JPS633828Y2 - - Google Patents
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- JPS633828Y2 JPS633828Y2 JP17792581U JP17792581U JPS633828Y2 JP S633828 Y2 JPS633828 Y2 JP S633828Y2 JP 17792581 U JP17792581 U JP 17792581U JP 17792581 U JP17792581 U JP 17792581U JP S633828 Y2 JPS633828 Y2 JP S633828Y2
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- writing instrument
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- resin
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- Expired
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内部にインキ吸蔵体を有し、後部に
樹脂製尾栓を取り付けてなる金属製筆記具軸体か
らなる筆記具において、尾栓部分からのインキ漏
出を最大限防止することを目的としたものであ
る。
樹脂製尾栓を取り付けてなる金属製筆記具軸体か
らなる筆記具において、尾栓部分からのインキ漏
出を最大限防止することを目的としたものであ
る。
近年、ボールペン、プラスチツクペン先の如き
適宜の書記部を先端に取り付け、内部にインキ吸
蔵体を内蔵し、後端に樹脂製尾栓を取り付けたス
テンレス、洋白等の金属よりなるリフイールを用
い筆記具の外装体内に納めた筆記具が出現してき
ている。
適宜の書記部を先端に取り付け、内部にインキ吸
蔵体を内蔵し、後端に樹脂製尾栓を取り付けたス
テンレス、洋白等の金属よりなるリフイールを用
い筆記具の外装体内に納めた筆記具が出現してき
ている。
この筆記具において以下の如き問題点が生じて
きた。即ち、ある条件下具体的には低温下を経た
場合、リフイール内のインキが減量することであ
る。勿論、尾栓を確実に嵌合したり、リフイール
使用前に先端筆記部を小キヤツプで完全密閉し、
又筆記具のキヤツプ嵌合を確実なものにしたりす
ることは、当然設計段階から考慮の上、実施して
いるが、尚かつ上記現象が生じている。
きた。即ち、ある条件下具体的には低温下を経た
場合、リフイール内のインキが減量することであ
る。勿論、尾栓を確実に嵌合したり、リフイール
使用前に先端筆記部を小キヤツプで完全密閉し、
又筆記具のキヤツプ嵌合を確実なものにしたりす
ることは、当然設計段階から考慮の上、実施して
いるが、尚かつ上記現象が生じている。
考案者は種々検討したところ、意外なところに
問題があることが判明した。即ち、リフイールと
尾栓が金属と樹脂の為、温度による収縮率が異な
る。その為、輸送時、厳寒地を通過する際、リフ
イールの状態は、樹脂製尾栓がより収縮し、微小
な間隙を生じてしまう。
問題があることが判明した。即ち、リフイールと
尾栓が金属と樹脂の為、温度による収縮率が異な
る。その為、輸送時、厳寒地を通過する際、リフ
イールの状態は、樹脂製尾栓がより収縮し、微小
な間隙を生じてしまう。
この状態下、インキ吸蔵体中のインキは、成分
により固化している場合もあるが、厳寒地を経た
後常温に戻る過程において、インキの方が先に液
化し、樹脂の収縮が元に戻る前にインキの漏出を
引き起こす。勿論インキが固化しない場合には、
よりインキの漏出は起こりやすいものである。
により固化している場合もあるが、厳寒地を経た
後常温に戻る過程において、インキの方が先に液
化し、樹脂の収縮が元に戻る前にインキの漏出を
引き起こす。勿論インキが固化しない場合には、
よりインキの漏出は起こりやすいものである。
本考案は以上の問題点を解消せんとすべく、
種々検討した結果、インキ吸蔵体後部(尾栓側)
に、インキが伝わりにくい部分を形成することに
より解決することが出来た。
種々検討した結果、インキ吸蔵体後部(尾栓側)
に、インキが伝わりにくい部分を形成することに
より解決することが出来た。
以下添付図面に従がつて1実施例について説明
する。
する。
ステンレス、洋白等の金属製リフイール1の内
部には、ポリエステル、ポリアクリル、ナイロ
ン、アセテート、ポリプロピレン等の合成樹脂製
繊維、又はフエルト等の天然繊維、もしくはこれ
ら繊維の適宜組合せの混毛を軸方向に配列し、柱
状に形成し、外周面は樹脂加工、薬品処理等によ
