランキング期間を除いて一方又は両方の
フィールドのCM映像信号の先頭ライン近傍又は最終ラ
イン近傍に、TVコマーシャル識別用のCM・IDデー
タを挿入するエンコーダを備えたTVコマーシャル放送
チェック用信号挿入システムが提供される。
【0009】また本発明によれば、複数のTV放送局か
らそれぞれ送信されたTVコマーシャル放送信号を受信
するTV受信手段と、受信した前記TVコマーシャル放
送信号の1フレームを構成する第1、第2フィールド中
の垂直・水平ブランキング期間を除いて一方又は両方の
フィールドのCM映像信号の先頭ライン近傍又は最終ラ
イン近傍に挿入されたTVコマーシャル識別用のCM・
IDデータを抽出するCM・IDデータ抽出手段と、抽
出した前記CM・IDデータに基づいてCM放送実績デ
ータを作成するCM放送実績データ作成手段とを、有す
るTVコマーシャル放送チェックシステムが提供され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係るTVコマーシ
ャル放送チェック方法の一実施形態を示す説明図、図2
はCM・IDデータのフォーマットを示す説明図、図3
はTV・CM素材の配信方法を示す説明図、図4は本発
明に係るTVコマーシャル放送チェックシステムに適用
される受信チェック端末を示すブロック図、図5は受信
チェック端末により収集されるCM放送データを示す説
明図、図6、図7は本発明に係るTVコマーシャル放送
チェックネットワークを示す説明図である。
【0011】図1に示すように、本発明に係わるTVコ
マーシャル放送チェック方法及びシステムでは、NTS
C方式のTVコマーシャル放送信号の第1、第2フィー
ルド(奇数フィールドと偶数フィールド)中の垂直・水
平ブランキング期間を除いて一方又は両方のフィールド
のCM映像信号の先頭ライン近傍又は最終ライン近傍
に、TVコマーシャル識別用のCM・IDデータが挿入
されている。そして、TVコマーシャル放送信号の第
1、第2フィールドとで1フレームを構成している。
【0012】すなわち、この実施形態では、TVコマー
シャル放送信号の1フレームを構成する第1、第2フィ
ールド中の垂直・水平ブランキング期間を除いて一方又
は両方のフィールドのCM映像信号の先頭ライン又は最
終ラインにCM・IDデータを挿入しているが、これに
限定されるものでなく、CM・IDデータを人目に目立
ちにくい先頭ライン近傍又は最終ライン近傍に挿入する
ことも可能である。
【0013】また、上記CM・IDデータをフレーム単
位(第1、第2フィールド)で挿入する場合には、CM
・IDデータを両フィールドのCM映像信号の先頭ライ
ン近傍又は最終ライン近傍に同一データを挿入すれば両
フィールド合わせて2ライン挿入されるので、圧縮して
放送を行うディジタルTV放送の場合にも対応すること
ができる。
【0014】したがって、CM・IDデータを挿入した
CM映像信号は必ず放送される信号であるのでCM・I
Dデータの欠落がなく、しかもCM・IDデータをTV
モニタ上で目視できにくい部位に挿入しているのでTV
を見る人には殆ど気付かれずにすむなどの利点がある。
さらに、CM・IDデータをCM映像信号の先頭ライン
近傍に挿入した場合には家庭用のVTR(ビデオテープ
レコーダ)で録画可能となり、一方、CM・IDデータ
をCM映像信号の最終ライン近傍に挿入した場合にはよ
り目立ちにくくなる。
【0015】また、CM・IDデータは、図2に示すよ
うに先頭の同期用(SYNC)ワードと、それに続くデ
ータワード(CM・IDデータ)と最後のCRCワード
により構成され、この符号はランレングスリミテッドコ
ードが用いられている。さらに、MPEG方式のように
デジタル放送信号が480Hで構成される場合にも、C
M・IDデータを1フレームを構成する第1、第2フィ
ールドの両方のCM映像信号の先頭ライン近傍又は最終
ライン近傍に同一データを挿入すれば良い。
【0016】このようにCM・IDデータを挿入したC
M素材をTV放送局に配送するためには、図3に示すよ
うにまず、コマーシャル・フィルム又はコマーシャル・
ビデオテープを作成し、次いでこれらのコマーシャル・
フィルム又はコマーシャル・ビデオテープに記録されて
いるコマーシャル・メッセージ(CM)を編集してマス
