JP3419768B2 - 磁気センサスイッチ - Google Patents
磁気センサスイッチInfo
- Publication number
- JP3419768B2 JP3419768B2 JP2002014347A JP2002014347A JP3419768B2 JP 3419768 B2 JP3419768 B2 JP 3419768B2 JP 2002014347 A JP2002014347 A JP 2002014347A JP 2002014347 A JP2002014347 A JP 2002014347A JP 3419768 B2 JP3419768 B2 JP 3419768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact piece
- magnetic sensor
- magnetic
- movable contact
- pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
してオン/オフ動作を行なう磁気センサスイッチに関
し、詳しく言うと、磁石の接近に反応する磁気センサと
この磁気センサの動きを電気接点に伝動する駆動部材と
を備え、上記磁気センサの動きに応じて電気接点をオン
/オフ動作させる形式の磁気センサスイッチに関する。
開示されているように、永久磁石と磁気に反応するリー
ドスイッチとを組み合わせた磁気センサは従来より知ら
れている。この特開平6−347559号公報に開示さ
れている磁気センサは、図1に示すように、非磁性材料
よりなる細長い円筒状のケース71内のほぼ中央部にリ
ードスイッチ75を配置し、このケース71内の先端部
(図において左側端部)に円柱状の永久磁石73を取り
付け、リードスイッチ75の外囲器(この例ではガラス
管)77の側面外側に磁性板87を取り付け、ガラス管
77の一端部の外周に磁気調節用永久磁石74を取り付
けた構成を有している。リードスイッチ75を挟んでそ
の両側に配置された2つの永久磁石73及び74の磁極
は対向する側が同じ磁極になるように設定されている。
この例では対向する側(リードスイッチ側)の磁極がそ
れぞれS極に設定されている。
りなる2つのリング76、78によってケース71内の
ほぼ中央部に位置決めされており、ケース71の基部は
ゴム製のブッシュ91を介してセンサ取り付け用のベー
ス95に装着されている。また、リードスイッチ75の
磁性材料よりなるリード片93、94からそれぞれ導出
されているリード線96、99は耐熱性の適当な絶縁電
線89、90を通じてケース71の基部から外部に導出
されている。周知のように、これらリード片93、94
の先端部は電気接点として動作する接点部79を構成し
ている。次に、図2及び図3を参照して上記構成の磁気
センサの動作について簡単に説明する。図2は図1に示
す磁気センサの周囲近傍に磁性体或いは磁石が全く存在
しない待機状態にあるときにこの磁気センサから発生さ
れる磁力線を示し、リードスイッチ75の接点部79の
近傍は非常に弱い磁界が形成されていることが理解され
よう。この待機状態のときに磁気センサが発生する磁力
線の分布状態は磁気調節用永久磁石74をケース71の
長手方向に移動させることによって予め調節することが
できる。リードスイッチ75の接点部79近傍に印加さ
れる磁界が、図2に示すように比較的弱いときには、接
点部79は開放したままであり、リードスイッチ75は
オフ状態にある。
性体或いは磁石が接近すると、リードスイッチ75に印
加される磁界が変化する。図3はリードスイッチ75の
先端部の近傍に磁性体である2つの鉄球97、98が接
近したときの磁力線を示す。図3から明瞭なように、リ
ードスイッチ75の接点部79近傍の磁界は、待機状態
の場合と比較すると、かなり強くなり、磁性体よりなる
リード片93、94は相互に磁気的に吸引し合って接触
し、接点部79はオンとなる。なお、この磁気センサの
詳細な構造及び動作は特開平6−347559号公報に
開示されているので、ここではその説明を省略する。
磁性板87を接点部79の近傍に配置すると共に、リー
ドスイッチ75の基部側の端部に磁気調節用永久磁石7
4を配置し、これら磁性板87と磁気調節用永久磁石7
4とによって永久磁石73がリードスイッチ75の接点
部79の近傍に生成する磁界を調節してリードスイッチ
75の接点部79の動作感度を調整している。
センサは、主として永久磁石73が発生する磁界をリー
ドスイッチ75に直接印加し、磁性体又は磁石がこの磁
気センサに接近することによって印加磁界を変化させて
リードスイッチ75の接点部79をオン/オフ制御する
ように構成されている。換言すると、接近する磁性体又
は磁石によってリードスイッチ75に直接印加されてい
る磁界を変化させ、リードスイッチ75の対向するリー
ド片93、94を相互に吸着させて接点部79をオンに
