JPS6338381A - ディジタル画像信号の補間装置及び補間方法 - Google Patents

ディジタル画像信号の補間装置及び補間方法

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JPS6338381A
JPS6338381A JP61182493A JP18249386A JPS6338381A JP S6338381 A JPS6338381 A JP S6338381A JP 61182493 A JP61182493 A JP 61182493A JP 18249386 A JP18249386 A JP 18249386A JP S6338381 A JPS6338381 A JP S6338381A
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signal
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタル画像信号の伝送システム又は記
tjI/再生システムの受信側又は再生側に設けられる
補間回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明では、サブサンプリング等により画像データが
間引かれた所定の画素を実在する画像データによって補
間するためのディジタル画像信号の補間回路において、
所定の画素を取り囲む所定数の実在する画像データと所
定数の重み係数との線形1次結合で所定の画素の画像デ
ータを補間し、重み係数は、補間値と真値との誤差の自
乗和を最小にするように予め定められている。
〔従来の技術〕
ビデオ信号を符号化して得られるディジタルビデオ信号
を伝送する場合、伝送帯域を狭くするためにサブサンプ
リングが用いられる。サブサンプリングによって例えば
%の画素の画像データが間引かれる。受信側には、この
間引き画素を補間する補間回路が設けられている。従来
では、この補間回路として、周波数領域で設計されたデ
ィジタルローパスフィルタが使用されていた。
〔発明が解決しようとする問題点1 周波数領域で補間フィルタを設計する場合、入出力信号
の周波数特性から経験に基づく繰り返し操作が必要とさ
れ、また、ディジタルビデオ信号のサンプリング周波数
が違う時には、各サンプリング周波数に応じて補間フィ
ルタを設計することが必要であった。従って、補間フィ
ルタの設計が面倒であり、また、汎用性が乏しい欠点が
あった。
また、輝度信号に搬送色信号が重畳されたコンポジット
カラービデオ信号の場合、搬送色信号の位相を考慮する
必要があるため、従来の補間フィルタは、適用が困難で
あった。
この発明の目的は、最適な構成を容易に設計することが
でき、また、汎用性に冨み、更に、コンポジットカラー
ビデオ信号に適用できる補間回路を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による補間回路では、実在する画像データと対
)、チする画素の間の所定の画素の画像データを実在す
る画像データによって補間するためのディジタル画像信
号の補間回路において、所定の画素を取り囲む所定数の
実在する画像データと所定数の重み係数との線形1次結
合で所定の画素の画像データを補間し、重み係数は、補
間値と真値との誤差の自乗和を最小にするように、予め
定められる。
〔作用〕
同一のフィールド(又はフレーム)内で間引き画素を取
り囲む所定数の実在する画像データと所定数の重み係数
との線形1次結合で間引き画素の画像データが予測され
る。この予測された補間値と真値との誤差の自乗和を最
小にするように予め重み係数が定められる。この重み係
数の同定は、ビデオカメラにより複数枚の画像を撮影し
、この撮像信号をディジタル化して画像データを得、電
子計算機を用いてこの画像データを処理することで行わ
れる。重み係数を同定するために使用する周辺に実在す
る画像データの個数(次数)は、ハードう、アの規模に
応じて設定される。この次数を設定して誤差の自乗和を
最小にする重み係数が同定される。この発明による補間
回路は、データのサンプリング周波数と無関係に最適な
構成とでき、また、周波数領域で設計するのと比べて設
