JPS6338914Y2 - - Google Patents

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JPS6338914Y2
JPS6338914Y2 JP18787180U JP18787180U JPS6338914Y2 JP S6338914 Y2 JPS6338914 Y2 JP S6338914Y2 JP 18787180 U JP18787180 U JP 18787180U JP 18787180 U JP18787180 U JP 18787180U JP S6338914 Y2 JPS6338914 Y2 JP S6338914Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、脱装置、籾殻選別装置および循環
型精米装置を備えた循環型脱精米機における籾
殻と米糠の排出装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
この種一般的な循環型脱精米機は、脱選別
作業と精米作業とを交互に行なうものであるた
め、脱選別作業中は籾殻が排出され、精米作業
中は米糠が排出されるが、従来のこの種精米機の
排出部は、籾殻を排出する経路と米糠を排出する
経路とが別々に構成され、然も両方の経路に吸引
排出装置が設けられていたので、内蔵装置が複雑
で機体が大型化し、且つ大きな動力が要求される
等の欠点があつた。
一方、この排出部の構造として、籾殻吸引用の
吸引ダクトと精米装置に連なる除糠用の吸引ダク
トとを途中で合体させ、一本の吸引ダクトとして
吸引フアンに連通させた技術が開示されている
(特開昭54−60164号)。
しかし上記技術は籾殻の吸引ダクトと除糠用吸
引ダクトとを単に連結し吸引フアンに連通させて
いるだけなので、逆に吸引フアンによる吸引力
が、合体部を通して、分岐された両吸引ダクトに
分散されてしまい吸引効率を著しく低下させてし
まう。その場合には、例えば精米時に除糠網に米
糠が目詰まりし易く、精米効率を著しく低下させ
ることになる。或いはこの欠点をカバーするため
には必要以上に大きな動力を必要とすることにな
る。
そこで上記開示技術では、選別装置に圧送フア
ンに連なる送風ダクトを設け、分散される吸引力
を補強する方式を取つている。このため、構造及
び動力の両面における合理化は未だ満足すべきも
のとはなつていない。
また上記開示技術では、籾殻選別装置の玄米出
口が精米装置への玄米落下口となつており、吸引
フアンによる吸引力が籾殻吸引ダクト側と除糠吸
引ダクト側とに分散されることとも相まつて、籾
供給ホツパー内の全量を完全に脱した後でなけ
れば精米を行なうことができない構成となつてい
る。
これは、脱選別作業と精米作業とを必要に応
じて自由に切換えて運転した場合に、吸引フアン
による吸引力が上記両ダクトに分散されるため、
籾殻と米糠とを厳格に分離して採取することが困
難となるためである。特に、精米作業中に、玄米
と共に混入する米糠が、籾殻吸引ダクト側に分散
された分散吸引力により上記玄米落下口付近より
わずかづゝ逆流的に吸い上げられ、しかも吸引力
が大きくないため、選別装置内や籾殻吸引ダクト
の内壁面に付着し、これに「虫ツヅリ」が発生し
て、ついには籾殻選別装置が閉塞してしまい、脱
選別が不良となるためである。
しかし、籾供給ホツパー内の全量を完全に脱
した後でなければ精米作業に切換えることができ
ないということは、作業上大きな制約を受けるこ
とになり、非常に不都合であると共に、作業能率
を低下させる原因ともなつている。
そればかりか、このような脱作業は、籾と共
に既に脱済みの玄米までも混在した状態で脱
が繰返えされることになるため、脱済みの玄米
については、精米作業が不必要に進行している欠
点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる実情に鑑み案出されたもの
で、脱選別作業と精米作業とを必要に応じて自
在に切換えて別個に運転しても籾殻と米糠とを完