制御する形式の磁気センサスイッチである。
の磁気センサはそのスイッチがオンにならない。また、
磁気センサに接近する磁石の極性が何れの極性であって
も、また、磁石ではなくて磁性体であっても、この磁気
センサはオンになる。このため、磁石の特定の磁極が接
近したときにのみスイッチをオン/オフさせるという用
途には使用できない。さらに、上記磁気センサはリード
スイッチを使用しているので、製品コストが高くなり、
その上、接点部が故障した場合にはリードスイッチ全体
を交換しなければならず、維持費が高くなるという欠点
がある。
のような接点部に直接磁界が印加されるスイッチを使用
しない磁気センサスイッチを提供することである。この
発明の他の目的は、磁石の特定の磁極が接近したときに
磁気センサが応動して電気スイッチをオン/オフ動作さ
せる磁気センサスイッチを提供することである。
に、この発明の一実施形態においては、時計方向及び反
時計方向に所定の角度だけ回動可能に取り付けられ、一
端部にN極の磁極を有し、他端部にS極の磁極を有する
細長い磁気センサと、一対の接点ブレードを備えた可動
接片と、上記可動接片の一対の接点ブレードに対向して
配置された一対の固定接片と、上記可動接片と電気的に
接続された共通接片と、上記磁気センサの動きを上記可
動接片に伝動する駆動部材と、上記磁気センサの長手方
向の延長線上に配置され、上記磁気センサの一方の磁極
に対して接近及び離間可能に取り付けられた補助磁石
と、上記磁気センサの回転半径の外側の領域でかつ上記
一方の磁極の近傍の所定の位置に設けられた第1の磁性
体と、上記磁気センサの回転半径の外側の領域でかつ上
記磁気センサの他方の磁極の近傍の所定の位置に設けら
れた第2の磁性体とを具備する磁気センサスイッチが提
供される。
体と、この中央筒体の一方の端部に固定される第1の磁
石と、上記中央筒体の他方の端部に固定される第2の磁
石よりなるほぼ円筒状の細長い部材であり、上記駆動部
材は、細長い板状の可動接片駆動部と、この可動接片駆
動部の中間部の一側縁から上方へ延在する操作部とが一
体化された部材であり、上記可動接片は、細長い平面長
方形状の導電性の板状部材と、この板状部材の中央部
に、この部材の幅方向に形成された舌片と、上記板状部
材の中央部に隣接する両側の領域において、板状部材の
長手方向に、かつ互いに逆向きになるように形成された
第1及び第2の接点ブレードと、板状部材の中央部の両
側縁からそれぞれ垂下するほぼ円形の垂下部とから構成
されており、上記固定接片のそれぞれは、上記可動接片
の接点ブレードと接触する接片部と、この接片部に一体
に折曲形成された端子部とより構成されており、上記共
通接片は細長い板状体の接片部と、この接片部に一体に
折曲形成された共通端子部とにより構成されており、上
記接片部には上記磁気センサ、上記駆動部材及び上記可
動接片を回動可能に軸支する回転軸を挿入するための貫
通孔が形成されている。
し、他端部にS極の磁極を有するほぼ円筒形状の細長い
磁石であってもよい。また、上記補助磁石は上記磁気セ
ンサの上記一方の磁極に対して吸引力及び反発力を与え
て上記磁気センサを上記所定の角度だけ一方の方向に回
動させ、上記磁気センサを水平位置から傾いた斜めの位
置に静止した待機状態に保持するように作用し、上記第
1及び第2の磁性体は対応する上記磁気センサの磁極に
吸引力を与えて上記磁気センサが反転回動するときに瞬
発力を与えるように作用する。上記この発明の構成によ
れば、第1及び第2の磁性体を設けたことによるクリッ
ク作用の付加により、磁気センサの反転時の回動動作が
瞬時に行なわれ、スイッチの切り換えを瞬時に行なうこ
とができる。その上、外部磁石の接近検知距離の微細な
調整が可能となる。従って、信頼性を向上させることが
できる。また、この磁気センサスイッチはリードスイッ
チのような接点部に直接磁界が印加されるスイッチを使
用しないから、製品コストを下げることができ、その
上、維持費が安くなる。
て図4〜図9を参照して詳細に説明する。しかしなが
ら、この発明は多くの異なる形態で実施可能であるか
ら、以下に述べる実施形態にこの発明が限定されると解
釈するべきではない。後述の実施形態は、以下の開示が
十分で、完全なものであり、この発明の範囲をこの分野
の技術者に十分に知らせるために提供されるものであ
る。図4はこの発明による磁気センサスイッチの一実施
形態を、カバーを取り外して示す平面図、図5は図4に
示す磁気センサを5−5線に沿って切断して図示矢印方
向に見た断面図であるが、カバーを取り付けた状態で図
4の磁気センサスイッチを切断した断面図である。従っ
て、図5にはカバー12が示されている。
反時計方向に回動可能な筒状の磁気センサ2と、この磁
気センサ2の動きに応動して回動する駆動部材3と、こ
の駆動部材3と連動して回動する、かつ長手方向におい
て対向する第1及び第2の一対の接点ブレード43L及
び43Rを備えた可動接片4と、この可動接片4の第1
