JPS6338487Y2 - - Google Patents

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JPS6338487Y2
JPS6338487Y2 JP1984077410U JP7741084U JPS6338487Y2 JP S6338487 Y2 JPS6338487 Y2 JP S6338487Y2 JP 1984077410 U JP1984077410 U JP 1984077410U JP 7741084 U JP7741084 U JP 7741084U JP S6338487 Y2 JPS6338487 Y2 JP S6338487Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate part
hole
vertical plate
hanging tool
flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984077410U
Other languages
English (en)
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JPS60189914U (ja
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Publication date
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Priority to JP7741084U priority Critical patent/JPS60189914U/ja
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Publication of JPS6338487Y2 publication Critical patent/JPS6338487Y2/ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、吊下げ装置に関するものである。
〔背景技術〕
第5図ないし第10図に従来例を示す。これ
は、被吊下器具として蛍光灯器具を例にとつたも
のである。ハンガー1は取付ボルト2により天井
3に固定されている。ハンガー1は2本の吊下具
4を係止しており、両吊下具4,4により被吊下
器具としての蛍光灯器具5を吊下げている。両吊
下具4,4にはキヤノピ(天蓋)6が挿通され、
これが天井3に密着するよう吊下具4に押しねじ
式その他の手段によつて固定したストツプリング
7により支えられている。
吊下具4はパイプを利用したものでその上端は
第8図のようにプレスにより拡開されて鍔部8と
なつている。吊下具4には電線aを挿通してい
る。ハンガー1は断面コ字状のチヤンネル材でつ
くられ、縦板部9と上下の横板部10,11を有
している。上の横板部10がボルト2により天井
3に固定されている。下の横板部11には縦板部
9から縦板部9に直角に切欠いた係止穴12が形
成されている。縦板部9には係止穴12と連続し
た状態でT字状に切欠いた通し穴13が形成され
ている。この通し穴13のT字の横線相当部すな
わち吊下具4の鍔部8の通し部14は横板部11
と平行である。また、そのT字の縦線相当部15
は横板部11に直角であり、これは鍔部8直近の
吊下具4部分を通す。縦板部9において、横線相
当部14と横板部11との間に鍔部係止板部1
6,16がある。吊下具4,4は蛍光灯器具5に
固定されている。
両吊下具4,4の鍔部8,8を鍔部通し部14
に通したのち下降させると、鍔部8,8は横板部
11に載置支持され、その脱落は鍔部係止板部1
6,16によつて防止される。
この切欠き穴係止方式は、吊下具をハンガーの
丸穴に通し、吊下具上端の雄ねじにナツトを螺締
する方式に代わるものである。螺締方式では、地
震など振動があつたときに螺締部に過大なモーメ
ントがかかり吊下具が折損するおそれがある。こ
れに対し図例の切欠き穴係止方式では、遊びがあ
るため吊下具4,4の折損のおそれはない。
しかしながら、その遊びのために鍔部8,8が
横板部11上で上下に踊り、吊下具4の上端から
出ている電線aが、第10図の想像線のように鍔
部8と上位の横板部10とに押圧され、電線aが
破損するおそれがあつた。
なお、鍔部8はパイプを直角に拡開しただけの
もので強度的に弱いものであるため、吊下荷重が
大きいと、あるいは振動が大きいと、鍔部8が上
方へラツパ状に収縮し、その結果係止穴12から
抜け落ち、螢光灯器具5が落下するおそれがある
という問題も指摘できる。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、切欠き穴係止方式を踏襲し
つつ、ごく簡単な改良により電線等吊下具に通す
線材の破損を確実に防止する吊下げ装置を提供す
ることである。
〔考案の開示〕
この考案の吊下げ装置は、上端に鍔部を有し、
内部に線材を通すパイプ状の吊下具と、横板部お
よびこの横板部に立上げ連設した縦板部を有する
ハンガーと、前記横板部において前記縦板部から
切欠いた前記吊下具の係止穴と、前記縦板部にお
いて前記係止穴と連続した状態でほぼT字状に切
欠いたもので前記鍔部を含む前記吊下具の通し穴
と、前記縦板部において前記T字状通し穴よりも
上部に前記横板部側に突設した鍔部上昇規制部と
を備えたものである。
この構成によれば次の作用がある。すなわち、
地震等の振動があつて吊下具が上下に動いた場合
に、吊下具は鍔部が上昇規制部に当接することに
よりそれ以上の上昇が阻止される。したがつて、
鍔部が上位の横板部との問題で線材を押圧するこ
とはなく、線材の破損は確実に防止される。
そして、このような効果を奏するようにするた
めに施した手段は、従来例を基礎として上昇規制
部を設けるといつただけのごく簡単な構造であ
り、コストアツプを招来することもない。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。ハンガー1の縦板部9におい
て、横板部11の係止穴12と連続した状態でほ
ぼT字状の通し穴17を形成してある。通し穴1
7のT字の横線相当部つまりパイプ状の吊下具4
の鍔部8の通し部18は横板部11に対して平行