全に厳選して採取することが可能であり、即ち、
精米作業は必ずしも籾タンクが空になつた時に限
らず、脱選別作業途中であつても必要に応じて
自在に切換えて精米作業のみを実施することがで
き、然も籾殻を排出する経路と米糠を排出する経
路の両方の吸引排出装置を共用することができ、
装置及び動力の一層の合理化が可能な循環型脱
精米機における排出装置を提供することを目的と
している。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本考案実施例を詳説する。
第1図は本考案実施例精米機の機体前壁を取り
除いて一部を破断して示す正面構造図であり、第
2図はその機体側壁を取り除き脱装置および循
環型精米装置を切断して示す側面構造図であり、
第3図は本考案の要部を示す機体の一部拡大斜視
図である。
機体1内に脱装置A、籾殻選別装置Bおよび
循環型精米装置Cが内蔵されている。
脱装置Aと選別装置Bとは、脱盤カバー1
0の出口14と選別装置B内とが連通して、いわ
ゆる脱選別装置を構成し、選別装置Bと循環型
精米装置Cとは、選別装置Bの下方に設けた玄米
流出用漏斗22の玄米出口23を循環型精米装置
Cの精米ロール室31後部に臨ませて連通してい
る。
また、抵抗装置D、籾シヤツター開閉装置Eお
よび風向切換装置Fは、連動機構により、脱選
別作業と精米作業とを別個に操作させる切換装置
を構成している。
機体1上部に内蔵された籾タンク2の籾排出口
下方に、脱機本体が設けられている。3はこの
脱機本体の籾取入口の開閉を行なう籾シヤツタ
ーである。4および5は、この籾シヤツター3の
作動を制御する籾シヤツター作動杆および籾シヤ
ツター戻しバネである。
また、6は脱機本体に連設された脱盤で、
皿状に形成され、その内周面に脱用ゴム7を附
着している。
脱機本体内には脱機軸8が軸架され、この
脱機軸8の一端には脱機プーリ9が固着さ
れ、他端には脱盤カバー10を貫通し吸引羽根
11が取り付けられている。さらにこの脱機軸
8は、籾取入口部に脱機スクリユー12を、脱
盤6内突入部には回転盤13をそれぞれ取り付
けている。
脱作用により生じた玄米および籾殻は、脱
盤カバー10の下部開口部14より次の選別機B
に排出されるよう構成されている。
15は吸引ケースで、これにより吸引羽根11
の周囲に吸引部16が形成され吸引装置Gを構成
している。この吸引ケース15は、上方開口に連
結した排風路17を介して、機外に附設されたサ
イクロン18と連通している。また、吸引ケース
15の中央開口部は、通風路19を介して、選別
装置Bの籾殻風路20と連通している。
選別装置Bは、その受入口が脱盤カバー10
の出口14と連通し、内部には数種類の斜板21
を適当間隔に多段に設け、またその玄米排出部は
漏斗22状に形成され、その漏斗下端は玄米排出
口23を形成している。
また選別装置Bの籾殻排出口は、籾殻風路20
に連結され、この籾殻風路20の先端は上記通風
路19を介して脱装置A側の吸引ケース15に
連結され、さらに排風路17、サイクロン18と
連通している。
一方、通風路19が上記籾殻風路20と連通す
る箇所に、循環型精米装置Cの除糠ホース24の
他端が接続され、いわゆる連結部25を形成して
いる。
この連結部25には、風向切換装置Fとして、
風向ハンドル26の切換え動作により籾殻風路2
0の連通開口部を閉塞するように又は除糠ホース
24の連通開口部を閉塞するように反転作動する
一枚の風向板27が内装され、連通路を籾殻風路
20側又は除糠ホース24側に切換えることがで
きるよう構成されている。
風向ハンドル26は風向切換作動杆28を介し
て上記籾シヤツター作動杆4に接続されているの
で、脱装置Aの籾シヤツター3の動作と連動す
る。
選別装置Bの下方には循環型精米装置Cの本体
29が設けられているが、この本体29およびそ
の内部の精米ロール30、精米ロール室31は共
に在来のものより長く形成されている。
選別装置Bの上記玄米排出用漏斗22の玄米出
口23は、上記精米ロール30の後部側に臨むよ
