JPS6339635Y2 - - Google Patents

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JPS6339635Y2
JPS6339635Y2 JP1980110449U JP11044980U JPS6339635Y2 JP S6339635 Y2 JPS6339635 Y2 JP S6339635Y2 JP 1980110449 U JP1980110449 U JP 1980110449U JP 11044980 U JP11044980 U JP 11044980U JP S6339635 Y2 JPS6339635 Y2 JP S6339635Y2
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pressure
hose
cylinder
water pressure
water
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JP1980110449U
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はホースの耐圧試験装置における水圧
切換装置に関するものである。
一般に自動車用オイルブレーキホースやその他
圧力機器に用いられる可撓性耐圧ホースは端末金
具を固着して完成した後に、耐圧試験が行われる
が、この耐圧試験は通常ホースメーカーによつて
付随的業務として社内で行われることもあつて、
業務用の耐圧試験装置は商品としての開発も遅れ
ており、各メーカーとも非能率性、その他の不便
を感じながらも経験的に案出された自社製の旧態
の機械を使用しているのが現状である。
従つて、従来のホース耐圧試験は個々のホース
を加圧装置に取付け、加圧終了から取外しまでを
すべて人手により行うのが普通で、1台の加圧
(水圧)ポンプできわめて少数のホースの試験し
かできず、さらに複数のホース試験を行う場合で
も、1ケ所の水もれ等の故障や事故の影響が全体
の試験に影響を与える等、ポンプの有効稼働率や
その他の点できわめて不経済であつた。
この考案はこれらの問題を解消する試験装置の
要部の一つであり、かつ、この装置の完成を可能
ならしめる独自の水圧切換装置を提供せんとする
もので、特に、複数段階の加圧試験を行う装置に
おいて、高段階の水圧の発生及び高水圧下のホー
スの安全な圧抜きを加圧ポンプと無関係に行わし
める水圧切換装置を得ることを目的としている。
第1図は耐圧ホースの1例を示す側面図で耐圧
補強をされた合成樹脂又はゴム等よりなる可撓性
ホース1の両端に端末金具の外筒部を加締めるこ
とにより金具2,3が固着されている。
第2図は耐圧試験装置の水圧回路図で、水圧ポ
ンプ4は装置に装着するホース1の1次的な比較
的低い設定テスト圧力(例えば200Kg/cm2)と最
大テスト圧力(例えば300Kg/cm2)を提供し得る
複数段階の吐出圧を有するものとし、ホース1を
テスト状態にセツトするホースセツト装置5まで
の水圧回路(配管)6,7,8間には、逆流防止
式の自動弁9と、水圧切換装置10がそれぞれ介
設されている。
自動弁9は内部に弁体11とこの弁体11を一
定の押圧力でバルブシートに常時押接しているス
プリング12を収容しているバルブ胴体13及び
そのバルブ胴体13の端部にバルブシート14を
介して連通形式され、かつ、その中心部に弁棒1
6を挿通している弁座胴体15と、シリンダーロ
ツド17がアジヤストカツプリング18を介して
前記弁棒16と連結されている油圧シリンダー1
9とを有しており、水圧ポンプ4側の配管6は弁
座胴体15内に、また水圧切換装置の配管7は、
バルブ胴体13内にそれぞれ開口連通せしめられ
ている。
アジヤストカツプリング18内においては、弁
棒16とシリンダーロツド17は互に突合わされ
て、カツプリング18に摺動自動に挿入されて連
結されているが、スラスト方向に突合わされる荷
重がかけられたときは一定の遊動を行つた後に両
軸端が突合わされ、引張り方向に荷重がかかつた
ときは、一定の弾力で緩衝された後にカツプリン
グ18を介して伝達が行われる構造となつてい
る。
水圧切換装置10は水圧ポンプ4からホースセ
ツト装置に送られた圧力水をさらに高圧水にする
ために加圧するものである。この水圧切換装置1
0は常時ピストン41を挿通している下部シリン
ダー42と、その上端に接合され、ホースセツト
装置5側の配管8を内部に開口接続せしめている
上部シリンダー43とを有し、その下部には取付
フレーム44を介してピストン41の駆動用油圧
シリンダー45が付設されている。この油圧シリ
