JPS633672B2 - - Google Patents
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- JPS633672B2 JPS633672B2 JP56171581A JP17158181A JPS633672B2 JP S633672 B2 JPS633672 B2 JP S633672B2 JP 56171581 A JP56171581 A JP 56171581A JP 17158181 A JP17158181 A JP 17158181A JP S633672 B2 JPS633672 B2 JP S633672B2
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- brown rice
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Landscapes
- Sorting Of Articles (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば前後並びに左右に傾けた選別板
を揺動駆動させて穀粒が選別板上を流下する間に
玄米・籾及び混合米とに穀粒を分離選別させる揺
動選別機の自動制御装置に関するものである。
を揺動駆動させて穀粒が選別板上を流下する間に
玄米・籾及び混合米とに穀粒を分離選別させる揺
動選別機の自動制御装置に関するものである。
従来、揺動選別装置における完全玄米取出しの
自動制御方法としては、例えば混合米中に含まれ
る籾量を検知する籾センサを玄米仕切板に設置
し、その籾センサの検出値を一定維持させるよう
に玄米仕切板を位置制御させることによつて、玄
米仕切板の玄米側より取出される完全玄米の精度
保持を図るものが既にある。
自動制御方法としては、例えば混合米中に含まれ
る籾量を検知する籾センサを玄米仕切板に設置
し、その籾センサの検出値を一定維持させるよう
に玄米仕切板を位置制御させることによつて、玄
米仕切板の玄米側より取出される完全玄米の精度
保持を図るものが既にある。
そして、この場合、籾センサは混合米の玄米側
(第6図境界範囲F部)に一般に設置されている。
(第6図境界範囲F部)に一般に設置されている。
ところで、この種揺動選別装置における連続運
転時には選別板面上の穀粒量は安定し、玄米・混
合米・籾の各層の分離域も一定の範囲を維持し安
定する。ところが穀粒の含水率の変化や脱率の
変化によつてこの各層の分離域も変化することに
なるが、この場合混合米中に含まれる籾の混入率
の極めて低い混合米の玄米側位置に籾センサを設
けるものであるから、多少の変化では仕切板は鋭
敏に反応せず選別板面上の穀粒の籾混入分布状態
が大きく変化しない限り仕切板の制御が行えない
欠点があつた。
転時には選別板面上の穀粒量は安定し、玄米・混
合米・籾の各層の分離域も一定の範囲を維持し安
定する。ところが穀粒の含水率の変化や脱率の
変化によつてこの各層の分離域も変化することに
なるが、この場合混合米中に含まれる籾の混入率
の極めて低い混合米の玄米側位置に籾センサを設
けるものであるから、多少の変化では仕切板は鋭
敏に反応せず選別板面上の穀粒の籾混入分布状態
が大きく変化しない限り仕切板の制御が行えない
欠点があつた。
本発明は上記の点を解消するようにしたもの
で、混合米中に含まれる籾の混入率の変化の激し
い混合米の籾側位置に穀粒センサを取付容易に設
け、これを籾仕切板に支持して玄米仕切板と一定
間隔を保持して一体制御することにより、籾混入
状態の変化に鋭敏に対応して玄米側より取出され
る完全玄米の精度保持を図ることができ、また選
別作業中穀粒の流下量の変化によつて選別板面上
の穀粒分布域が変化するとき、殊に玄米層と籾層
の間隔が変化するので、このような場合玄米仕切
板と籾仕切板との間隔を調節可能に連結したこと
により玄米層と籾層の間隔変化に玄米仕切板と籾
仕切板の間隔を適正に対応させて精度の高い選別
作業が行えて玄米側より取出される玄米精度保持
が図れるものである。
で、混合米中に含まれる籾の混入率の変化の激し
い混合米の籾側位置に穀粒センサを取付容易に設