の接点ブレード43Lと接触可能な第1の固定接片5L
と、上記可動接片4の第2の接点ブレード43Rと接触
可能な第2の固定接片5Rと、上記可動接片4と電気的
に接続される共通接片50と、後で詳細に説明する補助
磁石6、第1の磁性体部材61、及び第2の磁性体部材
62とを具備している。これら構成素子(部材)は絶縁
材料よりなる平面ほぼ長方形状のケース11内に図示す
る状態で収納されている。
2が水平位置にあるときに、磁気センサ2の長手方向の
ほぼ延長線上にあるように、ケース11に図4において
水平方向に形成された断面角形の細長い溝113に嵌合
されている。この細長い溝113はケース11の側壁
(この実施形態では図4において左側の側壁)を貫通し
ており、また、補助磁石6の位置を調節する際に、補助
磁石6を溝113に沿って移動させることができるよう
に構成されている。なお、溝113は補助磁石6の断面
形状に対応する形状に形成されるので、補助磁石6の断
面形状に応じてその形状が決まる。
図4において上側端面がN極、下側端面がS極に設定さ
れており、後述するように、待機状態において磁気セン
サ2を安定した静止位置に保持するように作用する。上
記補助磁石6を除く構成素子を収納するケース11のほ
ぼ凸形状の収納部の上端面にはその全周にわたってリブ
114が形成されており、また、この収納部の外側の四
隅に、ケース11から直立する4つのボス115がそれ
ぞれ一体に形成されている。なお、図5から理解できる
ように、ケース11に嵌合固定されるカバー12にはボ
ス115が貫通する4つの透孔121が形成されてお
り、ボス115はこれら透孔121にカシメ止めされ
る。また、図示しないが、リブ114とカバー12との
間には例えば合成ゴムのパッキンが挿入され、カバー1
2を取り付けたときに収納部の内部は密封状態(防水状
態)となる。
磁性体よりなるほぼ円筒形状の中実の中央筒体21と、
この中央筒体21の両端部にそれぞれ一体に形成された
中央筒体21よりも径の大きい磁性体よりなる第1及び
第2の磁石保持用の中実の円筒体21L及び21Rと、
両円筒体21L及び21Rに形成された磁石取り付け用
の凹部211L及び211Rにそれぞれ固定される第1
及び第2の円柱状の磁石22L及び22R(図4参照)
とによって構成されている。中央筒体21の図において
下側は平面をなすようにその下側周面が水平方向に切除
され、凹部213が形成されている。この凹部213に
は、後述するように、駆動部材3の操作部31の上部3
1Tが係合する。また、中央筒体21には、第1及び第
2の円筒体21L及び21Rのそれぞれ中心を通る軸線
上に位置する中央筒体21の長手方向の中点近傍を、図
の紙面に対して垂直な方向に貫通する軸孔212が形成
されている。この軸孔212は、共通接片50に取り付
けられる回転軸23に回転自在に嵌合し、上記構成の磁
気センサ2を回動可能に軸支する。
平方向に延在する細長い板状の可動接片駆動部32と、
この可動接片駆動部32の中間部の一側縁から上方へ延
在する操作部31とが一体化された部材であり、例えば
シート状の金属板を加工することによって形成できる。
操作部31は可動接片駆動部32の中間部の対向する他
方の側縁から直立する所定の長さの延長部33を備えて
いる。また、操作部31はその基部31B及びこの基部
31Bとほぼ同じ形状の延長部33にそれぞれ下方へ垂
下するほぼ長方形の舌片311及び331が形成されて
おり、これら舌片311及び331には、図の紙面に対
して垂直な方向に貫通する軸孔312がそれぞれ形成さ
れている。これら軸孔312は、共通接片50に取り付
けられる回転軸24に回転自在に嵌合し、上記構成の駆
動部材3を回動可能に軸支する。
Mと上部31Tとの間で、上部31Tが駆動部32の中
央部の上方に位置するように屈曲されている。また、上
部31Tの先端部は円弧状に形成され、磁気センサ2の
動きを可動接片4に確実に伝動できるように構成されて
いる。可動接片駆動部32の両端部32L及び32Rは
下方へ垂下しており、ケース11内に収納されたとき
に、これら垂下部の先端が可動接片4の上面と接触す
る。これによって駆動部材3の動きが可動接片4に伝動
される。上記可動接片4は、図8に示すように、細長い
平面長方形状の導電性の板状部材40と、この板状部材
40の中央部40Mに、この部材40の幅方向に形成さ
れた細長い舌片41と、板状部材40の中央部40Mに
隣接する両側の領域において、板状部材40の長手方向
に、かつ互いに逆向きになるようにそれぞれ2つづつ形
成された第1及び第2の細長い舌片43L及び43R
と、板状部材40の中央部40Mの両側縁からそれぞれ
垂下するほぼ円形の垂下部42とから構成されている。
に対して垂直な方向に貫通する軸孔421がそれぞれ形
成されている。これら軸孔421は、共通接片50に取
り付けられる回転軸44に回転自在に嵌合し、上記構成
の可動接片4を回動可能に軸支する。なお、この実施形
