JPS6340787Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6340787Y2 JPS6340787Y2 JP14787185U JP14787185U JPS6340787Y2 JP S6340787 Y2 JPS6340787 Y2 JP S6340787Y2 JP 14787185 U JP14787185 U JP 14787185U JP 14787185 U JP14787185 U JP 14787185U JP S6340787 Y2 JPS6340787 Y2 JP S6340787Y2
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- Japan
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- water
- plate
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- cooled
- plates
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- Expired
Links
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Landscapes
- Blast Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は不定形耐火物を炉壁等に充填する場合
の目地部よりの流出を防止する当板に係わるもの
である。
の目地部よりの流出を防止する当板に係わるもの
である。
（従来の技術）
例えば、高炉のシヤフト部は水冷板を取付け寿
命の延長をはかつている例が多い。この水冷板は
面の大きさが２〜３m2あり取付けにおいては炉体
鉄皮の変形、水冷板の製作誤差、取付精度などを
考慮して炉体鉄皮と水冷板間、および水冷板と水
冷板間に一定の隙間を設け、キヤスタブルなど不
定形耐火物を充填し裏風発生による水冷金物の損
傷を防止している。
命の延長をはかつている例が多い。この水冷板は
面の大きさが２〜３m2あり取付けにおいては炉体
鉄皮の変形、水冷板の製作誤差、取付精度などを
考慮して炉体鉄皮と水冷板間、および水冷板と水
冷板間に一定の隙間を設け、キヤスタブルなど不
定形耐火物を充填し裏風発生による水冷金物の損
傷を防止している。
この場合、水冷板と水冷板間の目的部には水冷
板取付取付後炉内側から不定形耐火物の充填が可
能であるが、炉体鉄皮と水冷板間にはこのような
作業が不可能である。このため炉体鉄皮に圧入孔
を設け、キヤスタブル等の注入および流し込みを
行つているのが通例である。
板取付取付後炉内側から不定形耐火物の充填が可
能であるが、炉体鉄皮と水冷板間にはこのような
作業が不可能である。このため炉体鉄皮に圧入孔
を設け、キヤスタブル等の注入および流し込みを
行つているのが通例である。
不定形耐火物は耐火性材料に固化剤としてセメ
ント等を配合し水等で混練したもので流動性をも
つており充填に際しては冷却板間の目地部より流
出するため従来はこの目地部に当板し不定形耐火
物の流出を防止し、不定形耐火物が固化するのを
待つて当板を外し次の作業を行つていた。このよ
うな技術として例えば実開昭57−79145号公報に
示されているように冷却板間の目地部にスペーサ
ーの当板を行つた高炉のステーブ配設構造があ
る。
ント等を配合し水等で混練したもので流動性をも
つており充填に際しては冷却板間の目地部より流
出するため従来はこの目地部に当板し不定形耐火
物の流出を防止し、不定形耐火物が固化するのを
待つて当板を外し次の作業を行つていた。このよ
うな技術として例えば実開昭57−79145号公報に
示されているように冷却板間の目地部にスペーサ
ーの当板を行つた高炉のステーブ配設構造があ
る。
（考案が解決しようとする問題点）
前記の如く、流動性をもつた不定形耐火物を当
板で目地部よりの流出を防止した場合、不定形耐
火物の固化までに長時間を要し、また水冷板隣同
志の段差などにより洩れるため、大がかりな当板
を必要とし、例えば前記の如く高炉シヤフトの水
冷板と鉄皮間に充填する場合は数が多いため大き
な作業負担となつていた。
板で目地部よりの流出を防止した場合、不定形耐
火物の固化までに長時間を要し、また水冷板隣同
志の段差などにより洩れるため、大がかりな当板
を必要とし、例えば前記の如く高炉シヤフトの水
冷板と鉄皮間に充填する場合は数が多いため大き
な作業負担となつていた。
（問題点を解決するための手段および作用）
本考案は前述の問題点を有利に解決するため、
シールを必要とする目地部にする当板の充填した
不定形耐火物との接触面に吸水性に優れた物質体
を附設し、注入した不定形耐火物表面の水分を積
極的に吸引し、流動性を瞬時に失わせ、この不定
形耐火物もシール助長材となる作用を有し、当板
の密封性もさほど要求されず、作業時間の短縮、
作業負荷の軽減となるものである。
シールを必要とする目地部にする当板の充填した
不定形耐火物との接触面に吸水性に優れた物質体
を附設し、注入した不定形耐火物表面の水分を積
極的に吸引し、流動性を瞬時に失わせ、この不定
形耐火物もシール助長材となる作用を有し、当板
の密封性もさほど要求されず、作業時間の短縮、
作業負荷の軽減となるものである。
（実施例）
本考案の当板を高炉シヤフト部の水冷板と鉄皮
間に充填した不定形耐火物に適用した実施例によ
つて詳細に説明する。
間に充填した不定形耐火物に適用した実施例によ
つて詳細に説明する。
通常第２図に示すように、炉体鉄皮１と水冷板
２及び水冷板２と水冷板２の間の目地部に不定形
耐火物３を注入充填する場合に、第３図に示すよ
うに当板４を用いて流出を防止するものである
が、通常の注入用不定形耐火物は15〜25重量％の
水分を含有し、十分な流動性を保つているが、こ
