JPS6338352Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338352Y2 JPS6338352Y2 JP1982028127U JP2812782U JPS6338352Y2 JP S6338352 Y2 JPS6338352 Y2 JP S6338352Y2 JP 1982028127 U JP1982028127 U JP 1982028127U JP 2812782 U JP2812782 U JP 2812782U JP S6338352 Y2 JPS6338352 Y2 JP S6338352Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carburetor
- head
- screw member
- mounting
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- KEUKAQNPUBYCIC-UHFFFAOYSA-N ethaneperoxoic acid;hydrogen peroxide Chemical compound OO.CC(=O)OO KEUKAQNPUBYCIC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は気化器構成部品の取付け構造に関す
る。
る。
従来、気化器本体に装着される装着体が振動な
どによつて脱落することを防ぐ為に、上記装着体
を気化器本体に螺着して、その螺着部分に座金や
板ばね、あるいは弾発的なガタ止め部材を介在さ
せるようにしている。例えば、米国特許明細書
3469825号に示されているように、ネジのシヤフ
ト部分に、弾力を有する合成樹脂製のガタ止め部
材を配した技術がある。これによれば、ネジ等の
気化器装着体が振動等によつて脱落するおそれも
ない。所が、装着すべき部材は、ネジのみである
所、このように座金や、板ばね、あるいは上述し
た合成樹脂の如きガタ止め部材を併用しなければ
ならない。
どによつて脱落することを防ぐ為に、上記装着体
を気化器本体に螺着して、その螺着部分に座金や
板ばね、あるいは弾発的なガタ止め部材を介在さ
せるようにしている。例えば、米国特許明細書
3469825号に示されているように、ネジのシヤフ
ト部分に、弾力を有する合成樹脂製のガタ止め部
材を配した技術がある。これによれば、ネジ等の
気化器装着体が振動等によつて脱落するおそれも
ない。所が、装着すべき部材は、ネジのみである
所、このように座金や、板ばね、あるいは上述し
た合成樹脂の如きガタ止め部材を併用しなければ
ならない。
故に部品点数が多くなり、これら装着体は各所
にあるのでコスト上昇の原因となる。又、これら
併用する部材は小物なので、その取扱いが面倒と
なる。
にあるのでコスト上昇の原因となる。又、これら
併用する部材は小物なので、その取扱いが面倒と
なる。
従つて本考案の目的とする所は、気化器本体に
螺着されるねじ部材が各所にあることに鑑み、こ
のねじ部材を利用して、即ち、他のガタ止め部材
を用いることなく、気化器本体に装着される装着
体をしつかりと押圧固定できる取付構造を提供す
るにある。従つて、より低価格で製造でき、加工
上扱い易い装着体の取付け手段を提供するにあ
る。
螺着されるねじ部材が各所にあることに鑑み、こ
のねじ部材を利用して、即ち、他のガタ止め部材
を用いることなく、気化器本体に装着される装着
体をしつかりと押圧固定できる取付構造を提供す
るにある。従つて、より低価格で製造でき、加工
上扱い易い装着体の取付け手段を提供するにあ
る。
次に添付図面に従い本考案の実施例を詳述す
る。
る。
第1図は平面図、第2図は第1図示のねじ部材
1付近の縦断面図である。この第一の実施例で示
されるねじ部材1は、アイドリング調整用のねじ
部材であつて、その先端が第1図の時計方向にば
ね付勢されたアイドルレバー2の角変位を制止す
るように気化器本体3の上部に設けられている。
他方4は気化器本体3に装着される装着体であつ
て、例えばパイロツトジエツト5と盲蓋部分6と
から成る。
1付近の縦断面図である。この第一の実施例で示
されるねじ部材1は、アイドリング調整用のねじ
部材であつて、その先端が第1図の時計方向にば
ね付勢されたアイドルレバー2の角変位を制止す
るように気化器本体3の上部に設けられている。
他方4は気化器本体3に装着される装着体であつ
て、例えばパイロツトジエツト5と盲蓋部分6と
から成る。
本考案の取付け構造に於いてはねじ部材1か、
装着体4の何れか一方を合成樹脂製とするもの
で、この第1図、第2図の実施例では、上記のね
じ部材1が、合成樹脂等の弾発性を有する材質に
よつて形成されているとともに、上記双方のねじ
部材と装着体を気化器本体3に装着した場合に、
相互に接触可能な部分である頭部7,8が互いに