態では第1及び第2の細長い舌片43L及び43Rは板
状部材40の長手方向の端部側がそれぞれ下方へ屈曲さ
れており、第1の2つの舌片43Lは第1の固定接片5
Lの上面と接触する第1の接点ブレードとして機能し、
第2の2つの舌片43Rは第2の固定接片5Lの上面と
接触する第2の接点ブレードとして機能する。従って、
この明細書ではこれら舌片43L及び43Rを接点ブレ
ードと称する。
はケース11の収納部の図4において下側近傍に、垂直
方向の中心線に関して対称的な位置に配置されている。
これら固定接片5L及び5Rは平面ほぼL字形状の導電
性の板状部材であり、図4において水平方向に配置され
ている接片部51L及び51Rと垂直方向に配置されて
いる端子部52L及び52Rとから構成されている。第
1及び第2の固定接片5L及び5Rはほぼ同じ形状及び
構造を有するので、第1の固定接片5Lについて図9を
参照してさらに説明する。図9に示すように、第1の固
定接片5Lの接片部51Lと端子部52Lはそれらの平
面が互いに直角をなすように一体に形成されている。接
片部51Lはほぼ長方形の板状部材であり、この表面に
可動接片4の接点ブレード43Lが接触する。端子部5
2Lはこの接片部51Lの短辺側の一側縁から直角に折
り曲げられている。端子部52Lの先端部(ワイヤ接続
用の開口53Lを備えた端部)は、固定接片5Lがケー
ス11内へ収納されるときに、ケース11の底壁111
(図4及び図5を参照)に形成されたL字形状の細溝に
圧入され、その先端部が底壁111を貫通してケース1
1の外側へ突出した図5に示す状態に固定される。
電性の細長い板状接片部501と、この接片部51から
ほぼ直角に折り曲げられた端子部502とから構成され
ている。接片部501はケース11のほぼ中央部で、か
つ駆動部材2の操作部31の背後に、図4において垂直
方向に配置され、端子部502はその先端部(自由端
部)にワイヤ接続用の開口503を備えている。共通接
片50がケース11内へ収納され、接片部501がケー
ス11の底壁111に形成された凹部に嵌合、固定され
るときに、端子部502はケース11の底壁111に形
成された細溝に圧入され、その先端部が底壁111を貫
通してケース11の外側へ突出した図5に示す状態に固
定される。
の細長い板状接片部501には回転軸23、32及び4
4の基部が挿入される貫通孔504、505及び506
が所定の位置にそれぞれ形成されている。この実施形態
ではこれら貫通孔504、505及び506はそれらの
中心が図4の垂直方向の中心線上にあるように接片部5
01に形成されている。第1の磁性体部材61は平面ほ
ぼL字形状の磁性体の板状部材(例えば鉄板)であり、
筒状の磁気センサ2の回転半径より外側で、かつこの筒
状の磁気センサ2を収容する領域25の外側の適所に設
けられている。第1の磁性体部材61はケース11の底
壁111に形成されたL字形状の細溝611に嵌合、固
定されている。
の磁性体の板状部材(例えば鉄板)であり、筒状の磁気
センサ2の回転半径より外側で、かつこの筒状の磁気セ
ンサ2を収容する領域25の外側の、図4において垂直
方向の中心線に関して第1の磁性体部材61と対称的な
位置に設けられている。即ち、第1の磁性体部材61は
磁気センサ2の第1の磁石22Lに近い位置に配置さ
れ、第2の磁性体部材62は磁気センサ2の第2の磁石
22Rに近い位置に配置される。この第2の磁性体部材
62は第1の磁性体部材61よりもその寸法が小さい。
第2の磁性体部材62もケース11の底壁111に形成
されたL字形状の細溝621に嵌合、固定されている。
た場合に、駆動部材3の操作部31の基部31B及び可
動接片4の垂下部42がカバー12の裏面と接触しない
ように、図5に示すように、カバー12の裏面と駆動部
材3の操作部31及び可動接片4の垂下部42との間に
弾性リング7が挿入される。次に、上記した構成部材を
ケースに収納してこの実施形態の磁気センサスイッチを
組み立てる工程について説明する。まず、共通接片50
の貫通孔504、505、及び506に回転軸23、3
2及び44の基部を挿入してカシメ止めした後、この共
通接片をケース11の底壁111に形成された溝に圧入
する。次いで、ケース11に形成された細長い溝113
に補助磁石6を嵌合する。その後、ケース11の底壁1
11に形成された溝に第1及び第2の固定接片5L及び
5Rを圧入して取り付け、さらに、筒状磁気センサ2の
軸孔212に回転軸23を挿通し、ケース11内に組み
込む。
4を挿通し、また、駆動部材3の操作部31の軸孔31
2に回転軸24を挿通し、筒状磁気センサ2の中央筒体
21の下側の凹部213に操作部31の上部31Tを係
合させて、ケース11内にそれぞれ組み込む。その後、
第1の磁性体部材61及び第2の磁性体部材62をケー
ス11の底壁111に形成された溝に嵌合する。なお、
組み立て順序は必ずしも上述の順序に限定されるもので