ンダー45のロツド46は上記取付フレーム44
内において軸継手を兼ねたリミツトスイツチ駆動
用ラム47を介して接合されるとともに、フレー
ム44内にはロツド46及びピストン41のスト
ローク方向に沿つて、かつ、予め設定された通過
位置において作動する少なくとも3個のリミツト
スイツチL1,L2,L3が付設されている。
第3図は上記水圧切換装置の水シリンダー部分
の詳細構造を示す拡大断面図で、上部シリンダー
43の上部にはホースセツト装置側配管8の接続
口48が穿設され、このシリンダー上部開口端は
水シリンダー蓋49が密閉嵌合されている。両シ
リンダーの接合部に近い下部シリンダー42の上
端付近には、自動弁側配管7の接続口50が形成
されている。
リミツトスイツチはピストン41のストローク
により上部シリンダー43内が、例えば200Kg/
cm2の水圧を保持する点において、ラム47との関
係で油圧シリンダー45を停止させる位置にリミ
ツトスイツチL3を設け、ピストン41が上方に
ストロークして上記水圧が300Kg/cm2に達する時
点で同様に油圧シリンダー45をラム47により
停止させる位置より上側にリミツトスイツチL3
を設け、リミツトスイツチL1はピストン41が
下降して前記水圧が200Kg/cm2より低い値を保持
する時点で作動して、シリンダー45を停止させ
る位置に設けられる。結局、この例ではリミツト
スイツチL1〜L3は、一応上部シリンダー43内
の水圧が3段階に切換られるように上下3段階に
分けて、その対応すべき位置に設けられている。
以上のように構成されるホースの耐圧試験装置
は、1台のホースセツト装置5で、例えば50本の
耐圧ホース1を同時にテストするものとし、従つ
て、この場合の装置5には50本のホースを通水加
圧状態にセツトできる機構を設け、これに対して
自動弁9及び水圧切換装置10を各1台備えて1
つのユニツトとし、1台の水圧ポンプ4で多数ユ
ニツト試験装置を運転するものとする。
次に、この考案の水圧切換装置を備えた耐圧試
験装置の運転方法について説明する。先ず、水圧
ポンプ4に接続された試験装置のホースセツト装
置5の通水側及び各クランパーにホース1の接続
金具2,3をそれぞれクランプせしめセツトす
る。
次いで、水圧ポンプ4から自動弁9及び水圧切
換装置10を介してホース1内に水を充填した
後、ホース1の上端部を密閉する。
その前に、ホース1を直線状態になるまで伸ば
し(この時、水圧切換装置10のラム47はリミ
ツトスイツチL2位置に停止させられ、シリンダ
ー45は次の作動体制に入つている)、水圧ポン
プ4によりホース1への加圧が行われるが、この
とき自動弁9の油圧シリンダー19により、弁体
11は解放されるので、スプリング12に抗して
開かれている。このときの加圧はホース1の第1
次耐圧試験として、例えば200Kg/cm2の圧力で行
われるもので、ホース1内がこの圧力に達すると
自動弁9は前後の圧力が均衡するため、スプリン
グ12によつて閉じられ、その状態で一定時間の
耐圧試験が行われる。この時、水圧ポンプ4の吐
出圧は200Kg/cm2に設定されているので、ホース
側において何らかの理由で水圧が200Kg/cm2以下
になると、自動弁が開いて再度200Kg/cm2の水圧
になるまで加圧され、結局第1次耐圧試験中のホ
ースには常に一定圧力(200Kg/cm2)が加えられ
ていることになる。
第1次耐圧試験が一定時間を経過して終了する
と、タイマー等により水圧切換装置10の油圧シ
リンダー45が作動してピストン41を上方にス
トロークせしめ、ホース1内の水圧が第2次耐圧
試験の設定圧力(例えば300Kg/cm2)に至るまで
駆動し、その状態で第2次耐圧試験が一定時間行
われる。このとき、油圧シリンダー45はラム4
7が最上段のリミツトスイツチL2を作動させる
位置の手前でその駆動を停止するが、この停止時
にホース1内の水圧が前記設定圧300Kg/cm2に達
しない場合や、何らかの事情で300Kg/cm2以下に
低下した場合には残りのストロークで加圧する。
尚、さらに不足の時は油圧シリンダー45はラム
47が最上段のリミツトスイツチL3まで上昇し
て停止するが、このリミツトスイツチL2が作動
指令して300Kg/cm2に切換えられた水圧ポンプ4
の圧力水が自動弁を開いて不足分の加圧を自動的
に行う。
上記、第1次、第2次耐圧試験中、自動弁9は
逆止弁としても作用しているので、ホース1側の
高圧水が水圧ポンプ4側に逆流することはない。
このようにして、第2次耐圧試験が終了すると
自動弁9の油圧シリンダー19が作動して弁体1
1は閉じてロツクされるとともに、水圧切換装置
10のラム47が最下段のリミツトスイツチL1
