JPS6339962A - 合成樹脂組成物 - Google Patents

合成樹脂組成物

Info

Publication number
JPS6339962A
JPS6339962A JP18405186A JP18405186A JPS6339962A JP S6339962 A JPS6339962 A JP S6339962A JP 18405186 A JP18405186 A JP 18405186A JP 18405186 A JP18405186 A JP 18405186A JP S6339962 A JPS6339962 A JP S6339962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
filler
calcium
specific gravity
iron powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18405186A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Anpo
安保 武志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP18405186A priority Critical patent/JPS6339962A/ja
Publication of JPS6339962A publication Critical patent/JPS6339962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばテープレコーダー等のテープ用のリール
やは□ずみ車、あるいはステレオプレイヤー等めターン
テープ〃等の電子機器部材、自動車の遮音□材等に用い
られる合成樹脂組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
上記電子機器部材としては従来アルミニウム。
マグネシウム等のダイキャスト製品が提供されて来たが
、最近では加工費の低減を目的として射出成形等で大量
生産が可能な合成樹脂を材料とするものが検討されてい
る。このような電子機器部材としては慣性を大きくする
ために合成樹脂に鉄粉等の比重の大きな充填材を混合し
た材料が考えられている。また自動車等のカーペットの
下側にも比重の大きな合成樹脂y−)や合成樹脂発泡体
等からなる遮音材を敷設することが検討されている。
そしてこのような遮音材としても鉄粉等の比重の大きな
充填材を混合した合成樹脂が材料として考えられている
〔発明が解決しようとする間1点〕 しかし上記したように合成樹脂に鉄粉等の金属充填材を
添加した場合、該金属充填材が腐蝕あるいは酸化され易
い。そこで表面を酸化処理した鉄粉等が該充填材として
提供されているが、酸化処理によって充填材の比重が小
さくなってしまい重量付与効果が低下する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記従来の問題点を解決する手段として、合成
樹脂の重量付与を目的とした充填材として0.05〜8
.01ifi%のカルシウムを含み主として鉄からなる
金ヌ粉末を用いるものである。
上記したように本発明の充填材は0.05〜8.0重量
%のカルシウムを含み主として鉄からなるも、のである
が1.その他、ニッケル、コバ〃ト、モリブデン、ケイ
素、炭素等の第三成分の若干量を含有していてもよい。
本発明の充填材は成形性の点からみて0.6ff以下、
耐食性と見掛は比重の大なる点からみて0.5μ以上で
あることが望ましい。
本発明の充填材はカルシウムを上記範囲で含有する合金
を粉末にするか、金属粉末にカルシウム単体あるいは酸
化カルシウム−水酸化カルシウム。
硫化カルシウム等のカルシウム化合物を力AI¥ウムと
して上記範囲になるように例えば水あるいはガスを媒体
としてアトマイジングにより添加混合するかtこよって
製造される。更を二本発明の充填材は望ましくは転溶、
高炉等から発生する組法に対して粉砕、洗浄を繰り返す
ことにより得られる。
この方法によって得られる充填材は主として酸化カルシ
ウムおよびlまたは水酸化カルシウムと鉄との混合物か
らなるものと考えられる。
本発明の対象とする合成樹脂としてはポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリメタクリレート、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ弗化ビニル、
ポリ弗化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチ
レン−ブタジェン共重合体、アクリロニトリル−ブタジ
ェン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジェ
ン共重合体、スチレン−ブタジェンブロック共重合体、
ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンオキサイド
、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ
樹脂等、一般に成形用、塗料用、接着剤用等として用い
られているすべての合成樹脂を対象とする。
上記合成樹脂と本発明の充填剤とを混合するには成形用
の場合には上記合成樹脂を軟化して加圧ニーダ−やパン
パリミキサー等を用いて混合するか、押出し成形機で直
接混合するか等により、塗料や接着剤のように合成樹脂
が有機溶剤溶液もしくはエマルジーンとして提供される
場合にはロールミル、ボールミル等で混合すると言う通
常合成樹脂と充填材ζを混合する周知の手法が用いられ
る。上記合成樹脂と充填材との混合比率は特に限定する
ものではないが通常重量を付与するためには1.0体積
%以上、しかし成形性や塗装性を阻害しないためには8
0体積%以下の充填材が添加される。
〔作 用〕
本発明の充填材はカルシウムを含むことにより比重が小
さくなることなく大きな耐蝕性、耐化学性を有するもの
であ不。更に高炉や転炉の組法から得られたものは粒径
が均一でしたがって見掛は比重力5通常の鉄粉よりj 
