JPS6339833Y2 - - Google Patents

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JPS6339833Y2
JPS6339833Y2 JP1323582U JP1323582U JPS6339833Y2 JP S6339833 Y2 JPS6339833 Y2 JP S6339833Y2 JP 1323582 U JP1323582 U JP 1323582U JP 1323582 U JP1323582 U JP 1323582U JP S6339833 Y2 JPS6339833 Y2 JP S6339833Y2
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JP1323582U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動火災報知設備の作動試験に用い
る試験用機器に係り、単独で火災受信機、感知器
及び発信機等の作動試験を行なうことを可能とし
た自動火災報知設備の簡易試験器に関するもので
ある。
自動火災報知設備は、その機能の重要性に鑑
み、消防法により一定期間毎の作動試験が義務づ
けられている。
而して、自動火災報知設備の作動試験を行なう
に際しては、通常3名以上の作業員を必要とす
る。即ち、天井面に取付けた感知器を加熱(又は
加煙)試験器で順次作動させる作業員と、防災セ
ンター等に設置した自動火災受信機の廻りに居
て、火災発報の確認や火災受信機のリセツト操
作、発報及びリセツトを電話若しくはトランシー
バーで感知器加熱現場へ連絡する作業員と、電話
か若しくはトランシーバーにより、前記火災受信
機操作者からの発報並びにリセツトの連絡を受
け、これを加熱(又は加煙)試験器の操作者へ連
絡する作業員の、最低3名の作業員を必要とし、
作業員が1人でも欠けた場合には、迅速且つ確実
な作動試験の実施が不可能となる。
一方、大型店舗や事務所用ビル等に於いては、
前記作動試験の実施時期に制限があり得るのが普
通である。即ち、夜間や休日等の限られた時間内
に、然かも多数の事業所の自動火災報知設備を同
時に試験しなければならない場合が屡々あり、作
業員の確保や人件費等の点に多くの問題が残され
ている。
又、営業中や執務中のビル等では、火災警報用
ベルの鳴動回数を必要最低限に制限される場合が
屡々ある。その結果、加熱作業者は感知器の作動
を警報ベルの鳴動によつて知ることが出来ず、火
災受信機側から電話等を介して加熱作業者へ感知
器の作動を伝えねばならないため、感知器等を過
度に加熱(又は加煙)してしまう危険があり、こ
れにより感知器の破損を生じるという欠点があつ
た。
本考案は、従前の自動火災報知設備の作動試験
に於ける上述の如き問題の解決を課題とするもの
であり、火災受信機へ本願簡易試験器を接続する
ことにより、一人の作業員で自動火災報知設備の
作動試験が迅速且つ正確に行え、然かも過度の加
熱又は加煙による感知器の損傷を確実に防止し得
るようにした、自動火災報知設備用簡易試験器の
提供を目的とするものである。
以下、第1図及び第2図に示す本考案の一実施
例に基づいて、その詳細を説明する。
第1図は、自動火災報知設備の要部を成すP型
1級火災受信機の内部結線図であり、既に公知の
ものである。当該結線図の内願簡易試験器と主に
関連する部分は、主火災表示灯LM,地区ベル停
止スイツチS7、主ベル停止スイツチS5、電話呼出
しリレーRT、リセツトスイツチS2、手動発信機
1、火災感知器(熱式又は煙式)2、主警報ベル
3、地区警報ベル4等であり、火災感知器2又は
手動発信機1の作動(接点on)によつて前記主
火災表示灯LMが点灯し、同時に主ベル2及び該
当する火災地区用地区警報ベル3が鳴動する。
地区ベル停止スイツチS7及び主ベル停止スイツ
チS5は、これを停止側へ入れると各ベル4,3の
鳴動が停止され、又、リセツトスイツチS2を復旧
側へ入れることにより、制御リレーの自己保持が
解除され、火災受信機が元の状態に復帰する。更
に、手動発信機1の電話接続口へジヤツク端子を
挿入することにより、接点1a,1a間が短絡さ
れ、電話呼出しリレーRTが作動して火災受信機
の呼出しブザーが鳴動する。
第2図は、本考案に係る簡易試験器の内部結線
図であり、図に於いて、SAは電源スイツチ、SB
は主スイツチ、Fはフユーズ、SCはベル切替ス
イツチ、BZはブザー、1P,2Pは操作用リレ
ーとその接点、T1,T2はタイマーリレーとその
接点、J1〜J11は接続コードの先端に取付けた着
脱自在な接続ピンで、ある。又、S5は主ベル停止
スイツチ、S2はリセツトスイツチ、S7は地区ベル