け、これを籾仕切板に支持して玄米仕切板と一定
間隔を保持して一体制御することにより、籾混入
状態の変化に鋭敏に対応して玄米側より取出され
る完全玄米の精度保持を図ることができ、また選
別作業中穀粒の流下量の変化によつて選別板面上
の穀粒分布域が変化するとき、殊に玄米層と籾層
の間隔が変化するので、このような場合玄米仕切
板と籾仕切板との間隔を調節可能に連結したこと
により玄米層と籾層の間隔変化に玄米仕切板と籾
仕切板の間隔を適正に対応させて精度の高い選別
作業が行えて玄米側より取出される玄米精度保持
が図れるものである。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図は本発明に係る揺動選別機の全体概略側
面図、第2図は同拡大平面図であり、図中1は本
体機枠、2は前記機枠1に揺動自在に支持して穀
粒を玄米と籾とに選別する複数の選別板3を多段
に備えた揺動選別装置、4は籾摺り後の穀粒を貯
留する混合米タンク、5は前記タンク4の穀粒を
各選別板3に分配供給する供給タンク、6は選別
後の穀粒を排出させる排出樋であり、前記タンク
4より供給タンク5を介して各選別板3上に供給
される穀粒をその流下途中前記装置2の揺動運動
でもつて玄米と籾とに分離選別させて排出樋6を
介して配送シユート7に取出すように構成してい
る。
面図、第2図は同拡大平面図であり、図中1は本
体機枠、2は前記機枠1に揺動自在に支持して穀
粒を玄米と籾とに選別する複数の選別板3を多段
に備えた揺動選別装置、4は籾摺り後の穀粒を貯
留する混合米タンク、5は前記タンク4の穀粒を
各選別板3に分配供給する供給タンク、6は選別
後の穀粒を排出させる排出樋であり、前記タンク
4より供給タンク5を介して各選別板3上に供給
される穀粒をその流下途中前記装置2の揺動運動
でもつて玄米と籾とに分離選別させて排出樋6を
介して配送シユート7に取出すように構成してい
る。
第3図乃至第4図に示す如く、前記選別装置2
の各選別板3は枠体8に複数多段に設けたもの
で、該選別板3の上面は複数の凹形状の窪みを有
する抵抗粗面に形成し、前記機枠1の水平面に対
し前後(つまり第4図において左右)に傾斜角β
の流下角度を、また左右に傾斜角αの傾斜角度を
有するように形成していて、前記タンク4よりこ
れら選別板3の前後傾斜上端側に分配供給された
穀粒がこの傾斜下端側迄流下する間にその揺動運
動でもつて、選別板3の左揺動上り側に玄米層A
が、右揺動下り側に籾層Bが、また中間に混合米
層Cが分離偏集されて流下するように構成してい
る。
の各選別板3は枠体8に複数多段に設けたもの
で、該選別板3の上面は複数の凹形状の窪みを有
する抵抗粗面に形成し、前記機枠1の水平面に対
し前後(つまり第4図において左右)に傾斜角β
の流下角度を、また左右に傾斜角αの傾斜角度を
有するように形成していて、前記タンク4よりこ
れら選別板3の前後傾斜上端側に分配供給された
穀粒がこの傾斜下端側迄流下する間にその揺動運
動でもつて、選別板3の左揺動上り側に玄米層A
が、右揺動下り側に籾層Bが、また中間に混合米
層Cが分離偏集されて流下するように構成してい
る。
また前記選別板3の流下終端部には玄米層Aと
混合米層Cを分離させる玄米仕切板9および混合
米層Cと籾層Bを分離させる籾仕切板10をそれ
ぞれ配設し、玄米仕切板9によつて分離した玄米
群を各流下案内板11,12aを介して排出樋6
の玄米樋13に、また玄米仕切板9と籾仕切板1
0とで分離した混合米群を各流下案内板12b,
14aを介して排出樋6の混合米樋15に、さら
に籾仕切板10で分離した籾群を流下案内板14
bを介して排出樋6の籾樋16に落下させ、前記
配送シユート7に取出すように構成している。
混合米層Cを分離させる玄米仕切板9および混合
米層Cと籾層Bを分離させる籾仕切板10をそれ
ぞれ配設し、玄米仕切板9によつて分離した玄米
群を各流下案内板11,12aを介して排出樋6
の玄米樋13に、また玄米仕切板9と籾仕切板1
0とで分離した混合米群を各流下案内板12b,
14aを介して排出樋6の混合米樋15に、さら
に籾仕切板10で分離した籾群を流下案内板14
bを介して排出樋6の籾樋16に落下させ、前記