0%大きく重量付与効果が大であるしまた非常に安価で
ある。しかしながらカルシウムの含有量が0.06重素
置以下であると耐蝕性や耐化学性が低下し1..8N量
%以上であると比重に影響し小さくなる。
〔発明の効果〕
したがって本発明の充填材は合成樹脂の成形性や塗装作
業性を低下させることなく合成樹脂に添加されることが
出来、合成樹脂#?−添加されて大重量を付与する。そ
して得られる成形物、塗料あるいは接着剤等の合成樹脂
製品中tこおいて本発明の充填材は極めて安定であるし
1本発明の充填材は安価に得られることが出来、これら
合成樹脂製品の価格を低減するものである。
実施例1゜ 0.2重fi%のカルシウムを含む粒度100)マシェ
以下の鉄粉91.2重量%とナイロン6樹脂8.8重量
%とを加圧ニーダ−で混合した後、該混合物をロールで
圧延した後粉砕によりベレット化した。該ベレットな射
出成形トこより温度200℃で径9QQMIX厚さIO
Wの円板を2ケとり、金型を用いて成形した。
該成形において得られた結果を第1表に示した。
また比較のため、電解鉄を粉砕し、同じ<100メ雫シ
ユ以下に篩別した鉄粉を用いて同様な成形テストを行っ
た。
第1表 第1表から明らかなように0.1重量%のカルシウムを
含む鉄粉を充填材として用いた場合には、電解鉄粉の場
合に比較し成形性が良好で外観にも欠陥のない比重の大
きい成形物が得られでいる。
実施例え 0、1重量%のカルシウムを含む鉄粉87重量%と、1
8重量%のエポキシ樹脂とを混合し、径80fl X 
’厚さ10Mの円板を油圧プレス成形により得た。それ
を150℃で1時間硬化させてその特性を調哀た。その
結果を第2表に示す。@2表は比較のためミルスケール
を微粉砕し、還元してつくった粒度100メ!シエの鉄
粉着用いた場合の結果も示しである。
第2表 第2表から明らかなように本発明の充填材を用いた方が
割れ欠けなく成形性に優れた比重の大きい成形物が得ら
れる。
実施例8゜ o、 s i量%の力IVVウムを含む粒度200メ・
シュ以下の鉄とポリスチロール、および1.0重量%の
力〜シウムを含む軽度同じ<200メ、シュ以下の鉄粉
とボリフ、ニレンサルフィイド樹脂とをそれぞれ90重
量%充填材および86重量%充填材の比率で別々に加圧
ニーダ−で混合した後、射出成形により径200X厚さ
5WIlの)−ンテープ〜を成形した。該成形の結果を
88表および第4表に示す。また比較のため従来法によ
り作製した電解鉄粉およびミルヌケ−〃の還元鉄粉を用
いた場合の比較例をそれぞれHS表および$4表に示し
た。
第   8   表 第   4   表 第3表および第4表に示すように本発明の充填材を用い
た場合は、従来の鉄粉を用いる場合に比較し著しくすぐ
れた成形物の得られることが明らかである。
実施例も 0、1重量%のカルシウムを含む鉄粉85重量%とポリ
エチレン15重量%との混合物を用いて外径45mx内
径85M×厚さ5Hのドーナツ状のリールを実施例1の
場合と同じ方法により成形し、得られた成形物に磁化コ
イルおよびサーチコイルを巻いて、直流の磁化曲線を測
定して得られた結果の1部を第6表および第1図tこ示
す。
第5表 第5表および第1図−こ示すごとく、本発明−こよる成
形物の場合tこは、比重が大きく優れた磁気特性が得ら
れることが明らかである。
実施例5゜ 実施例4で得られたと同様なポリエチレン−充填材混合
物をTダイから押出し、自動車用カーベ雫トの裏面−こ
厚さ約1flのシートとして積層する。
このようにして得られた自動車用カーペットは重量が大
であり遮音性が良好であった。
実施例6゜ エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルシ、 ン(55!
fi%樹脂分)20重量%と0.2重量%のカルシウム
を含む粒度10Gメツシユ以下の鉄粉とを混合して接着
剤を1製する。該接着剤を用いて塗布fi2 kg /
 nlcてファルトとポリ塩化ビニルシートとの積層物
を製造する。該積層物は重量が大であり自動車床敷用遮
音材として有用である。
以上、本発明に用いるαを含む鉄粉の製造する例の1つ
として、転炉より発生する組法を扮砕洗浄をくり返しな
がら得る方法などがある。安価tこして、酸化安定性も
あり、好ましい鉄粉が得られる。特に従来法に鉄粉より
非常に安価であることが特徴で工業的な意義が大きい。
そのほかCを含む鉄粉の作製方法としては、高0をスラ
ブと一緒に水あるいはガスアトマイズ法などをこより製
造できる。
本発明tこ用いる鉄粉の粒度、としては、0.5111
以上では大きい比重の成形体が得られにくいこと、成形
性が悪くなるなど−こより、粒度の上限値はo、 a 
m以下とする。また下限については0.5μ以下では耐
食性が悪くなることと比較の高い成形体が得られニ<く
なる。従って適性粒度としては0、5 a −0,5j
nlの等囲が好ましい。また(ja量?こりいては、8
重量%以上では、比重の大きい成形体が得られにくくな
る。また0、05%以下では、成形性、比重とも従来粉
と同等となり、本発明の特徴が出tこくい。
従って本発明に用いる鉄粉中のCa量は0.05〜8.
0重量%が望ましい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  0.05〜3.0重量%のカルシウムを含み主として
    鉄からなる金属粉末と合成樹脂とを混合したことを特徴
    とする合成樹脂組成物
JP18405186A 1986-08-05 1986-08-05 合成樹脂組成物 Pending JPS6339962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18405186A JPS6339962A (ja) 1986-08-05 1986-08-05 合成樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18405186A JPS6339962A (ja) 1986-08-05 1986-08-05 合成樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6339962A true JPS6339962A (ja) 1988-02-20