圧接しあうように関係を定めて配設されている。
特に合成樹脂製とするねじ部材1の頭部7に、装
着体4の頭部8に対して接触する溝形成片10が
形成されるように溝9を形成し、この結果溝形成
片10が弾性変形し易く、弾発力を発揮し易くな
る。
装着体4の何れか一方を合成樹脂製とするもの
で、この第1図、第2図の実施例では、上記のね
じ部材1が、合成樹脂等の弾発性を有する材質に
よつて形成されているとともに、上記双方のねじ
部材と装着体を気化器本体3に装着した場合に、
相互に接触可能な部分である頭部7,8が互いに
圧接しあうように関係を定めて配設されている。
特に合成樹脂製とするねじ部材1の頭部7に、装
着体4の頭部8に対して接触する溝形成片10が
形成されるように溝9を形成し、この結果溝形成
片10が弾性変形し易く、弾発力を発揮し易くな
る。
このようにした為、上述したように装着体4を
気化器本体3に装着後、合成樹脂製のねじ部材1
を装着すると、その頭部7に於ける溝形成片10
は弾性変形されて、弾発力を発揮するようにな
る。而も溝9によつて弾性変形され易い、その為
ねじ部材1の溝形成片10によつて装着体4の頭
部8が圧下されて、気化器本体3に押圧固定さ
れ、振動などによつて緩むことがない。
気化器本体3に装着後、合成樹脂製のねじ部材1
を装着すると、その頭部7に於ける溝形成片10
は弾性変形されて、弾発力を発揮するようにな
る。而も溝9によつて弾性変形され易い、その為
ねじ部材1の溝形成片10によつて装着体4の頭
部8が圧下されて、気化器本体3に押圧固定さ
れ、振動などによつて緩むことがない。
又ねじ部材1も不所望に螺動することがない。
このように、従来技術の場合には、他のガタ止め
材を用いて、装着体の緩みを防止しているが、こ
の考案では、気化器本体に螺着される一方のネジ
の頭部によつてのみ、他方の装着体の緩みを防止
するようにしたものである。第3図は、この考案
の第二の例を示したもので、装着体4の方を弾発
性を有する合成樹脂によつて形成するようにした
ものである。この実施例に於いても上述と同様の
作用が発揮される。なお、この第3図示で示され
る実施例では、装着体4においてねじ部材1の頭
部7に圧接される頭部8に環状の溝9を形成し、
この結果溝形成片10が形成される。
このように、従来技術の場合には、他のガタ止め
材を用いて、装着体の緩みを防止しているが、こ
の考案では、気化器本体に螺着される一方のネジ
の頭部によつてのみ、他方の装着体の緩みを防止
するようにしたものである。第3図は、この考案
の第二の例を示したもので、装着体4の方を弾発
性を有する合成樹脂によつて形成するようにした
ものである。この実施例に於いても上述と同様の
作用が発揮される。なお、この第3図示で示され
る実施例では、装着体4においてねじ部材1の頭
部7に圧接される頭部8に環状の溝9を形成し、
この結果溝形成片10が形成される。
尚、ねじ部材1はアイドリング調整用のねじ部
材の他、気化器本体3に取付けられるその他のね
じ部材であつてもよい。
材の他、気化器本体3に取付けられるその他のね
じ部材であつてもよい。
以上詳述した如く、本考案は気化器本体3に装
着される装着体4と、気化器本体3に螺着される
ねじ部材1とを備え、これら装着体4とねじ部材
1を互いに他に対して弾発的に圧して、それら
各々を気化器本体に固定して成る気化器構成部品
の取付け構造に於いて; 上記ねじ部材1と装着体の何れか一方を合成樹
脂によつて形成し、その合成樹脂で製した一方の
頭部7又は8に溝9を形成し、この一方の頭部7
又は8に於ける溝形成片10を、他方の頭部8又
は7に弾発的に押付け、もつてその弾発的押圧の
みで装着体4を気化器本体3に押圧固定したの
で、装着体を気化器本体に螺着等して取付けた
時、その緩みやガタを、他のガタ止め部材を一切
用いることなく、気化器に多数取付けられている
ねじを利用して防止できるものであり、部品点数
も少なくなることから製造コストが安価となり、
且つ気化器への組付けも容易となる等実用上各種
の利点を有する。特に頭部7,8の一方には溝9
が形成され、その溝9によつて弾発力が生じ易く
なつた溝形成片10があるのでねじ部材と装着体
を互いに圧接する時の弾性変形がより容易とな
り、上記の利点をよりよく発揮できる。加えて、
溝9を頭部に形成するので、溝形成片10を頭部
に形成でき、その溝形成片10を相手方であるね
じ部材又は装着体の頭部に対して弾発的に接触さ
せ易く、実用的なる利点をもたらすものである。
着される装着体4と、気化器本体3に螺着される
ねじ部材1とを備え、これら装着体4とねじ部材
1を互いに他に対して弾発的に圧して、それら
各々を気化器本体に固定して成る気化器構成部品
の取付け構造に於いて; 上記ねじ部材1と装着体の何れか一方を合成樹
脂によつて形成し、その合成樹脂で製した一方の
頭部7又は8に溝9を形成し、この一方の頭部7
又は8に於ける溝形成片10を、他方の頭部8又
