JPS6340026Y2 - - Google Patents

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JPS6340026Y2
JPS6340026Y2 JP1982007231U JP723182U JPS6340026Y2 JP S6340026 Y2 JPS6340026 Y2 JP S6340026Y2 JP 1982007231 U JP1982007231 U JP 1982007231U JP 723182 U JP723182 U JP 723182U JP S6340026 Y2 JPS6340026 Y2 JP S6340026Y2
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JP
Japan
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oil
wheel drive
automatic transmission
oil pan
pipe
Prior art date
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JP1982007231U
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JPS58110528U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動変速機と該自動変速機の後部に
4輪駆動用トランスフアが隣接された4輪駆動用
動力伝達装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、自動変速機101の後部に4輪駆動用ト
ランスフア102を隣接して連結してなる4輪駆
動用動力伝達装置100においては、第1図に示
すように自動変速機のオイルパン103と4輪駆
動用トランスフアのオイルパン104は、夫々独
立して設けられ、自動変速機と4輪駆動用トラン
スフアとはオイルパンの上部に設けられた堰10
5により仕切られ、堰105の上部で連通されて
いた。自動変速機及び4輪駆動用トランスフアに
作動油を供給するオイルポンプは自動変速機側に
設けられ、オイルポンプの吸い込み口は自動変速
機のオイルパン103内に設けられている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このように構成された従来の4輪駆動用動力伝
達装置では、自動変速機と4輪駆動用トランスフ
アとの境界に堰105があるため、自動変速機側
に設けられたオイルポンプから4輪駆動用トラン
スフア側に供給された作動油は堰105に邪魔さ
れて自動変速機側のオイルパン103内にスムー
スに戻らないので、自動変速機側のオイルレベル
Aと4輪駆動用トランスフア側のオイルレベルB
との間にオイルレベル差が生じ、4輪駆動用トラ
ンスフア側のオイルレベルBが自動変速機側のオ
イルレベルAより高くなつてしまう。
このために4輪駆動用トランスフア側において
は、遊星歯車機構等の回転体によりオイルの撹拌
が激しくなり、作動油の油温が上昇し作動油の劣
化が生じるという問題があつた。
また自動変速機側においては、オイルレベルの
低下により、オイルポンプが空気を吸い込んでし
まい、必要とする油圧が発生できなくなるという
問題があつた。
本考案は、上記問題点を解決するものであり、
自動変速機のオイルパンと4輪駆動用トランスフ
アのオイルパンとをパイプで連結して、自動変速
機側と4輪駆動用トランスフア側とのオイルレベ
ルとを同一にした構成とすることにより、4輪駆
動用トランスフア側においては遊星歯車機構等の
回転体によるオイルの撹拌を防止し、作動油の油
温の上昇を防止し作動油の劣化を防止するように
するとともに、自動変速機側においては、オイル
レベルの低下を防止しオイルポンプが空気を吸い
込むのを防止してオイルポンプの作動を安定にす
るようにした4輪駆動用動力伝達装置を提供する
ようにしたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の4輪駆動用動力伝達装置のオイルパン
は、自動変速機2の後部に4輪駆動用トランスフ
ア3が隣接されて設けられ、自動変速機及び4輪
駆動用トランスフアの下部にオイルパン7,10
が夫々別体で構成され、自動変速機側に設けられ
たオイルポンプにより前記自動変速機及び4輪駆
動用トランスフアの油圧サーボに油圧を供給する
とともに各潤滑箇所へ潤滑油を供給するようにし
た4輪駆動用動力伝達装置において、自動変速機
のオイルパンと4輪駆動用トランスフアのオイル
パンとをオイルパンの下部側面でパイプ12で連
結したことを特徴とする。
〈考案の作用・効果〉 本考案によれば、自動変速機側に設けられたオ
イルポンプにより自動変速機及び4輪駆動用トラ
ンスフアの各潤滑箇所へ潤滑油を供給するように
構成したことから、作動油量(潤滑油量)を少な
くでき遊星歯車機構等の回転体によるオイルの撹
拌が防止され、作動油の油温の上昇が防止でき作
動油の劣化が防止できるという効果を有する。
また、自動変速機のオイルパンと4輪駆動用ト
ランスフアのオイルパンとをオイルパンの下部側
面でパイプで連結するように構成したことから、
自動変速機側と4輪駆動用トランスフア側とのオ
イルレベルとを同一にでき、4輪駆動用トランス
フア側においてはオイルレベルが異常に高くなる
ことがなくなり、遊星歯車機構等の回転体による
オイルの撹拌が防止され、作動油の油温の上昇が
防止でき作動油の劣化が防止できるとともに、自
動変速機側においては、オイルレベルの低下が防
止でき、オイルポンプが空気を吸い込むのを防止
してオイルポンプの作動を安定することができる
という効果を有する。
〈実施例〉 次に本考案を図に示す一実施例に基き説明す
る。
第2図は、本考案の一実施例のオイルパンを装
着した4輪駆動用動力伝達装置の外観とオイルレ
ベルを示す概略図、第3図は本考案の要旨である
連結パイプ部を部分断面で示す側面図、第4図は
連結パイプの装着状態を示す底面図である。
1は自動変速機2の後方(図示右方)に4輪駆
動用トランスフア3が連結されてなる4輪駆動用
動力伝達装置である。自動変速機2はエンジンに
連結されるトルクコンバータ4と、該トルクコン
バータの後方(図示右方)に連結された遊星歯車
変速装置5と、該遊星歯車変速装置5の下方に装
着された油圧制御装置6と、その下方に装着され
た自動変速機のオイルパン7とから構成される。
4輪駆動用トランスフアは、自動変速機の遊星
歯車変速装置5の後方に連結され、高低2段切換
と2輪4輪駆動切換を行うトランスフアの歯車変