Family

ID=16146513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18405186A Pending JPS6339962A (ja) 1986-08-05 1986-08-05 合成樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6339962A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6664844B1 (en) 1997-09-19 2003-12-16 Nokia Corporation Temperature compensation in electronic devices
JP2009259834A (ja) * 2009-05-19 2009-11-05 Stanley Electric Co Ltd 車両用前照灯

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6664844B1 (en) 1997-09-19 2003-12-16 Nokia Corporation Temperature compensation in electronic devices
JP2009259834A (ja) * 2009-05-19 2009-11-05 Stanley Electric Co Ltd 車両用前照灯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6048601A (en) Soft magnetic alloy powder for electromagnetic and magnetic shield, and shielding members containing the same
CN101481483B (zh) 一种抗静电聚四氟乙烯薄膜及其制备方法
US4690778A (en) Electromagnetic shielding material
JPH07500140A (ja) 鉄/ポリマー粉末組成物の製造方法
JPH06507928A (ja) 熱可塑性樹脂被覆を施した磁性粉末組成物およびその作成方法
CN102134367A (zh) 添加木(竹)粉和鳞片材料的高分子合金及其制备方法
CN100348682C (zh) 一种抗静电涂料及其制备方法
JPS6339962A (ja) 合成樹脂組成物
JPH048769A (ja) 帯電防止性及びイオン導伝性樹脂組成物
WO2024008199A1 (zh) 一种高韧高磁吸abs合金及其制备方法和应用
JPS6035806B2 (ja) プラスチツク磁石及びその製造方法
JPH03181532A (ja) 膨張黒鉛分散複合樹脂成形体
CN113436876B (zh) 高防锈高饱和电感材料、制备方法及一体成型电感
JPH03296565A (ja) 帯電防止性樹脂組成物
US6369150B1 (en) Electromagnetic radiation absorption composition
JPS6233888A (ja) 柔軟性複合材
JPS61238852A (ja) 金属粉含有重合体組成物
CN105061915A (zh) 一种高热稳定性防静电聚苯乙烯复合材料及其制备方法
JPS6123659A (ja) 導電性塗料
JPS608335A (ja) 導電性樹脂組成物
WO2023181902A1 (ja) 磁性体及び磁性素子
JP2001308582A (ja) 微細軟磁性粉末およびそれを使用した高性能電磁波吸収体
JPS58141244A (ja) 配合物
JPH0480274A (ja) 電波吸収体組成物
JPS62199633A (ja) 複合材用フイラ−