タ・ビデオテープを作成する。次いでこのマスタ・ビデ
オテープを、エンコーダ1に接続した第1のVTR(ビ
デオテープレコーダ)2にセットして再生する。ここ
で、エンコーダ1のCM番号入力部1aからマスタ・ビ
デオテープ中の該当するCMのCM番号(CM・IDデ
ータ)をセットすることにより、映像信号処理回路1b
内で図2に示すフォーマットのCM・IDデータが該当
するCMのCM映像信号の先頭ライン近傍又は最終ライ
ン近傍に挿入される。そして、CM・IDデータを挿入
した信号をエンコーダ1に接続した第2のVTR3を介
して磁気テープに記録することによりCM素材が作成さ
れる。なお、CM素材を作成するときに、磁気テープに
変えて記録可能なディスクを用いても良い。
【0017】この後、CM映像信号にCM・IDデータ
を挿入したCM素材がコピービデオテープや放送電波に
よりTV放送局に分配される。そして、TV放送局はこ
のCM素材を用いてスポンサーなどとの間の契約によっ
てあらかじめ取り決められた放送日時、放送秒数などの
スケジュールに基づいて放送すると、図1に示すような
信号形態でTV放送局から送信される。上記したエンコ
ーダ1は、本発明に係るTVコマーシャル放送チェック
方法及びシステムにおいて、TV放送前にTVコマーシ
ャル識別用のCM・IDデータを1フレームを構成する
第1、第2フィールドの一方又は両方のCM映像信号の
先頭ライン近傍又は最終ライン近傍に挿入するための機
器である。
【0018】次に、本発明に係るTVコマーシャル放送
チェック方法及びシステムに適用される受信チェック端
末について図4及び図5を用いて説明する。図4に示し
た受信チェック端末10は、前記CM素材(図3)を用
いてTV放送局から放送されるTVコマーシャル放送を
受信し、このTVコマーシャル放送信号のCM映像信号
からCM・IDデータを抽出し、抽出したCM・IDデ
ータに基づいて放送されたCMの放送実績データを作成
するものである。
【0019】すなわち、上記受信チェック端末10は、
受信エリア内のTV放送局の全てを受信するためにチャ
ンネルの数のチャンネル処理部11−1〜11−Nを有
し、これらのチャンネル処理部11−1〜11−Nの各
々は、アンテナ12、TV受信回路(チューナ)13、
映像信号処理回路14、音声信号処理回路15、CM・
IDコード抽出回路16、CM放送実績データ作成部1
7、CM音声データ・メモリ18、スイッチ19、CM
音声遅延回路20、CM音声比較回路21、VTR(ビ
デオテープレコーダ)22を有する。さらに、複数のチ
ャンネル処理部11−1〜11−Nに対して共用できる
時計23、CM放送実績データファイル24、モデム2
5を有する。
【0020】ここで、例えばチャンネル処理部11−1
では、受信エリア内の複数のTV放送局からそれぞれ送
信されたTV放送信号をアンテナ12で受信した後、T
V受信回路13で特定のチャンネルのTV放送信号を選
択し、選択したTV放送信号を映像信号処理回路14及
び音声信号処理回路15で映像信号と音声信号とに分離
する。次いで映像信号処理回路14からのTV放送信号
のうちでTVコマーシャル放送信号のCM映像信号にC
M・IDデータが挿入されている場合には、CM・ID
コード抽出回路16によりデータ内のCM・IDコード
がSYNCワード(図2)に基づいて抽出される。次い
でCM放送実績データ作成部17では、抽出したCM・
IDコードに基づいて図5に示すようにTV受信回路1
3で選択した特定のチャンネル番号(TV放送局名)
と、現在時刻を表示する時計23により放送年月日、C
M放送開始の時刻及びフレーム数、CM放送終了の時刻
及びフレーム数とを一覧表の形態で作成する。
【0021】この際、CMが契約に従って正規に放送さ
れているか否かをチェックする方法としては、単にCM
・IDコードを検出したか否かによりチェックする方法
が考えられるが、放送秒数及び余りのフレーム数を含む
放送時間を更にチェックすることによりフレームの数単
位で正確にチェックすることができる。したがって、C
M・IDコードによるCM映像チェックでは、TV放送
局側のミスによるCM放送忘れとか、CM放送時間違い
などをチェックできる。
【0022】また、受信チェック端末10内に設けたC