計ノi ?i’、が簡titとできる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この説明は、下記の項目の順序でなされる。
a、送信側の構成 り、受信側の構成 C,ブロック化回路 d、ダイナミックレンジ検出回路 e、量子化回路 f、補間回路 g、変形例 a、送信側の構成 第1図は、送信側(記録側)の構成を全体として示すも
のである。lで示す入力端子に例えばNTSC方式のカ
ラービデオ信号が供給される。このカラービデオ信号が
A/D変換器2に供給され、例えば4 fsc(fsc
:カラーサブキャリア周波数)のサンプリング周波数で
1サンプルが8ビツトに量子化されたディジタルカラー
ビデオ信号がA / D変換器2から得られる。このデ
ィジタルカラービデオ信号がサブサンプリング回路3に
供給され、サブサンプリング回路3の出力信号がブロッ
ク化回路4に供給される。サブサンプリング回路3の前
段には、帯域制限用のブリフィルタが設けられず、人力
カラービデオ信号の高域成分が失われない。
サブサンプリング回路3において、ディジタルカラービ
デオ信号が2 fscのサンプリング周波数でサンプリ
ングされる。また、ブロック化回路4により、入力ディ
ジタルテレビジョン信号が符号化の華位である2次元ブ
ロック毎に連続する信号に変換される。この実施例では
、1フイールドの画面が分割されてなる1ブロツクが(
4ライン×8画素−32画素)の大きさとされている。
第3図は、この1ブロツクを示すものであり、第3図に
おいて、実線は、奇数フィールドのラインを示し、破線
は、偶数フィールドのラインを示す。この例と異なり、
例えば4フレームの各フレームに属する4個の2次元領
域から構成された3次元ブロックに対してもこの発明が
適用できる。ブロック化回路4の前段に設けられたサブ
サンプリング回路3によって、ブロック内の画素が第4
図に示すように間引かれ、1ブロツクの画素数が16画
素とされる。第4図において○がサブサンプリングされ
た画素を示し、×が間引かれた画素を示す。
ブロック化回路4の出力信号がダイナミックレンジ検出
回路5及び遅延回路6に供給される。ダイナミックレン
ジ検出回路5は、ブロック毎にダイナミックレンジDR
及び最小値MINを検出する。遅延回路6からの画素デ
ータPDM減算回路7に供給され、減算回路7において
、最小値MINが除去された画素データPDIが形成さ
れる。
量子化回路8には、サブサンプリングされ、減算回路7
を介された最小値除去後の画素データPDI及びダイナ
ミックレンジDRが供給される。
量子化回路8では、ダイナミックレンジDRに適応して
画素データPDIの量子化が行われる。量子化回路8か
らは、1画素データが4ビツトに変換されたコード信号
DTが得られる。
この量子化回路8からのコード信号DTがフレーム化回
路9に供給される。フレーム化回路9には、ブロック毎
の付加コードとして、ダイナミックレンジDR(8ビツ
ト)及び最小値MIN(8ビツト)が供給される。フレ
ーム化回路9は、コード信号DT及び上述の付加コード
に誤り訂正符号化の処理を施し、また同期信号を付加す
る。フレーム化回B9の出力端子10に送信データが得
られ、この送信データがディジタル回線等の伝送路に送
出される。ディジタルVTRの場合には、出力信号が記
録アンプ5回転トランス等を介して回転へノドに供給さ
れる。
b、受信側の構成 第2図は、受信(又は再生)側の構成を示す。
入力端子11からの受信データは、フレーム分解回路1
2に供給される。フレーム分解回路12により、コード
信号DTと付加コードDR,MINとが分離されると共
に、エラー訂正処理がなされる。コード信号DTが復号
化回路13に供給され、ダイナミックレンジDRが復号
化回路13に供給される。
復号化回路13は、送信側の量子化回路8の処理と逆の
処理を行う。即ち、8ビツトの最小レベル除去後のデー
タが代表レベルに復号され、このデータと8ビツトの最
小値MINとが加算回路14により加算され、元の画素
データが復号される。
加算回路14の出力データがブロック分解回路15に供
給される。ブロック分解回#115は、送信側のブロッ
ク化回路4と逆に、ブロックの順番の復号データをテレ