はない。次に、リング7をその開口内に回転軸24及び
44を挿通した状態で可動接片4の垂下部42の表面及
び駆動部材3の操作部31の基部31Bの表面に位置決
めする。
に収納した後、リブ114上に合成ゴムのパッキン(図
示せず)を介在させてカバー12をケース11に嵌合、
固定する。既に記載したように、カバー12にはケース
11のボス115と対応する位置にこれらボス115が
貫通する透孔121が形成されている。よって、カバー
12を嵌合した後、ケース11に対してカバー12を強
く押し付けてボス115を透孔121にカシメ止めす
る。これによって磁気センサの内部は合成ゴムのパッキ
ンによって密封(防水)された状態となる。かくして、
磁気センサスイッチの組み立ては終了する。
2の第1の磁石22Lはその先端面の極性がN極であ
り、第2の磁石22Rはその先端面の極性がS極に設定
されている。中央筒体21及びその両側の円筒体21L
及び21Rは磁性体であるので筒状磁気センサ2は実質
的に1つの磁石として作用する。また、筒状磁気センサ
2は図4においてケース上側のほぼ円筒形状の、ただし
その内周面が円弧状をなす空間領域25内に収納される
ため、筒状磁気センサ2は回転軸23の周りに時計方向
及び反時計方向に同じ所定の角度だけ回動可能である。
この空間領域25内に筒状磁気センサ2が収納される
と、磁気センサスイッチの外部に磁石が存在しない磁気
センサ2の待機状態においては、磁気センサ2は補助磁
石6のS極の吸引力とN極の反発力とによって、図4に
示すように、第1の磁石22Lの先端部が空間領域25
の左側の下側壁面に当接した状態に停止している。
て磁気センサ2は、図4に示すように、第1の磁石22
Lの先端部が空間領域25の左側の下側壁面に当接した
状態に停止しているが、第1の磁石22Lの近傍に配置
された第1の磁性体部材61の吸引力によってさらに安
定した状態で静止する。従って、待機状態においては磁
気センサ2は第1の磁石22L側が下がった傾斜した状
態で静止している。磁気センサ2が反時計方向に回動す
ると、駆動部材3はその操作部31が時計方向に回動す
るから、駆動部材3の可動接片駆動部32が可動接片4
の板状部材40を同じく時計方向に回動させる。よっ
て、この待機状態においては、可動接片4の第2の接点
ブレード43Rが第2の固定接片5Rの接片部51Rと
接触している。
付けたときに、可動接片4の中央部40Mの細長い舌片
41がこの回転軸44に接触するから、可動接片4はこ
の細長い舌片41及び回転軸44を通じて共通接片50
と電気的に接続される。よって、待機状態においては、
第2の固定接片5Rの端子部52Rが可動接片4及び共
通接片50の接片部501を通じて共通接片50の端子
部502と電気的に接続されることになる。次に、上記
構成の磁気センサスイッチの動作について説明する。上
記待機状態において、磁気センサスイッチの図4におい
て上方から外部磁石のS極が接近すると、磁気センサ2
の第1の磁石22LのN極は外部磁石のS極に吸引され
る方向の力を受け、第2の磁石22RのS極は外部磁石
のS極によって反発される方向の力を受ける。その結
果、磁気センサ2には時計方向の回動力が加えられる。
のS極による吸引力及び反発力が、補助磁石6の吸引力
及び反発力、並びに第1の磁石22Lと第1の磁性体部
材61間の吸引力よりも大きくなった瞬間、磁気センサ
2は時計方向に回動し、第2の磁石22Rの先端部が空
間領域25の右側の下側壁面に当接して停止する。即
ち、外部磁石のS極が所定の距離まで接近すると、磁気
センサ2は第2の磁石22R側が下がった傾斜した状態
で静止することになる。この場合、第1の磁性体部材6
1を設けたことにより発生する磁気センサ2の第1の磁
石22Lに対する吸引力は外部磁石のS極の接近により
発生する磁気センサ2の時計方向への回動力に抗してい
る。このため、磁気センサ2の反転時にクリック作用が
付与され、磁気センサ2の反転動作を速めることができ
る。
動部材3はその操作部31が反時計方向に回動するか
ら、駆動部材3の可動接片駆動部32が可動接片4の板
状部材40を同じく反時計方向に回動させる。よって、
外部磁石のS極が所定の距離まで接近した場合には、可
動接片4の第1の接点ブレード43Lが第1の固定接片
5Lの接片部51Lと接触する。よって、今度は第1の
固定接片5Lの端子部52LRが可動接片4及び共通接
片50の接片部501を通じて共通接片50の端子部5
02と電気的に接続されることになる。外部磁石のS極
が離れていくと、外部磁石のS極による吸引力及び反発
力が、第2の磁石22Rと第2の磁性体部材62間の吸
引力よりも小さくなった瞬間、磁気センサ2は反時計方
向に回動し、第1の磁石22Lの先端部が空間領域25
の右側の下側壁面に当接して停止する。即ち、外部磁石
のS極が所定の距離以上離れると、磁気センサ2は第1
の磁石22L側が下がった傾斜した状態で静止すること