M音声データ・メモリ18には、複数のCM・IDデー
タに対応した複数のCM音声データがあらかじめ格納さ
れている。そして、CM・IDコード抽出回路16でC
M・IDコードを抽出したときに、CM音声データ・メ
モリ18から該当するCM・IDデータと対応するCM
音声データを呼び出して出力する。一方、音声信号処理
回路15で処理された音声信号のうちでCM音声信号
は、CM・IDコードを抽出したときのみスイッチ19
を介してCM音声遅延回路20に送られ、このCM音声
遅延回路20で受信中のCM音声信号がCM音声データ
・メモリ18からのCM音声データと略タイミングが同
じになる程度遅延して出力される。そして、CM・ID
コードを抽出したときにCM音声データ・メモリ18か
ら呼び出されたCM音声データと、CM音声遅延回路2
0から出力された受信中のCM音声とをCM音声比較回
路21で比較して、両者が一致しているか否かを判断
し、この結果を上記CM放送実績データ作成部17に知
らせて、図5に示すようにCM音声の良否を一覧表の形
態で作成している。
【0023】したがって、CM音声チェックにより、コ
マーシャル音声付きのCM映像信号であるにもかかわら
ずTV放送局側のミスによりCM映像信号のみが送信さ
れた場合をチエックできるし、ときには、あらかじめ設
定したコマーシャル音声と異なる場合もチエックでき
る。
【0024】なお、上記したCM映像チェック及びCM
音声チェックは、TV放送中に実施して説明したが、T
V受信回路(チューナ)13で受信したTV放送信号の
うちでTVコマーシャル放送信号をVTRにいったん記
録して、これを再生した信号でチェックを行っても良
い。
【0025】次に、CM放送実績データファイル24で
は、複数のチャンネル処理部11−1〜11−NのCM
放送実績データ作成部17でそれぞれ作成した複数のC
M放送実績データが格納される。この後、モデム25に
より、CM放送実績データファイル24に格納した複数
のCM放送実績データを所定時間ごとやポーリング方式
により後述するCM管理センターの端末30にネットワ
ークを介して送信している。
【0026】次に、本発明に係るTVコマーシャル放送
チェック方法及びシステムを適用したネットワークにつ
いて図6及び図7を用いて説明する。図6に示すよう
に、TVコマーシャル放送チェックネットワークは、日
本電信電話株式会社のISDNを介して日本全国に通じ
ている。このネットワークは、複数台の受信チェック端
末10(10−1、10−2、…、10−n)とCM管
理センターとの間に接続されたデータ収集用ネットワー
クと、CM管理センターと広告代理店、広告主との間に
接続されたデータ閲覧用ネットワークとからなる。この
際、複数台の受信チェック端末10(10−1、10−
2、…、10−n)は、例えば都道府県当たり2台程度
が設置され、日本全国で100台程度が設置されてい
る。
【0027】そして、図7に示すように、CM管理セン
ターの端末30は、各地の受信チェック端末10からデ
ータ収集用ネットワークを介して送信された複数のCM
放送実績データを収集して集中的に管理している。この
際、CM管理センターの端末30では、複数のCM放送
実績データからCM・IDデータと対応したTVコマー
シャルのクライアントごとに全国的に集計したり、ある
いはTV放送局別に集計したり、さらに各種の項目別に
適宜集計している。この後、CM管理センターで集計し
たCM放送実績データをデータ閲覧用ネットワークを介
して広告代理店、広告主に報告したり、あるいは広告代
理店、広告主が自主的にCM管理センターで集計したC
M放送実績データを閲覧できるようなっている。したが
って、TVコマーシャルのクライアントは、TV放送局
側の手違いなどによるCM放送ミスをCM放送中に多数
の人をかけて目視でチェックすることなく、データ閲覧
用ネットワークを介して得られたCM放送実績データに
より自動的にCM放送ミスを知ることができ、この結果
に基づいてクライアント側からTV放送局側に注意を促
すことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、T
Vコマーシャル放送信号の1フレームを構成する第1、
第2フィールド中で各フィールドの垂直・水平ブランキ
