JPS6338849A - 空気調和機のリモコン位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機に用いるリモコンの位置検出に関
する。

従来の技術 従来の空気調和機では赤外線を使用したワイヤレス・リ
モコンにより運転・停止、ファン制御、温度制御等の信
号を送信して空気調和機を制御しているが、この場合、
空気調和機の受信はただリモコンの信号を受信するだけ
でリモコンの位置は検圧できず、当然リモコン位置に応
じた風向を制御することは不可能であった。

以下図面を参照しながら上述した従来のワイヤレス受信
装置及び空気調和機の一例について説明する。

第６図は、従来のワイヤレス受信装置のブロック図、第
７図及び第８図は従来のワイヤレス受信装置の回路図及
びフローチャート図である。

第６図〜第８図において、１ｒｉ！、Ｉモコン、２は送
信ＬＥＤ１３は操作スイッチ、５はキー入力変換手段で
ある。７は空気調和機の制御装置、８は制御信号受信部
、１０は受信制御部、１１は制御信号解読手段である。

万７図において、受信ＦＡ８は並列に接続された２つの
受光素子８ａ・９．／を有し、両者の受光素子８ａ・８
ａ′で受光した光の和を受信部１０において増幅・同調
して制御部１１に受信信号を入力している。受信部１０
において１０ａは増幅器、１０ｂは同調用コイル、１０
ｃは同調用コンデンサであり、リモコンからの信号はノ
イズ、太陽光等の影響を除去する為に変調されており、
１０ｂ。

１０ｃのコイル、コンデンサで同調される。リモコンか
らの信号は複数ビットにより構成されており、このビッ
トの組み合せで制御内容の区別がつけられている。

制御部１１では受信した信号を解読することにより例え
ば運転・停止、ファン速度変更、調節温度の変更等の必
要な動作を行なう（例えば特開昭５８−１０２０４８号
公報）。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら従来のワイヤレスリモコンよす送信される
制御信号は、空気調和機の運転・停止、ファン制御、温
度制御等の制御信号を光の有無を組み合せたコード化し
、送信をしている。送信信りの光の強さに、ｌｔ較しリ
モコン位置を検出しようとすると、Ｈ区間時の光の強さ
を検出する必要があるが、送信信号はＨ，Ｌｉ１組み合
わせた信号である為、制御内容により信号のＨ区間は変
動し、どの時期に光が送信されているか不明である。ま
た制御信号ｔｒ！、短時間で送信する必要があり、１ビ
ット当りの時間も極端に短かく、光の強弱を判定できず
、リモコンの送信方向を決定することは不可能であった
。

また制御信号の受信信頼性を向上させる為に従来複数個
の制御信号を送信しているが、複数個の制御信号の後に
位置検出信号を出力すると、受信側は複数個の中のいず
れかの制御信号を判定した一定時間後に位置検出の’１
４Ｊ定を行なう為、位置検出信りを長時間送信する必要
があるのでリモコンの電池寿命にも問題があった。

問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明は、ワイヤレス式リ
モコンにて制御される空気調和機の制御装置において、
ワイヤレスリモコンに、送信ＬＥＤ及びキー入力変換手
段、位置検出用信号出力用の計時手段を有した送信制御
部を設け、また空気調和機制御装置に、ワイヤレス信号
受信部、複数の受光素子を有した送信方向を検出する位
置検出部および信号解読手段、位置検出信号検出用の計
時手段、位置判定手段を有した受信制御部を設けたもの
である。

作　　　用 本発明は、リモコン位置を検出するため、あらたに一定
時間光を出力する位置検出信号を設け、従来のワイヤレ
スリモコンにて送信していた、運転・停止、ファン速度
、調節温度等をキー入力変換手段にてコード化し、制御
信号として出力した後、計時手段にて一定時間後に位置
検出信号を出力し、前記制御信号と位置検出信号の組み
合せを複数個送信する。

