JPS6337083Y2 - - Google Patents

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JPS6337083Y2
JPS6337083Y2 JP1984131911U JP13191184U JPS6337083Y2 JP S6337083 Y2 JPS6337083 Y2 JP S6337083Y2 JP 1984131911 U JP1984131911 U JP 1984131911U JP 13191184 U JP13191184 U JP 13191184U JP S6337083 Y2 JPS6337083 Y2 JP S6337083Y2
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JP
Japan
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outlet
crushed
pulverizer
chamber
serrated
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JP1984131911U
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JPS6148055U (ja
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Publication of JPS6148055U publication Critical patent/JPS6148055U/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、被粉砕物を微粉状に粉砕する微粉砕
機に関し、例えば、殻粒、プラスチツク、その他
を対象とするものである。
「従来の技術」 従来の微粉砕機としては、例えば特公昭59−
19739号公報、あるいは特開昭59−10353号公報に
開示されたもの、および実開昭48−8074号公報あ
るいは実開昭48−4867号公報に開示されたものが
ある。
すなわち、特公昭59−19739号公報には、縦に
2段に粉砕部を配置し、被粉砕物を2段階に粉砕
するものが示されている。また実開昭48−8074号
公報には、固定刃と回転刃盤を交互に重畳して配
置し、被粉砕物を固定刃と回転刃盤間の通路を通
過させて粉砕するものが示されている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の微粉砕機で
は、粉砕部を2段階に設けてあるので装置が大型
化しコストアツプ要因となり、また大きな駆動力
を要するのでエネルギを浪費することになるばか
りでなく、粉砕の過程で発熱しやすく、軟化点の
低い被粉砕物では軟化したり溶融してニードル状
になつてしまい、粉砕するという目的を達成する
ことができないという問題点があつた。また固定
刃と回転刃盤にて粉砕するものでも、上記同様に
通路内で発熱しやすく、軟化点の低い被粉砕物で
は、通路内で軟化溶融してニードル状もしくは団
子状になつてしまい、粉砕するという目的を達成
することができない問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、小型化でき、しかも軟化点の低
い被粉砕物でも微粉化することができる微粉砕機
を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
ることろは、粉粒物を微粉状に粉砕する微粉砕機
において、多数の鋸歯状円盤を重畳して形成した
破砕体を粉砕室内に回動可能に配置し、該鋸歯状
円盤の周縁近傍に向け開口する供給口を前記粉砕
室の一方の側壁に開設し、前記鋸歯状円盤の周縁
近傍から外部に開口する取出口を前記粉砕室の他
方の側壁に開設し、前記取出口から空気を吸引し
て、供給・粉砕された粉粒物を高速空気とともに
吸引して、前記取出口から取出すようにし、前記
粉砕室を構成する円周壁内面に凸凹を形成してな
る微粉砕機に存する。
「作用」 しかして、取出口の吸引により高速空気ととも
に粉砕室内に吸送された被粉砕物は、鋸歯状円盤
の外周の鋸歯と粉砕室円周壁面の歯形間を交叉に
激突して砕・削され、取出口から吸出されるまで
に重畳した鋸歯状円盤の鋸歯と粉砕室円周壁面間
に沿つて移動し、順次削られ粉砕されて微粉が形
成され、高速空気により冷却されるので、軟化点
の低い被粉砕物でも軟化することなく効果的に微
粉化することができるようにしたものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ており、基台10に粉砕室20が立設され、粉砕
室20内には破砕体30が回動可能に支持されて
いる。
粉砕室20は円周壁21が側壁22,23に挟
まれたハウジング24により形成されている。
粉砕体30は、鋸歯状円盤31,31…が間に
介装板32,32…を挟んで多数重畳されて成
る。
粉砕室20の側壁23に隣接して軸受部33が
設けられ、この軸受部33に駆動軸34が回動自
在に支持され、駆動軸34の後端部には駆動源か
ら回動力が入力されるプーリ35が固結され、駆
動軸34の先端部36は粉砕室20内に軸封して
挿通されており、この先端部36に鋸歯状円盤3
1,31…および介装板32,32…が積層して
嵌合され、押え板37とボルト38に固結されて
いる。
鋸歯状円盤31,31…の鋸歯31aは粉砕室
20の円周壁21の内面に対向しており、円周壁
21の内面には、第2図に示すような歯形21a
が刻設されている。
粉砕室20の一方の側壁22には、鋸歯状円盤
31,31…の周縁近傍に向け開口する供給口2
5が開設され、他方の側壁23には、鋸歯状円盤
31,31…の周円近傍から外部に開口する取出
口26が開設されている。
取出口26には真空源が接続され、供給口25
には経路の途中に被粉砕物投入口が被破砕物を空
気とともに吸送すべく設けられている(図示省
略)。
取出口26は図示省略した収集部に接続されて
いる。
上記構成を有する微粉砕機では、被粉砕物は取
出口26から吸引されて吸引空気とともに供給口
25から粉砕室20内の破砕体30の鋸歯状円盤
31の周円近傍に入り、回転している鋸歯状円盤
31の遠心力により、粉砕室20の外周に導かれ
る。
被粉砕物は取出口26から吸引されて高速で移
動しているので、円周壁21の内面の歯形21a
あるいは鋸歯状円盤31の鋸歯31aに沿つて移
動し、それらに交互に激突する。すなわち、被粉
砕物が円周壁21の歯形21aに激突したときは
砕かれ、鋸歯状円盤31の鋸歯31aに激突した
ときは、削られるか砕かれる。
被粉砕物は、供給口25に近い側の鋸歯状円盤
31から取出口26側の鋸歯状円盤31まで順次
高速で移動し、鋸歯31aに激突する度に微粉が
削り取られて粒子が小さくなり、取出口26に至
つたときほぼ全体が微粉化する。
微粉は、空気とともに取出口26から吸出さ
れ、収集部にて微粉のみが収集される。
被粉砕物は微粉化する過程において、常に高速
の空気とともにあるので、速やかに冷却され、軟
化することがない。
第3図は他の実施例を示しており、円周壁21
の内面に多数の鋭利な突起21b,21b…を突
設しておろし金状にしたものである。
本実施例では、突起21bに被粉砕物が激突し
たとき鋸歯31aと同様に微粉砕物を削るので微
粉化の効率が良くなる。
「考案の効果」 本考案に係る微粉砕機によれば、吸引により生
じる高速空気により付勢し搬送するとともに冷却
しつつ被粉砕物を微粉化するようにし、被粉砕物
の速度が大きいので効果的に微粉化し、かつ高温
になることがないので、軟化点の低い被粉砕物で
も容易に微粉化することができる。また構造も簡
単なので、安価に製造でき、動力も少なくて済
む。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ており、第1図は微粉砕機の縦断面図、第2図は
要部斜視図、第3図は他の実施例の円周壁21の
斜視図である。 20……粉砕室、21……円周壁、21a……
歯形、22,23……側壁、25……供給口、2
6……取出口、30……破砕体、31……鋸歯状
円盤、31a……鋸歯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉粒物を微粉状に粉砕する微粉砕機において、
    多数の鋸歯状円盤を重畳して形成した破砕体を粉
    砕室内に回動可能に配置し、該鋸歯状円盤の周縁
    近傍に向け開口する供給口を前記粉砕室の一方の
    側壁に開設し、前記鋸歯状円盤の周縁近傍から外
    部に開口する取出口を前記粉砕室の他方の側壁に
    開設し、前記取出口から空気を吸引して、供給・
    粉砕された粉粒物を高速空気とともに吸引して、
    前記取出口から取出すようにし、前記粉砕室を構
    成する円周壁内面に凸凹を形成してなることを特
    徴とする微粉砕機。
JP13191184U 1984-08-30 1984-08-30 微粉砕機 Granted JPS6148055U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13191184U JPS6148055U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 微粉砕機

Applications Claiming Priority (1)

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JP13191184U JPS6148055U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 微粉砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6148055U JPS6148055U (ja) 1986-03-31
JPS6337083Y2 true JPS6337083Y2 (ja) 1988-09-30

Family

ID=30690482

Family Applications (1)

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JP13191184U Granted JPS6148055U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 微粉砕機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814867B1 (ja) * 1967-10-14 1973-05-10

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114219Y2 (ja) * 1971-06-08 1976-04-15
JPS521183Y2 (ja) * 1971-06-28 1977-01-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814867B1 (ja) * 1967-10-14 1973-05-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6148055U (ja) 1986-03-31

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