の状態となつている。そして、横線相当部18の
真上において縦板部9から絶縁状に鍔部上昇規制
部20が縦板部9から連設されている。この上昇
規制部20は通し穴17を形成する際に縦板部9
の一部を横板部11側へ切起こしてつくられたも
のであり、何ら他の部材を付加したものではな
い。
吊下具4は従来と同様にパイプを利用し、その
上端を外方に拡開変形したものであるが、その変
形を伏皿状に拡開変形してある。これによつて鍔
部8の強度アツプを図り、許容吊下荷重の増大や
螢光灯器具5の落下防止も図つている。
吊下具4が係止穴12の最奥にあるとき、第
2図のように鍔部8と上昇規制部20とは上下方
向である寸法xだけ重なつていることが必要であ
る。これとは逆に、鍔部8が係止穴12に対し
最も浅く係止した第3図の状態において鍔部8の
内端側一部と上昇規制部20とが上下方向である
寸法yだけは重ならないことが必要である。
上記は、吊下具4が上昇したときに鍔部8が
上昇規制部20に当接してその上昇を規制される
ようにするためで、これによつて、電線aが鍔部
8と上位横板部10との間に押圧されることが防
止される。
上記は、鍔部8と上昇規制部20が当接した
ときに、これらの間に電線aが押圧されることを
防止するためである。
第2の実施例を第4図に基づいて説明する。鍔
部通し部18の上方において縦板部9を横板部1
1側に湾曲状に膨出させ、この膨出部21の下縁
を鍔部8に対する上昇規制部20としている。
その他は第1の実施例と同様であので、同一部
分に同一符号を付すにとどめ、説明を省略する。
湾曲膨出部21を利用して、電線aの通線を容
易に行える。
〔考案の効果〕
この考案によれば、切欠き穴係止方式を踏襲し
つつ、ごく簡単な改良を施すだけでありながら、
電線等吊下具に通す線材の破損を確実に防止する
ことができる。すなわち、吊下具の上端の鍔部
を、ハンガーの縦板部の吊下具通し穴から横板部
の係止穴に挿入する構造のため、構造が簡単であ
り、また挿入だけですみ、ねじ締め作業が不要で
あつて、作業が簡単である。しかも、鍔部はパイ
プからなる吊下具の上端を変形させることにより
形成できるので、製造が簡単という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図のAはこの考案の第1の一実施例の要部
の破断斜視図、Bは吊下具の断面図、第2図およ
び第3図は吊下げ状態の断面図、第4図は第2の
実施例の破断斜視図、第5図は従来例の一部破断
の正面図、第6図はそれの一部破断の側面図、第
7図はその主要部の破断斜視図、第8図は吊下具
の断面図、第9図は横断面図、第10図は側面図
である。 1……ハンガー、4……吊下具、8……鍔部、
9……縦板部、11……横板部、12……係止
穴、17……通し穴、18……鍔部通し部(横線
相当部)、20……上昇規制部、21……膨出部、
a……電線(線材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上端に鍔部を有し、内部に線材を通すパイプ
    状の吊下具と、横板部およびこの横板部に立上
    げ連設した縦板部を有するハンガーと、前記横
    板部において前記縦板部から切欠いた前記吊下
    具の係止穴と、前記縦板部において前記係止穴
    と連続した状態でほぼT字状に切欠いたもので
    前記鍔部を含む前記吊下具の通し穴と、前記縦
    板部において前記T字状通し穴よりも上部に前
    記横板部側に突設した鍔部上昇規制部とを備え
    た吊下げ装置。 (2) 前記上昇規制部が、前記T字状通し穴を形成
    するために前記縦板部の切起こしによつて形成
    されたものである実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の吊下げ装置。 (3) 前記上昇規制部が前記縦板部を湾曲状に膨出
    させたものである実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の吊下げ装置。
JP7741084U 1984-05-25 1984-05-25 吊下げ装置 Granted JPS60189914U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7741084U JPS60189914U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 吊下げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7741084U JPS60189914U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 吊下げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60189914U JPS60189914U (ja) 1985-12-16
JPS6338487Y2 true JPS6338487Y2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=30620454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7741084U Granted JPS60189914U (ja) 1984-05-25 1984-05-25 吊下げ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60189914U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251504U (ja) * 1975-10-11 1977-04-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251504U (ja) * 1975-10-11 1977-04-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60189914U (ja) 1985-12-16

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