JPS6337448A - アツプラインダンプ方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は端末装置の障害発生時におけるダンプデータの
転送に関し、特に端末装置のダンプデータを通信回線を
介してホストコンピュータに転送する所謂アップライン
ダンプ方式に関する。

（従来の技術） 従来、この種のアップラインダンプにおいては、障害の
発生した端末装置を早期に再起動する必要性からダンプ
データを直ちに、短時間内のうちにホストコンピュータ
に転送していた。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来技術におけるアップラインダンプ方式では
、ホストコンピュータと端末装置との間に中継装置が介
在するネットワークシステムにおいては、大量のダンプ
データの転送によって中継装置とホストコンピュータと
の間の回線トラヒックが増加し、中継装置に接続されて
いる他の正常な端末装置とホストコンピュータとの間の
業務データの転送が制約されると云う欠点があった。

本発明の目的は、ホストコンピュータと端末装置との間
に中継装置が介在するネットワークシステムにおいて、
端末装置障害発生時に端末装置のダンプデータをいった
ん中継装置の内部に退避し、退避されたダンプデータを
後刻、ホストコンピュータに送出することによって上記
欠点を除去し、業務データの転送が制約されないように
構成したアップラインダンプ方式を提供することにある
。

（問題点を解決するための手段） 本発明によるアップラ・インダンプ方式はホストコンピ
ュータと、複数の端末装置と、ホストコンピュータおよ
び複数の端末装置の間に置かれた中継装置とを具備して
実現したものであり、中継装置は中継処理手段と、退避
処理／蓄積手段と、転送処理手段とを具備して構成した
ものである。

中継処理手段は、複数の端末装置のいずれかに障害が発
生したときに障害を検知して、必要な処理を実行するた
めのものである。

退避処理／蓄積手段は、障害の発生時に障害を発生した
端末装置からのダンプデータをいったん退避するための
ものである。

転送処理手段は、退避したダンプデータを後刻にホスト
コンピュータへ送出するためのものである。

（実施例） 次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明によるアップラインダンプ方式を実現
するための一実施例を示すブロック図である。第１図に
おいて、１はホストコンピュータ、２，３はそれぞれ端
末装置、４は中継装置、４１は中継処理部、４２は退避
処理部、４３は蓄積部、４４は転送処理部である。

第１図において、ホストコンピュータ１と、端末装置２
．３との間に中継装置４が介在するネットワークシステ
ムを表わしている。

ここで、中継装置４の中継処理部４１はホストコンピュ
ータ１から受信した業務データを端末装［２、あるいは
端末装置３に送信し、端末装置２あるいは端末装置３か
ら受信した業務データをホストコンピュータ１に送信す
る。

いま、端末装置３に障害が発生したものとする。端末装
置３では、直ちに中継装置４に向ってダンプデータの送
信を開始し、ダンプデータをすべて送信した後、引続き
再起動要求メツセージを送信する。

次に中継装置４においては、中継処理部４１は端末装置
３から受信したダンプデータを退避処理部４２に渡し、
退避処理部４２は渡されたダンプデータを蓄積部４３に
一時的に退避する。

端末装置３から送出された再起動要求メツセージを中継
処理部４１により受信した場合には、これをホストコン
ピュータ１に送信する。

さらに、ホストコンピュータ１においては、再起動要求
メツセージの受信により端末装置３でのダンプ完了を知
り、端末装置３に対する再起動処理を開始する。また、
ホストコンピュータ１はホストコンピュータｌと中継装
ｆ４との間の回線１４のトラヒックが低い時間帯を見計
って、中継装置４にダンプデータ転送要求メツセージを
送信する。

いっぽう、中継装置４の中継処理部４１は、ホストコン
ピュータ１から送出されたダンプデータ転送要求メツセ
ージを転送処理部４４に渡し、転送処理部４４はダンプ
データ転送要求メツセージの受取りを契機に蓄積部４３
からダンプデータを取出し、これを中継処理部４１に渡
し、中継処理部４１は渡されたダンプデータをホストコ
ンピュータに送信する。

以上、この発明について説明したが、いくつかの変形が
考えられることは明らかである。例えば、中継処理部４
１において業務データをダンプデータに優先してホスト
コンピュータに送信するようにしてもよい。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、ホストコンピュータと端
末装置との間に中継装置が介在するネットワークシステ
ムにおいて、端末装置障害発生時に端末装置のダンプデ
ータをいったん中継装置の内部に退避し、退避されたダ
ンプデータを後刻、ホストコンピュータに送出すること
によりて、障害の発生した端末装置を早期に再起動する
ことができるとともに、中継装置に一時的に退避したダ
ンプデータを中継装置とホストコンピュータとの間の回
線トラヒックが低い時間帯（例えば、典型的には業務処
理の終了後）ヲ見計ってホストコンピュータに転送する
ことが可能なため、中継装置に接続されている他の正常
な端末とホストコンピュータとの間の業務データの転送
にほとんど影響を与えないと云う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるアップラインダンプ方式を実現
する一実施例を示すブロック図である。 １・・・ホストコンピュータ ２．３・・・端末装置　　４・・・中継装置１４、２４
．３４・・・回線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ホストコンピュータと、複数の端末装置と、前記ホスト
   コンピュータおよび前記複数の端末装置の間に置かれた
   中継装置とを具備し、且つ、前記中継装置は前記複数の
   端末装置のいずれかに障害が発生したときに前記障害を
   検知して必要な処理を実行するための中継処理手段と、
   前記障害の発生時に前記障害を発生した端末装置からの
   ダンプデータをいったん退避するための退避処理／蓄積
   手段と、前記退避したダンプデータを後刻に前記ホスト
   コンピュータへ送出するための転送処理手段とを具備し
   て構成したものであることを特徴とするアップラインダ
   ンプ方式。