JPS6341178B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6341178B2
JPS6341178B2 JP5565382A JP5565382A JPS6341178B2 JP S6341178 B2 JPS6341178 B2 JP S6341178B2 JP 5565382 A JP5565382 A JP 5565382A JP 5565382 A JP5565382 A JP 5565382A JP S6341178 B2 JPS6341178 B2 JP S6341178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
movable plate
contact
movable
magnet
Prior art date
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Expired
Application number
JP5565382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58172832A (ja
Inventor
Saburo Kaja
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYO ENJINIARINGU KK
Original Assignee
KYO ENJINIARINGU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KYO ENJINIARINGU KK filed Critical KYO ENJINIARINGU KK
Priority to JP5565382A priority Critical patent/JPS58172832A/ja
Publication of JPS58172832A publication Critical patent/JPS58172832A/ja
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は侵入感知器等に用いて好適な振動検出
スイツチに関するものである。
侵入感知器等に使用される振動検出スイツチ
は、一般には重錘を先端に取着した可動板と、こ
の可動板との間でスイツチを構成する固定板とを
有しており、スイツチ本体に振動が伝達されたと
きに重錘の慣性力によつて生じる可動板の相対振
動によりスイツチをオフあるいはオン作動させる
ような構成とされている。そして、この検出感度
を変化調整するために可動板の一部に当接しかつ
この当接力を変化し得る調整ねじを設け、この調
整ねじによつて可動板と固定板の各接点の接触圧
力を変化させて感度の調整を行なつているのであ
る。
このため、従来のこの種のスイツチでは、可動
板や固定板をケース内に密封状態に収納しようと
しても、可動板にはその一部をケース外に露呈さ
せた調整ねじが必ず直接的に接触されることにな
り、この調整ねじのねじ条の隙間を通して塵埃や
湿気が可動板周囲に侵入し、更に接点部に到つて
接点の接触不良を生じあるいは接点を腐蝕させる
等、信頼性を低下させるという問題がある。
また、調整ねじによる調整では、現在の調整状
態(感度)が判り難いという問題もある。
本発明は以上に鑑みなされたもので、可動板を
磁性構造にした上で密封状態に収納する一方、密
封カバー外からマグネツトを可動板に沿つて移動
させかつその位置を変化し得るように構成するこ
とにより、密封カバー外におけるマグネツトの位
置調整で接点における接触圧力を変化しかつ検出
感度を変化調整でき、これにより密封状態を良好
に保つて塵埃や湿気の侵入を防止しスイツチの信
頼性を高めることができる振動検出スイツチを提
供することを目的としている。
以下、本発明を図示の実施例により説明する。
第1図は本発明の衝撃検出スイツチの部分分解
斜視図、第2図は破断平面図、第3図および第4
図は夫々断面図であり、スイツチ1は夫々樹脂成
型した円形のベース2と、このベース2上に嵌着
する中カバー3と、更にその上に嵌着する外カバ
ー4とでケーシングを構成し、特にベース2と中
カバー3とで画成される内部空間は密封に近い状
態となるように構成している。
前記ベース2はその中央に後述する調整板19
の軸受5を固設すると共に、その両側には固定ボ
ス部6,7を夫々設け、一方の固定ボス部6には
可動板8の基端をビス9にて支持し、他方の固定
ボス部7には固定板10をビス11にて支持して
いる。前記可動板8は板ばね材を用いて全体を半
円弧状に形成し、その先端には重錘12を一体に
固着すると共に重錘上面には可動接点13を設け
ている。また、可動板8の先端側から略半分の長
さの間にはマグネツト(磁石)に吸引される金属
板、つまり磁性板14を可動板8と一体に設けこ
れにより可動板を磁性構造としている。なお、可
動板8の基端には端子15を設けている。一方、
前記固定板10はその一部を前記可動板8の先端
上側位置にまで突設し、この突設部の下面には固
定接点16を設けて前記可動接点13との間でス
イツチ作用をし得るようにしている。また、この
固定接点16の一部には端子17を設け、前記端
子15と共に図外のリード線を接続して所要の電
気回路に接続している。
前記中カバー3は前記可動板8や固定板10を
覆うようにしてベース2に嵌着でき、嵌着したと
きには可動板8や固定板10を外部と隔絶(リー
ド線引出し用の隙間は存在する)する。この中カ
バー3は中央に透孔18を有し、嵌着したときに
は前記軸受5を露呈させて調整板19を回動可能
に支持させる。即ち、前記調整板19はその基部
下面に支軸20を一体形成すると共に先端部には
マグネツト(永久磁石)21を一体に保持し、支
軸20を前記軸受5に支持させることによりその
先端部を水平方向(中カバー3の表面に沿う方
向)に回動でき、マグネツト21を前記可動板8
の上方で中カバー3を挾んでこれに沿うように円
弧状に移動させる。なお、中カバー3の上面に形
成した凹部22等により調整板19の回動角は制
限される。また、調整板19の基端はテーパ状に
形成して指示部23を構成し、これと中カバー3
の上面に記載した目盛24とで調整板19の回動
位置が容易に判るようにしている。前記外カバー
4はこれら中カバー3や調整板19を覆うように
して前記ベース2に嵌着し、この場合にも中カバ
ー3との間の密封性を比較的良好なものとしてい
る。この場合、外カバー4は取外しが簡単にでき
るようにしておき、後述する感度の調整作業を容
易に行ない得るようにすることが好ましい。
