JPS6337040Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6337040Y2
JPS6337040Y2 JP2846983U JP2846983U JPS6337040Y2 JP S6337040 Y2 JPS6337040 Y2 JP S6337040Y2 JP 2846983 U JP2846983 U JP 2846983U JP 2846983 U JP2846983 U JP 2846983U JP S6337040 Y2 JPS6337040 Y2 JP S6337040Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door body
door
pivot
end side
outer box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2846983U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59133191U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2846983U priority Critical patent/JPS59133191U/ja
Publication of JPS59133191U publication Critical patent/JPS59133191U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6337040Y2 publication Critical patent/JPS6337040Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は扉本体の回動支点を互に反対側に自在
に変換できるように改良した乾燥機の扉装置に関
する。
(考案の技術的背景とその問題点) 従来の乾燥機にあつては、扉の例えば左右両側
のうち一方側に軸を固定し、一方外箱には被乾燥
物出入口の左右両側のうち前記軸と同方向側に支
持体を固定し、軸を支持体に嵌合することによつ
て扉を開閉回動可能に枢支するようにしている。
また、扉には軸とは反対側に鎖錠レバーが設けら
れ、この鎖錠レバーが外箱に取付けられた係止体
に係脱可能に係合することによつて、扉を閉鎖状
態にロツクする構成としている。しかしながらこ
の構成では、乾燥機の設置場所によつて扉の回動
支点を反対側に換えた方が使用上便利な場合があ
つても、その変換が不可能であつた。そこで外箱
に支持体及び係止体の取付部を予め出入口の左右
両側に対称に形成しておくことによつて、扉の回
動支点を左側にも右側にも変換できるようにした
ものが供されているが、これでは支持体及び係止
体を取外して反対側に付け換え、そして扉を180
度上下反転させて支持体に軸を嵌合するというき
わめて面倒な作業を必要とする不具合がある。
(考案の目的) そこで本考案の目的は、面倒な部材の付け換え
や扉本体の反転操作をせずとも、扉本体の回動支
点を互に反対側に自在に変換できる乾燥機の扉装
置を提供するにある。
(考案の概要) 本考案は、一端側及びこれとは反対の他端側に
夫々に取手を設けた扉本体と、外箱に前記扉本体
の扉本体の前記一端側及び他端側の夫々を挾んで
対向する各位置に設けられた支持部と、前記扉本
体の一端側及び他端側と前記各支持部とのうち一
方に設けられた係合部及び他方に設けられ該係合
部に係脱可能に係合して扉本体を回動可能に支持
する枢支部とから構成し、両側の取手の一方或は
他方を操作することにより、扉本体の回動支点を
互に反対側に自在に変換できるようにするもので
ある。
(考案の実施例) 以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。第1図及び第2図において、1はドラム
式乾燥機の外箱で、内部にドラム2が回転可能に
配設され、また前面には被乾燥物の出入口3が形
成されている。4及び5は外箱1の前面に出入口
3の左右両側方に位置して配設固定された吸気及
び吐気用の通風カバーで、両通風カバー4及び5
には外箱1内及びドラム2内に夫々連通する吸気
孔6及び吐気孔7が形成されている。8は外箱1
内の後方部に配設されたダクトで、上部にフアン
ケーシング部9が形成されており、このフアンケ
ーシング部9に形成された吸入口10が外箱1内
に開放され、また下部に形成された吐出口11が
外箱1側に固定された拡風体12内及びドラム2
背面に形成された通気孔13群を介してドラム2
内に連通されている。14はダクト8内に配設さ