ング期間を除いて一方又は両方のフィールドのCM映像
信号の先頭ライン近傍又は最終ライン近傍に、TVコマ
ーシャル識別用のCM・IDデータを挿入するようにし
たので、TV放送局によりコマーシャル・メッセージ
(CM)が正規に放送されたか否かを確実にチェックす
ることができる。またCM・IDデータを挿入したCM
映像信号は必ず放送される信号であるのでCM・IDデ
ータの欠落がなく、しかもCM・IDデータをTVモニ
タ上で目視できにくい部位に挿入しているのでTVを見
る人には殆ど気付かれずにすむなどの利点がある。さら
に、受信したTVコマーシャル放送信号のCM映像信号
からTVコマーシャル識別用のCM・IDデータを抽出
して、抽出したCM・IDデータに対応するCM放送実
績データを作成しているので、TVコマーシャルのクラ
イアントは、TV放送局側の手違いなどによるCM放送
ミスをCM放送中に多数の人をかけて目視でチェックす
ることなく、自動的にCM放送ミスを知ることができ、
この結果に基づいてクライアント側からTV放送局側に
注意を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るTVコマーシャル放送チェック方
法の一実施形態を示す説明図である。
【図2】CM・IDデータのフォーマットを示す説明図
である。
【図3】TV・CM素材の配信方法を示す説明図であ
る。
【図4】本発明に係るTVコマーシャル放送チェックシ
ステムに適用される受信チェック端末を示すブロック図
である。
【図5】受信端末により収集されるCM放送データを示
す説明図である。
【図6】本発明に係るTVコマーシャル放送チェックネ
ットワークを示す説明図である。
【図7】本発明に係るTVコマーシャル放送チェックネ
ットワークを示す説明図である。
【符号の説明】
1 エンコーダ 1a CM番号入力部 1b、14 映像信号処理回路 10 受信チェック端末 11−1〜11−N チャンネル処理部 12 アンテナ 13 TV受信回路 15 音声信号処理回路 16 CM・IDコード抽出回路 17 CM放送実績データ作成部 18 CM音声データ・メモリ 20 CM音声遅延回路 21 CM音声比較回路 23 時計 24 CM放送実績データファイル 25 モデム 30 CM管理センターの端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 17/00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TVコマーシャル放送信号の1フレーム
    を構成する第1、第2フィールド中の垂直・水平ブラン
    キング期間を除いて一方又は両方のフィールドのCM映
    像信号の先頭ライン近傍又は最終ライン近傍に、TVコ
    マーシャル識別用のCM・IDデータを挿入するステッ
    プを有するTVコマーシャル放送チェック用信号挿入方
    法。
  2. 【請求項2】 複数のTV放送局からそれぞれ送信され
    たTVコマーシャル放送信号を受信するステップと、 受信した前記TVコマーシャル放送信号の1フレームを
    構成する第1、第2フィールド中の垂直・水平ブランキ
    ング期間を除いて一方又は両方のフィールドのCM映像
    信号の先頭ライン近傍又は最終ライン近傍に挿入された
    TVコマーシャル識別用のCM・IDデータを抽出する
    ステップと、 抽出した前記CM・IDデータに基づいてCM放送実績
    データを作成するステップとを、 有するTVコマーシャル放送チェック方法。
  3. 【請求項3】 複数のCM・IDデータに対応した複数
    のコマーシャル音声データをあらかじめメモリに格納す
    るステップと、 前記CM・IDデータを抽出したときに、前記メモリか
    ら前記CM・IDデータと対応するコマーシャル音声デ
    ータを呼び出して、このコマーシャル音声データと前記
    TVコマーシャル放送信号中のコマーシャル音声とが一
    致しているか否か見るためにこれらを比較するステップ
    と、 前記コマーシャル音声データと前記TVコマーシャル放
    送信号中のコマーシャル音声との比較結果を前記CM放