その結果、空気調和機の受信制御装置は、送信された制
御信号をワイヤレス信号受信部にて受信し、信号解読手
段にてコード化された信号を解読し、圧縮機・ファン等
の制御を行なう。また制御信号を受信した後、計時手段
にて一定時間後に送信方向を検出する位置検出部にてリ
モコンより送信された位置検出用出力を検出し、位置判
定手段にて、複数の受光素子の出力を比較し、リモコン
位置を判定する。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例における位置検出装置のブロ
ンク図、第２図は送受信信号のタイミングチャート図で
ある。

第１図において１はワイヤレスリモコン、２は送信用発
光ＬＥＤ、３は運転・停止、ファン速度等のスイッチ４
は送信制御部で、キー入力変換手段５、計時手段６より
構成される。キー入力変換手段５は、スイッチ３の信号
を入力し、制御信号としてコード化する。計時手段６は
第２図のタイミングチャート図で示す制御信号出力後、
位置検出信号検出用での時間Ｔ１、位置検出信号検出用
信ＪＴ２の時間計測手段である。７は空気調和機の制御
装置で、８は制御信号受信部、９は位置検出部で複数の
受光素子を具備しリモコンからの位置検出信号の受光量
に応じた電圧を出力する。

１０は受信制御部で、制御信号解読手段１１、計測手段
１２、リモコン位置判定手段１３より構成される。

制御信号解読手段１１は制御信号受信部８で受信したコ
ード化された制御信号？解読する。計時手段１２はリモ
コンより制御信号の一定時間Ｔ１後に送信される位置検
出信号を検出する為、受信側において位置検出信号出力
期間Ｔ２の間に検出する必要があり、第２図に示すよう
に制御信号受信後１３時間後に検出する為の時間計測を
行なう。

リモコン位置判定手段１３は、制御信号を受信後、計時
手段１２により一定時同経過後、リモコンより送信され
る位置検出信号と位置検出手段９の出力を比較しリモコ
ン位置を判定する。

第３図は制御信号及び位置検出信号が複数個ある場合の
タイミングチャート図である。制御信号は通常受信ミス
をしないように複数個送信される。

第３図で示すように制御信号（１）（２）（３）は同一
であり、この中で１つ正しく受信されればよい。リモコ
ンの位置検出信号は各制御信号を送信した後、Ｔ１後に
１２時間送信される。一方受信側は制御信号を正しく受
信した位置検出信号により時間Ｔ３後に位置検出を行な
う。

第４図は本発明の一実施例におけるフローチャート図で
ある。

ｌＪモコン１では操作スイッチの信号をステップ１ａで
入力し、ステップ２ａにて送信コードに変換し、ステッ
プ３ａで複数回送信する為の回数ｋを０に設定する。ス
テップ４ａで制御信号を送信し、ステップ５ａで制御信
号出力から位置検出信号出力までの時間Ｔ１をカクント
し、ステップ６ａでＴ１時間後に位置検出信号を出力す
る。ステップ７ａｌｄ位置検出信号を１２時間出力する
だめのステップである。ステップ８ａで送信回数ｋを１
回加わえる。ステップ９ａで送信回数が規定のＮ回に達
していればスイッチ入力を受けつける状態にもどり、達
していなければステップ４ａにもどり制御信号及び位置
検出信号を規定回数まで送信する。

一方空気調和機の受信制御部では、ステップ１ｂにてリ
モコンよりの制御信号を受信し、ステップ２ｂにて受信
した制御信号が正しい信号であるかどうかを判定する。

ステップ３ｂで制御信号が正しければ、その信号内容に
基づき運転・停止、ファン速等を出力する。ステップ４
ｂは制御信号受信後位置検出信号を検出するまでの時間
Ｔ３乞カウントし、Ｔ３時間後にステップ５ｂで位置検
出出力を入力する。ステップ６ｂで入力された位置検出
出力よりリモコン位置の判定を行なう。リモコン位置の
判定は例えば複数の受光素子よりの増幅出力をＡ／Ｄ変
換し、比較する等により判定することができる。ステッ
プ７ｂではステップ６ｂで判定した結果に基づき、複数
の受光素子の増幅出力の組み合わせが判定不能であれば
判定エラー表示金し、判定可能であれば、エラー表示？
リセットし、ステップ８ｂで判定結果に基づいた出力を
する。

