JPS6341812Y2 - - Google Patents

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JPS6341812Y2
JPS6341812Y2 JP1981169571U JP16957181U JPS6341812Y2 JP S6341812 Y2 JPS6341812 Y2 JP S6341812Y2 JP 1981169571 U JP1981169571 U JP 1981169571U JP 16957181 U JP16957181 U JP 16957181U JP S6341812 Y2 JPS6341812 Y2 JP S6341812Y2
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JP
Japan
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press
rotor
fit
shaft
fitting
Prior art date
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Application number
JP1981169571U
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English (en)
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JPS5875462U (ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はモータにおける駆動軸、詳しくはモー
タのロータを圧入により固定する駆動軸に関す
る。
一般にモータにおける駆動軸に、モータのロー
タを固定する場合、ロータを加熱して膨張させて
はめあわせる所謂焼ばめ法を用いるか、又は圧入
法を用いているが、焼ばめ法の場合、ロータを加
熱するため次工程に移行する場合常温にした後、
次工程作業を行なう必要があり、作業にロスタイ
ムが生ずる問題がある。
又、一方前記ロータを圧入する場合、駆動軸を
水平面に対し直角にセツトし、そしてロータガイ
ドを用い、このロータガイドによりロータを、そ
の中心孔の軸心が、前記水平面に対し直角に、換
言すると、前記ロータの端面が、前記駆動軸の軸
心に対し直角に案内して圧入している。
しかしながら、前記ロータガイドの寸法精度が
悪い場合や、前記駆動軸及びロータガイドをセツ
トする際セツト誤がある場合、前記ロータ圧入が
正常に行なえず、圧入荷重が余分に必要となつた
り、また、圧入代が長いと途中で止まつてしまう
問題があつた。
しかして、前記ロータガイドは、高度な寸法精
度が要求されることになり、そのため製作が非常
に困難となり、コスト高となるとともに、たとえ
寸法精度を高度に仕上げてもセツト誤差がないよ
うにセツトする必要があるから、その作業性が煩
雑化して、安定作業が行なえないし、たとえ多く
の労力を費やしても、品質を一定にすることがで
きなかつたのである。
そこで本考案は以上の如き従来の問題に鑑み考
案したもので、目的は、ロータの圧入時における
作業性を改善し、安定作業が行なえながら、品質
を一定にできる駆動軸を提供する点にある。
即ち、本考案は、主軸部とモータにおけるロー
タの中心孔に圧入固定する圧入軸部とをもつた駆
動軸であつて、前記圧入軸部の軸端部に、段部を
介して前記圧入軸部における主体部の外径より小
径で、前記ロータの中心孔とほゞ同径で、前記圧
入軸部に対するロータの直角度を矯正可能な外径
とし、かつ、外周面をストレートな円周面とした
短幅な圧入ガイド部を形成したことを特徴とする
ものであつて、前記圧入ガイド部によりロータの
前記圧入軸部への圧入時、直角性が崩れていて
も、前記ロータの圧入軸部に対する直角性を矯正
し、前記ロータの圧入を常に正常に行なえるよう
にしたのである。
尚、本考案は、圧入代の長い(例えば125mm)
密閉形圧縮機におけるクランク軸に好適なものと
なるが、前記クランク軸に限らず、他の駆動軸に
も適用できるものである。
次に本考案駆動軸の実施例を図面に基づいて説
明する。
図面に示した駆動軸は、密閉形圧縮機における
クランク軸であつて、1対の軸受部11,12と
偏心軸部13及びバランスウエイト14を備えた
主軸部10と、モータ1のロータ2を圧入固定す
る圧入軸部15とから構成されている。
尚前記クランク軸の軸受部11,12は、第3
図のごとく複数のシリンダ31をもつた架構30
に軸受されると共に、前記偏心軸部13には、前
記シリンダ31に内装するピストン32と、ピス
トンピン33を介して連結する連接棒34を支持
するのである。
そして前記クランク軸を用いる密閉形圧縮機
は、前記モータ1のモータハウジング3と前記架
構30とを一体的に結合した組立体を、密閉ケー
シング4内に弾性支持手段5を介して内装したも
のである。
しかして、本考案は、以上の如く構成するクラ
ンク軸において、前記圧入軸部15の圧入側軸端
部に、段部16を介して前記圧入軸部15におけ
る主体部15aの外径Dより小径で、前記ロータ
の中心孔とほゞ同径で、前記圧入軸部に対するロ
ータの直角度を矯正可能な外径dをもち、かつ、
外周面をストレートな円周面とした短幅な長さl
を有する圧入ガイド部15bを形成したのであ
る。
前記圧入ガイド部15bにおける外径dの主体
部15aの外径Dに対する外径差は、例えば全長
315mm乃至340mmとしたクランク軸において、前記
圧入軸部15の長さ、換言すると圧入代を100mm
乃至125mmとし、前記主体部15aの外径Dを
25.4mmとした場合0.2mmとし、また、前記圧入ガ
イド部15bの長さlを、5mmとするのである。
