JPS6336782A - ヒト組織プラスミノゲン活性化因子の産生法 - Google Patents

ヒト組織プラスミノゲン活性化因子の産生法

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JPS6336782A
JPS6336782A JP18116786A JP18116786A JPS6336782A JP S6336782 A JPS6336782 A JP S6336782A JP 18116786 A JP18116786 A JP 18116786A JP 18116786 A JP18116786 A JP 18116786A JP S6336782 A JPS6336782 A JP S6336782A
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JP
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acid
human tissue
tissue plasminogen
cells
tpa
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JP18116786A
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Hitoshi Yahara
矢原 均
Hiroyuki Maruyama
裕之 丸山
Keiji Matsumoto
圭司 松本
Toru Sumiya
徹 角谷
Hajime Kawarada
川原田 肇
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • C12N9/50Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
    • C12N9/64Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
    • C12N9/6421Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
    • C12N9/6424Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12N9/6456Plasminogen activators
    • C12N9/6459Plasminogen activators t-plasminogen activator (3.4.21.68), i.e. tPA
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12YENZYMES
    • C12Y304/00Hydrolases acting on peptide bonds, i.e. peptidases (3.4)
    • C12Y304/21Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12Y304/21069Protein C activated (3.4.21.69)

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  • Microbiology (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、培養細胞を用いたヒト組織プラスミノゲン活
性化因子(以下、TPAと略記する)の産生法に係る。
更に詳しくは、本発明は6−アミノヘキサン酸、トラン
キサム酸或いはL−リジン等のω−アミノ酸を添加した
培地を用いることを特徴としたTPAの高度産生法(こ
係る。
TPAは血液中に存在するプラスミノゲンをプラスミン
に変換する作用を有し、種々の血栓症の治療薬として用
いられている。
(従来の技術) 1’ I’ Aの製造法として、本因子を生産する細胞
株を培養し、培養液から精製する方法がある〔D。
C3li jkenとり、Col Ien(1981年
〕ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー、
256巻、7o35頁〕。またTI’AのDNA配列に
5v4oの初期プロモーターを接続したDNA配列とジ
ヒドロ葉酸還元酵素をコードするDNA配列から成るブ
ラヌミドでct−t O(チャイニーズ ハムスター卵
巣)細胞を形質転換し、更にメントロキセートを含む培
地で遺伝子の増幅した細胞を選択し、その細胞を利用し
てT P Aを生産する方法が知られている(′I、シ
開昭59−42321)。カウフマンら(Kaufma
n。
IN、J、ら(1985年)モレキュラー・アンド・セ
ルラー・バイオロジー、5巻、1750i)は、同様な
方法によって得たTPAの高度産生CHO細胞が、自ら
分泌するT P Aによって培地中に含まれる血/i!
f成分であるプラスミノゲンからプラスミンを生成し、
更にこのプラスミンが細胞の形態変化、培養器壁からの
細胞の剥離を起すことを報告している。この細胞の形態
変化、培養器壁からの剥離は、培地にアプロチニン等の
プロテアーゼインヒビターを加えること、或いは培地に
加える血清からプラスミノゲンを除去することにより防
ぐことが可能であると報告している。
(発明が解決しようとする問題点) T P Aの産生細胞がTPAの作用によって生成した
プラスミンによって形態変化を起し、培養器壁から剥離
するということは、その細胞の生育が器壁への付着と強
い連関がある略合、細胞の生育の低下、T P A産生
能の低下、更には細胞の死滅へとつながっていく。
本発明者らは、TPA発現ベクターの導入によって高I
CCにT P Aを産生ずるようになった細胞が、培養
を&cし高密度に生育した時、細胞の形態変化、培養器
壁からの剥離及び生育の低下、史にはTPA生産性の低
下を起すことを観察した。これらのことはTI’Aの生
産−り大きな問題点である。
Kaufmanらはアプロチニンの培地への添加やプラ
スミノゲンを除去した血清を用いることにより、上記細
胞の形態変化や器壁からの剥=+1等の問題を解決しよ
うとしたが、アプロチニンは高価な物質でありまた血清
からプラスミノゲンを除去することは煩雑な操作が必要
である。
本発明者らは−F記問題点を解決する為に研究を行った
結果、プラスミノゲンのリジン結合部位に親和性を有す
るω−アミノ酸類(yioland。
13、L、ら(1978年)ザ・ジャーナル・オブ・バ
イオロジカル・ケミストリー、253巻、5395頁〕
を添加した培地を用いることにより、細胞の形態変化、
器壁からの剥離、TI’A生産性の低下を防ぐことを見
い出し、本発明に至った。
本発明によって産生されたTPAは精製の結果、一本箱
TPAであることが見い出された。このことはm−アミ
ノ酸類の培地への添加は、一本箱TI’Aの生産上にも
効果的な方法と推定される。
(問題点を解決するための手段) ’1’ P A高生産株の形態変化、培養器壁からの剥