    送実績データに取り込むステップを有する請求項2記載
    のTVコマーシャル放送チェック方法。
  4. 【請求項4】前記CM放送実績データをネットワークを
    介してTVコマーシャルのクライアントに送信するステ
    ップを有する請求項2又は3記載のTVコマーシャル放
    送チェック方法。
  5. 【請求項5】前記CM放送実績データをネットワークを
    介してCM管理センターに送信し、さらに、前記CM管
    理センターで前記CM放送実績データを集計してからネ
    ットワークを介してTVコマーシャルのクライアントに
    送信するステップを有する請求項2又は3記載のTVコ
    マーシャル放送チェック方法。
  6. 【請求項6】TVコマーシャル放送信号の1フレームを
    構成する第1、第2フィールド中の垂直・水平ブランキ
    ング期間を除いて一方又は両方のフィールドのCM映像
    信号の先頭ライン近傍又は最終ライン近傍に、TVコマ
    ーシャル識別用のCM・IDデータを挿入するエンコー
    ダを備えたTVコマーシャル放送チェック用信号挿入シ
    ステム。
  7. 【請求項7】複数のTV放送局からそれぞれ送信された
    TVコマーシャル放送信号を受信するTV受信手段と、 受信した前記TVコマーシャル放送信号の1フレームを
    構成する第1、第2フィールド中の垂直・水平ブランキ
    ング期間を除いて一方又は両方のフィールドのCM映像
    信号の先頭ライン近傍又は最終ライン近傍に挿入された
    TVコマーシャル識別用のCM・IDデータを抽出する
    CM・IDデータ抽出手段と、 抽出した前記CM・IDデータに基づいてCM放送実績
    データを作成するCM放送実績データ作成手段とを、 有するTVコマーシャル放送チェックシステム。
  8. 【請求項8】複数のCM・IDデータに対応した複数の
    コマーシャル音声データをあらかじめ格納するメモリ
    と、 前記CM・IDデータを抽出したときに、前記メモリか
    ら前記CM・IDデータと対応するコマーシャル音声デ
    ータを呼び出して、このコマーシャル音声データと前記
    TVコマーシャル放送信号中のコマーシャル音声とが一
    致しているか否かをを比較するコマーシャル音声比較手
    段とを備え、 前記コマーシャル音声データと前記TVコマーシャル放
    送信号中のコマーシャル音声との比較結果を前記CM放
    送実績データに取り込む請求項7記載のTVコマーシャ
    ル放送チェックシステム。
  9. 【請求項9】前記CM放送実績データをネットワークを
    介してTVコマーシャルのクライアントに送信する手段
    を備えた請求項7又は8記載のTVコマーシャル放送チ
    ェックシステム。
  10. 【請求項10】前記CM放送実績データをネットワーク
    を介してCM管理センターに送信し、さらに、前記CM
    管理センターで前記CM放送実績データを集計してから
    ネットワークを介してTVコマーシャルのクライアント
    に送信する手段を備えた請求項7又は8記載のTVコマ
    ーシャル放送チェックシステム。
JP9238879A 1997-08-20 1997-08-20 Tvコマーシャル放送チェック用信号挿入方法及びシステム並びにtvコマーシャル放送チェック方法及びシステム Pending JPH1169322A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004297141A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データ放送における視聴履歴取得システム、送信装置、及び受信装置
JP2010016860A (ja) * 2009-09-07 2010-01-21 Sony Corp データ伝送装置
US7742680B2 (en) 2000-04-24 2010-06-22 Sony Corporation Apparatus and method for processing signals

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