配送シユート7に取出すように構成している。
さらに、前記玄米及び籾仕切板9,10はそれ
ぞれの背部連結板17,18を、枠体8に連結固
定させる上下一対の同一ガイドロツド19,20
に各ガイド21………,22………を介して左右
摺動自在にに支持させると共に、これら連結板1
7,18を間隔調節用ボルト23及び長孔24を
介して間隔調節可能に一体連結させるように構成
している。
ぞれの背部連結板17,18を、枠体8に連結固
定させる上下一対の同一ガイドロツド19,20
に各ガイド21………,22………を介して左右
摺動自在にに支持させると共に、これら連結板1
7,18を間隔調節用ボルト23及び長孔24を
介して間隔調節可能に一体連結させるように構成
している。
第5図に示す如く、前記ボルト23は籾側連結
板18に固設するボルト結合部材25に進退自在
に螺着させる一方、長孔24を介して玄米側連結
板18外側に突出させるボルト23先端とこの連
結板17間に止めピン26及び座金27,28を
介してスプリング29を張設させて、常時はその
スプリング29のバネ力により玄米側連結板17
を籾側連結板18に圧接させ、これら連結板1
7,18の一体連結を図ると共に、前記ボルト2
3を結合部材25に進入させスプリング29の圧
接バネ力を弛めたとき、これら連結板17,18
相互の位置移動を自在とさせ、玄米及び籾仕切板
9,10間の間隔を調節可能とさせるように構成
している。
板18に固設するボルト結合部材25に進退自在
に螺着させる一方、長孔24を介して玄米側連結
板18外側に突出させるボルト23先端とこの連
結板17間に止めピン26及び座金27,28を
介してスプリング29を張設させて、常時はその
スプリング29のバネ力により玄米側連結板17
を籾側連結板18に圧接させ、これら連結板1
7,18の一体連結を図ると共に、前記ボルト2
3を結合部材25に進入させスプリング29の圧
接バネ力を弛めたとき、これら連結板17,18
相互の位置移動を自在とさせ、玄米及び籾仕切板
9,10間の間隔を調節可能とさせるように構成
している。
またさらに、前記玄米仕切板9は枠体8に装設
する仕切調節用モータ30に回転ネジ軸31及び
係合部材32を介して移動調節自在に支持させ
て、モータ30の正逆転駆動により玄米及び籾仕
切板9,10を左右に一体変位させるように構成
している。
する仕切調節用モータ30に回転ネジ軸31及び
係合部材32を介して移動調節自在に支持させ
て、モータ30の正逆転駆動により玄米及び籾仕
切板9,10を左右に一体変位させるように構成
している。
また、前記玄米仕切板9の玄米側下方の前記案
内板11と流下案内板33とで形成する落下案内
口34には前記玄米樋13及び混合米樋15に切
換え自在な開閉シヤツタ35を回転軸36を介し
て設けていて、この切換え操作をハンドル37或
いはソレノイド38で行うように構成している。
内板11と流下案内板33とで形成する落下案内
口34には前記玄米樋13及び混合米樋15に切
換え自在な開閉シヤツタ35を回転軸36を介し
て設けていて、この切換え操作をハンドル37或
いはソレノイド38で行うように構成している。
さらに、前記籾仕切板10の上端には固定取付
板39を介し混合米層Cでの籾検出のための穀粒
センサである光電籾センサ40を設置するもの
で、該センサ40は前記取付板39に長孔41及
びボルト42を介し左右移動調節自在に取付けら
れ、第6図に示す如く選別板3の穀粒流下出口位
置における籾混入率の変化の激しい境界範囲Eで
の穀粒分布板面上を照射させ、その反射光を受光
させて、玄米と籾との反射差より籾の混入量を検
出させるように構成している。
板39を介し混合米層Cでの籾検出のための穀粒
センサである光電籾センサ40を設置するもの
で、該センサ40は前記取付板39に長孔41及
びボルト42を介し左右移動調節自在に取付けら
れ、第6図に示す如く選別板3の穀粒流下出口位
置における籾混入率の変化の激しい境界範囲Eで
の穀粒分布板面上を照射させ、その反射光を受光
させて、玄米と籾との反射差より籾の混入量を検
出させるように構成している。
なお、第6図は横軸に選別板3の横巾Dを、ま
た縦軸に玄米及び籾の混入率をとつて示し、選別