離及びTPA生産性の低下の抑制の為に培地に添加する
0ノーアミノ酸は、4−アミツブクン酸、5−アミノペ
ンタン酸、6−アミノヘキサン酸、7−アミツブクン酸
、8−7ミノオクタン酸、トランキサム酸或いはL−リ
ジンが適切であるが、池にプラスミノゲンのフィブリン
結合部位と親和性を有するω−アミノ酸ならどのような
ω−アミノ酸でも良い。添加するω−アミノ酸の適切な
濃度は、それぞれのω−アミノ酸ごとに異なるが、細胞
の生育が保持できる濃度であればどのような濃度でも良
い。例えば6−アミノへキサン酸は0、0’ 5 m 
M乃至7QmMの終濃度を与えるように加えるのが好ま
しい。L −リジンは通常細胞の培養に用いられている
培地に含まれているが、それらの培坤に含まれている濃
度ではTPA高生産株のT P kの生産性の低下を抑
えることはできない。
従って、TPAの生産性の低下を抑制する為には、L−
’Jリジン培地に更に添加する必要がある。効果的なL
−リジンの添加量は終濃度10mM以上にあると思われ
る。
(17−アミノ酸はプラスミノゲンのリジン結合部位に
結合することにより、TPAの生産性の低下抑制効果を
発揮するが、別の作用を持つアプロチニン等のプロテア
ーゼインヒビターと併用することにより更にその効果を
高めることができる。またリジン−セファロース等で部
分的にプラスミノゲンを除いた血清を用いた培地に添加
すること番こよってもその添加効果を高めることができ
る。
1’ l’ Aの生産に用いる細胞は実施例に示したよ
うに、遺伝子組換えの手法を用いたT P A生産性形
質転換細胞のみならず、突然変異によってTI’Aの高
生産株になった細胞、ウィルスやウイルスD N A或
いは発癌遺伝子その他によって形質転換された細胞とそ
れらの親株細胞等、TPAを生産するどのような細胞で
も用いることができる。
実施例に示したように、ω−アミノ酸を添加した培地で
細胞を培養した結果産生されたTPAは、精製の結果、
−末鎖TPAであることが判明した。
このことはω−アミノ酸の培地への添加が一本鎖TPA
の生産に効果的であることを示している。
(実施例) 以下に実施例船こより本発明を説明する。
実施例1 ω−アミノ酸添加培地をこよるTI’Aの産生1”PA
c7)産生に用いた細胞は、CI(Odhfr−株(U
rlaub、Q、とChasin、L。
(1980年)プロシーデインダス・オブ・ザ・ナショ
ナル・アカデミ−・オプ・サイエンス・ニーニスニー、
77巻、4216頁〕をTPA発現ベクターT)SVe
I’A−1とI)SV2dh f r(Subrama
ni、 S、ら(1981年)モレキュラー・アンド・
セルラー・バイオロジー。
1巻、854頁〕でコトランスフエクションした細胞を
更を3100mMのメソトロ午セードを含む培地で選択
した細胞D013991である。
psVePA−1の構造とその形質1販換細胞の取得法
については特願昭60−152810に記述した。
T I)A生産株DO13991をω−アミノ酸、5%
牛脂児血rnを含むヌクレオシド含有M E Mα培地
(OI 1000社製)を用い、12穴マルチウエルプ
レート(4,5Cm/w e l I )に4XIO5
細胞/well/2cc培地で植えた。37°C4日間
培養後、毎1]培地を更新し更(こ3目間培養した。
各培養時の培地に含まれるTI’A活性と生細胞数彎 を測定した。表1に示したようにOf−アミン 添加し
ないコントロールに比べ、6−アミツヘキザン酸、トラ
ンキサム酸或いは高濃度のL −’Jリジン添加した培
地ではTPAの産生及び生細胞数のいずれもが高かった
尚TPA活性はプラスミノゲン含有フィブリン平板を用
いて測定した(Mackie、51.ら(1981年)
ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ヘマトロジー、4
7巻、77頁〕。活性はウロキナーゼ(ミドリ十字)の
活性に換算してユニットで示した。
C以下余白) 実施例2 ’I’ P Aの精製 T I) A生産株DO1399]を10ffBv[6
−アミノヘキサン酸、25U/Mtアプロチニン、5%
牛脂l/、4血清を含むヌクレオシド含有M E Mα
培地を用い培養し、培養液14を得た。亜鉛キレ−ティ
ングセファロース、C0nA−セファロース、リジン−
セファロース、七フアクリルS−200(以上ファルマ
シア社製)によるクロマトグラフィー(こよりTPAを
精製した。精製したT P Aを2−メルカプトエタノ
ールで還元後、5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳
動を行った結果、分子量65,000のバンドが検出さ
れ、精製されたT l)ノ〜が一本鎖TPAであること
が明らかとなつtこ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ω−アミノ酸を添加した培地で細胞を培養し、ヒ
    ト組織プラスミノゲン活性化因子を生成させることを特
    徴とするヒト組織プラスミノゲン活性化因子の産生法。
  2. (2)ω−アミノ酸が、L−リジン、4−アミノブタン
    酸、5−アミノペンタン酸、6−アミノヘキサン酸、7
    −アミノヘプタン酸、8−アミノオクタン酸或いはトラ
    ンキサム酸の何れかである特許請求の範囲第1項記載の
    産生法。
  3. (3)細胞が、ヒト組織プラスミノゲン活性化因子発現
    ベクターによつて形質転換された細胞である特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の産生法。
JP18116786A 1986-07-31 1986-07-31 ヒト組織プラスミノゲン活性化因子の産生法 Pending JPS6336782A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0369333A2 (de) * 1988-11-14 1990-05-23 BEHRINGWERKE Aktiengesellschaft Globaltest zur Erfassung der Hauptkomponenten des Fibrinolysesystems

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0369333A2 (de) * 1988-11-14 1990-05-23 BEHRINGWERKE Aktiengesellschaft Globaltest zur Erfassung der Hauptkomponenten des Fibrinolysesystems
EP0369333A3 (de) * 1988-11-14 1991-01-23 BEHRINGWERKE Aktiengesellschaft Globaltest zur Erfassung der Hauptkomponenten des Fibrinolysesystems

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