ビジョン信号の走査と同様の順番に変換するための回路
である。ブロック分解回路15の出力信号がこの発明が
適用された補間回路16に供給される。補間回路16で
は、間引かれた画素のデータが周囲のサブ勺ンプルデー
タにより補間される。補間回路16からのサンプリング
周波数4 fscのディジタルカラービデオ信号がr)
/A変換器17に供給される。D/A変換器17の出力
端子18にアナログカラービデオ信号が得られる。送信
側でブリフィルタが設けられでいない場合、折り返し歪
が例えば輝度レベルの急峻な変化の点で発生ずるおそれ
がある。この歪を除去する回路を補間回路16の出力側
に接続しても良い。
C,ブロック化回路 ブロック化回路4について第5図、第61図及び第7図
を参照して説明する。説明の簡単のため、lフィールド
の画面が第6図に示すように、(4ライン×8画素)の
構成と仮定し、この画面が破線で示すように、垂直方向
に2分割され、水平方向に4分割され、(2ライン×2
画素)の8個のブロックが形成される場合について説明
する。
第5図において、21で示す入力端子に第7図Aに示す
ように、(Th、〜Th、)の4ラインからなる入力デ
ータAが供給され、22で示す入力端子に入力データA
と同期しているサンプリングクロックB(第7図B)が
供給される。数字の(1〜8)がラインT h eのサ
ンプルデータを夫々示し、数字の(11〜18)がライ
ンTh、のサンプルデータを夫々示し、数字の(21〜
28)がラインTh2のサンプルデータを夫々示し、数
字の(3]〜38)がラインTh、のサンプルデータを
夫々示す。入力データAがThの遅延量の遅延回路23
及び2Ts(Ts:サンプリング周期)の遅延量の遅延
回路24に供給される。また、サンプリングクロックB
が2分周回路27に供給される。
遅延回路24の出力信号C(第7図C)がスイッチ回路
25及び26の一方の入力端子に夫々供給され、遅延回
路23の出力信号D(第7図D)がスイッチ回路25及
び26の他方の入力端子に夫々(1(給される。スイッ
チ回路25は、A分周回路27の出力15号E(第7図
E)により制御され、また、スイッチ回路26はパルス
信号Eがインハ−タ28により反転されたパルス信号に
より制御される。スイッチ回路25及び26は、2Ts
毎に交互に入力信号(C又はD)を選択する。スイッチ
回路25からの出力信号Fが第7図Fに示され、スイッ
チ回路26からの出力信号Gが第7図Gに示される。
スイッチ回路25の出力信号Fがスイッチ回路29の第
1の入力端子及び47sの遅延量を有する遅延回路30
に供給される。スイッチ回路26の出力信号Gが2Ts
の遅延量を有する遅延回路31に供給される。遅延回路
30の出力信号H(第7図H)がスイッチ回路29の第
3の入力端子に供給される。遅延回路31の出力信号I
 (第7図■)がスイッチ回路29の第2の入力端子及
び4Tsの遅延量を存する遅延回路32に供給される。
遅延回路32の出力信号J(第7図J)がスイッチ回路
29の第4の入力端子に供給される。
%分周回路33には、2分周回路27の出力信号が供給
され、出力信号K(第7図K)が形成される。この信号
Kによってスイッチ回路29が制御2 御され、4TS毎に第1.第2.第3及び第4の入力端
子が1順次選択される。従って、スイッチ回路29から
出力端子34に取り出される信号りは、第7図りに示す
ものとなる。つまり、データのフィールド毎の順序がブ
ロック毎の順序(例えば1−2−+1→12)に変換さ
れる。勿論、1フイールドの実際の画素数は、第6図に
示される例と異なってはるかに多いが、上述と同様の走
査変換によって、第3図に示すブロック毎の順序に変換
される。
d、ダイナミックレンジ検出回路 第8図は、ダイナミックレンジ検出回路3の一例の構成
を示す。41で示される入力端子には、ブロック化回路
4から前述のように、1ブロツク毎に符号化が必要な領
域の画像データが順次供給される。この入力端子41か
らの画素データは、選択回路42及び選択回路43に供
給される。一方の選択回路42は、ディジタルカラービ
デオ信号の画素データとラッチ44の出力データとの間
で、よりレベルの大きい方を選択して出力する。
他方の選択回路43は、入力ディジタルカラービデオ信
号の画素データとラッチ45の出力データとの間で、よ
