JPS6341725A

JPS6341725A - ガス化燃焼装置

Info

Publication number: JPS6341725A
Application number: JP18549886A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Ise; 哲郎伊勢; Toru Bando; 徹坂東; Akiyoshi Yamamuro; 山室　彰義
Original assignee: ISE KOGYOSHO KK
Current assignee: ISE KOGYOSHO KK
Priority date: 1986-08-06
Filing date: 1986-08-06
Publication date: 1988-02-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、廃棄された古タイヤ、ビニールハウスの建設
に使用されて廃棄された農業用プラスチックスなどの廃
棄物をガス化して燃焼せしめる装置に関する。

従来技術と問題点上記農業用プラスチックスは、約８０％をポリエチレン
が占め、他は塩化ビニールである。ポリエチレンの燃焼
は、加熱状態で溶融するため、通常の燃焼装置で燃焼処
理することが困難である。流動燃焼法などによれば、燃
焼処理することが可能であるが、裁断或いは破砕などの
前処理が必要になり、かつ流動燃焼装置が？Ｉ雑な構成
になる。

問題点解決のための手段本発明は、上記問題点に着目してなしたもので、営農室
、廃棄物処理業者などが、前記農業用プラスチックス、
前記古タイヤなどを簡単に燃焼処理し得ると共に、それ
らの固型燃焼物をガス化して完全燃焼せしめ得る有益な
燃焼装置の提供を目的とする。

本発明は、該目的を達成するため、熱分解塔内に多孔壁
のガス誘導筒を設置して熱分解塔とガス誘導筒との間に
ガス誘導路を形成せしめ、かつ熱分解塔の下部にロスト
ルを介して燃焼炉を構成し、この燃焼炉にガス誘導路を
連通せしめ、ガス誘導筒内に多孔壁の噴気管を配設する
と共に、燃焼路内に多孔壁の空気導入管を配設したとい
う技術手段の提案を目的とする。

作用効果本発明は、上記手段からなるので、ガス誘導筒内に古タ
イヤ片（古タイヤを約１に切断したタイ′Ｘ’片）を、
ついで古タイｉをそれぞれ適当ｍ入れ、さらに廃棄され
た農業用プラスチックスを適当にほぐしたものを古タイ
ヤ片、古タイヤなどの間に圧密に充填する。次いで燃焼
炉内に点火せしめ、［ｌストルを通してガス誘導筒内に
炎を入れ、古タイヤ片に着火・する。古タイヤ片の燃焼
が次第に上部へ移り、古タイヤのガス化が始まり、続い
て農業用プラスチックスのガス化が始まる。それら両方
のガスは、ガス誘導筒の孔口を通ってガス誘導炉に入っ
て流下し、燃焼路内で空気と混合され、古タイヤ片、古
タイヤなどの火源によって燃焼する。ガス誘導筒内の噴
気管から噴出１Ｊる空気量を制御すると、上記ガス化の
度合を制御することができ、ガス化を促進してガス温度
を高くするときは、噴出空気ωを多くする。農業用プラ
スチックスは、古タイヤ片、古タイＶなど下部タイＡ７
類の燃焼熱によって、下部から次第にガス化し、下部へ
ずり落ちて燃焼が継続される。充填した固型燃焼物が燃
焼し尽せば、炭化したものが残って降温する。熱分解塔
内の温度が一定温度以下になった時点で自然通風すれば
、炭化したものが赤熱して再度昇温し、次第に完全な灰
になる。従って、今迄処理に困っていた古タイヤ、Ｐｉ
業用プラスチックスなどをガス化−燃焼へと移行Ｕしめ
、安全に完全燃焼せしめることが可能になり、営農家、
廃棄物処理業者などにとって頗る好都合である。

実施例熱分ｗＥ塔（１〉は、上記の固型燃焼物をガス化するた
めのもので、内部において周壁から適宜間隔をあけて多
孔壁のガス誘導筒（２）を設置し、ガス誘導路（３〉を
全周に形成せしめ、ガス誘導筒（２）で発生するガスを
多孔壁からガス誘導路（３）内に導き、燃焼炉（４）内
へ流下せしめ、該燃焼炉内で燃焼せしめるようにする。

熱分解塔（１）の上端開口部に円錐形。

上方へ膨らんだ弯曲形などの開閏塁（８）を取付け、そ
の間０１道の形状によってガス誘導筒（２）内を上昇す
るガスをガス誘導路（３）へ誘導しえる様に構成し、そ
の誘導路内をガスが流下しやすいように構成する。ガス
Ｘ　ＫＪ筒（２）は、熱分解塔（１）よりも小径で熱分
解塔（１）と相似形の筒体に無数のガス誘導孔（２０１
）を開穿して構成し、熱分解塔（１）の内部において燃
焼炉（４）上に設置し、熱分解塔（１）との間にガス誘
導路（３）を形成し、固型燃焼物から発生するガスをガ
ス誘導路（３）に尋き、燃焼炉（４）内で燃焼せしめる
。ガス誘導筒（２）に開穿する孔口（２０１）の形状は
、十字形。