板3の流下終端部における穀粒の選別分布状態を
表わしたものである。
た縦軸に玄米及び籾の混入率をとつて示し、選別
板3の流下終端部における穀粒の選別分布状態を
表わしたものである。
第7図は仕切板9,10の自動制御回路を示す
ものであり、前記籾センサ40をバツフア回路4
3及び基準光量調節器44を備える差動アンプ4
5を介して制御回路46に電気接続させると共
に、該制御回路46に正及び逆転駆動回路47,
48を介して前記モータ30を接続させて、前記
センサ40で検出する光量が籾の混入割合によつ
て増減に変化し前記調節器44で設定する基準光
量との間に光量差が生じたとき、前記制御回路4
6よりモータ30の正逆転信号を出力させ、適宜
モータ30を正逆転駆動させて前記調節器44の
基準光量とセンサ40の検出光量とを一致させる
状態に仕切板9,10の位置制御を行うように構
成している。
ものであり、前記籾センサ40をバツフア回路4
3及び基準光量調節器44を備える差動アンプ4
5を介して制御回路46に電気接続させると共
に、該制御回路46に正及び逆転駆動回路47,
48を介して前記モータ30を接続させて、前記
センサ40で検出する光量が籾の混入割合によつ
て増減に変化し前記調節器44で設定する基準光
量との間に光量差が生じたとき、前記制御回路4
6よりモータ30の正逆転信号を出力させ、適宜
モータ30を正逆転駆動させて前記調節器44の
基準光量とセンサ40の検出光量とを一致させる
状態に仕切板9,10の位置制御を行うように構
成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、今
前記供給タンク5を介して混合米タンク4より各
選別板3上に供給される籾摺り後の穀粒はその傾
斜角βに沿つての流下途中、選別板3の揺動運動
と選別板3の選別粗面によつて撹拌され、その比
重及び摩擦係数などの差異によつて傾斜角α上端
の揺上側に玄米層Aが、揺下側に籾層Bが、また
これら中間域に混合米層Cが偏集される状態に選
別される。これを流下終端に設ける前記仕切板
9,10で分離させそれぞれ取出すもので、この
玄米仕切板9の位置制御を前記センサ40で行う
ものである。
前記供給タンク5を介して混合米タンク4より各
選別板3上に供給される籾摺り後の穀粒はその傾
斜角βに沿つての流下途中、選別板3の揺動運動
と選別板3の選別粗面によつて撹拌され、その比
重及び摩擦係数などの差異によつて傾斜角α上端
の揺上側に玄米層Aが、揺下側に籾層Bが、また
これら中間域に混合米層Cが偏集される状態に選
別される。これを流下終端に設ける前記仕切板
9,10で分離させそれぞれ取出すもので、この
玄米仕切板9の位置制御を前記センサ40で行う
ものである。
つまり混合米における玄米と籾との光反射差は
籾の混入量に比例してその反射率も増大するた
め、前記センサ40位置での混合米に含まれる籾
量が通常より多くその籾混入率が一定基準値より
高くなつた場合には、前記センサ40での検出光
量も増大し、前記調節器44の基準光量との間に
光量差を起生させ、前記制御回路46より正転駆
動回路47を作動させる信号が出力される。この
結果、モータ30は正転し仕切板9,10は玄米
側に寄せられ、玄米側仕切巾Tが小に自動調節さ
れる。
籾の混入量に比例してその反射率も増大するた
め、前記センサ40位置での混合米に含まれる籾
量が通常より多くその籾混入率が一定基準値より
高くなつた場合には、前記センサ40での検出光
量も増大し、前記調節器44の基準光量との間に
光量差を起生させ、前記制御回路46より正転駆
動回路47を作動させる信号が出力される。この
結果、モータ30は正転し仕切板9,10は玄米
側に寄せられ、玄米側仕切巾Tが小に自動調節さ
れる。
一方、前述とは逆にこの混合米の籾混入率が基
準値より低く前記センサ40による検出光量も調
節器44の基準光量よりも小となつた場合、前記
制御回路46より逆転駆動回路48を作動させる
信号が出力され、前記仕切板9,10が籾側に寄
せられその玄米側仕切巾Tを大に自動調節して玄
米の取出量の適正増大が有効に図られるものであ
る。
準値より低く前記センサ40による検出光量も調