の位置まで下降し、同時にピストン41も下方向
にストロークするので、ホース1は圧抜きが行わ
れ、第1次設定圧以下の水圧に低下する。この状
態でホース1はホースセツト装置5から最終的に
取り外され、この装置にするすべての耐圧試験を
終了する。水圧ポンプ4ももとの吐出圧(上記例
では200Kg/cm2)に戻され、次の耐圧試験に備え
る。
この考案のホース耐圧試験装置における水圧切
換装置は、以上のように構成される結果、次のよ
うな具体的効果を奏するものである。
(1) 水圧ポンプの加圧力が不足している場合でも
水圧を段階的に切換えられるので、設定水圧を
常時正確に保持できる。
(2) 水圧切換装置によつて第2次耐圧試験が可能
となり、しかも自動弁の作用を相俟つてホース
セツト用の各ユニツトにおける耐圧試験が他の
ユニツトと関係なく独立して行なわれるから、
作業効率が向上するばかりでなく、他の部分で
の故障や事故の影響を受けない。
(3) 試験完了後はホース内を減圧してホース内の
圧力流体を抜くので、作業を安全に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は耐圧ホースの1例を示す一部分省略正
面図、第2図は耐圧試験装置の概要を示す配管
図、第3図はこの考案に係る水圧切換装置の要部
拡大断面図である。 1……ホース、2,3……接続金具、4……水
圧ポンプ、5……ホースセツト装置、6,7,8
……配管、9……自動弁、10……水圧切換装
置、11……弁体、12……スプリング、13…
…バルブ胴体、14……バルブシート、15……
弁座胴体、16……弁棒、17……シリンダーロ
ツド、18……アジヤストカツプリング、19…
…油圧シリンダー、41……ピストン、42……
下部シリンダー、43……上部シリンダー、44
……取付フレーム、45……油圧シリンダー、4
6……ロツド、47……ラム、48,50……接
続口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方において油圧駆動によりロツクされる逆止
    弁構造の自動弁9を介して水圧ポンプ4と接続さ
    れ、かつ他方においてホース1に加圧するホース
    セツト装置5と接続される上部シリンダー43
    と、この上部シリンダー43とともに内部にピス
    トン41を挿通している下部シリンダー42とを
    取付フレーム44に固定して設け、前記ピストン
    41は前記取付フレーム44に固定して設けられ
    た油圧シリンダー45のシリンダーロツド46に
    連結されており、ピストン41及びシリンダーロ
    ツド46のストロークを所定位置において停止せ
    しめる複数個のリミツトスイツチL1,L2,L3
    上記取付フレーム44に付設してなるホースの耐
    圧試験装置における水圧切換装置。
JP1980110449U 1980-08-02 1980-08-02 Expired JPS6339635Y2 (ja)

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JPS5732834U JPS5732834U (ja) 1982-02-20
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317816Y2 (ja) * 1985-02-05 1991-04-15
JP4506418B2 (ja) * 2004-11-04 2010-07-21 横浜ゴム株式会社 ホース耐圧試験方法及びホース耐圧試験装置

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JPS536870A (en) * 1976-07-09 1978-01-21 Hitachi Ltd Binder of magnetic shield for air core reactor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526312Y2 (ja) * 1972-05-20 1977-02-09
JPS5141582U (ja) * 1974-09-24 1976-03-27

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JPS536870A (en) * 1976-07-09 1978-01-21 Hitachi Ltd Binder of magnetic shield for air core reactor

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