りレベルの小さい方を選択して出力する。
選択回路42の出力データが減算回路46に供給される
と共に、ラッチ44に取り込まれる。選択回路43の出
力データが減算回路46及びラッチ48に供給されると
共に、ラッチ45に取り込まれる。ラッチ44及び45
には、ランチパルスが制御部49から供給される。制御
部49には、ディジタルカラービデオ信号と同期するサ
ンプリングクロック、同期信号等のタイミング信号が端
子50から供給される。制御部49は、ラッチ44.4
5及びラッチ47,48にラッチパルスを所定のタイミ
ングで供給する。
各ブロックの最初で、ラッチ44及び45の内容が初期
設定される。ラッチ44には、全て。
Ooのデータが初期設定され、ラッチ45には、全て′
I′のデータが初期設定される。順次供給される同一の
ブロックの画素データの中で、最大レベルがラッチ44
に貯えられる。また、順次供給される同一のブロックの
画素データの中で、最小レベルがラッチ45に貯えられ
る。
最大レベル及び最小レベルの検出が1プロ・ツクに関し
て終了すると、選択回路42の出力に当該ブロックの最
大レベルが生しる。一方、選択回路43の出力に当該ブ
ロックの最小レベルが生しる。
1ブロツクに関しての検出が終了すると、ラッチ44及
び45が再び初期設定される。
減算回路46の出力には、選択回路42からの最大レベ
ルMAX及び選択回路43からの最小レベルMINを減
算してなる各ブロックのダイナミックレンジDRが得ら
れる。これらのダイナミックレンジDR及び最小レベル
MINが制御プロ・ツク49からのラッチパルスにより
、う・ノチ47及び48に夫々ラッチされる。ラッチ4
7の出力端子51に各ブロックのダイナミ・ツクレンジ
DRが得られ、ランチ48の出力端子52に各プロ・ツ
クの最小値MINが得られる。
e、量子化回路 量子化回路8は、ダイナミックレンジDRに適応した符
号化を行う。第9図は、量子化回路8の一例を示す。第
9図において、55で示すROMには、最小値除去後の
画素データPI’)T  (8ビツト)を圧縮されたビ
ット数例えば4ビツトに変換するためのデータ変換テー
ブルが格納されている。
ROM55に対して、入力端子56からのダイナミック
レンジDRと入力端子57からの画素データPDIとが
アドレス信号として供給される。ROM55では、ダイ
ナミックレンジDRの大きさによりデータ変換テーブル
が選択され、出力端子5日に4ビツトのコード信号DT
が取り出される。
量子化回路8においては、コード信号DTが2ビツト(
実施例では、4ビツト)の場合、第10図に示すように
、ブロックのダイナミックレンジr)Rが4個の領域に
分割される。この4個の領域が(00)(01)(10
)(11)の2ビットのコード信号DTにより区別され
、中央のレベル■、03Ll、L2,1.3が夫々各領
域の代表レベルとされる。最小値除去後のデータPDI
が含まれる領域に応じて2ビツトのコード信号DTが発
生する。
ディジタルカラービデオ(言号のレベルは、ディジタル
搬送色信号が重畳されていても、ブロック内で相関を有
しており、各ブロックのダイナミックレンジDRは、過
渡部でない定常部では、狭い範囲に集中している。従っ
て、4ビツトのように、%に圧縮されたビット数で量子
化しても画質の劣化が殆ど生じない。また、各画素が他
の画素と独立して符号化されるので、ディジタルカラー
ビデオ信号の急激なレベル変化を再現することができ、
DPCMと比較して周波数特性を良好とできる。
なお、最小レベルMIN及び最大レベルMAXの夫々の
レベルを有する画素データが1ブロツク内に必ず存在し
ている。従って、誤差が0のコード信号を多くするには
、第11図に示すように、ダイナミックレンジDRを(
21′−1)(但し、mは、量子化ビット数)に分割し
、最小レベルMINを代表最小レベルLOとし、最大レ
ベルMAXを代表最大レベルL3としても良い。
また、量子化回路8は、ROM以外にダイナミツクレン
ジDRを分割する割算器及び最小値除去後のデータPD
Iが属するレベル領域を判定するための比較回路からな
る構成等を使用しても良い。
f、補間回路 受信側に設けられている補間回路■6の一例について説
明する。この補間回路16は、時間領域で設計された2
