JPH031119Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH031119Y2
JPH031119Y2 JP18300086U JP18300086U JPH031119Y2 JP H031119 Y2 JPH031119 Y2 JP H031119Y2 JP 18300086 U JP18300086 U JP 18300086U JP 18300086 U JP18300086 U JP 18300086U JP H031119 Y2 JPH031119 Y2 JP H031119Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular body
water
casing
magnetic
annular permanent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18300086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6386898U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18300086U priority Critical patent/JPH031119Y2/ja
Publication of JPS6386898U publication Critical patent/JPS6386898U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH031119Y2 publication Critical patent/JPH031119Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、農作物への散水、添水による成長促
進及び土壌の脱塩等に活用する為に、農業用水及
び地下水を効率良く磁化処理する装置に関するも
のである。
〈従来の技術〉 近年、磁気による水処理装置の実用化が種々の
目的で数多く使用されてきており、、その構造は
流量に応じて、大きさや内部構造に若干の違いは
あるとはいえ、一般的に共通することは、非磁性
のハウジングの内部に、数千ガウスの表面磁束密
度をもつた永久磁石を備え、処理水が磁石間を通
り抜けるとき、磁場作用を受ける様にしたもので
あり、しかも水流が磁場作用を受けるときに、磁
力線に対して直角に通過することによつて、最大
の効果が得られることが実証されている。
そこで磁力線に対して直角に通過する様に、
種々の構造をもつ水処理装置が考案されており、
例えば管状体の外周に、環状の磁石体を一定間隔
毎に周設し、上記管状体内に処理水を通過させる
機構の装置、或いは実開昭60−67193号公報(液
体処理装置)の様に、処理液を通過させる耐食材
料製の装置本体の外周側に相対向する平板状の永
久磁石を配置し、これらの永久磁石を前記装置本
体とこの装置本体の外周に嵌合固定したヨークと
の間に挾着固定したものがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし乍ら上述の管状体外周に環状の磁石を周
設し、管状体内に処理水を通水する場合でも、流
量に限界が生じ、流量を増加させるには管及び磁
石を大きくしなければならない為に装置自体が大
きくなる等の問題がある。
又上述の実開昭60−67193号公報に開示される
考案に於いても上記と同様に流量の限界が生じ、
最近、磁化水が農作物に好影響を与えることから
農作物への散水及び添水に使用する場合では、装
置自体が大きくなる等の問題がある。
本考案はこれら従来技術の緒問題を解消するこ
とを目的とするものである。
〈問題点を解決する為の手段〉 本考案では上記問題点を解消する為に、ケーシ
ング内に、架設される管状体の外周に耐食性の環
状磁石を所要間隔毎に周設することによつて磁化
効率を高めようとするものであり、その要旨は
上,下両端に液体出入用の開口部が形成されたケ
ーシング内に、環状永久磁石体がその外周に所要
間隔毎に外嵌積重された非磁性体より成る管状体
を遊嵌状に架設すべく、該管状体の上,下開口縁
に支持部をそれぞれ配設せしめ、しかも該支持部
は液体の流入、流出に支障を起たすことなく、か
つ上記管状体と一体的に自在に回動する如き構成
としたことを特徴とする磁化処理装置である。
〈実施例及び作用〉 以下本考案に係る磁化処理装置を、その実施例
を示す図面を参酌し乍ら詳述する。
第1図は本考案の一実施例を一部切欠要部説明
図、第2図は本考案の断面説明図であり、1はオ
ーステナイト系ステンレス等の非磁性体から成る
管状体であり、同管状体1外周に、上,下部相等
しく、N極,S極に分極される環状永久磁石体
2,2,…を、一定間隔毎に重り合う様に外嵌す
る為に、その各間に非磁性体或いは磁性体より成
るワツシヤー部材3,3,…を介在させるもので
ある。そして環状永久磁石体2,2,…を装着さ
せた管状体1を、ケーシング4内中央に遊嵌状に
架設する為に、上記管状体1の上,下端開口縁を
支持する為の支持部5,5′を配設し、上記ケー
シング4内に遊嵌状に嵌入するものであり、同支
持部5,5′は流路を妨げ無い様に、例えば図中
に示す如く、輪形状の支持部5,5′開口縁より
上記管状体1の開口縁を支持する為の支持杆6,
6,…を所要数設けるものであり、上記支持杆
6,6,…は水流に対して回動する様に羽根形状
に形成し、上記ケーシング4内にて上記管状体1
と上記支持部5,5′とが一体的に回動する構成
となし、乱流を生起せしめるようにする。
次に第3図に於いて示すのは、同径の環状永久
磁石体2,2,…を、或る間隔毎に同極同志向き
合う状態での磁束分布を示す説明図であり、この
場合同極間の反発境界ゾーンaへ磁束が広範囲に
集中している事が判明し、上記環状永久磁石体
2,2,…と、ケーシング4内壁との間にA矢印
方向から流入する処理水は磁束に対して直角に横
切ることとなり、充分に磁化作用を受ける事とな
る。
又第4図に於いて示すのは、上記同様に配置さ
れた同極同志に向き合う環状永久磁石体2,2の
上下側に、それより大径の環状永久磁石体2,2
を配置したものであり、この場合の磁束分布は、
第3図に示す磁束分布よりも広範囲に集中してい
る事が判明し、処理水の磁化処理能力が高められ
る事が考察される。
なお管状体1内も磁束が分布しており、流入す
る処理水は充分に磁化作用を受けることとなる。
又上記管状体1及びワツシヤー部材3,3,…
は、耐食性素材を用い、上記環状永久磁石体2,
2,…は防錆性を有する例えばフエライト磁石、
又は表面に防水素材を被覆した磁石を使用する。
以上の構成より成る本考案では、ケーシング4