以上の如く構成するクランク軸に、前記モータ
1のロータ2を圧入する場合、前記クランク軸を
水平面に対し直角にセツトし、ロータガイドによ
り前記ロータ2を案内して行なうのであるが、前
記ロータガイドにより案内される前記ロータ2
が、前記クランク軸における圧入軸部15の軸心
に対し、正確に直角となつておらず、前記ロータ
ガイドのガイドクリアランスにより偏角状態にな
つていても、前記ロータ2の圧入側端部が、前記
圧入ガイド部15bに侵入することにより、前記
ロータ2は、その直角性が矯正されることにな
る。
即ち、前記圧入ガイド部15bは、0.1mmの段
差で、かつ、長さlを5mmとしたストレートな円
周面を有するから、前記ロータ2の侵入時、偏角
状態にあつても、前記長さlの全長に亘つて面接
触に近い線接触で前記ロータ2の中心孔と接触す
ることになり、前記ガイド部15bのストレート
な円周面で前記ロータ2の直角性が矯正されるこ
とになるのである。
従つて、前記ロータ2の圧入は常に正常に行な
えることになり、余分な圧入荷重を作用させる必
要もなくし得るのである。
その上、前記ロータ2の圧入は、圧入時に前記
ガイド部15bで矯正しながら行なえるから、前
記ロータ2を案内するロータガイドの製作を容易
に行なえるし、また、圧入作業も簡単化できるの
であり、安定作業で品質も一定化できるのであ
る。尚以上説明した駆動軸はクランク軸である
が、本考案は、以上の如きクランク軸に限定され
ることはない。
又、同様の処置をロータ孔入口付近に設けても
同効果が得られる。
以上の如く本考案は、主軸部とモータにおける
ロータの中心孔に圧入固定する圧入軸部とをもつ
た駆動軸であつて、前記圧入軸の軸端部に、段部
を介して前記圧入軸部における主体部の外径より
小径で、前記ロータの中心孔とほゞ同径で、前記
圧入軸部に対するロータの直角度を矯正可能な外
径とし、かつ、外周面をストレートな円周面とし
た短幅な圧入ガイド部を形成したので、前記ロー
タが、前記クランク軸の前記圧入軸部の軸心に対
して、正確に直角となつておらず、ロータガイド
のクリアランスに依り偏角状態になつていても、
前記ロータの圧入側端部が、前記圧入ガイド部に
侵入することに依り、前記ロータは前記圧入軸部
に対し直角性を矯正されるので、前記ロータを圧
入する際に用いるロータガイドの製作も楽に出来
るし、また、圧入作業も安定させられるので簡単
な構成で品質の均一化をできると共に、余分な圧
入荷重を必要としないから、簡単な作業となり、
更に、動力ロスも解消できる作用効果を得られる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案駆動軸の一実施例を示す正面
図、第2図は要部の拡大図、第3図は第1図に示
した駆動軸を適用した全密閉形圧縮機の概略断面
図である。 1……モータ、2……ロータ、10……主軸
部、15……圧入軸部、15a……主体部、15
b……圧入ガイド部、16……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸部とモータにおけるロータの中心孔に圧入
    固定する圧入軸部とをもつた駆動軸であつて、前
    記圧入軸部の軸端部に、段部を介して前記圧入軸
    部における主体部の外径より小径で、前記ロータ
    の中心孔とほゞ同径で、前記圧入軸部に対するロ
    ータの直角度を矯正可能な外径とし、かつ、外周
    面をストレートな円周面とした短幅な圧入ガイド
    部を形成したことを特徴とするモータにおける駆
    動軸。
JP16957181U 1981-11-13 1981-11-13 モ−タにおける駆動軸 Granted JPS5875462U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16957181U JPS5875462U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 モ−タにおける駆動軸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16957181U JPS5875462U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 モ−タにおける駆動軸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5875462U JPS5875462U (ja) 1983-05-21
JPS6341812Y2 true JPS6341812Y2 (ja) 1988-11-02

Family

ID=29961557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16957181U Granted JPS5875462U (ja) 1981-11-13 1981-11-13 モ−タにおける駆動軸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5875462U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945306A (ja) * 1972-09-08 1974-04-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945306A (ja) * 1972-09-08 1974-04-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5875462U (ja) 1983-05-21

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