れたヒータである。15は外箱1内の上部に配設
されたモータで、その回転軸15aに取着された
プーリ16とドラム2との間にはベルト17が掛
け渡され、また回転軸15aの先端部にはフアン
ケーシング部9内に位置するフアン18が取着さ
れている。従つてモータ15が起動すると、ドラ
ム2及びフアン18が回転駆動され、フアン18
により外気が吸気孔6、外箱1内及び吸入口10
を順に通つてダクト8内に吸引され、ヒータ14
により熱風化される。この熱風は吐出口11、拡
風体12内及び通気孔13群を順に通つてドラム
2内に流入し、ここで被乾燥物から水分を奪つた
後、吐気孔7から機外へと排出される。
而して、19は出入口3を開閉すべく両通風カ
バー4及び5間に配置される扉本体で、第3図に
示すように一端側及びこれとは反対の他端側例え
ば左端側及び右端側の前面には取手20及び21
が形成され、また左及び右の両端部の上下両面に
は後向きに開放する溝19a及び19bが形成さ
れ且つこれらの底部には係合部としての球状凹部
22及び23が形成されている。一方、24及び
25は断面略コ字形をなす枠部材で、外箱1の前
面のうち出入口3の上方部及び下方部に配設固定
されて両通風カバー4及び5間に位置しており、
両通風カバー4及び5間に配置される扉本体19
がこれら両枠部材24及び25によつて上下から
挾まれる形態となる。そして、両枠部材24及び
25のうち扉本体19の左右両端部を夫々上下か
ら挾んで対向する各位置に存する左右両端部は支
持部26及び27に相当するもので、各支持部2
6及び27には第4図に示すように扉本体19の
球状凹部22及び23に対応する孔26a及び2
7aが形成されている。28及び29は支持部2
6及び27即ち両枠部材24及び25の左右両端
部内側に配設固定された支枠で、これには孔26
a及び27aと同軸的に孔28a及び29aが形
成されている。30及び31は枢支部としての枢
軸で、これら枢軸30及び31は上下両側を孔2
6a,27a及び28a,29aに挿通支持する
ことによつて上下動可能に支持されている。そし
て、孔26a及び27aから突出する枢軸30及
び31の先端部は球面状に形成されている。32
は圧縮コイルばねで、これは枢軸30及び31に
形成された鍔部30a及び31aと支枠28及び
29との間に位置するようにして各枢軸30及び
31に遊挿され、枢軸30,31を常時矢印A方
向に付勢している。
また、第3図において、33は扉本体19の上
部裏側に左右方向中央部に位置して一体に突設さ
れた突起、34は突起33に対応して出入口3の
開口上縁部の左右方向中央部に形成された孔、3
5はこの孔34形成部の裏側に配設固定されたド
アスイツチであり、このドアスイツチ35は前記
ヒータ14及びモータ15の通電路中に図示しな
いタイムスイツチと共に直列に接続されている。
上記構成において、扉本体19を出入口3部分
に装着するには、両方の手で取手20及び21を
持ち、扉本体19を両通風カバー4及び5並びに
両枠部材24及び25によつて囲まれた部位内へ
押込むようにする。すると、まず溝19a及び1
9bの後端部が第6図に示すように枢軸30及び
31の先端部に当接し、次いでこれら枢軸30及
び31が圧縮コイルばね32のばね力に抗して反
矢印A方向に移動して第5図に示すように溝19
a及び19bの底面に乗り上げ、そして球状凹部
22及び23に遭遇したところで、枢軸30及び
31が圧縮コイルばね32のばね力により矢印A
方向に移動して第4図に示すように球状凹部22
及び23内に嵌り込み、これにて枢軸30及び3
1が球状凹部22及び23に係脱可能に係合して
扉本体19を回動可能に支持する。
さてこのようにして出入口3部分に装着された
扉本体19を被乾燥物の出し入れのために開放す
るに際し、乾燥機の設置場所の関係で扉本体19
を右端部を回動支点として開放したい場合には、
左側の取手20を手に持つて手前へ引張るように
する。すると、その引張力が左側の球状凹部22
と枢軸30との係合部分に作用するため、右側の
球状凹部23と枢軸31との係合が維持されたま
ま、左側の枢軸30だけが圧縮コイルばね32の
ばね力に抗して反矢印A方向に移動し、球状凹部
22から抜け出て溝19aの底面に乗り上げるよ
うになる(第5図参照)。このように左側の取手
20を引張ると、左側の枢軸30が球状凹部22
との係合を解くため、そのまま取手20を手前へ
引けば、扉本体19を右側の枢軸31を中心に開
放方向に回動させることができる。そして扉本体
19を再び閉じるには、扉本体19を右側の枢軸
31を中心に閉鎖方向に回動し、その最終過程で
扉本体19の左側をやや強く押すようにすればよ
い。すると、溝19aの後端部が枢軸30の先端