になる。この場合、第2の磁性体部材62を設けたこと
により発生する磁気センサ2の第2の磁石22Rに対す
る吸引力は、外部磁石のS極が離れることにより発生す
る磁気センサ2の反時計方向への回動力に抗している。
このため、磁気センサ2の反転時にクリック作用が付与
され、磁気センサ2の反転動作を速めることができる。
間することに応じて、磁気センサ2が反応して瞬時に時
計方向及び反時計方向に回動するから、この磁気センサ
2の回動を駆動部材3を通じて可動接片4に伝動するこ
とにより、可動接片4の接点ブレード43L及び43R
を対応する固定接片5L及び5Rに対して素早く、かつ
確実に切り換え接触させることができる。また、磁石の
特定の磁極が接近したときにのみ磁気センサが反応する
から、感度が高くなる。従って、信頼性を向上させるこ
とができる。さらに、この磁気センサスイッチはリード
スイッチのような接点部に直接磁界が印加されるスイッ
チを使用しないから、製品コストを下げることができ、
その上、維持費が安くなるという利点がある。
性は図4において上側端面がN極、下側端面がS極に設
定されている。この補助磁石6は磁気センサ2の第1の
磁石22Lに対して磁気センサ2を反時計方向に回動さ
せる吸引力及び反発力を与え、磁気センサ2を図4に示
す静止位置に保持する。従って、補助磁石6の位置を調
整することによってその吸引力及び反発力が変化するか
ら、外部磁石のS極が接近した際の検知距離を調整する
ことができる。一方、第1の磁石22Lと第1の磁性体
部材61との間にも磁気回路が形成されているから、補
助磁石6を細長い溝113中において第1の磁石22L
に接近又は離間する方向にその位置を調整することによ
り、外部磁石のS極が接近した際の検知距離を微細に調
整することができる。具体的には、補助磁石6を細長い
溝113中において第1の磁石22Lに接近する方向に
位置を変位させると、磁気センサ2の第1の磁石22L
に対する吸引力が増大するから、外部磁石の接近検知距
離を小さくすることができる。逆に、補助磁石6を細長
い溝113中において第1の磁石22Lから離間する方
向に位置を変位させると、磁気センサ2の第1の磁石2
2Lに対する吸引力が減少するから、外部磁石の接近検
知距離を大きくすることができる。
2、駆動部材3、可動接片4、この可動接片の第1及び
第2の接点ブレード43L及び43R、第1及び第2の
固定接片5L及び5R、共通接片50、補助磁石6、第
1及び第2の磁性体部材61及び62等の構成、形状及
び寸法は単なる一例に過ぎず、必要に応じて種々に変形
及び/又は変更できることは言うまでもない。また、補
助磁石6、第1及び第2の磁性体部材61及び62等の
設置位置も実施形態に示された位置に限定されるもので
はない。さらに、磁気センサ2の第1及び第2の磁石2
2L及び22Rや補助磁石6の極性も実施形態のものに
限定されない。磁気センサ2は円柱状の1つの棒磁石で
あってもよい。
態について記載したが、この発明の精神及び範囲から逸
脱することなしに、上述した実施形態に関して種々の変
形、変更及び改良がなし得ることはこの分野の技術者に
は明らかであろう。従って、この発明は例示の実施形態
に限定されるものではなく、添付の請求の範囲によって
定められるこの発明の範囲内に入る全てのそのような変
形、変更及び改良をも包含するものであるということを
理解すべきである。
よれば、外部磁石の接近及び離間に応じて、磁気センサ
を反応させて瞬時に時計方向又は反時計方向に回動さ
せ、それによって可動接片の接点ブレードを対応する固
定接片に対して切り換え接触させるようにしたので、素
早くかつ確実にスイッチの切り換えを行なうことができ
る。また、第1及び第2の磁性体を設けたことによるク
リック作用の付加により、磁気センサの回動動作が瞬時
に行なわれ、スイッチの切り換えを瞬時に行なうことが
できる。その上、外部磁石の接近検知距離の微細な調整
が可能となる。従って、信頼性を向上させることができ
る。また、この磁気センサスイッチはリードスイッチの
ような接点部に直接磁界が印加されるスイッチを使用し
ないから、製品コストを下げることができ、その上、維
持費が安くなるという利点がある。
た斜視図である。
図であり、磁気センサが待機しているときに磁気センサ
から発生される磁力線を示す。
図であり、磁気センサが磁性体を感知したときに磁気セ
ンサから発生される磁力線を示す。
態を、カバーを取り外して示す平面図である。
に見た断面図である。
気センサを示し、図6Aはその平面図、図6Bは図6A
の断面図である。
れた駆動部材を示し、図7Aはその上面図、図7Bは図
7Aの正面図、図7Cは図7Bの右側面図である。
動接片を示し、図8Aはその平面図、図8Bは図8Aの
右側面図、図8Cは図8Aの上面図である。
定接片の一方を示し、図9Aはその平面図、図9Bは図
9Aの上面図、図9Cは図9Aの右側面図である。