の水分が約1/2以下では流動性を失い半硬化の状
態となる。従つてその表面の水分を吸収すること
により急速に表面が流動性を失い半硬化し不定形
耐火物もシール助材となるものである。
２及び水冷板２と水冷板２の間の目地部に不定形
耐火物３を注入充填する場合に、第３図に示すよ
うに当板４を用いて流出を防止するものである
が、通常の注入用不定形耐火物は15〜25重量％の
水分を含有し、十分な流動性を保つているが、こ
の水分が約1/2以下では流動性を失い半硬化の状
態となる。従つてその表面の水分を吸収すること
により急速に表面が流動性を失い半硬化し不定形
耐火物もシール助材となるものである。
この表面水分を吸引する手段として吸水性の高
い材質で、例えば化学的に吸水する材質、吸水
性、膨潤性に富んだ粉末、吸水性に優れた紙、布
など、またこれらの組合せからなるものであり、
第１図に示すようにこの吸水性物質体５を当板４
の裏面に附設し、水冷板２間目地部の不定形耐火
物３と接触させ、表面層の水分を吸引し流動性を
急激に失わせシールするものである。
い材質で、例えば化学的に吸水する材質、吸水
性、膨潤性に富んだ粉末、吸水性に優れた紙、布
など、またこれらの組合せからなるものであり、
第１図に示すようにこの吸水性物質体５を当板４
の裏面に附設し、水冷板２間目地部の不定形耐火
物３と接触させ、表面層の水分を吸引し流動性を
急激に失わせシールするものである。
本実施例では水冷板２間の巾２〜５ｍ、厚み30
〜60mmの目地シールを行うに当つて、鉄板製当板
４に吸水性物質体５として５／m2の吸水能力を
持つ厚さ10mmの吸水紙を接着させて行つたところ
不定形耐火物３を注入充填後約10分で当板を除い
ても不定形耐火物３の流出はなく完全にシールさ
れた。ちなみに、従来の鉄板４の当板のみでは流
出が止まり当板４を取外すのに約１時間かかつ
た。
〜60mmの目地シールを行うに当つて、鉄板製当板
４に吸水性物質体５として５／m2の吸水能力を
持つ厚さ10mmの吸水紙を接着させて行つたところ
不定形耐火物３を注入充填後約10分で当板を除い
ても不定形耐火物３の流出はなく完全にシールさ
れた。ちなみに、従来の鉄板４の当板のみでは流
出が止まり当板４を取外すのに約１時間かかつ
た。
尚本考案を高炉の鉄皮と水冷板間の不定形耐火
物充填で説明したが、燃焼炉等の類似した炉壁に
も充分適用できることは勿論である。
物充填で説明したが、燃焼炉等の類似した炉壁に
も充分適用できることは勿論である。
（効果）
以上の如く本考案によれば炉壁等に不定形耐火
物を注入充填する場合においてその不定形耐火材
表面の流動性を瞬時に失なわせることができるの
で目地よりの流出が防止でき、作業能率の向上、
施工コストの低減などの効果を有するものであ
る。
物を注入充填する場合においてその不定形耐火材
表面の流動性を瞬時に失なわせることができるの
で目地よりの流出が防止でき、作業能率の向上、
施工コストの低減などの効果を有するものであ
る。
第１図は本考案の実施例当板取付平面図、第２
図は高炉炉体の水冷板取付状態図、第３図は水冷
板間の当板取付状態図である。 １……鉄皮、２……水冷板、３……不定形耐火
物、４……当板、５……吸水性物質体。
図は高炉炉体の水冷板取付状態図、第３図は水冷
板間の当板取付状態図である。 １……鉄皮、２……水冷板、３……不定形耐火
物、４……当板、５……吸水性物質体。
Claims (1)
- 不定形耐火物を充填する際の目地部よりの流出
を防止する当板であつて、該当板の前記不定形耐
火物との接触面に吸水性物質体を附設したことを
特徴とする不定形耐火物充填用当板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14787185U JPS6340787Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14787185U JPS6340787Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6257098U JPS6257098U (ja) | 1987-04-09 |
| JPS6340787Y2 true JPS6340787Y2 (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=31061632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14787185U Expired JPS6340787Y2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6340787Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4800830B2 (ja) * | 2006-04-26 | 2011-10-26 | 新日鉄エンジニアリング株式会社 | ステーブクーラーの炉内への取り付け工法 |
| JP5569948B2 (ja) * | 2006-11-14 | 2014-08-13 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 高炉炉壁の構築方法 |
| JP4981824B2 (ja) * | 2009-01-19 | 2012-07-25 | 黒崎播磨株式会社 | 圧入施工用不定形耐火物 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP14787185U patent/JPS6340787Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6257098U (ja) | 1987-04-09 |
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