節器44の基準光量よりも小となつた場合、前記
制御回路46より逆転駆動回路48を作動させる
信号が出力され、前記仕切板9,10が籾側に寄
せられその玄米側仕切巾Tを大に自動調節して玄
米の取出量の適正増大が有効に図られるものであ
る。
そして斯る作業中、前記センサ40は選別板3
の流下終端部における籾の混入率の変化の激しい
境界範囲E内に設置するものであるから、選別作
業中穀粒の流下量の変化などによつて穀粒の分布
状態が僅かに変化した場合にでも、前記センサ4
0位置における籾の混入分布状態は大きく変化す
るので、これに基づいて仕切板9,10の位置制
御が行われる。この結果、選別精度が極めて向上
するものである。
の流下終端部における籾の混入率の変化の激しい
境界範囲E内に設置するものであるから、選別作
業中穀粒の流下量の変化などによつて穀粒の分布
状態が僅かに変化した場合にでも、前記センサ4
0位置における籾の混入分布状態は大きく変化す
るので、これに基づいて仕切板9,10の位置制
御が行われる。この結果、選別精度が極めて向上
するものである。
また、穀粒の品種など作業条件によつて籾仕切
板10と玄米仕切板9との間隔を予め適当間隔に
調節しておくことによつて、選別板3面上の籾混
入分布状態に変化が生じたとき(例えば第6図の
玄米及び籾の混合率曲線が左右位置ズレ)、玄米
仕切板9の移動と伴つて籾仕切板10も連動して
移動し、この籾仕切板10の籾側には適正状態の
籾群が分離されるものである。
板10と玄米仕切板9との間隔を予め適当間隔に
調節しておくことによつて、選別板3面上の籾混
入分布状態に変化が生じたとき(例えば第6図の
玄米及び籾の混合率曲線が左右位置ズレ)、玄米
仕切板9の移動と伴つて籾仕切板10も連動して
移動し、この籾仕切板10の籾側には適正状態の
籾群が分離されるものである。
第8図乃至第9図は前述実施例の他の変形構造
を示すもので、前述実施例においては籾仕切板1
0を間隔調節自在に連結する玄米仕切板9を仕切
調節用モータ30の回転ネジ軸31に連通連結さ
せる構成を示したが、該構成のものは仕切調節用
モータ30の回転ネジ軸31aを寸法長さ大に形
成し、該ネジ軸31aに係合部材32を介して前
記玄米仕切板9を連結支持させると共に、前記籾
仕切板10を移動子49を介して係脱自在にネジ
軸31aに連結支持させるように構成したもので
ある。
を示すもので、前述実施例においては籾仕切板1
0を間隔調節自在に連結する玄米仕切板9を仕切
調節用モータ30の回転ネジ軸31に連通連結さ
せる構成を示したが、該構成のものは仕切調節用
モータ30の回転ネジ軸31aを寸法長さ大に形
成し、該ネジ軸31aに係合部材32を介して前
記玄米仕切板9を連結支持させると共に、前記籾
仕切板10を移動子49を介して係脱自在にネジ
軸31aに連結支持させるように構成したもので
ある。
前記籾仕切板10はネジ軸31aに螺着する移
動子49に止メ輪50を介し左右横移動にのみ連
動させるよう遊転状に支持させたもので、籾仕切
板10に取付部材51及びガイド52を介して設
けるロツク軸53を前記移動子49の外側に複数
穿設する係合孔54………に係入させたとき、該
移動子49と籾仕切板10を一体連結状態とさせ
ると共に、前記ロツク軸53を係合孔54より脱
離させているとき移動子49の回転をフリーとさ
せるように構成している。
動子49に止メ輪50を介し左右横移動にのみ連
動させるよう遊転状に支持させたもので、籾仕切
板10に取付部材51及びガイド52を介して設
けるロツク軸53を前記移動子49の外側に複数
穿設する係合孔54………に係入させたとき、該
移動子49と籾仕切板10を一体連結状態とさせ
ると共に、前記ロツク軸53を係合孔54より脱
離させているとき移動子49の回転をフリーとさ
せるように構成している。
なお、前記取付部材51にはスプリング55を
介してノツチ用ポール56が埋設してあつて、該
ボール56をロツク軸53に形成する係脱切換用
ノツチ57,58に係入させ、その位置決めを図
るように構成している。
介してノツチ用ポール56が埋設してあつて、該
ボール56をロツク軸53に形成する係脱切換用
ノツチ57,58に係入させ、その位置決めを図