ケース 22L、22R:磁石 23、24、44:回転軸 25:空間領域 31:操作部 32:可動接
片駆動部 43L、43R:接点ブレード 50:共通接片 61、62:磁性体部材 111:底壁
Claims (4)
- 【請求項1】 時計方向及び反時計方向に所定の角度だ
け回動可能に取り付けられた、一端部にN極の磁極を有
し、他端部にS極の磁極を有する細長い磁気センサと、 一対の接点ブレードを備えた可動接片と、 上記可動接片の一対の接点ブレードに対向して配置され
た一対の固定接片と、 上記可動接片と電気的に接続された共通接片と、 上記磁気センサの動きを上記可動接片に伝動する駆動部
材と、 上記磁気センサの長手方向の延長線上に配置され、上記
磁気センサの一方の磁極に対して接近及び離間可能に取
り付けられた補助磁石と、 上記磁気センサの回転半径の外側の領域でかつ上記一方
の磁極の近傍の所定の位置に設けられた第1の磁性体
と、 上記磁気センサの回転半径の外側の領域でかつ上記磁気
センサの他方の磁極の近傍の所定の位置に設けられた第
2の磁性体とを具備することを特徴とする磁気センサス
イッチ。 - 【請求項2】 上記磁気センサは、磁性体よりなる中央
筒体と、この中央筒体の一方の端部に固定される第1の
磁石と、上記中央筒体の他方の端部に固定される第2の
磁石とよりなるほぼ円筒形状の細長い部材であり、 上記駆動部材は、細長い板状の可動接片駆動部と、この
可動接片駆動部の中間部の一側縁から上方へ延在する操
作部とが一体化された部材であり、 上記可動接片は、細長い平面長方形状の導電性の板状部
材と、この板状部材の中央部に、この部材の幅方向に形
成された舌片と、上記板状部材の中央部に隣接する両側
の領域において、板状部材の長手方向に、かつ互いに逆
向きになるように形成された第1及び第2の接点ブレー
ドと、板状部材の中央部の両側縁からそれぞれ垂下する
ほぼ円形の垂下部とから構成されており、 上記固定接片のそれぞれは、上記可動接片の接点ブレー
ドと接触する接片部と、この接片部に一体に折曲形成さ
れた端子部とにより構成されており、 上記共通接片は細長い板状体の接片部と、この接片部に
一体に折曲形成された共通端子部とにより構成されてお
り、上記接片部には上記磁気センサ、上記駆動部材及び
上記可動接片を回動可能に軸支する回転軸を挿入するた
めの貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1
に記載の磁気センサスイッチ。 - 【請求項3】 上記磁気センサは、一端部にN極の磁極
を有し、他端部にS極の磁極を有するほぼ円筒形状の細
長い磁石であり、 上記駆動部材は、細長い板状の可動接片駆動部と、この
可動接片駆動部の中間部の一側縁から上方へ延在する操
作部とが一体化された部材であり、 上記可動接片は、細長い平面長方形状の導電性の板状部
材と、この板状部材の中央部に、この部材の幅方向に形
成された舌片と、上記板状部材の中央部に隣接する両側
の領域において、板状部材の長手方向に、かつ互いに逆
向きになるように形成された第1及び第2の接点ブレー
ドと、板状部材の中央部の両側縁からそれぞれ垂下する
ほぼ円形の垂下部とから構成されており、 上記固定接片のそれぞれは、上記可動接片の接点ブレー
ドと接触する接片部と、この接片部に一体に折曲形成さ
れた端子部とにより構成されており、 上記共通接片は細長い板状体の接片部と、この接片部に
一体に折曲形成された共通端子部とにより構成されてお
り、上記接片部には上記磁気センサ、上記駆動部材及び
上記可動接片を回動可能に軸支する回転軸を挿入するた
めの貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1
に記載の磁気センサスイッチ。 - 【請求項4】 上記補助磁石は上記磁気センサの上記一
方の磁極に対して吸引力及び反発力を与えて上記磁気セ
ンサを上記所定の角度だけ一方の方向に回動させ、上記
磁気センサを水平位置から傾いた斜めの位置に静止した
待機状態に保持するように作用し、 上記第1及び第2の磁性体は対応する上記磁気センサの
磁極に吸引力を与えて上記磁気センサが反転回動すると
きに瞬発力を与えるように作用することを特徴とする請
求項1に記載の磁気センサスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014347A JP3419768B2 (ja) | 2001-01-23 | 2002-01-23 | 磁気センサスイッチ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001014280 | 2001-01-23 | ||
JP2001-14280 | 2001-01-23 | ||
JP2002014347A JP3419768B2 (ja) | 2001-01-23 | 2002-01-23 | 磁気センサスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002296331A JP2002296331A (ja) | 2002-10-09 |
