JPS6339869Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339869Y2 JPS6339869Y2 JP5766181U JP5766181U JPS6339869Y2 JP S6339869 Y2 JPS6339869 Y2 JP S6339869Y2 JP 5766181 U JP5766181 U JP 5766181U JP 5766181 U JP5766181 U JP 5766181U JP S6339869 Y2 JPS6339869 Y2 JP S6339869Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- gas
- bowl
- shield
- extinguishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はアーク回転形ガスしや断器の改良に関
し、その目的は消弧性能の向上にある。
し、その目的は消弧性能の向上にある。
周知の如く、アーク回転形ガスしや断器は、し
や断時駆動コイルを回路に挿入して磁束を発生せ
しめ、この磁束によりアークを消弧性ガス中で回
転駆動するものである。
や断時駆動コイルを回路に挿入して磁束を発生せ
しめ、この磁束によりアークを消弧性ガス中で回
転駆動するものである。
ところで、従来の構成にあつては、消弧性能が
必ずしも充分とは云えず、特に大電流しや断領域
でしや断性能がかんばしくないという問題点があ
つた。
必ずしも充分とは云えず、特に大電流しや断領域
でしや断性能がかんばしくないという問題点があ
つた。
考案者は検討の結果、前記消弧性能が消弧室内
のガスの動きに大きくかかわつていることを見出
した。即ち、この種しや断器においては、アーク
が回転駆動されるとその放射方向に衝撃ガス流が
発生し、高温のイオン化ガスが絶縁容器に当接す
る。この絶縁容器は通常エポキシ樹脂等で注形構
成されているところから、前記高温のイオン化ガ
スに解れると焼かれある種のガスを発生する。こ
の発生ガス及び前記高温のイオン化ガスが消弧室
内に混在し乱流となるうえ、前記衝撃ガス流が絶
縁容器で反射しアークの周辺に押しもどされる結
果、消弧性能がかんばしくなく、特にこの現象が
大電流領域で著しいことを見出した。
のガスの動きに大きくかかわつていることを見出
した。即ち、この種しや断器においては、アーク
が回転駆動されるとその放射方向に衝撃ガス流が
発生し、高温のイオン化ガスが絶縁容器に当接す
る。この絶縁容器は通常エポキシ樹脂等で注形構
成されているところから、前記高温のイオン化ガ
スに解れると焼かれある種のガスを発生する。こ
の発生ガス及び前記高温のイオン化ガスが消弧室
内に混在し乱流となるうえ、前記衝撃ガス流が絶
縁容器で反射しアークの周辺に押しもどされる結
果、消弧性能がかんばしくなく、特にこの現象が
大電流領域で著しいことを見出した。
本案は以上の結果をふまえて案出されたもの
で、以下図面に示す1実施例に基づいて本案を説
明する。
で、以下図面に示す1実施例に基づいて本案を説
明する。
図において、1は固定接触子、2はこれに接離
する可動接触子、3は駆動コイル、4はアークラ
ンナーである。前記コイル3は一端がアークラン
ナー4に、他端が固定接触子1にそれぞれ接続さ
れている。
する可動接触子、3は駆動コイル、4はアークラ
ンナーである。前記コイル3は一端がアークラン
ナー4に、他端が固定接触子1にそれぞれ接続さ
れている。
5は可動接触子2の外周に配設されたアークシ
ールドである。6はエポキシ樹脂等の絶縁樹脂で
注形成形された絶縁容器で、内部にSF6ガス等の
消弧性ガスが密閉充填されている。
ールドである。6はエポキシ樹脂等の絶縁樹脂で
注形成形された絶縁容器で、内部にSF6ガス等の
消弧性ガスが密閉充填されている。
8は絶縁指向椀で、テフロンその他の耐熱性材
料で構成され、前記アークランナー4と絶縁容器
6の間で、後述の回転位置におけるアーク9を覆
う様可動側に湾曲せしめられている。
料で構成され、前記アークランナー4と絶縁容器
6の間で、後述の回転位置におけるアーク9を覆
う様可動側に湾曲せしめられている。
上述の構成において、電流をしや断するには可
動接触子2を固定接触子1から開離せしめる。す
ると、両接触子間にアークが発生し、アークの一
端は固定接触子1からやがてアークランナー4に
移行する。
動接触子2を固定接触子1から開離せしめる。す
ると、両接触子間にアークが発生し、アークの一
端は固定接触子1からやがてアークランナー4に
移行する。
このため、駆動コイル3が回路に挿入された磁