るように構成している。
而して該構成においては、前記移動子49の係
合孔54にロツク軸53を係入させている状態の
とき、前記ネジ軸31aの回転によつて籾仕切板
10と玄米仕切板9をともに左右に一体移動させ
ることができるとともに、前記ロツク軸53の係
入解除のとき移動子49のみをその位置でネジ軸
31aの回転時共回りさせ、玄米仕切板9のみを
横移動させ玄米仕切板9と籾仕切板10間の間隔
調節を行うことができるものである。なお、先に
述べた実施例においては穀粒センサ40として籾
を検出する籾センサの使用例を示したが玄米を検
出する玄米センサを用いても同様の効果を奏す
る。
合孔54にロツク軸53を係入させている状態の
とき、前記ネジ軸31aの回転によつて籾仕切板
10と玄米仕切板9をともに左右に一体移動させ
ることができるとともに、前記ロツク軸53の係
入解除のとき移動子49のみをその位置でネジ軸
31aの回転時共回りさせ、玄米仕切板9のみを
横移動させ玄米仕切板9と籾仕切板10間の間隔
調節を行うことができるものである。なお、先に
述べた実施例においては穀粒センサ40として籾
を検出する籾センサの使用例を示したが玄米を検
出する玄米センサを用いても同様の効果を奏す
る。
以上実施例に示す如く本発明は、揺動選別板3
で選別される穀粒を玄米と混合米並びに混合米と
籾とにそれぞれ分離させる玄米及び籾仕切板9,
10を備え、混合米層の籾側に設ける穀粒センサ
40によつてこれら玄米及び籾仕切板9,10を
一定間隔を保持して制御するものであるから、穀
粒の含水率の変化や脱率の変化によつて玄米・
混合米・籾の各層の分離域も変化するとき、混合
米中に含まれる籾の混入率の変化の激しい混合米
の籾側位置に容易に設ける穀粒センサ40でもつ
て鋭敏に対応して籾仕切板10と玄米仕切板99
を適正制御して玄米側より取出される完全玄米の
精度保持を図ることができ、また選別作業中穀粒
の流下量の変化によつて選別板3面上の穀粒分布
域が変化するとき、殊に玄米層と籾層の間隔が変
化するので、このようなときにも玄米仕切板9と
籾仕切板10との間隔を調節して玄米層と籾層の
間隔変化に適正に対応させることができて玄米側
より取出される玄米の精度保持が図れ、しかもこ
のような玄米仕切板の制御時一定間隔を保持して
籾仕切板も一体制御されることにより、籾側に取
出される籾中への玄米混入割合の増大を防止して
この籾側での籾の選別精度保持を図つて玄米ロス
の増大も防止させることができ、したがつて玄米
と籾の両方での選別精度保持が同時に図れるなど
の効果を奏する。
で選別される穀粒を玄米と混合米並びに混合米と
籾とにそれぞれ分離させる玄米及び籾仕切板9,
10を備え、混合米層の籾側に設ける穀粒センサ
40によつてこれら玄米及び籾仕切板9,10を
一定間隔を保持して制御するものであるから、穀
粒の含水率の変化や脱率の変化によつて玄米・
混合米・籾の各層の分離域も変化するとき、混合
米中に含まれる籾の混入率の変化の激しい混合米
の籾側位置に容易に設ける穀粒センサ40でもつ
て鋭敏に対応して籾仕切板10と玄米仕切板99
を適正制御して玄米側より取出される完全玄米の
精度保持を図ることができ、また選別作業中穀粒
の流下量の変化によつて選別板3面上の穀粒分布
域が変化するとき、殊に玄米層と籾層の間隔が変
化するので、このようなときにも玄米仕切板9と
籾仕切板10との間隔を調節して玄米層と籾層の
間隔変化に適正に対応させることができて玄米側
より取出される玄米の精度保持が図れ、しかもこ
のような玄米仕切板の制御時一定間隔を保持して
籾仕切板も一体制御されることにより、籾側に取
出される籾中への玄米混入割合の増大を防止して
この籾側での籾の選別精度保持を図つて玄米ロス
の増大も防止させることができ、したがつて玄米
と籾の両方での選別精度保持が同時に図れるなど
の効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す全体側面図、
第2図は同平面拡大図、第3図は要部の正面説明
図、第4図は要部の部分側面説明図、第5図は同
部分拡大説明図、第6図は玄米及び籾の混入分布
状態を示す表図、第7図は仕切板の制御回路図、