JP3419768B2 true JP3419768B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=26608120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014347A Expired - Lifetime JP3419768B2 (ja) | 2001-01-23 | 2002-01-23 | 磁気センサスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3419768B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5164584B2 (ja) * | 2008-01-22 | 2013-03-21 | 日本電子技術株式会社 | 着磁物位置検出ユニット、及びこれを用いた着磁物位置検出装置 |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014347A patent/JP3419768B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002296331A (ja) | 2002-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4354171B2 (ja) | 電気スイッチアセンブリ | |
US3950719A (en) | Proximity actuated magnetic button-contactor assembly for switches | |
US6348665B1 (en) | Tilt switch | |
US4038620A (en) | Magnetic reed switch | |
JP3419768B2 (ja) | 磁気センサスイッチ | |
US6759932B2 (en) | Magnetic sensor switch | |
US2822442A (en) | Electric switches and operating means therefor | |
US3489971A (en) | Magnetically actuated limit switch | |
US3134870A (en) | Permanent magnet proximity switch | |
US3060291A (en) | Switching assembly | |
US4132986A (en) | Electromagnetic indicator | |
CN219085894U (zh) | 继电器及电控组件 | |
US2240891A (en) | Electrical control device | |
US2753474A (en) | Rotatory magnet actuator | |
JP2007335217A (ja) | リードスイッチおよびリードスイッチ機構 | |
US3980979A (en) | Magnetically operated switch unit | |
JP3762707B2 (ja) | 磁気センサスイッチ | |
US2934621A (en) | Magnetic switch chopper | |
US7760057B2 (en) | Electrical switching device comprising magnetic adjusting elements | |
JP2000306475A (ja) | 近接スイッチ装置 | |
JP2000311567A (ja) | 近接スイッチ装置 | |
JP2559696Y2 (ja) | 高電圧切替リレー | |
JP6764015B1 (ja) | 押しボタンスイッチ | |
US4465992A (en) | Double-pole double-throw proximity switch | |
US7615716B2 (en) | Position responsive switch |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3419768 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080418 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S202 | Request for registration of non-exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |