JPS6337238A - 反応容器の再使用法 - Google Patents

反応容器の再使用法

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JPS6337238A
JPS6337238A JP18167886A JP18167886A JPS6337238A JP S6337238 A JPS6337238 A JP S6337238A JP 18167886 A JP18167886 A JP 18167886A JP 18167886 A JP18167886 A JP 18167886A JP S6337238 A JPS6337238 A JP S6337238A
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JP
Japan
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washing water
liquid
hydrophobic liquid
discharged
reaction container
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Application number
JP18167886A
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English (en)
Inventor
Kiyokazu Nakano
中野 清和
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、反応容器の再使用法に関する。ざらに詳し
くは、反応容器を繰返し再使用する反応容器直接測光方
式の自動分析システムにおける反応容器の洗浄水の排出
方法に関づる。
(ロ)従来の技術 反応容器直接測光方式の生化学自動分析システムに使用
される反応容器は、開口部を上方に保持した状態で、測
定後の被測定液の171 tIi・洗浄水(通常、純水
又は蒸留水)の分)↑及び排出工程を経て再び分析に使
用されており、前用吹付【フや水切り処理も適宜行なわ
れている。かかる再使用法においては、洗浄水の残留分
、例えば反応容器内壁付着残留部が次分析の容量誤差と
なる問題があった。即ち、生化学自動分析装置に使用さ
れる分析試薬には高価なものが多種あるため分析二1ス
トを低減するために微量使用(通常、数100d jス
下)が必要とされており、かつ対象となる血清、尿等の
(1体試料も微量化が望まれているため、測定に供され
る被測定液の錫は少量であって前記残留洗浄液による容
量誤差を大きく受は易い。従って分析精度(正確度、再
現性)を緒持するためには、残留洗浄水を極力減少する
必要がある。
この点、熱風吹付けや水切り処理等を充分に行なって反
応容器内面を充分に乾燥さ1iることが考えられる。し
かし、直接測光方式の反応容器は、形状、光路長が精密
に設定されて製作された高価なものであり、乾燥に充分
時間を確保しようとすれば、それだけ余分に反応容器が
必要となって反応容器の利用効率が低下し、分析コスト
の1昇を111<点不利である。
この点に関し、第4図に示すように、反応容器1内にl
嵌しうるガイド部9を先端に有する排出管8を用い、こ
のガイド部を反応容器内に挿入した状態で(第4図右端
)残留洗浄水2−を吸引排出することが行なわれている
。この排出手法によれば、反応容器の内壁への付着残留
水や底部への残留水がガイド部の作用により吸引排出で
き短時間で水切りを行なうことができる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、ガイド部を有する上記排出管を用いると
、反応容器の内壁を傷つけて測光精度を低下させる倶れ
があり、かつ排出管と反応容器の開口部との位冒合けに
厳格性が要求され制tillが鯉しく、しばしば反応容
器や排出管の破損がηしるという問題点があった。
この発明はかかる状況に鑑みなされたものであり、こと
に洗浄水の次分析への持込みを短時間でかつ簡便に防止
できる反応容器の再使用法を提供しようとするものであ
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 かくしてこの発明によれば開口部を上方に保持した状態
で反応容器中の被測定液の排出並びに洗浄水の分注及び
排出を行なって該反応容器を分析に再使用するよう構成
されてなる反応容器直接測光方式の自動分析システムに