第8図乃至第9図は他の変形構造を示す説明図で
ある。 3……揺動選別板、9……玄米仕切板、10…
…籾仕切板、40……籾センサ。
第2図は同平面拡大図、第3図は要部の正面説明
図、第4図は要部の部分側面説明図、第5図は同
部分拡大説明図、第6図は玄米及び籾の混入分布
状態を示す表図、第7図は仕切板の制御回路図、
第8図乃至第9図は他の変形構造を示す説明図で
ある。 3……揺動選別板、9……玄米仕切板、10…
…籾仕切板、40……籾センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 揺動選別板で選別される穀粒を玄米と混合米
並びに混合米と籾とにそれぞれ分離させる玄米及
び籾仕切板を備え、混合米層の籾側に設ける穀粒
センサによつてこれら玄米及び籾仕切板を一定間
隔を保持して制御するように構成したことを特徴
とする揺動選別機の自動制御装置。 2 穀粒センサが籾仕切板に支持されている特許
請求の範囲第1項記載の自動制御装置。 3 玄米仕切板と籾仕切板とが間隔調節可能に連
結されている特許請求の範囲第1項記載の自動制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17158181A JPS5874175A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 揺動選別機の自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17158181A JPS5874175A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 揺動選別機の自動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5874175A JPS5874175A (ja) | 1983-05-04 |
JPS633672B2 true JPS633672B2 (ja) | 1988-01-25 |
Family
ID=15925800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17158181A Granted JPS5874175A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 揺動選別機の自動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5874175A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58137477A (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-15 | 井関農機株式会社 | 籾選別機における合流装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5581769A (en) * | 1978-12-16 | 1980-06-20 | Satake Eng Co Ltd | Automatic controller of oscillating cereal selecting disc |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP17158181A patent/JPS5874175A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5581769A (en) * | 1978-12-16 | 1980-06-20 | Satake Eng Co Ltd | Automatic controller of oscillating cereal selecting disc |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5874175A (ja) | 1983-05-04 |
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