り硬化させるか、セロフアン、樹脂シートによる
巻回、あるいは樹脂コーテイング等により、柱状
に保形させたインキ吸蔵体2がセツトされてい
る。当該インキ吸蔵体の後部には、撥水処理部2
1が形成されている。この処理部形成の−方法を
述べるとシリコン系、フツ素系樹脂液等の撥水性
物質を浅い容器に入れ、これにインキ吸蔵体の一
端を垂直に浸漬し、即座に引きあげ、綿紙、濾紙
等の吸水性のよいものの上に浸漬端面をのせ余分
な撥水性物質を除去する。これを乾燥すると、第
2図に示す如く、撥水処理部21が形成される。
即ち、繊維の表面には撥水性物質が付着している
為、インキはほとんど存在せず空気の流路は確保
されている状態となつている。
部には、ポリエステル、ポリアクリル、ナイロ
ン、アセテート、ポリプロピレン等の合成樹脂製
繊維、又はフエルト等の天然繊維、もしくはこれ
ら繊維の適宜組合せの混毛を軸方向に配列し、柱
状に形成し、外周面は樹脂加工、薬品処理等によ
り硬化させるか、セロフアン、樹脂シートによる
巻回、あるいは樹脂コーテイング等により、柱状
に保形させたインキ吸蔵体2がセツトされてい
る。当該インキ吸蔵体の後部には、撥水処理部2
1が形成されている。この処理部形成の−方法を
述べるとシリコン系、フツ素系樹脂液等の撥水性
物質を浅い容器に入れ、これにインキ吸蔵体の一
端を垂直に浸漬し、即座に引きあげ、綿紙、濾紙
等の吸水性のよいものの上に浸漬端面をのせ余分
な撥水性物質を除去する。これを乾燥すると、第
2図に示す如く、撥水処理部21が形成される。
即ち、繊維の表面には撥水性物質が付着している
為、インキはほとんど存在せず空気の流路は確保
されている状態となつている。
従がつて、筆記具として組み立て輸送時厳寒地
を通過しても、例え、金属製リフイールと尾栓の
間に間隙があいたとしても、インキ吸蔵体の撥水
処理部にはインキは伝わりにくい為、尾栓3周り
のインキの蒸発、漏出は極めて生じにくく、尾栓
部分からのインキ漏出を最大限防止することが出
来る。
を通過しても、例え、金属製リフイールと尾栓の
間に間隙があいたとしても、インキ吸蔵体の撥水
処理部にはインキは伝わりにくい為、尾栓3周り
のインキの蒸発、漏出は極めて生じにくく、尾栓
部分からのインキ漏出を最大限防止することが出
来る。
尚、以上の説明において、リフイールをもつて
説明したが、何もこれに特定されることなく、金
属製の筆記具軸体であれば何ら要旨を変更するも
のではない。
説明したが、何もこれに特定されることなく、金
属製の筆記具軸体であれば何ら要旨を変更するも
のではない。
図は本考案の1実施例を示すもので、第1図
は、リフイールの全体縦断面図、第2図は、イン
キ吸蔵体の後端拡大断面図である。 2……インキ吸蔵体、21……撥水処理部。
は、リフイールの全体縦断面図、第2図は、イン
キ吸蔵体の後端拡大断面図である。 2……インキ吸蔵体、21……撥水処理部。
Claims (1)
- 先端に書記部を、後端に樹脂製尾栓を、内部に
インキ吸蔵体を有してなる金属製筆記具軸体にお
いて、該インキ吸蔵体の後部に撥水処理部を形成
したことを特徴とする筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17792581U JPS5882281U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17792581U JPS5882281U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5882281U JPS5882281U (ja) | 1983-06-03 |
JPS633828Y2 true JPS633828Y2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=29972248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17792581U Granted JPS5882281U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5882281U (ja) |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17792581U patent/JPS5882281U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5882281U (ja) | 1983-06-03 |
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