うに、この長い精米機本体29の後部側に連結さ
れ、精米ロール室31に開口している。
精米ロール30は精米機本体29に軸架された
精米機軸32に取り付けられ、精米ロール押上げ
側の先方には精白米排出板33が設けられ、その
真下に米箱34が設けられている。
35は玄米タンクで、精米機本体29上部の玄
米取入口36と連通するとともに、精米機本体2
9の先端部とも環流箱37を介して連通してい
る。
また精米機本体29の前方下部には除糠排出口
が形成され、除糠用の金網38が張設されてい
る。39は除糠排出口の下方に設けられた糠シユ
ートで、上記除糠ホース24の一端がこの糠シユ
ート39の下端に連結され、他端は上記したよう
に通風路19の連結部25に連結されている。
抵抗装置Dにおいて、40は抵抗器で、上記環
流箱37と玄米タンク35の上部板41との連結
部に、抵抗ハンドル42および抵抗連杆43と共
に軸着されている。抵抗ハンドル42は機外で操
作可能であり、これにより抵抗器40および抵抗
連杆43を操作することができる。
また、抵抗連杆43と上記籾シヤツター作動杆
4とは連動するよう構成されているので、抵抗ハ
ンドル42の操作により、精米装置Cの抵抗器4
0と脱装置Aの籾シヤツター3と風向を選別装
置Bまたは循環型精米装置Cの除糠装置に切換え
る風向板27の三者を同時に操作することができ
る。
この実施例では、抵抗ハンドル42を上方に操
作することにより、抵抗器40は「弱」すなわち
脱選別側に作動し、抵抗連杆43の他端は籾シ
ヤツター戻しバネ5に抗して籾シヤツター3を開
くように籾シヤツター作動杆4の下端に作用し、
また籾シヤツター作動杆4と共に風向切換作動杆
28および風向ハンドル26が連動し、除糠ホー
ス24の他端を塞ぐように風向板27を作動する
よう構成されている。
逆に、抵抗ハンドル42を下方に操作すれば、
抵抗器40は環流箱37内の抵抗を「強」すなわ
ち精米作業側に作動する。このとき抵抗連杆43
は籾シヤツター作動杆4への押圧を解消するの
で、籾シヤツター3は戻しバネ5の作用により閉
じる。またこの戻しバネ5の作用は籾シヤツター
作動杆4および風向切換作動杆28を介して風向
ハンドル26に働き、除糠ホース24の他端を開
き、通風路19と籾殻風路20の連通口を閉じる
ように風向板27を作動するよう構成されてい
る。
一方、精米機軸32の後方突出部の端には精米
機プーリ44が固着され、上記脱機プーリ9と
共に機内の底壁に取り付けられたモータ45によ
り駆動されるよう構成されている。
〔考案の作用〕
次に、このように構成された本考案実施例精米
機の作用を説明する。
モータ45の運転を開始すると、脱装置A、
籾殻選別装置B及び精米装置Cが同時に作動す
る。
次に抵抗ハンドル42を持ち上げ実線側に操作
すれば、精米装置Cにおいて抵抗器40は「弱」
にセツトされ、精米は行なわれない状態となる
が、抵抗連杆43は抵抗器40と連動して後ろへ
倒れ、籾シヤツター作動杆4の下端部を後ろへ押
し付けるので、その上端部は前方へ回動して籾シ
ヤツター3をバネ5の弾力に抗して開く。同時に
籾シヤツター作動杆4の下端部は風向切換作動杆
28によつて風向切換装置Fのハンドル26を回
し、風向板27は籾殻風路20を開き、除糠ホー
ス24を閉じる。
このように、切換装置Fの風向板27は除糠ホ
ース24を閉じ、籾殻風路20を開く関係で、吸
引ケース15内の吸引羽根11の起風による吸引
は籾殻選別装置Bにのみ及ぶ。そけで脱作用を
終えた玄米、籾殻、藁屑等の混合物のうち、軽い
籾殻、藁屑等は籾殻風路20及び通風路19を経
て吸引ケース15内に入り、そこから排風路17
を経てサイクロン18から外部へ放出される。
籾殻と選別された玄米は、漏斗22内を流下し
て玄米排出口23から循環型精米装置Cの精米ロ
ール室31に入り、精米ロール30により前方に
送り込まれ、精米ロール30先端より環流箱37
に押上げられる。
環流箱37では抵抗器40が「弱」になつてお
り抵抗がかからないのでで、玄米タンク35内に
そのまゝ押上げられそこに貯留される。