束φを発生し、アークランナー4と可動接触子2
の間に転移したアーク9を回転駆動する。このア
ーク9は周囲の消弧性ガス7をイオン化する。ま
た、アーク9は前記回転駆動により放射方向の衝
撃ガス流Fを発生する。このガス流Fは絶縁指向
椀8に当接しその湾曲面により曲げられて点線矢
印の方向に導かれる。
束φを発生し、アークランナー4と可動接触子2
の間に転移したアーク9を回転駆動する。このア
ーク9は周囲の消弧性ガス7をイオン化する。ま
た、アーク9は前記回転駆動により放射方向の衝
撃ガス流Fを発生する。このガス流Fは絶縁指向
椀8に当接しその湾曲面により曲げられて点線矢
印の方向に導かれる。
従つて、アーク9によつてイオン化された高温
ガスが絶縁容器6に直接当接しないので、絶縁容
器6が焼かれてガスを出すことがなくなる。ま
た、アークの回転に基づく衝撃ガス流Fが指向性
を持つて下方に導かれるため、イオン化ガスがア
ークの周辺に反射してもどされたり、これに基づ
く乱流を発生したりすることがない。さらに、指
向椀8が絶縁物製なるため、可動接触子2近傍の
電界が高くなることを避け得る。(前記指向椀を
金属で構成することも考えられるが、これでは可
動接触子2近傍の電界が高くなるという問題があ
る。) なお、前記可動接触子2をアーク回転位置でシ
ールド5の内部に沈み込む様に構成してもよく、
この様にすればアーク9はアークランナー4とシ
ールド5の間で回転駆動することとなり都合が良
い。
ガスが絶縁容器6に直接当接しないので、絶縁容
器6が焼かれてガスを出すことがなくなる。ま
た、アークの回転に基づく衝撃ガス流Fが指向性
を持つて下方に導かれるため、イオン化ガスがア
ークの周辺に反射してもどされたり、これに基づ
く乱流を発生したりすることがない。さらに、指
向椀8が絶縁物製なるため、可動接触子2近傍の
電界が高くなることを避け得る。(前記指向椀を
金属で構成することも考えられるが、これでは可
動接触子2近傍の電界が高くなるという問題があ
る。) なお、前記可動接触子2をアーク回転位置でシ
ールド5の内部に沈み込む様に構成してもよく、
この様にすればアーク9はアークランナー4とシ
ールド5の間で回転駆動することとなり都合が良
い。
以上詳述した如く、本案によるときは絶縁指向
椀を設けたので可動側の電界を高くすることなく
衝撃ガス流に指向性を持たせ消弧性能を向上せし
めることができ、特に大電流域における性能を改
善することが可能となるという特徴を有する。
椀を設けたので可動側の電界を高くすることなく
衝撃ガス流に指向性を持たせ消弧性能を向上せし
めることができ、特に大電流域における性能を改
善することが可能となるという特徴を有する。
図は本案の1実施例を示す縦断面図である。
1……固定接触子、2……可動接触子、3……
駆動コイル、8……絶縁指向椀、9……アーク。
駆動コイル、8……絶縁指向椀、9……アーク。
Claims (1)
- 駆動コイルの発生磁束によつてアークを消弧性
ガス中で回転駆動するものにおいて、アークを覆
うように可動側に湾曲した絶縁指向椀を設けたこ
とを特徴とするアーク回転形ガスしや断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5766181U JPS6339869Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5766181U JPS6339869Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57170234U JPS57170234U (ja) | 1982-10-26 |
JPS6339869Y2 true JPS6339869Y2 (ja) | 1988-10-19 |
Family
ID=29854124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5766181U Expired JPS6339869Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6339869Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-20 JP JP5766181U patent/JPS6339869Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57170234U (ja) | 1982-10-26 |
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