おいて、反応容器内の洗浄水の排出を、該洗浄水と混和
せずかつ化学的に安定な疎水性液体を注入した該疎水性
液体と洗浄水との分相状態で行ない、次いで該疎水v1
液体を排出することを特徴とする反応容器の再使用法が
提供される。
この発明の最も特徴とする点は、特定の疎水性=3− 液体を洗浄水排出時に分相状態で共存させる点にある。
これらの共存により洗浄水の内壁付着や底部残留を防1
1−又は解消することが可能となる。
ここで分相状態には、疎水性液体の比重により、上相が
疎水性液体e下相が洗浄水となる場合と、上相が洗浄水
で下相が疎水性液体となる場合に分1ノられる。前者の
場合(疎水性液体の比重が1より小)にはチューブ林の
排出管を液相の底部まで挿入した状態で容器底部から排
出を一括して行なうことにより、洗浄水を効率♂くかつ
壁面付着等を生じることなく容器外へ排出することがで
きる。
一方、後者の場合(疎水性液体の比重が1より大の場合
)には分相した上相の洗浄水液面にチューブ状の排出管
の吸引口を接触させかつ下相に疎水性液体を供給した状
態で容器上部から洗浄水をオーバーフロー状に排出しそ
の後残留する疎水性液体を底部又は−F部より適宜排出
することにより、洗浄水を効率良くかつ壁面付着等を生
じることなく容器外へ排出することかできる。いずれに
せよ分相状態下で洗浄水相の排出、次いで疎水性液体相
の排出が行なわれ、洗浄水の残留が著しく減少されるこ
ととなる。
この発明に用いる疎水性液体としては、化学的に安定な
ものが選択される。ここで[イ6学的に安定なもの]と
は、洗浄水と実質的に反応や会合せずかつ測定液中洗浄
水中の成分を抽出しないことを意味する。このような疎
水性液体としては、シリコーン又はフルオロカーボン系
液状物が最も好ましい。これらの液状物は、その分子間
にJ:り比重が1よりも大きいものや小さいものが容易
に入手可能であり、かつ液状物の再生使用にも最も適し
ている。これらの具体例としては、ジメチル系シリコン
オイル〔例えば、信越シリコーン社製KF96Lシリー
ズ;比重0.75〜0.88のグレードのもの〕や、ジ
メチルポリシロキサン系シリコンオイル〔例えば、トー
μ・シリコーン?1製5H200シリーズ;比重0.7
6〜0.90〕やフロオロカーボン油〔例えばダイキン
社製のダイフロイル;比重1.8〕等が挙げられる。た
だし、これ以外にも、前記特性を有する他の有機液状物
(例えば、メチルフrニル系油、フルオロクロロカーボ
ン系油)も好適に使用することができる。
(ホ)作 用 疎水↑1液体と洗浄水が分相した状態において、洗浄水
が下層の場合洗浄水の排出に対応して全体の液面が降下
し上層の疎水性液体の不時により洗浄液の内壁への付着
が防止されつつ減量し、かつ疎水性液体の存在により容
器底部の洗浄水残留も生じない。また、洗浄水が上相の
場合、洗浄水のU1出ど共に下相にざらに疎水性液体を
供給することにより洗浄水の液面付着を防止しつつ排出
できかつ底部への洗浄水残留も防止されることとなる。
くべ)実施例 第3図は、この発明の対象となる反応容器直接測光方式
の自動分析システム10の一例を示す構成説明図であり
、第1図及び第2図は、各々この発明の反応容器の再使
用法の実施例を示すT程図である。
第3図において、1は反応容器、11は反応容器回転テ
ーブル、12は試料ザンプリングテーブル、13は回折
格子及びアレイ型受光器を有する回転式吸光光度耐、1
4は、被測定液紡出手段、洗浄水分注・排出手段及び疎
水性液体分注・排出手段を備えた反応容器洗浄部、15
は試料分注器、16は第1試薬貯蔵庫、17は第2試薬
貯蔵庫、18.19はそれぞれ試薬分注器、20は光源
を示す。
第1図は、比重が1より小さい疎水性液体(シリコーン
オイル)を用いたこの発明の方法を示すものである。ま
ず、吸光光度剖13において測定が行なわれた反応容器
1は洗浄部14において、まず被測定液の排出が行なわ
れ次いで洗浄水が分注される。この状態を第1図Aに示
す。図中2は洗浄水である。次いで、疎水性液体3が少
崩分ン1され、第1図Bのごとく洗浄水2と疎水性液体
3との分相状態が形成される。この状態で、洗浄水排出
管4が底部迄挿入され、内部液体の吸引υ1111が行
なわれる。この際、洗浄水2は上相の疎水性液体層の降
下により内壁へ付着することなくυ1出され(第1図り
参照)、続いて疎水性液体36拮円管4により排出され
る(第1図F参照)。この場合、疎水性液体が若干反応
容器内に残留する場合もあるが、洗浄水は先に排出され
るので底部にも残留しない。そして疎水性液体は化学的