一方、精米機本体29の玄米取入口36はロー
ル後方より送り込まれる脱選別終了玄米により
塞がれているので、玄米タンク35内の玄米が玄
米取入口36よりロール室31に流入することは
ない。すなわちこの場合は、循環型精米装置Cが
脱選別作業の移送と貯留のために巧みに利用さ
れている。
次に抵抗ハンドル42を押し下げ鎖線側に操作
すると、抵抗器40は精米可能に「強」にセツト
される。一方抵抗連杆43は籾シヤツター作動杆
4の下端部から外れる関係で籾シヤツター3はバ
ネ5の復元力により閉じ、脱選別作業は停止さ
れる。
玄米は精米ロール室31に供給されなくなるた
め、既に玄米タンク35に貯留した玄米は、取入
口36より順次精米機本体29内に落入し、精米
ロール30の回転により前方に押送され、強い抵
抗を受けながら環流箱37内に強制的に圧送され
る。こゝで精米装置Cは本来の動作を行ない、玄
米は精米され再びタンク35内に帰還し、この動
作を繰り返し精米装置C内を循環する。一方、米
糠は金網38より漏下し、糠シユート39へ排出
される。
また、籾シヤツター作動杆4はバネ5の復元力
で下端部が風向切換作動杆28を引いて切換装置
Fの風向板27を籾殻風路20側に転じ、それを
封じて除糠ホース24を開くから、吸引ケース1
5への吸引力は除糠ホース24にのみ強く及び、
精米によつて除糠ホース24に入つ米糠は、通風
路19を経て吸引ケース15に入り、そこから排
風路17を経てサイクロン18から外部へ放出さ
れる。
精米動作の終了した精白米は、排出板33側よ
り取り出され、米箱34に貯留される。
この精米作業は、必ずしも籾タンク2が空にな
つた時に限らず、脱選別作業途中であつても、
抵抗ハンドル42を「精米側」に切り換えること
により、上記した精米作業のみを実施することが
できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案排出装置によれば、
籾殻を排出する経路と米糠を排出する経路を吸引
装置に至る通風路に連結すると共に、その連結部
に、籾の脱選別作業のときは上記吸引装置を上
記籾殻選別装置側に連通させ、玄米の精米作業の
ときは籾殻選別装置と吸引装置との上記連通を閉
塞させ、上記吸引装置を上記除糠部側に切換えて
連通させる風向切換装置を設け、且つこの風向切
換装置と脱装置の籾取入口を開閉する籾シヤツ
ター開閉装置とに対し、精米装置側に設けた抵抗
装置との連動機構を設け、脱選別作業と精米作
業との切換え操作により風向切換装置の開閉操作
を行ない得るように構成したので、 先ず、籾殻選別作業と精米作業との切換え時
にいちいち風向板を操作切換えする必要はな
く、手間が省けて好都合であるばかりか、その
切換えは適確であつて、籾殻と米糠の選別採取
に操作上の手違いをするおそれがない。そして
上記連動機構は、実施例のような機械的なもの
に限られず、電気的なもの例えばソレノイドを
用いた機構とすることができる。
次いで、吸引装置による通風路内の吸引力
は、籾殻風路と除糠ホースに分散されることは
なく、いずれか一方にのみ強く及ぶ。
このことは、作業に応じて籾殻か米糠のいず
れかを厳選して効率よく強力に吸引し、滞りな
く排出することができることを意味する。
また、米糠と籾殻との混合は完全に防止でき
るので、例えば、精米作業は必ずしも籾タンク
が空になつた時に限らず、脱選別作業途中で
あつても、必要に応じて自由に切換えて精米作
業のみを実施することができる。これは、この
種循環型精米機の利用効率及び作業能率を非常
に高めることになり、更に前記したように脱
済み玄米に対して不必要なまたは過度の精米が
行なわれることはなく、また自在な精米作業へ
の切り換えによつても籾殻の混在が一切ないこ
とと相まつて、精米歩留りを一層向上させるこ
とができる。
特に、上記実施例装置では、玄米排出口と精
米機の玄米流入口(取入口)とが精米ロール室
の上部空間を通して連通しており、然も選別装
置Bが従来例として示した特開昭54−60164号
のそれとは異なり、数枚の斜板を階段状に備え
た本格的な選別装置である。