次元フィルタである。つまり、補間回路16では、補間
しようとする間引き画素の周辺に存在する複数個の受信
データ(サブサンプルデータ)の1次結合として、間引
き画素が予測される。この場合、真値と補間回路16の
出力信号の差信号を誤差と考えれば、自乗誤差を最小に
することによって、1次結合の重み係数が一意に求めら
れる。この重み係数の同定について直り下に説明する。
注目画素におけるディジタルカラービデオ信号9は、注
目画素の周面のn個の画素のデータZl〜Znの1次結
合で近似できる。
9(i+j)  =a+−Zl(i+j)  +at・
Z2(Lj)  +、、、、、 + a、l−Zn(i
、j)但し、9ば、iライン、jサンプルに位置する推
定カラービデオ信号を示し、a1〜anは、重み係数を
示し、Zm(i、j)は、(i、j)の位置の近傍のカ
ラービデオ信号(以下、単にNTSC信号と称する)で
ある(m−1〜n)。
ビデオカメラによって、異なる複数の画像を撮影し、撮
像信号をディジタル信号に変換する。このように得られ
たデータを使用し、電子計算機により、最小自乗法によ
って重み係数a1〜a、、を同定する。つまり、ビデオ
カメラにより撮像されるある絵柄の実際のデータを適用
して、周辺近傍画素データに重み係数を乗算し、上述の
式に示す通り合成された推定NTSC信号9と、真値X
とを比較し、その誤差(9−x)”が最小となる重み係
数a1〜a、、を、コンピュータを用いて計算する。1
枚分のデータとなる絵柄においては、誤差をeとすると
、 のデータが得られ、これらデータを用いて誤差分散が最
も小さくなる時の重み係数”I+a2−a3  ・・・
afiが、コンピュータで計剪される。
上式は、ベクトルで表現すると、 Z−A=Z+e この誤差へクトルCの自乗和を最小にする重み係数が求
められる。誤差分散(eT −s)を最小にするように
、Aを求めると、 A−(Z” Z)口Z−X 但し、Zlは、転置行列を示す。このままでは、■フィ
ールドの全画素の場合、非常に大きな行列を扱うことに
なり、実際的でない。従って、上式を小さい次数の行列
及びベクトルに直して処理する。即ち、(ZTZ)及び
(Z−X’)は、データ数に関係なく、夫々(n、n)
の行列及びn次のベクトルであることを利用して逐次処
理に改める。
Pk=Pw−+  ”Z k” Zh hw =rbh−+  +Z 、l・LAk−P k−
’・Tok ここで、l、は、k番目の(1,j)に於ける周辺デー
タのベクトルで、 Zh = (ZHi+j)z2(i、D・−・Zn(i
、j) )次数nは、IC基板の大きさや、処理速度等
のハードウェアの規模に見合って予め定められる。−例
として、この一実施例では、第12図に示すように、補
間しようとする間引き画素(口で示す)の周辺の同一フ
ィールド内の30個のNTSC信号(サブサンプルデー
タ)Zl〜230に夫々重み係数a1〜a3゜を乗じる
ことにより、間引き画素が補間される。前述の電子計算
機を用いた手法で同定された重み係数の一例を以下に示
す。
al−0,047a、 −−0,064a、−0,04
5a4  =  0.007  8%  =  0.0
02  8.=  0.0018?  =  0.00
3   as  =  0.050   al  = 
 0.059a、0=  0.050   all= 
 0.064   a+z=  0.057a+s= 
 0.036   ara=  0.109   a+
5=  0.588a+b=  0.588   aI
q=  0.109  2+a=  0.036a 、
、−−0,056a 、、=0.064   a 、、
 = −0,050a寞Z=  0.058   ax
s−0,0508g4=  0.003azs=  0
.001   azb=  0.002   a、、=
  0.007a ze=  0.044   a z
q=  0.063   a s。−0,047上述の
重み係数は一例であって、2のべき乗を分母とする分数
で表現された係数を使用してハードウェアの簡略化を図
るようにしても良い。補間回路16のハードウェアは、
ブロック分解回路15からの復号データから第12図に
示すように、補間される間引き画素の周囲の30個のデ