に安定であるため次分析に持込まれても、被測定液を実
質的に希釈することはなくまた被測定液中の溶解成分を
実質的に抽出して減少させることもなく、分析精度に悪
影響を及ぼさない。従って、続いて試料や試薬等の分注
が行なわれ繰り返し分析に供される。
一方、第2図は、別実施例で、比重が1より大きい疎水
性液体(フルオロカーボン)を用いたこの発明の方法を
示すものである。図において、測定終了後の反応容器1
は洗浄部14においてまず被測定液の排出が行なわれ、
次いで洗浄水分注・排出手段により洗浄水の分注及び排
出が行なわれる。排出後の状態は、第2図Aに示す通り
であり壁面や底部に残留洗浄水2′が残留しており、短
時間の熱風吹付けでは除去できない。この状態において
上部に排出管6を備えた疎水性液体分注・IJ[円管5
を、その分注・排出口が底部残留洗浄水内に位置するよ
うに反応管内に挿入しく第2図B)、この状態で疎水性
液体7を分注することにより、底部及び壁面付着の残留
洗浄水は、−組となって上昇し、第2図Cのごとくその
液面が171 lit管6の排出口に接触する。この状
態でiJl出管出金6動すると共に、疎水性液体7を供
給して洗浄水相を上昇させることにより、残留洗浄水2
′は効率良く排出される。次いで分注・lJr出管円管
残留する疎水性液体7を排出することにJ:り洗浄水が
除去された反応容器が1qられる。そして、疎水性液体
が若干残留しても前述のごとく、洗浄水と違ってこれら
は分析に悪影響を及ぼさないので、引続き試料や試薬等
の分11を行なって繰返し分析に供することができる。
さらにこの方法によれば、排出管6の開口部を反応容器
10開口面に略同−高さ又は近接して配置することによ
り、分析サイクルにおいて試料、試薬等の分注操作時に
反応容器内壁の開口部付近く被測定液や洗浄水の液面よ
り上部)にしばしば跳散して付着残留しつる汚れを洗浄
水の排出過程を経て洗浄することができ、再使用時のコ
ンタミネーションによる誤差も防止しつる方法どいえる
(ト)発明の効果 この弁明の方法によれば、洗浄水の数分析への持込みが
実質的に防止されるため、持込みによる数分析の被測定
液の希釈等に基づく分析誤差を著しく低減することがで
き、とくに長時間繰返し分析における分析精度を向上す
ることができる。そして用いる疎水性液体も容易に回収
できるため繰返し使用ら可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、各々この発明の実施例の各工程を
示す説明図、第3図は、この発明の実施例(こ−用いる
反応容器直接測光方式の自動分析システムを例示する構
成説明図、第4図は従来の洗浄水の111出方法を例示
覆る説明図である。 1・・・・・・反応容器、  2・・・・・・洗浄水、
第1図 A   B   CD   E 第 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、開口部を上方に保持した状態で反応容器中の被測定
    液の排出並びに洗浄水の分注及び排出を行なつて該反応
    容器を分析に再使用するよう構成されてなる反応容器直
    接測光方式の自動分析システムにおいて、 反応容器内の洗浄水の排出を、該洗浄水と混和せずかつ
    化学的に安定な疎水性液体を注入した該疎水性液体と洗
    浄水との分相状態で行ない、次いで該疎水性液体を排出
    することを特徴とする反応容器の再使用法。 2、疎水性液体が、シリコーン又はフルオロカーボン系
    液状物である特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP18167886A 1986-07-31 1986-07-31 反応容器の再使用法 Pending JPS6337238A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01280194A (ja) * 1987-12-30 1989-11-10 Terra Ag Fuer Tiefbautechnik ラム式穿孔装置及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01280194A (ja) * 1987-12-30 1989-11-10 Terra Ag Fuer Tiefbautechnik ラム式穿孔装置及びその制御方法

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