部に当接し(第6図参照)、これにより枢軸30
が圧縮コイルばね32のばね力に抗して反矢印A
方向に移動して溝19aの底面に乗り上げ(第5
図参照)、そして球状凹部22に遭遇したところ
で圧縮コイルばね32のばね力により矢印A方向
に移動して球状凹部22に係脱可能に係合し(第
4図参照)、これにて扉本体19が閉鎖位置にロ
ツクされる。
また、扉本体19を左端部を回動支点として開
放したい場合には、右側の取手21を手に持つて
手前へ引張るようにする。すると、今度はその引
張力が右側の球状凹部23と枢軸31との係合部
分に作用するため、左側の球状凹部22と枢軸3
0との係合が維持されたまま、右側の枢軸31だ
けが前述したと同様にして球状凹部23との係合
を解くようになるため、扉本体19を左側の枢軸
30を中心に開放方向に回動させることができ
る。そして扉本体19を閉じる場合には、扉本体
19を左側の枢軸30を中心に閉鎖方向に回動
し、その最終過程で扉本体19の右側をやや強く
押すようにすればよく、これにより溝19bの後
端部が枢軸31の先端部に当接し、該枢軸31が
圧縮コイルばね32のばね力に抗して反矢印A方
向に移動するので、前述したと同様にして枢軸3
1が球状凹部23に再係合し、これにて扉本体1
9が閉鎖位置にロツクされる。
更に、左右両側の取手20及び21を手に持つ
てこれを引張ると、その引張力が左右両側の球状
凹部22及び23と枢軸30及び31の係合部分
に作用するので、前述したと同様にして両枢軸3
0及び31双方が球状凹部22及び23の係合を
解くようになり、扉本体19を取外すことができ
る。従つて乾燥機の設置場所の関係で扉本体19
を回動により開放することが困難な場合には、上
述のようにして扉本体19を取外すことで出入口
3を開放することができる。尚、扉本体19を出
入口3部分に再装着するには前述したと同様に両
通風カバー4及び5並びに両枠部材24及び25
によつて囲まれた部位内へ押込むようにすればよ
い。
一方、扉本体19を左側の枢軸30或は右側の
枢軸31を中心に回動により開閉する場合及び脱
着により開閉する場合のいずれにおいても、ドア
スイツチ35は扉本体19の開閉に応じて開閉作
動する。即ち、扉本体19を閉じると、突子33
が孔34内に侵入してドアスイツチ35の作動子
(図示せず)を押圧し、これにてドアスイツチ3
5は閉成作動する。また扉本体19を開くと、突
子33が孔34から抜出てドアスイツチ35の作
動子から離反し、これにてドアスイツチ35は開
放作動する。この場合、突子33を扉本体19の
上部の左右方向中央部に設けると共に、孔34及
びドアスイツチ35を出入口3上縁部の左右方向
中央部に設けたので、扉本体19を左右いずれの
枢軸30,31を中心に回動させる場合でも、ド
アスイツチ35の位置を換える必要はない。
尚、上記実施例では枢軸30及び31を枠部材
24及び25の支持部26及び27に設け、球状
凹部22及び23を扉本体19に形成したが、こ
れとは逆に球状凹部を支持部26及び27に形成
し、枢軸を扉本体19に設けるようにしてもよ
い。また上記実施例では扉本体19を右開き或は
左開きする形式のものに適用して説明したが、上
開き或は下開きする形式のものに適用してもよ
い。その他本考案は上記し且つ図面に示す実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更して実施できる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の説明から明らかなように、扉本
体の一端側及びこれとは反対の他端側に夫々取手
を設け、外箱に扉本体の前記一端側及び他端側の
夫々を挾んで対向する各位置に支持部を設け、そ
してこれら扉本体の一端側及び他端側と外箱の各
支持部のうち一方に係合部を設け他方にこの係合
部に係脱可能に係合して扉本体を回動可能に支持
する枢支部を設ける構成としたので、面倒な部材
の付け換えや扉本体の反転操作をせずとも、扉本
体の開閉回動支点を互に反対側に自在に変換で
き、また乾燥機の設置場所の関係で扉本体を回動
により開閉することが困難な場合には、扉本体の
脱着によつて開閉することも可能であり、使用上
の便宜を図ることができる。しかも扉本体を閉じ
た状態では係合部と枢支部との係合により扉本体
を閉鎖状態にロツクすることができるので、別途
ロツク機構を設ける必要がなく、コストの低減化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は乾燥機の正面図、第2図は同縦断側面図、第3
図は要部の拡大分解斜視図、第4図は第1図中
−線に沿う拡大縦断側面図、第5図及び第6図