ータ71〜Z30を取り出すための複数のライン遅延回
路及び複数のサンプル遅延回路と取り出されたデータ2
1〜Z30の夫々に上述のような重み係数a1〜a、。
を乗じるための乗算器とから構成されている。また、補
間に使用する周辺画素は、同一フィー71N・内に限ら
ず同一フレーム内のデータを使用することができ、また
、30個以外の個数を使用することができる。
8、変形例 この発明は、ダイナミックレンジに適応した符号化方式
として、固定長の符号化方式に限らず、可変長の符号化
方式に対しても適用できる。可変長の符号化方式では、
ブロック毎のダイナミックレンジDRが所定の量子化歪
と対応する量子化ステップでもって分割され、即ち、ダ
イナミックレンジDRがダイナミックレンジDRに適応
した個数のレベル範囲に分割され、最小値除去後のデー
タが属するレベル範囲と対応するコード信号が形成され
る。
以−にの説明では、コード信号DTとダイナミックレン
ジDRと最小値MINとを送信している。
しかし、付加コードとしてダイナミックレンジDRO代
わりに最大値MAX、量子化ステップ又は最大歪を伝送
しても良い。
また、入力信号のブロック化の処理を行ってからサブサ
ンプリングを行っても良い。更に、1ブロツクのデータ
をフレームメモリ、ライン遅延回路、サンプル遅延回路
を組み合わせた回路により、同時に取り出すようにして
も良く、輝度信号のみの処理に対しても、この発明は適
用できる。
〔発明の効果〕
この発明は、時間領域で設計されているので、周波数領
域で補間フィルタを設計するのと比べて経験に基づく繰
り返し操作が必要とされず、また、サンプリング周波数
が異なる場合にも適用することができる汎用性に冨む構
成とできる。特に、この発明は、従来の補間フィルタで
は困難であった輝度信号に搬送色信号が重畳されたコン
ポジットカラービデオ信号を補間することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用できるカラービデオ信号の伝送
システムの送信側のブロック図、第2図は受信側の構成
を示すブロック図、第3図は符号化の処理の単位である
ブロックの説明に用いる路線図、第4図はサブサンプリ
ングの説明に用いる路線図、第5図、第6図及び第7図
はブロック化回路の一例のブロック図、その説明に用い
る路線図及びその動作説明のためのタイミングチャート
、第8図はダイナミックレンジ検出回路の一例のブロッ
ク図、第9図は量子化回路の一例のブロック図、第10
図及び第11図は量子化の一例及び他の例の説明に用い
る路線図、第12図はこの発明が適用された補間回路の
説明に用いる路線図である。 図面における主要な符号の説明 1:カラービデオ信号の入力端子、 4ニブロック化回
路、  5:ダイナミックレンジ検出回路、7:減算回
路、 8:量子化回路、  13:復号化[i路、  
15ニブロック分解回路、  16:補間回路。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 の  へ  −〇 」」−− N−O× al)−〇 1℃  × 訃つ X ン(× 汀( 肯■   X 1−Ox”’O N            N 2−98〜イ 8 暮藪 N           N N−0淋 ロづ  ×藁→ × −リ0    × に−10 a)−〇    × P−10 N             N −一〇 ト一 巷間’1.’iG3−38381(9)第9図 !−T/Lの他のイs=J 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 実在する画像データと対応する画素の間の所定の画素の
    画像データを上記実在する画像データによって補間する
    ためのディジタル画像信号の補間回路において、 上記所定の画素を取り囲む所定数の上記実在する画像デ
    ータと所定数の重み係数との線形1次結合で上記所定の
    画素の画像データを補間し、上記重み係数は、補間値と
    真値との誤差の自乗和を最小にするように、予め定めら
    れることを特徴とするディジタル画像信号の補間回路。
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