JPS6341B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341B2 JPS6341B2 JP56191081A JP19108181A JPS6341B2 JP S6341 B2 JPS6341 B2 JP S6341B2 JP 56191081 A JP56191081 A JP 56191081A JP 19108181 A JP19108181 A JP 19108181A JP S6341 B2 JPS6341 B2 JP S6341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating rod
- temperature
- switching
- hair
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 32
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 235000000396 iron Nutrition 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はヘアーアイロンの温度切換装置に関
するものである。
するものである。
従来、ヘアーアイロン等のヒータにおいて、正
温度特性サーミスタ発熱体(PTCヒータという)
を使用する場合、温度切換えに大きな問題が生じ
る。すなわち、PTCヒータはその特性として、
ある温度で急激な抵抗変化があり、この特性より
自己温度制御ができる発熱体である。したがつ
て、温度の切換えを必要とする場合、分圧抵抗で
印加電圧の切換えやダイオードで半波整流を行な
つても、飽和温度は、ほとんど変化しない。そこ
で従来温度切換え手段として第4図に示すように
PTCヒータH1,H2を2回路設けて、スイツチS
の切換えにより、温度の切換えを行なつている。
しかしながら、PTCヒータH1,H2が必要となる
ため、コスト的に高くつくという欠点があつた。
温度特性サーミスタ発熱体(PTCヒータという)
を使用する場合、温度切換えに大きな問題が生じ
る。すなわち、PTCヒータはその特性として、
ある温度で急激な抵抗変化があり、この特性より
自己温度制御ができる発熱体である。したがつ
て、温度の切換えを必要とする場合、分圧抵抗で
印加電圧の切換えやダイオードで半波整流を行な
つても、飽和温度は、ほとんど変化しない。そこ
で従来温度切換え手段として第4図に示すように
PTCヒータH1,H2を2回路設けて、スイツチS
の切換えにより、温度の切換えを行なつている。
しかしながら、PTCヒータH1,H2が必要となる
ため、コスト的に高くつくという欠点があつた。
したがつて、この発明の目的は、簡単かつ安価
なヘアーアイロンの温度切換装置を提供すること
である。
なヘアーアイロンの温度切換装置を提供すること
である。
この発明の一実施例を適用したヘアーアイロン
を第1図ないし第3図に示す。すなわち、1はヒ
ータ部2を内装した加熱棒、3は加熱棒1を保持
したホルダで内部に電源スイツチを内装し、表面
にそのつまみ4をスライド自在に設けている。5
は加熱棒1に接触してその間に毛髪を挾持して巻
付ける髪押え板、6はその髪押え板5を保持する
ハンドルであり、前記ホルダ3とハンドル6の後
端部が軸部7により回動自在したがつて開閉自在
に枢着され、ホルダ3の後端部側よる電源コード
8を引出し、ホルダ3内を電源スイツチを介して
ヒータ部2に結線している。
を第1図ないし第3図に示す。すなわち、1はヒ
ータ部2を内装した加熱棒、3は加熱棒1を保持
したホルダで内部に電源スイツチを内装し、表面
にそのつまみ4をスライド自在に設けている。5
は加熱棒1に接触してその間に毛髪を挾持して巻
付ける髪押え板、6はその髪押え板5を保持する
ハンドルであり、前記ホルダ3とハンドル6の後
端部が軸部7により回動自在したがつて開閉自在
に枢着され、ホルダ3の後端部側よる電源コード
8を引出し、ホルダ3内を電源スイツチを介して
ヒータ部2に結線している。
前記加熱棒1は断面長円形のパイプを実施例と
する扁平筒形であり、ヒータ部2は前記パイプと
相似形を実施例とする断面扁平形の補助パイプ9
により外形が形成されている。この補助パイプ9
は、その断面における長手方向を加熱棒1の長手
方向と直角に回動することにより広幅側の端部9
aが加熱棒1の内面に接触し(第3図実線)、加
熱棒1の長手方向に平行な方向に回動することに
より離間する(第3図想像線)構成としている。
この補助パイプ9は端部で切換つまみ10に連結
保持され、切換つまみ10は加熱棒1の先端に回
動自在に保持されている。また補助パイプ9の内
部は断面における長手方向の両端に一対の伝熱体
11を配置し、伝熱体11間にPTCヒータ12
が配設されている。すなわちこのPTCヒータ1
2は電極板13,14で挾着され、さらにその外
周を電気絶縁シート15で被覆された構成であ
る。
する扁平筒形であり、ヒータ部2は前記パイプと
相似形を実施例とする断面扁平形の補助パイプ9
により外形が形成されている。この補助パイプ9
は、その断面における長手方向を加熱棒1の長手
方向と直角に回動することにより広幅側の端部9
aが加熱棒1の内面に接触し(第3図実線)、加
熱棒1の長手方向に平行な方向に回動することに
より離間する(第3図想像線)構成としている。
この補助パイプ9は端部で切換つまみ10に連結
保持され、切換つまみ10は加熱棒1の先端に回
動自在に保持されている。また補助パイプ9の内
部は断面における長手方向の両端に一対の伝熱体
11を配置し、伝熱体11間にPTCヒータ12
が配設されている。すなわちこのPTCヒータ1
2は電極板13,14で挾着され、さらにその外
周を電気絶縁シート15で被覆された構成であ
る。
電源スイツチがオンになり、電極板13,14
よりPTCヒータ12が通電されて発熱すると、
電気絶縁シート15を介して伝熱体11に伝熱さ
れ、補助パイプ9に伝熱される。切換つまみ10
による補助パイプ9の端部9aが加熱棒1に接触
しているときは、端部9aにより加熱棒1が直接
加熱されるため補助パイプ9の表面の温度TPに
対して加熱棒1の表面の温度TKはTP=TKとな
る。また端部9aが加熱棒1に非接触のときは、
補助パイプ9と加熱棒1との間に空気による熱抵
抗があるため、必ずTP>TKとなる。このため、
補助パイプ9が加熱棒1に接触しているときを高
温とし、補助パイプ9が非接触のときを低温とし
て、温度切換がなさることとなる。この場合、高
温側の温度は補助パイプ9の温度によつて決ま
り、また低温側の温度は補助パイプ9の温度から
空気の熱抵抗分の温度を差し引いたものとなる。
よりPTCヒータ12が通電されて発熱すると、