は夫々異なる状態で示す第4図相当図である。 図中、1は外箱、3は出入口、19は扉本体、
20,21は取手、22,23は球状凹部(係合
部)、24,25は枠部材、26,27は支持部、
30,31は枢軸(枢支部)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱に設けられた被乾燥物の出入口を開閉する
    ものにおいて、一端側及びこれとは反対の他端側
    に夫々取手を設けた扉本体と、前記外箱に扉本体
    の前記一端側及び他端側の夫々を挾んで対向する
    各位置に設けられた支持部と、前記扉本体の一端
    側及び他端側と前記各支持部とのうち一方に設け
    られた係合部及び他方に設けられ該係合部に係脱
    可能に係合して扉本体を回動可能に支持する枢支
    部とを具備して成る乾燥機の扉装置。
JP2846983U 1983-02-28 1983-02-28 乾燥機の扉装置 Granted JPS59133191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2846983U JPS59133191U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 乾燥機の扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2846983U JPS59133191U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 乾燥機の扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59133191U JPS59133191U (ja) 1984-09-06
JPS6337040Y2 true JPS6337040Y2 (ja) 1988-09-30

Family

ID=30159357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2846983U Granted JPS59133191U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 乾燥機の扉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59133191U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009532275A (ja) * 2006-04-03 2009-09-10 カマティクス コーポレーション ドアストップピンアセンブリ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009532275A (ja) * 2006-04-03 2009-09-10 カマティクス コーポレーション ドアストップピンアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59133191U (ja) 1984-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6337040Y2 (ja)
JP3350903B1 (ja) こて付きドライヤー
JP4034181B2 (ja) 除湿機
JP3674101B2 (ja) 衣類乾燥機
JPS5950019B2 (ja) 床暖房装置
JPH079204U (ja) ドライヤー機能併設クリーナー
JP2558551Y2 (ja) 乾燥機
JPS6227779Y2 (ja)
JPS642719Y2 (ja)
JPS6352920B2 (ja)
JP3035776U (ja) ふとん乾燥機用複数ホース取付機構
JP2599048B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3030844U (ja) ガスファンヒータ
JPS62636Y2 (ja)
JPS6022867Y2 (ja) 洗面台
KR200338306Y1 (ko) 뚜껑 겸용 점검구
JPS5916739Y2 (ja) 乾燥器兼用の温風器
JPH05161507A (ja) ヘアドライヤ
JPH0111194Y2 (ja)
JPH0348641U (ja)
KR20220083297A (ko) 의류 케어 시스템
JPS6026395Y2 (ja) 乾燥装置
JPS6211600Y2 (ja)
JP2752198B2 (ja) 衣類乾燥機
KR100613506B1 (ko) 공기조화기의 실내기 구조