は7に弾発的に押付け、もつてその弾発的押圧の
みで装着体4を気化器本体3に押圧固定したの
で、装着体を気化器本体に螺着等して取付けた
時、その緩みやガタを、他のガタ止め部材を一切
用いることなく、気化器に多数取付けられている
ねじを利用して防止できるものであり、部品点数
も少なくなることから製造コストが安価となり、
且つ気化器への組付けも容易となる等実用上各種
の利点を有する。特に頭部7,8の一方には溝9
が形成され、その溝9によつて弾発力が生じ易く
なつた溝形成片10があるのでねじ部材と装着体
を互いに圧接する時の弾性変形がより容易とな
り、上記の利点をよりよく発揮できる。加えて、
溝9を頭部に形成するので、溝形成片10を頭部
に形成でき、その溝形成片10を相手方であるね
じ部材又は装着体の頭部に対して弾発的に接触さ
せ易く、実用的なる利点をもたらすものである。
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は第1図図示のねじ部材付近の縦断
面図、第3図は、他のねじ部材付近の縦断面図で
ある。 1……ねじ部材、3……気化器本体、4……装
着体、7,8……頭部、9……溝。
面図、第2図は第1図図示のねじ部材付近の縦断
面図、第3図は、他のねじ部材付近の縦断面図で
ある。 1……ねじ部材、3……気化器本体、4……装
着体、7,8……頭部、9……溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 気化器本体3に装着される装着体4と、気化器
本体3に螺着されるねじ部材1とを備え、これら
装着体4とねじ部材1を互いに他に対して弾発的
に圧して、それら各々を気化器本体に固定して成
る気化器構成部品の取付け構造に於いて; 上記ねじ部材1と装着体4の何れか一方を合成
樹脂によつて形成し、その合成樹脂で製した一方
の頭部7又は8に他方の頭部8又は7に弾発的に
接触できる溝形成片10が形成されるように溝9
を形成し、この一方の頭部7又は8に於ける溝形
成片10を、他方の頭部8又は7に弾発的に押付
け、もつてその弾発的押圧のみで装着体4を気化
器本体3に押圧固定したことを特徴とする気化器
構成部品の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2812782U JPS58132151U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 気化器構成部品の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2812782U JPS58132151U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 気化器構成部品の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58132151U JPS58132151U (ja) | 1983-09-06 |
JPS6338352Y2 true JPS6338352Y2 (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=30039989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2812782U Granted JPS58132151U (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 気化器構成部品の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58132151U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3469825A (en) * | 1967-10-12 | 1969-09-30 | Outboard Marine Corp | Alignment bushing for needle valve |
-
1982
- 1982-02-27 JP JP2812782U patent/JPS58132151U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3469825A (en) * | 1967-10-12 | 1969-09-30 | Outboard Marine Corp | Alignment bushing for needle valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58132151U (ja) | 1983-09-06 |
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