このように構成された振動検出スイツチ1は、
図外の取着手段にて被振動検出体、例えば侵入検
知器として用いる場合には窓ガラスにベース2を
取着させるのである。
次に以上の構成の本発明スイツチの作用を説明
する。
通常の状態においては可動板8は静止状態にあ
り、その先端に形成した可動接点13は固定接点
16に下方から当接して両接点13,16はオン
状態とされ、電気回路から供給される検出用電流
を端子15−可動板8−可動接点13−固定接点
16−固定板10−端子17の経路で通流させて
いる。
この状態でベース2に振動が伝達されると、可
動板8は先端に設けた重錘12の慣性作用によつ
てベース2に対して相対振動され、先端が下方に
変位したときに可動接点13が固定接点16から
離間して両接点がオフの状態とされる。この結
果、検出用電流は瞬時的に遮断され、これにより
振動の検出が行なわれるのである。したがつて、
振動検出スイツチ1を窓ガラスに取着しておけ
ば、窓ガラスを破つて侵入する侵入者等の異常を
検知することができる。
そして、この振動検出スイツチ1にあつて検出
感度を変化調整する場合には、外カバー4を外し
た上で第5図および第6図のように調整板19を
回動して可動板8に対するマグネツト21の位置
を変化させる。即ち、マグネツト21を図示実線
位置と仮想線位置との間で変化すれば、マグネツ
ト21が中カバー3を介して吸引する磁性板、換
言すれば可動板8の吸引位置をこれに伴なつて変
化でき、更にこれにより接点13と16の接触圧
力を変化することができる。つまり、マグネツト
21が図示実線のように可動板8の先端側にあつ
てこの部位の振動を拘束するときには両接点の接
触圧力を大きくして可動板を振動し難くし、その
感度を低下させる。また、仮想線のようにマグネ
ツト21が基端側にあるときには先端の振動拘束
は弱められ接触圧力を小さくして可動板を振動し
易くし、その感度を向上させるのである。これに
より、中カバー3を外すことなく可動板8や固定
板10の密封状態を保つてスイツチ感度の変化調
整が可能とされるので、従来のように調整ねじの
隙間等から塵埃や湿気が接点周囲にまで侵入する
ことはなく、接点13,16部位への塵埃の侵入
を防止して接触不良の発生を防止し、あるいは内
部の防湿を保つて接点13,16等の腐蝕および
これに伴なう信頼性の低下を防止することができ
る。
なお、調整板19の調整回動位置は指示部23
と目盛24とにより目視でき、直ちに調整状態を
判断できる。また、回動位置を安定化させるため
にクリニツク機構等を付設してもよい。
ここで、前記実施例では可動板を円弧状に形成
しているが、可動板が真直形状のものにも同様に
適用することができる。この場合にはマグネツト
を可動板に沿つて往復直線移動できるように構成
すればよい。
以上のように本発明の振動検出スイツチによれ
ば、磁性構造とされた可動板を密封状態に保持す
る一方、密封したカバー外からマグネツトを可動
板に沿つて移動させて両接点の接触圧力を変化さ
せるようにしているので、可動板や接点等の機構
内への塵埃や湿気の侵入を防止でき、これにより
接点の接触不良や腐蝕を防止してスイツチの信頼
性の向上を達成することができ、また調整状態を
直ちに判断できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の振動検出スイツチの部分分解
斜視図、第2図は破断平面図、第3図および第4
図は夫々第2図の 線、 線断面図、第
5図および第6図は夫々作用を説明するための模
式的な平面図および側面図である。 1……振動検出スイツチ、2……ベース、3…
…中カバー、4……外カバー、8……可動板、1
0……固定板、12……重錘、13……可動接
点、14……磁性板、16……固定接点、19…
…調整板、21……マグネツト、23……指示
部、24……目盛。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 先端に重錘と可動接点を有する一端支持の可
    動板と、前記可動接点との間でスイツチを形成す
    る固定接点を有する固定板とを備えた振動検出ス
    イツチにおいて、前記可動板や固定板はケーシン
    グ内に密封状態に収納すると共に前記可動板を磁
    性構造に形成し、かつ前記ケーシングの外部側に
    は前記可動板に沿つて位置変化可能なマグネツト
    を有する調整板を設け、この調整板を調整してマ
    グネツトを位置変化させることにより前記両接点
    の接触圧力を変化し得るように構成したことを特
    徴とする振動検出スイツチ。
JP5565382A 1982-04-03 1982-04-03 振動検出スイツチ Granted JPS58172832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5565382A JPS58172832A (ja) 1982-04-03 1982-04-03 振動検出スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5565382A JPS58172832A (ja) 1982-04-03 1982-04-03 振動検出スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58172832A JPS58172832A (ja) 1983-10-11
JPS6341178B2 true JPS6341178B2 (ja) 1988-08-16

Family

ID=13004792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5565382A Granted JPS58172832A (ja) 1982-04-03 1982-04-03 振動検出スイツチ

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JP (1) JPS58172832A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616146B2 (ja) * 1986-02-03 1994-03-02 株式会社三協精機製作所 画像処理装置

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JPS58172832A (ja) 1983-10-11

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