円形、その他各秤形状が考えられ、孔面積は、０．００
００４３　ｍｍ２位の極小面積が考えられ、開穿率は５
０％位が適当ではないかと思われる。燃焼炉（４）は、
上部にロストル（５）を有し、かつ点火バーナー（９）
を備え、ガス誘導路（３）の下部を連通せしめ、さらに
多孔壁で構成された燃焼用の空気導入管（７）を内部に
配設し、その導入管の噴気孔（７０１）から噴出する空
気を落下したガスに混合せしめ、そのガスを完全燃焼−
せしめるようにし、さらには点火バーナー（９）の炎を
ロストル（５）を通してガス誘導筒（２）内に上昇せし
め、固型燃焼物に着火しえるように構成する。ガス誘導
筒（２）内に配設した噴気管（６）及び燃焼炉（４）内
に配設した空気導入管（ア）は、送風機（１０）を有す
る送気管（１１）から分岐配管し、その送風機を運転し
て必要な空気をガス誘導筒（２）内及び燃焼炉（４）内
に送入し、それぞれガス化及び燃焼を行うようにする。

しかして、噴気管（６）から送気管（１１）へ至る途中
に温度感知ダンパー（１２）を取付け、かつ空気導入管
（７）の排気口側に構成した温風管（１４）に温度セン
１ノー（１３）を取付け、熱分解塔（１）内のガス温度
を温度感知ダンパー（１２）で設定すると、温度センサ
ー（１３）が作動し、ガスの温度が設定温度よりも低い
時には温度感知ダンパー（１２）が自動的に徐々に聞い
て噴気管（６）からの噴出空気０″ｉが増し、逆に高い
時には該ダンパーが自動的に徐々に開って噴出空気ωが
減じ、ガスの温度が自動制御され、ガス化燃焼度合が自
動制御される。

叙上のように構成した後、ガス誘導筒（２）内に古タイ
ヤ片（古タイヤを約Ｔに明所したタイヤ片）を、ついで
古タイヤをそれぞれ適当量（たとえば、前者はタイヤ３
〜４（ｌｉａ分相当ａ、後者は１〜２個位）入れ、さら
に廃棄された農業用プラスチックスを適当にほぐしたも
のを古タイψハ、占タイＶなどの間に圧密に充填する。

次いて・燃焼炉〈４）内に点火ししめ、ロストル（５）
を通してガス誘導筒（２）内に炎を入れ、古タイＶ片に
着火する。古タイＶ片の燃焼が次第に上部へ移り、古タ
イヤのガス化が始まり、続いて農業用プラスチックスの
ガス化が始まる。

それら両方のガスは、ガス誘導筒（２）の孔口（２０１
）を通ってガス誘導路（３）に入って流下し、燃焼炉（
４）内で空気と混合され、古タイヤ片、古タイＶなどの
火源によって燃焼する。

ガス誘導１Ｆｉｌ　（２）内の噴気管く６）から噴出す
る空気量を制ａｌｌすると、上記ガス化の重合を制（Ｉ
Ｉ７１ることができ、ガス化を促進・してガス温度を高
くするときは、噴出空気量を多くする。ＩＮ業用プラス
チックスは、古タイヤ片、古タイヤなど下部タイＶ類の
燃焼熱によって、下部から次第にガス化し、下部へずり
落ちて燃焼が、＊Ｆｉｃされる。充填した固型燃焼物が
燃焼し尽せば、炭化したものが残って降温する。熱分解
￥１（１）内のガス温度が設定温度以下になった時点で
自然通風すれば、炭化したものが赤熱して再度界温し、
次第に完全な灰になる。従って、今迄処理に困っていた
古タイヤ、農業用プラスチックスなどをガス化−燃焼へ
と移行せしめ、安全に完全燃焼せしめることが可能にな
り、営農家。

廃棄物処理業者などにとって頗る好都合である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明燃焼装置の縦断正面図、第２図は（ＩＩ
）−（ＩＩ）線に沿える横断面図、第３図は使用説明図
である。図中（１）・・・熱分解塔（２）・・・ガス誘導筒（３）・・・ガス誘導路（４）・・・燃焼路（５）・・・ロストル（６）・・・噴気管（７）・・・空気導入管特許出願人　　　有限会社　伊勢工業所代　　理　　人
　　　　　早　　　川　　　政　　　名／−〜、Ｊ　　
　ゝ・第３図

Claims

【特許請求の範囲】

熱分解塔内に多孔壁のガス誘導筒を設置して熱分解塔と
ガス誘導筒との間にガス誘導路を形成せしめ、かつ熱分
解塔の下部にロストルを介して燃焼炉を構成し、この燃
焼炉にガス誘導路を連通せしめ、ガス誘導筒内に多孔壁
の噴気管を配設すると共に、燃焼路内に多孔壁の空気導
入管を配設したガス化燃焼装置。