速装置8と、その下方に装着されたトランスフア
の油圧制御装置9と、その下方に装着されたオイ
ルパン10とから構成される。
前記自動変速機のオイルパン7の下部後方の片
側に凹部11が形成され、該凹部11に自動変速
機のオイルパン7とトランスフアのオイルパン1
0の夫々の対応位置を連絡する連結パイプ12が
設けられている。該連結パイプ12は、前記凹部
11の前方壁13に後ろ向きに溶接されたパイプ
状突出口14と、トランスフアのオイルパン10
の前方壁15の対応位置に前向きに溶接されたパ
イプ状突出口16とを耐熱耐油性の円筒ゴム17
で接続し、4個2組のクランプ18で円筒ゴム1
7をパイプ状突出口14,16に締めてなる。ま
た、C,Dは夫々オイルパン7,10のオイルレ
ベルを示す。
以上述べた如く、本考案の4輪駆動用動力伝達
装置のオイルパンは、自動変速機のオイルパンと
4輪駆動用トランスフアのオイルパンとをパイプ
で連結して、両オイルパンのオイルレベルを共通
化した構成により、4輪駆動用トランスフア側に
おいてオイル撹拌による油温上昇を防止し、自動
変速機側においてオイルレベルの低下によるオイ
ルポンプのエアー吸い込みを防止し、また作動オ
イル量を少なくできることによるコスト低減及び
重量の軽減が可能となるという効果を有する。
また、上記実施例の如く連結用パイプに円筒ゴ
ム等の可撓体製の連結チユーブを用いた場合、自
動変速機と4輪駆動用トランスフアの寸法公差、
振動を吸収でき、更に連結パイプをオイルポンプ
の吸い込み口近傍に形成して、オイルポンプ吸い
込み口の吸引力をオイルのリターンに援用する構
成により、オイル量をより少なくし、且つ連結パ
イプの径をより小さくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の4輪駆動用動力伝達装置の外観
とオイルレベルを示す概略図、第2図は本考案の
一実施例のオイルパンを装着した4輪駆動用動力
伝達装置の外観とオイルレベルを示す概略図、第
3図は本考案の要旨である連結パイプ部を部分断
面で示す側面図、第4図は連結パイプの装着状態
を示す底面図である。 図中、2……自動変速機、3……4輪駆動用ト
ランスフア、7,10……オイルパン、11……
凹部、12……連結パイプ、14,16……パイ
プ状突出口、17……円筒ゴム、18……クラン
プ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動変速機の後部に4輪駆動用トランスフア
    が隣接されて設けられ、自動変速機及び4輪駆
    動用トランスフアの下部にオイルパンが夫々別
    体で構成され、自動変速機側に設けられたオイ
    ルポンプにより前記自動変速機及び4輪駆動用
    トランスフアの油圧サーボに油圧を供給すると
    ともに各潤滑箇所へ潤滑油を供給するようにし
    た4輪駆動用動力伝達装置において、自動変速
    機のオイルパンと4輪駆動用トランスフアのオ
    イルパンとをオイルパンの下部側面でパイプで
    連結したことを特徴とする4輪駆動用動力伝達
    装置のオイルパン。 (2) 前記オイルパン連結用のパイプは、前記両オ
    イルパンの下部側面に設けられたパイプ状突出
    口をゴム等の可撓体製のパイプで連結して構成
    されることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の4輪駆動用動力伝達装置のオイ
    ルパン。 (3) 自動変速機側のパイプ取付部は自動変速機の
    オイルパン内に設けられたオイルポンプの吸い
    込み口近傍に形成され、オイルポンプ吸い込み
    口の吸引力を4輪駆動用トランスフアのオイル
    パン内のオイルの自動変速機のオイルパン内へ
    のリターンに援用する構成であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の4輪
    駆動用動力伝達装置のオイルパン。 (4) 前記オイルパン連結用のパイプは、前記両オ
    イルパンの下部側面に形成された凹部に設けら
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第2項記載の4輪駆動用動力伝達装置のオ
    イルパン。
JP723182U 1982-01-21 1982-01-21 4輪駆動用動力伝達装置のオイルパン Granted JPS58110528U (ja)

Priority Applications (1)

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JP723182U JPS58110528U (ja) 1982-01-21 1982-01-21 4輪駆動用動力伝達装置のオイルパン

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Publication Number Publication Date
JPS58110528U JPS58110528U (ja) 1983-07-28
JPS6340026Y2 true JPS6340026Y2 (ja) 1988-10-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635262B2 (ja) * 1987-02-17 1994-05-11 トヨタ自動車株式会社 デイフアレンシヤル連設型変速機の潤滑装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5690726A (en) * 1979-12-20 1981-07-23 Aisin Warner Ltd Transfer device for four wheel drive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52158428U (ja) * 1976-05-25 1977-12-01

Patent Citations (1)

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JPS5690726A (en) * 1979-12-20 1981-07-23 Aisin Warner Ltd Transfer device for four wheel drive

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JPS58110528U (ja) 1983-07-28

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