第５図は本発明の一実施例における回路図である。リモ
コンより発光ＬＥＤ２で制御信号及び位置検出信号が送
信される。制御信号受信部８では受光素子８ａにより信
号を受信し、増幅器８ｂにより信号を増幅し、変調され
た信号を同調コイル８ｃにより信号を取り出し、制御信
号解読手段１１に入力する。位置検出信号は位置検出部
９の受光素子９ａ、９ｂで受光し増幅器９ｃ、９ｄで増
幅し、同調コイ／ｌ／９ｅ、９ｆで信号出力を収り出し
、位置検出判定手段に入力される。制御信号解読手段１
１、計時手段１２、位置検出判定手段１３は、マイクロ
コンピュータにより実現させている。

以上本発明の一実施例によれば従来空気調和機からリモ
コンの位置は不明であったが、本発明により、従来の制
御信号の一定時間後に一定時間位置検出信号をリモコン
より出力し、空気調和機では、制御信号受信後、一定時
間後にリモコンより位置検出信号を送信しているタイミ
ングで複数個の受光素子の出力を比較し位置検出や］定
することにより、リモコン位置の正確な検出が可能にな
った。

発明の効果 本発明で制御信号の一定時間後に一定時間位置検出信号
をリモコンより複数個出力し、空気調和機では、制御信
号受信部、一定時間後にリモコンより位置検出信号を送
信しているタイミングで複数個の受光素子の出力を比較
し、リモコン位置判定することにより、リモコンの正確
な位置検出が可能になる。

また従来リモコン位置が不明であ一〕たがリモコン位置
検出が可能になり必要な空間だけ全空調するスポット冷
暖房が実現でき省エネルギーに効果を有する。

更に暖房運転の立ち上がり時に従来部屋全体を一様に暖
房しているため、設定温度に達するまでに時間がかかっ
ていたが、スポット暖房２行なうことで立ち上がり時間
を短縮することができ、フィーリングの向上が図れる。

更に、制御信号と位置検出信号の組み合わせを複数個送
信することにより、制御信号を複数個送信した後に位駈
検出信り金いずれの制御部りを受信した時にも検出でき
るように長時間送信した場合と比較し、位置検出器りの
送信時間が短縮でき、リモコンの電池寿命を確保できる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるリモコン位置検出信
号のブロック図、第２図Ｑ１同装置における送信信号の
タイミングチャート図、第３図は第２図に示す制御信号
が複数個の出力されている状態を示すタイミングチャー
ト図、第４図は同位置検圧装置における信号の処理状態
を示すフローチャート図、第５図は同すモコン位置検出
装駈の回路図、第６図は従来例を示す制御装置のブロッ
ク図、第７図は四回略図、第８図は同７０−チャートで
ある。 １・・・・・リモコン、２・・・・・送信ＬＦＤ、３・
・・・・・操作スイッチ、４・・・・送信制御部、５・
・・・・キー入力変換手段、６・・・・・計時手段、７
・・・・・空気調和機制御装置、８・・・・・・制御信
号受信部、９・・・・・位置検出器、１０・・・・・受
信制御部、１１・・・・・・制御信号解読手段、１２・
・・・・計時手段、１３・・・・・位置判定手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
２　し１ 一寸一す 完ＩＩ閃泡弓　　　　　立ｌ岐暗泡３ 第５図 （すもコン） （虱栽闘育翠υ 第７図 （リモコン）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　ワイヤレス式リモコンにて制御される空気調和機にお
   いて、ワイヤレスリモコンは送信ＬＥＤ、キー入力変換
   手段、位置検出信号出力タイミング用計時手段を有した
   送信制御部を具備し、空気調和機は、ワイヤレス制御信
   号受信手段、複数個の受光素子を有した位置検出手段、
   および制御信号解読手段、位置検出タイミング用計時手
   段、位置判定手段を有した受信制御部を具備し、リモコ
   ンから制御信号と、その制御信号の出力後一定時間後に
   一定時間の長さで位置検出用信号を複数個出力する空気
   調和機のリモコン位置検出 装置。