JPS6339691A - 流動する液体の磁気処理用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、液体中に溶解した物質が沈澱して生じるスケ
ールの成長を防ぎ、また導管に及ぼす液体の腐食作用や
この液体と接触する付帯設備への腐食作用を防ぐことを
目的とする、水のような流動液体の磁気処理用装置に係
る。

（従来の技術） そうした液体の磁気処理およびこの処理を行なう、装置
は、例えばノルウェー国特許第１１１．２９１号、第１
３１．００６号および第１４５．２０９号から従来より
周知であり、ボイラーのスケールのようなカルシウム塩
の沈澱し易い種類の水や、腐食を生じ易い水の処理を特
に対象としている。

そうした流動する液体の処理を行なう装置は、液体が通
り扱けるハウジングを備えている。このハウジング内に
は永久磁石が配置され、磁石の一方の極シューにより部
分的に形成された磁界隙間を液体が通り央けるようにな
っている。とりわけ本発明は、液体の通り抜けるハウジ
ングと、放射状に向けられた楊シューを備えている少な
くとも１つの環状の永久磁石とを有し、永久磁石は、入
口から当該永久磁石の円筒状の空間を通り、永久磁石の
一方の極シューに部分的に形成された磁界隙間を通り扱
けて液体が流れるようにハウジングに取り付けられてい
るような装置に関連している。

（問題点を解決するための手段） 本発明の装置の特徴は、当該装置が、永久磁石の円筒状
の内側空間内に当該空間と同軸的に配置され、永久磁石
の他方の極シューと磁性的に連絡したほぼ円筒状の強磁
性カップ部材を備え、当該カップ部材が壁に液体の通り
抜けるスロットまたは開口を持ち、しかも強磁性材料の
半径方向に突き出たカラーを備えていて、当該カラーは
第１の穫シューと一緒になって磁界隙間を形成している
。

本発明の他の実施例では、カラーはキャップ部材の一部
として作られている。このキャップ部材はカップ部材に
対し軸方向に移動して、磁界隙間の幅を調節し、流動す
る液体の流速および／または物理的特性に合わせて磁気
の影響を制御できるようになっている。

以下、添付図面に沿って本発明の好ましい一実施例につ
き詳細に説明する。

（実施例） 図面は、円筒状のカップ１の形をしたプラスチックまた
はその他の非磁性材料からなるハウジングを示している
。前記円筒状のカップの軸線は、ハウジングの入口２と
出口３にほぼ直角に延びている。入口２はカップ１の底
にある中央間口につながり、また出口３はカップの底に
ある偏心開口と連絡している。カップ１の内部に当該カ
ップと同軸的に環状の永久磁石４が設けられている。こ
の永久磁石は、放射状に向けられた下部と上部の極シュ
ー５と６を備えている。磁石４内の円筒状空間の内部に
は当該磁石と同軸的に、強磁性材料からなるほぼ円筒状
のカップ部材７が設けられている。このカップ部材７は
下部の橿シュー５と伝導結合した状態にあり、またカッ
プ部材７の下部の開口端は入口と連絡した状態にあり、
またカップ部材の壁と必要に応じて設けられる底には８
の位置にスロットまたは開口が設けられ、液体を流すこ
とができるようになっている。カップ部材７の上部の閉
鎖端には、半径方向に突き出たカラー１０を持つキャッ
プ９が設けられている。前記カラー１０はカップ部材７
を通じて下部の極シュー５と磁性的に連絡し、また上部
の極シュー６と一緒になって磁界隙間１１を形成してい
る。液体はカップ部材７にあるスロットまたは開口８を
通り扱けた後、前記磁界隙間を通り抜けて流れる。液体
は前記隙間１１から永久磁石４の外側を通り、出口３に
向けて流れていく。ハウジングカップ１は、蓋またはキ
ャップ１２、例えばねじ締めキャップにより上端を閉じ
られている。

カップ部材７とカラー１０を持つキレツブ９は２つに分
かれた部品に作られ、キャップとカラーのユニットを取
り外して磁界隙間の表面を掃除することができる。

図示された好ましい実施例では、キャップとカラーのユ
ニットは、ねじ１３によりカップ部材７に対して軸方向
に移動するようになっている。従って磁界隙間の幅は、
装置を使用する現場で、装置を取り付けようとするシス
テムの箇々のパラメータ（処理しようとする液体の種類
、液体の硬度、液体のｍ）に合わせて簡単にｍＨするこ
とができる。図中にて、中心線の右側に示されたキャッ
プ９は狭い磁界隙間を形成する低い位置にあり、また中
心線の左側に示されたキャップ９は広いｖｔｉ界隙間隙
間成する高い位置にある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明に係る装置の好ましい一実施例を示して
いる。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）流動する液体の磁気処理用装置にして、流体の通
   り抜けるハウジング（１）と、放射状に延びる極シュー
   （５、６）を備えている少なくとも１つの環状の永久磁
   石（４）とを有し、永久磁石は、入口（２）から当該永
   久磁石（４）の円筒状の空間を通り、永久磁石の一方の
   極シュー（６）に部分的に形成された磁界隙間（１１）
   を通り抜けて液体が流れるようにハウジングに取り付け
   られており、また当該磁気処理用装置は、永久磁石の円
   筒状の空間内に当該空間と同軸的に配置され、永久磁石
   の他方の極シュー（５）と磁性的に連絡したほぼ円筒状
   のカップ部材（７）を備え、当該カップ部材（７）が壁
   にスロットまたは開口（８）を持ち、しかも強磁性材料
   からなる半径方向に突き出たカラー（１０）を備えてい
   て、当該カラーは第１の極シュー（６）と一緒になつて
   前記磁界隙間（１１）を形成しているような流動する液
   体の磁気処理用装置。
2. （２）前記カラー（１０）は、カップ部材（７）に対し
   軸方向に移動するようになつたキャップ（９）の一部で
   ある特許請求の範囲第１項に記載の装置。