このような本格的な選別装置にも拘らず、単
に籾殻排出経路と米糠排出経路とを吸引装置に
至る通風路に連結するだけで、本考案に係る風
向切換装置を何んら採用することなく脱選別
作業と精米作業とを自由に切換えて操作する
と、前記したように精米作業中に吸引羽根によ
る吸引力が両経路に分散されてしまい、精米機
の玄米流入口(取入口)より精米ロール室の上
部空間と選別装置Bの玄米排出口を通して米糠
が選別装置B内に逆流入し、選別装置Bの内壁
面や斜板壁面に付着し、これに虫ツヅリが発生
して、ついには選別装置Bが閉塞してしまい、
脱選別作業時に脱選別不良のため玄米まで
が機外に排出されてしまうという事故につなが
る。
本考案排出装置によれば、精米時に発生する
米糠は、籾殻選別部に流入して糠詰まりを生じ
ることは決してなく、安心して脱選別作業又
は精米作業を自由に切換えて実施することがで
きる。
吸引排出力は一方にのみ強く及ぶことから、
精米時には除糠率が一段と向上し、従来例の如
く除糠網に米糠が目詰まりして精米効率を低下
させることは決してない。
更に、精米中においては空気の吸引力を除糠
ホースを介して精米機本体に強力に及ぼし得る
から、精米によつて生ずる発熱の放出に効率が
良く、構造の簡略化、省エネ化を図ることがで
きる。
また、籾殻選別用の吸引フアンと精米用の除
糠フアンとを別個に設ける必要はなく、一個の
吸引フアンを両方に共用することができる。且
つ低い動力であつてもよい。
従つて、装置の構造は簡単にでき、然も各作
業ごとに動力を切換える必要はなく、機械も小
型化することができ、安価に提供することがで
きる。上記実施例精米機では籾タンクと玄米タ
ンクの両方を別個に有するにも拘わらず全体と
してコンパクトになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例装置を採用した循環型脱
精米機の機体前壁を取除いて一部を破断して示
す正面構造図。第2図はその機体側壁を取除き脱
装置および循環型精米装置を切断して示す側面
構造図。第3図は本考案の要部を示す機体の一部
拡大斜視図。 A……脱装置、B……籾殻選別装置、C……
循環型精米装置、D……抵抗装置、E……籾シヤ
ツター開閉装置、F……風向切換装置、G……吸
引装置、2……籾タンク、3……籾シヤツター、
4……籾シヤツター作動杆、5……籾シヤツター
戻しバネ、10……脱盤カバー、14……脱
盤カバー開口部、19……通風路、20……籾殻
風路、22……漏斗、23……玄米排出口、24
……除糠ホース、26……風向ハンドル、27…
…風向板、28……風向切換作動杆、29……精
米機本体、30……精米ロール、31……精米ロ
ール室、40……抵抗器、42……抵抗ハンド
ル、43……抵抗連杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱装置、籾殻選別装置及び循環型精米装置よ
    り成り、上記籾殻選別装置と上記循環型精米装置
    とを連通させ、上記籾殻選別装置と上記循環型精
    米装置の除糠部とが共に吸引装置に至る通風路に
    連結部を設けた循環型脱精米機において;籾の
    脱選別作業のときは上記吸引装置を上記籾殻選
    別装置側に連通させ、玄米の精米作業のときは籾
    殻選別装置と吸引装置との上記連通を閉塞させ上
    記吸引装置を上記除糠部側に切換えて連通させる
    風向切換装置を上記連結部に設け、この風向切換
    装置と脱装置の籾取入口を開閉する籾シヤツタ
    ー開閉装置とに対し、精米装置側に設けた抵抗装
    置との連動機構を設け、脱選別作業と精米作業
    との切換え操作により風向切換装置の開閉操作を
    行ない得るようにしたことを特徴とする循環型脱
    精米機における排出装置。
JP18787180U 1980-12-27 1980-12-27 Expired JPS6338914Y2 (ja)

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