電気絶縁シート15を介して伝熱体11に伝熱さ
れ、補助パイプ9に伝熱される。切換つまみ10
による補助パイプ9の端部9aが加熱棒1に接触
しているときは、端部9aにより加熱棒1が直接
加熱されるため補助パイプ9の表面の温度TPに
対して加熱棒1の表面の温度TKはTP=TKとな
る。また端部9aが加熱棒1に非接触のときは、
補助パイプ9と加熱棒1との間に空気による熱抵
抗があるため、必ずTP>TKとなる。このため、
補助パイプ9が加熱棒1に接触しているときを高
温とし、補助パイプ9が非接触のときを低温とし
て、温度切換がなさることとなる。この場合、高
温側の温度は補助パイプ9の温度によつて決ま
り、また低温側の温度は補助パイプ9の温度から
空気の熱抵抗分の温度を差し引いたものとなる。
なお、この発明の温度切換装置は、正温度特性
サーミスタ発熱体以外の発熱体でも使用できる。
サーミスタ発熱体以外の発熱体でも使用できる。
以上のように、この発明のヘアーアイロンの温
度切換装置は、側面に髪押え板が開閉自在に配置
される扁平筒形の加熱棒の先端部に回動自在に取
付けられた切換つまみと、前記加熱棒内に配設さ
れて前記切換つまみに連結された扁平形のヒータ
部とを備え、前記切換つまみを回動することによ
り、前記ヒータ部の広幅側の縁部が前記加熱棒の
内面に接触する位置と、前記縁部が前記加熱棒の
内面から離れた位置とに切換えるようにしたこと
を特徴とするため、つぎの作用効果がある。
度切換装置は、側面に髪押え板が開閉自在に配置
される扁平筒形の加熱棒の先端部に回動自在に取
付けられた切換つまみと、前記加熱棒内に配設さ
れて前記切換つまみに連結された扁平形のヒータ
部とを備え、前記切換つまみを回動することによ
り、前記ヒータ部の広幅側の縁部が前記加熱棒の
内面に接触する位置と、前記縁部が前記加熱棒の
内面から離れた位置とに切換えるようにしたこと
を特徴とするため、つぎの作用効果がある。
すなわち、切換つまみを回転することにより、
1個のヒータ部で簡単に温度切換ができ、しかも
毛髪を巻きつけるとき切換つまみが加熱棒を手指
でもつ部分を兼用できるので巻きつけ作業がし易
い。さらに加熱棒の構成を複雑にすることがない
ので安価にできる。
1個のヒータ部で簡単に温度切換ができ、しかも
毛髪を巻きつけるとき切換つまみが加熱棒を手指
でもつ部分を兼用できるので巻きつけ作業がし易
い。さらに加熱棒の構成を複雑にすることがない
ので安価にできる。
第1図はこの発明の一実施例の要部斜視図、第
2図はその全体斜視図、第3図はその−線拡
大断面図、第4図は従来の切換回路図である。 1……加熱棒、2……ヒータ部、5……髪押え
板、9a……縁部、10……切換つまみ。
2図はその全体斜視図、第3図はその−線拡
大断面図、第4図は従来の切換回路図である。 1……加熱棒、2……ヒータ部、5……髪押え
板、9a……縁部、10……切換つまみ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 側面に髪押え板が開閉自在に配置される扁平
筒形の加熱棒の先端部に回動自在に取付けられた
切換つまみと、前記加熱棒内に配設されて前記切
換つまみに連結された断面扁平形のヒータ部とを
備え、前記切換つまみを回動することにより、前
記ヒータ部の広幅側の縁部が前記加熱棒の内面に
接触する位置と、前記縁部が前記加熱棒の内面か
ら離れた位置とに切換えるようにしたことを特徴
とするヘアーアイロンの温度切換装置。 2 前記ヒータ部は正温度特性サーミスタ発熱体
を用いている特許請求の範囲第1項記載のヘアー
アイロンの温度切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19108181A JPS5892307A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | ヘア−アイロンの温度切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19108181A JPS5892307A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | ヘア−アイロンの温度切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5892307A JPS5892307A (ja) | 1983-06-01 |
JPS6341B2 true JPS6341B2 (ja) | 1988-01-05 |
Family
ID=16268540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19108181A Granted JPS5892307A (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | ヘア−アイロンの温度切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5892307A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6152802A (ja) * | 1984-08-23 | 1986-03-15 | 松下電工株式会社 | ヘア−カ−ル器 |
BR0303797C1 (pt) | 2003-09-05 | 2004-11-03 | Daihatsu Ind E Com De Moveis E | Aperfeiçoamento introduzido em equipamento elétrico manual para alisamento de cabelos |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313485B2 (ja) * | 1975-08-08 | 1978-05-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571841Y2 (ja) * | 1976-07-12 | 1982-01-12 |
-
1981
- 1981-11-25 JP JP19108181A patent/JPS5892307A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313485B2 (ja) * | 1975-08-08 | 1978-05-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5892307A (ja) | 1983-06-01 |
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