内へ流入される処理水は、管状体1内と上記ケー
シング4内壁と環状永久磁石体2,2,…との間
に分流されることとなり、更に支持部5,5′に
形成される羽根形状の支持杆6,6,…を、回動
させ乍ら流入されるものである。つまり処理水は
上記ケーシング4内で乱流し乍ら磁化作用を受け
ることとなり、その事によつて磁気処理効果を一
層高めることとなる。又農業用水等の様に多量の
水を必要とする場合には、磁気処理能力が高い為
に小型のケーシング4でも充分に磁気処理をする
ことが可能となり、磁気による水処理の効果とし
てのスケールの生成防止と除去及び水中微生物の
抑制並びに腐食防止の他に、土壌に含まれる塩分
の脱塩効果がエム・ア・アサトリヤンとヴエ・
エ・スタタニヤン(《アルメニヤギプロウオドホ
ーズ》)の試験結果により判明されており、又予
備磁気処理後の水を潅水する際植物の成長が改善
されるということは、イ・ヴエ・ダルドイモフ・
イ・イ・ブレフマン及びア・ヴエ・クルイロフが
1965年に発表した(ソ連科学アカデミーシベリア
支部極東支局生物活性物質研究所)によつて実証
されており、農作物への品質改善及び成長促進と
同時に土壌の脱塩効果により農作耕地の再生を期
すものである。
なお第5図は本考案の他の例を示す実施例図で
あり、容積の大きいケーシング4を使用し、多量
の処理水を扱う場合には、上記ケーシング4内に
複数本の管状体1,1,…を架設し、その外周に
環状永久磁石体2,2,…を装着し、処理水を効
率良く磁気処理を行なうものである。
〈考案の効果〉 以上述べて来た如く本考案によれば、農作物へ
の散水及び添水の様に、多量の水の磁気処理を必
要とする場合に、水の流量に悪影響を及ぼす事無
く効率良く磁気処理を行なう事が可能であり、更
にケーシング内にて乱流を生起せしめることでよ
り一層の磁気処理効果を向上せしめるものであ
る。
この事により土壌の脱塩効果及び農作物への成
長改善の促進の他に、スケールの生成防止と除去
及び水中微生物の抑制並びに腐食防止等の効果を
奏し、様々な分野での応用が可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部切欠要部説明
図、第2図は本考案の断面説明図、第3図及び第
4図はそれぞれ本考案の磁束分布を示す説明図、
第5図は本考案の他の例を示す実施例図である 図中、1:管状体、2,2…:環状永久磁石
体、4:ケーシング、5,5′:支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上,下両端に液体出入用の開口部が形成された
    ケーシング内に、環状永久磁石体がその外周に所
    要間隔毎に外嵌積重された非磁性体より成る管状
    体を遊嵌状に架設すべく、該管状体の上,下開口
    縁に支持部をそれぞれ配設せしめ、しかも該支持
    部は液体の流入,流出に支障を起たすことなく、
    かつ上記管状体と一体的に自在に回動する如き構
    成としたことを特徴とする磁化処理装置。
JP18300086U 1986-11-27 1986-11-27 Expired JPH031119Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18300086U JPH031119Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18300086U JPH031119Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6386898U JPS6386898U (ja) 1988-06-06
JPH031119Y2 true JPH031119Y2 (ja) 1991-01-14

Family

ID=31129326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18300086U Expired JPH031119Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH031119Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323354Y2 (ja) * 1987-03-30 1991-05-21
JPH07194B2 (ja) * 1989-09-25 1995-01-11 実 松波 水質改善装置用磁化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6386898U (ja) 1988-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7238289B2 (en) Fluid treatment apparatus
US5364536A (en) Process and device for the magnetic treatment of a fluid
US7473374B2 (en) Fluid treatment apparatus
JPH031119Y2 (ja)
JP3223348B2 (ja) 磁石密閉型磁気式水処理装置
US6641725B1 (en) Apparatus for the magnetic treatment of fluids
JP4038279B2 (ja) 多極式磁場を利用した水処理装置
JP2004351374A (ja) 活水処理装置
RU2083503C1 (ru) Устройство для обработки воды
JP3350640B2 (ja) 磁石を用いた流体イオン化装置
JPS63296888A (ja) 磁石構造体
JP2004188367A (ja) 水活性化装置
WO2004033378A1 (en) Magnetic device for fluids treatment
KR200339732Y1 (ko) 자화장치
JPH02157087A (ja) 水活性化装置
JPH0479614B2 (ja)
JPH0499473A (ja) 磁気殺菌装置
JPH034396Y2 (ja)
JPH0462796B2 (ja)
RU2136603C1 (ru) Способ магнитной активации и деионизации воды
KR20240138329A (ko) 자화수 생성장치
JPH0463196A (ja) 流体処理装置
KR0139475Y1 (ko) 용수자계처리기
RU2092446C1 (ru) Устройство для магнитной обработки жидкости
JP2003190964A (ja) 磁気活水装置