停止スイツチ、RTは電話呼出しリレーであつ
て、これ等は第1図に示す如く夫々火災受信機側
に設けられている。尚、5は簡易試験器内に配設
した公知の小型送信機であり、本実施例にあつて
は、所謂ポケツトベル装置用の小型送信機が使用
されている。次に、当該簡易試験器の作動と、こ
れを用いた自動火災報知設備の作動試験について
説明する。
作動試験の実施に当つては、先ず、自動火災報
知設備の火災受信機の主ベル停止スイツチS5、地
区ベル停止スイツチS7及びリセツトスイツチS2
夫々停止並びに復旧側(off)に切替える。
次に、当該簡易試験器を接続ピンJ1〜J12を介
して火災受信機側へ着脱自在に接続する。即ち、
電源接続用のピンJ1及びJ2を火災受信機の電源側
端子台へ、接続ピンJ3を主火災表示灯LMの+側
へ各接続すると共に、接続ピンJ4,J5を主ベル停
止スイツチS5と並列に、接続ピンJ5,J7をリセツ
トスイツチS2と並列に、接続ピンJ8,J9を地区ベ
ル停止スイツチS7と並列に、接続ピンJ10,3J11
を電話呼出しリレーRTと並列に夫々着脱自在に
接続する。これにより作動試験の準備は完了であ
る。
準備が完了すれば、簡易試験器の各スイツチ
SA,SB,SCをonにした後感知器2の加熱作業
に移行する。先ず、ある一つの火災警戒地区内の
複数個の感知器2の中から適宜の一個を選定し、
これを加熱(又は加煙)試験器によつて加熱す
る。感知器2が作動(接点on)すると、火災受
信機の主火災表示灯LMが点灯し、且つ接続ピン
J3を通してリレー1Pが励磁され、ブザーBZが
鳴動し、タイマーリレーT1,T2が励磁される。
又、A接点1Pの閉によりポケツトベル装置の送
信機5が作動し、試験作業員が携帯する受信機
(ポケツトベル)6が鳴動する。即ち、試験作業
員は、ポケツトベル6の鳴動によつて感知器2の
作動を知り、直ちに感知器2の加熱(又は加煙)
を停止する。
一方、火災受信機側のスイツチS5,S2,S7
off状態となつているが、並列に接続したB接点
2P,T1,2Pによりon状態となつているため、
前記最初の火災感知器2の作動と同時に、主警報
ベル3及び地区警報ベル4が鳴動する。ベル3,
4が約5秒間鳴動すると、タイマーリレーT2(設
定時間約5秒)が作動し、A接点T2の閉により
リレー2Pが作動して接点2Pがoffとなり、両
警報ベル3,4が停止する。
タイマーリレーT1は約10秒間に設定されてお
り、ベル3,4の鳴動停止後約5秒間すれば、当
該リレーT1が作動し、B接点T1がoffとなつて火
災受信機側の操作リレーが復旧され、これにより
主火災表示灯LMが消えると共にリレー1P,リ
レーT1、リレーT2が夫々復旧する。尚、この時
スイツチSCがon側に入れられているため、リレ
ーT1が作動してB接点T1がoffになつても、リレ
ー2Pは作動状態のままに自己保持されており、
その結果、B接点2Pはoffの状態に保持された
ままとなる。又、作業者は前述の如く、感知器の
作動をポケツトベル6によつて瞬時に知ることが
出来るため、感知器が過度に加熱(又は加煙)さ
れることは全くなく、その結果加熱停止後約10秒
間もあれば十分に復旧する。
一つの火災警戒地区内の最初の感知器の作動試
験が終れば、同一警戒地区内の他の感知器を順次
加熱作動させて行く。尚、この時、リレー2P
は、前述の如く最初の感知器の作動によつて励磁
された後そのままの状態に保持されており、その
結果各B接点2Pはoffになつており、警報ベル
3,4が鳴動することはない。即ち、主警報ベル
3及び地区警報ベル4は、各警戒地区内の最初の
感知器の作動時だけ鳴動し、その他の感知器の作
動時には鳴動することがない。
当該警戒地区内の全数の感知器と手動発信機1
の作動試験が終れば、その警戒地区用の手動発信
機1の電話ジヤツク孔へ短絡バーを挿入し、接点
1a,1aを閉にする。そうすると、電話呼出し
リレーRTと並列に接続したリレー3Pが励磁さ
れ、簡易試験器は最初の状態に戻されることにな
る。尚、スイツチSCをoffの状態にしておけば、
リレーT1の作動の毎にリレー2Pが復帰され、
その結果、警戒地区内の感知器の作動毎にベル
3,4が鳴動することになる。
上述の如き操作を各火災警戒地区毎に繰返すこ
とにより、自動火災報知設備を構成する全ての火
災感知器2並びに手動発信機1を作動させて行
く。
本考案は上述の如く、一つの火災警戒地区内の
最初の感知器の作動時だけ警報ベルを鳴動させ、
その他の感知器の作動時にはその鳴動を自動的に
停止し得る構成としているため、必要最低限度の
ベル鳴動回数でもつて自動火災報知設備の作動試
ことが出来、営業中や執務中に自動火災報知設備
の作動試験を行なわねばならない様な場合には、
特に好都合である。
又、手動発信機1の接点1aをonにすること
により電話呼出し線を介してリレー2Pをリセツ
トし、簡易試験器を元の状態に復帰する構成とし
ているため、複数の火災警戒地区があつても、一
人の作業員で極めて能率よく作動試験を行なうこ
とが出来、検査コストの大幅な低減を図り得る。
更に、感知器の作動と同時に、ポケツトベル装
置の送信機5が作動して加熱試験作業者へ感知器
の作動を知らせるため、感知器が過度に加熱(又
は加煙)される様なことは全くなく、且つこれに
起因する事故も皆無となる。
本考案は上述の通り、秀れた実用的効用を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、公知のP型1級自動火災警報受信機
の結線図である。第2図は、本考案に係る簡易試
験器の結線図である。 LM……火災受信機の主火災表示灯、S2……火
災受信機のリセツトスイツチ、S5……火災受信機
の主ベル停止スイツチ、S7……火災受信機の地区
ベル停止スイツチ、RT……火災受信機の電話呼
出しリレー、1……手動発信機、1a,1a……
手動発信機のジヤツク接点、2……火災感完器
(熱式又は煙式)、3……主警報ベル、4……地区
警報ベル、5……送信機、6……受信機、SA,
SB……簡易試験器のスイツチ、SC……ベル切替
スイツチ、BZ……ブザー、1P,2P,3P…
…操作用リレー及びその接点、1T,2T……タ
イマリレー及びその接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動火災報知設備のP型1級火災受信機の発報
    作動と連動して作動する操作リレー1Pと;該操
    作リレー1Pの作動によりそのA接点1Pを通し
    て励磁され、設定時間が夫々異なるタイマリレー
    T1,T2と;前記火災受信機の電話呼出しリレー
    RTへ接続ピンJ10,J11を介して着脱自在に接続
    する操作リレー3Pと;前記タイマリレーT1
    B接点T1と操作リレー3PのB接点3Pとタイ
    マリレーT2のA接点T2の直列回路を通して励磁
    され、前記接点T2に並列にその接点2Pを接続
    した操作リレー2Pと;前記B接点T1へ並列に
    接続したベル切替スイツチScと;前記火災受信
    機のoff状態とした主ベル停止スイツチS5へ接続
    ピンJ4,J5を介して、またoff状態とした地区ベ
    ル停止スイツチS7へ接続ピンJ8,J9を介して夫々
    並列且つ着脱自在に接続する操作リレー2PのB
    接点2P,2Pと;前記火災受信機のoff状態と
    した火災復旧スイツチS2へ並列に接続ピンJ6,J7
    を介して着脱自在に接続する前記タイマーリレー
    T1のB接点T1と;前記操作リレー1Pの作動に
    より、作動試験作業者が携帯するポケツトベル受
    信機6へ信号を発信する送信機5とより構成した
    ことを特徴とする自動火災報知設備の簡易試験
    器。
JP1323582U 1982-02-01 1982-02-01 自動火災報知設備の簡易試験器 Granted JPS58117586U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1323582U JPS58117586U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 自動火災報知設備の簡易試験器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1323582U JPS58117586U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 自動火災報知設備の簡易試験器

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Publication Number Publication Date
JPS58117586U JPS58117586U (ja) 1983-08-11
JPS6339833Y2 true JPS6339833Y2 (ja) 1988-10-19

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JP1323582U Granted JPS58117586U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 自動火災報知設備の簡易試験器

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